2007年04月15日

トランの観光地で土石流、観光客23人が死亡

 14日13:30頃、トラン県ヤーン・ター・カーオ郡内の山間部にある二ヶ所の滝で、同日朝から降り始めた大雨によりほぼ同時に発生した土石流が観光客を飲み込むように押し流し、同日19:00までに23人(女12、男2、男児7、女児2)の死亡が確認されました。
 
 尚、死亡者の中に外国人の名前は確認されていないようです。

 土石流が発生したのはサーイルン滝とプライ・サワン滝の二ヶ所で、ソンクラーン休暇期間中だった事も手伝い多くの観光客が同地を訪れていたようです。

 また一部報道によると、付近に住んでいる住民が土石流が発生するおそれがあるとして観光客に滝へ行くのを留まるよう警告していたようですが、観光客側は警告に耳を貸さず滝に出かけていたようです。

 行方不明者の捜索に当たっている当局側は、10-20人前後が依然行方不明になっていると見て、同日19:00に一端打ち切った捜索作業を15日朝8:00頃から再開させる方針を明らかにしているようです。

参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=6620 (ビデオ)

* その後の報道によると、土石流はサーイルン滝、プライサワン滝の他にラムプローク滝でもほぼ同時に発生し、15日朝8:00前までに合計で36人の死亡が確認され、また親戚の証言等から確認できているだけで11人が依然行方不明になっているようです。

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南部情勢 (13-14日)

・13日21:00過ぎ、パッターニー県県都内で、携帯電話用の電波送信施設4箇所(報道により6箇所)が連続して放火。

・13日21:00過ぎ、パッターニー県県都内で、人数不明の一味がイスラム系の少年グループに向け銃を乱射し13歳と14歳の少年2人(報道により3人)が死亡し、13歳から15歳の少年3人が重傷。事件の発生を聞きつけ現場に集まった住民等が、現場検証の為に現場に現れた当局関係者に向かって事件は当局側による犯行であると指摘すると共に、地域内からの軍の撤退及び厳正な捜査を要求し抗議活動を展開し一時緊張状態に陥るも、最終的に県知事が住民等と直接交渉を行い、住民側は死亡した少年達の葬儀を済ました後の14日午後に再度抗議の為に現場に集合するとの言葉を残し一時散会。

・14日朝、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、約300人強の当局関係者がルォーソ・オーク地区の村内11箇所で集中強制家宅捜索を行い、RKKに関係していると見られる逮捕状が発行されている男1人を含む7人の容疑者の身柄を拘束すると共に銃器類や爆発物の原材料に使用可能な尿素系の肥料袋等を押収。容疑者を連行する際、主に女性・子供で構成された住民約300人が約1時間に渡って村道を塞ぎ容疑者の身柄解放を要求する抗議活動を行うが、最終的に当局側が、法に基づき事情聴取を行い、無実であると判明した場合は即釈放する事を約束した事を受け散会。また、住民が抗議活動を展開している際に、裏で住民を煽動していたと見られる人数不明の一味が、付近を通る鉄道の線路上に燃えたタイヤを放置。

 ネーションチャンネルによると、当局側が抗議に集まった住民に「何に抗議をする為に集まったのか?」と尋ねたところ、住民側から「わからない」との答えが返ってきたとのこと。

・14日10:00過ぎ、パッターニー県県都内で、前日夜半に少年2人が何者かに銃殺された事件が発生した地区内で住民約500人が幹線道路を封鎖し抗議活動を再開。住民側は、少年の銃殺に関与した当局関係者に対する厳格な法の執行及び地域内に展開する当局関係者の域外への撤退、被害者家族への充分な補償の提供を要求すると共に、これら要求事項の交渉の為にマスコミを立会人として第四地区国軍本部及び南部国境県行政統括センターと直接交渉の場を設定するよう要求。

 その後、パッターニー県県警察のソムヂット本部長は、少年2人が銃殺され3人が負傷を負った事件(その後14日夕方までに病院で治療を受けていた14歳の少年の死亡が確認され合計3人に)は、ほぼ同時刻に発生した携帯電話用の電波送信施設の連続放火事件の容疑者を負っていた軍側の発砲によるものだった事を認める。尚、本件に関してネーションのサイト等に掲載されたAFP電が、軍側が放火を阻止しようとした際に、少年グループ側が襲いかかってきた為に正当防衛の為に発砲し射殺したと報じているが、タイ国内報道ではソムヂット本部長の言として、当地に駐屯する第44レンジャー部隊の関係者が発砲したのは疑いようの無い事実であるとした上で、発砲は放火実行グループと錯誤して為された可能性が極めて高いとして、発砲した部隊軍関係者は法律に則り厳格に処罰を下すべきであるとの認識を示したと報じている。

 また、事件に遭遇した少年グループの1人は、市場からの帰りに、皆でふざけ会いながら歩いていたところ、突然近くを通った軍車両がスピードを落とし誰何をする事無く発砲してきたと証言。

 尚、住民による抗議活動は、最終的に県知事と地域リーダーを含む住民代表との間で行われた協議の席上で住民側の要求事項を預かり、直接協議実現に向け尽力する事を約束した事を受け散会。

 参考 ソンティ議長、組織側の目標は宗教戦争

・14日10:30前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、線路脇に潜んでいた人数不明の一味が、スンガイ・ゴーロック発ナコン・シー・タンマラート行きの鉄道車両に向け銃を乱射し、列車に乗車していた30歳のタイ国鉄職員と6歳の女児が負傷。その後、付近に駐屯していたレンジャー部隊と実行グループと見られる一味との間で約10分間の銃撃戦が発生。銃撃戦による人的被害は無し。当局側は、当日早朝に同郡内でRKKの関係者と見られる7人の容疑者が連行された事に対する報復との見方。

・14日14:00過ぎ、ナラーティワート県シーサコン郡内で、華人系住民が経営する雑貨店に客を装って現れた2人組が、応対に出た63歳の店主男性に向け銃を発砲し重傷を負わせる。

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タイ正月を祝う宴席が暗転、ヂャオプラヤー川で3人が溺死

 14日2:00頃、ヂャオプラヤー川に架かるプット橋脇の船着き場付近で、ソンクラーンを祝うために酒を飲み交わしていた際に川に転宅した男女2人及び救助の為に川に飛び込んだ男性1人が水死するという事故が発生しました。

 死亡したのは23歳(報道により22歳)の男性と16歳の職業訓練課程校に通う少女及び2人を救助する為に川に飛び込んだ20歳の男性で、調べによると、22歳の男性と16歳の少女が仲間5-6人と船着き場でソンクラーンを祝うために酒を飲み交わしていた際に、男性が兼ねてから気があった少女とじゃれ合っている内に少女が川に転落し、それを助ける為に男性が川に飛び込み2人とも川に流され溺死したようです。

 また、最初に川に転落した少女が一端船着き場に手をかけ上りかけた際に、23歳の男性が「オレのことを愛しているのならもう一回川に飛び込んでくれ」と叫びながら川に飛び込み、そうこうしている内に船着き場に手をかけていた少女の力が尽きて「もうだめ」との言葉を残して再度川に転落し、もみ合うように2人とも川に流されていったとの目撃情報もあるようです。

 尚、2人と一緒に酒を飲み交わしていた仲間5-6人は、事故発生後に現場から逃走し行方不明になっている為、事故に至った経緯について詳細な事情聴取を行う事ができない状況が続いているようです。

 一方、たまたま近くでソンクラーンを祝う宴会に参加中に事故を目撃し救助の為に川に飛び込み死亡した20歳の男性は、職業訓練課程校に通う傍ら学費捻出の為にコンピュータ関連会社でセールスの仕事に就いており、仲間内では勤勉で誰に対しても優しく思いやりの心を持つ人物として信頼を集めていたようです。

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