2007年04月16日

タ党暫定党首、ソンクラーン後に政府は反政府勢力の強力な攻撃に晒される

 タイ・ラック・タイ党のヂャートゥロン暫定党首は15日、ソンクラーン後に政府及び国家安全保障評議会は反クーデターを標榜する団体による過激な集会活動による脅威に確実に晒される事になると指摘した上で、過激な集会活動が経済・国民生活にも深刻な影響を与える恐れがあると警告しました。

 その上で、ヂャートゥロン暫定党首は、政府が公約に掲げた総選挙実現に取り組む姿勢を明確に見せている限りは、たとえ集会活動が激化しても政府・評議会の安定を揺るがす脅威には為り得ないとの認識を示した上で、むしろ政府と評議会の対立が安定を脅かす脅威に為り得ると皮肉混じりに指摘していました。

 一方、民主党のアピシット党首は15日、同様にソンクラーン後に反クーデターを標榜した団体による集会活動が激化するとの認識を示した上で、血の5月と同様な最悪の事態に発展する事を未然に防ぐためにも、政府・評議会側はクーデターを正当化する理由の一つに掲げた前政権がもたらした不正・汚職行為を始めとする問題の解決に対して取り組む姿勢を明確にみせると共に、反タクシン系団体、反クーデター団体及び真に民主主義の回復を要求している団体それぞれの発言により混乱している国民に対して、前政権が如何に法の正義を踏みにじり国家に損害をもたらしてきたかを知らしめる努力をすることが重要であると指摘していました。

 尚、親タクシン派色が強いPTVは、政府・評議会に対する攻撃を強化する方針を確認すると共に、27日に他の団体と共同でサナーム・ルワンで大規模な集会を開催し政権の屋台骨を揺るがす反政府勢力の伸張に繋げる方針を明らかにしているようです。

参考
防衛大臣、ソンクラーン後が正念場

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (14-15日)

・14日21:00前、ヤッラー県バンナンサター郡内で、イスラム系住民の住宅が放火されほぼ全焼。放火発生当時、家主等はパッターニー県内にある実家に所用の為に出かけていたため無人だった。

・タイ国鉄は15日朝、前日にナラーティワート県ルゥーソ郡内で、人数不明の一味が走行中の列車に向け銃を乱射し乗員乗客2人が負傷を負う事件が発生した事を受け、ヤッラー駅からスンガイ・ゴーロック駅間の列車の運行を15日朝から無期限に中止する方針を明らかに。運行再開時期に関しては、情勢を見極めて上で決定される見通し。

・15日12:00前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、人数不明の一味が、バイクで路上を走行中だった70歳の仏教系住民男性を射殺し、全身にガソリンをかけ火を放った上で、男性のバイクを盗み逃走。

・15日17:30前、ナラーティワート県シーサコン郡内で、小型トラックで現れた10人前後の男が二手に別れて地元行政機構の庁舎を臨時駐屯地として使用していたレンジャー部隊関係者に向け銃を乱射し、約15分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この銃撃戦でレンジャー部隊関係者1人が死亡し3人が負傷。

・15日20:00前、パッターニー県県都内にある食堂前に駐車してあったバイクに仕掛けてあったと見られる爆発物が爆発し、店内で食事中だった1人が負傷。

・15日、ヨンユット政府報道官は、スラユット首相が16日にヤッラー県を訪問し県都内で惨殺された仏教系女性の葬儀に列席するとの報道を否定。これは、スラユット首相が16日に行われる葬儀に列席する意向を表明し、その際に県都内中心部にある県庁舎前で抗議活動を展開している仏教系住民との間で直接協議が行われる見通しになったと伝えられていた事を受けたもの。

 尚、ヨンユット報道官によると、20日に予定されているマスコミ関係者を伴った南部視察訪問は予定通り行うとのこと。

 一方、座り込み抗議活動を展開している住民達は、16日に王室から下賜された花輪を飾るに相応しい寺院で女性の火葬を行う事に関しては原則的に合意しているものの、16日の火葬まで棺を県庁舎前に安置すると共に、政府・評議会側に対して融和策の放棄と厳格な手段による南部対策を中心とした要求事項の受け入れを要求する為の直接協議が実現するまで座り込み抗議活動を継続させる方針を確認。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

危険な7日間、4日間で236人の交通事故死亡者

 道路交通安全管制センターは15日午前、ソンクラーン期間(11日-17日)4日目となった14日までに2,821件の交通事故が発生し、236人の死亡者、3,182人の負傷者が確認された事を明らかにしました。

 また、4日間で死亡事故の発生件数が一番多かった県がローイ・エット県で、次いでコーン・ゲーン県という結果になっているようです。

 一方、事故原因に関しては飲酒運転が一番多く、以下スピードの出し過ぎ、無理な追い越しと続き、またバイクによる事故が一番多かったようです。

 尚、ソンクラーン期間中の危険な7日間の事故発生状況に関する詳細に関しては、道路交通安全管制センターのこちらのページが参考になると思います。 (10日間ベースですが昨年度の実績はこちら

 因みに、ページに掲載されている表は、左のコラムから日付、事故発生件数、死亡者(男、女、合計)、負傷者(男、女、合計)となっています。

 また、各県別での発生状況等の日付別詳細(タイ語)に関しては、こちらのページからダウンロードできるpdfファイル若しくはパワーポイント用ファイルで確認できます。

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ナコンサワンの寺院内で抗争、若者2人が死亡し3人が負傷

 15日16:30前、ナコンサワン県ノーンブワ郡内の寺院内で、折から開催されていたソンクラーンを祝う催事に参加していた若者同士の抗争事件が発生し、22歳と21歳の男性が死亡し16歳の少女及び31歳と46歳の男性が負傷を負うという事件が発生しました。

 調べによると、寺院内で盛大に行われていた女性ダンスグループを呼んだ盛大な催事の最中に、他の酔客に混じって踊り狂っていた被害者となった男性達のグループと兼ねてから対立関係にあった別のグループぶつかりあったことがきっかけで一触即発の事態になり、一端は警察が間に入って収まりかけたものの、それでも納得できなかった復讐心に燃えたもう一方のグループの関係者が物陰から銃を発砲したと見られているようです。

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スパンブリーで水掛に怒ったバイク運転手が住民男性を射殺

 15日16:30頃、スパンブリー県ソーン・ピーノーン郡内の路上で、ソンクラーンの水掛に興じていた35歳の住民男性が、水を掛けられた事に怒ったバイクの運転手に射殺されるという事件が発生しました。

 調べによると、男性は近所の住民と一緒にソンクラーンを祝うために路上脇から通行する車両等に向け水を掛けていた際に、たまたま現場を通った際に水を掛けられたバイクに乗った男との間で喧嘩となり、その後一端現場から立ち去っていた男が再びバイクで現場に戻ってきた際に男性に向け銃を発砲し殺害したようです。

 警察側は、目撃証言等から既に男の特定が終了していることから、逮捕は時間の問題との見方を示しているようです。

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13歳少女、強姦後口封じの為に殺害される

 15日未明、バンコク隣県のナコンパトム県サームプラーム郡内にある果樹園の用水池で、13歳少女の他殺体が発見されました。

 警察側は、少女が半裸状態だったこと、また体に激しく争った跡があることから、別の場所で強姦された上で口封じの為に殺害され用水池に遺棄されたと見て、少女の交友関係を中心に捜査を行っているとしているようです。

 少女の家族によると、少女が前日夕方過ぎに家族に一言も告げずに外出し行方不明になっていることから、ソンクラーンにかこつけて少女を誘い出した顔見知りの者が犯行に関与している疑いが強いとの見方がされているようです。

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