2007年04月27日

首相、総選挙後の前首相帰国の可能性は極めて薄い

 スラユット首相は26日、新憲法下で行われる総選挙後のタクシン前首相の帰国の可能性は極めて薄いとの認識を示しました。

 これは、有名コラムニスト11人を招いた昼食会の席上で語られたもので、スラユット首相は、総選挙が実施される頃にはタクシン前首相が絡む不正・汚職疑惑追求の舞台が法廷の場に移っており、仮に外部が前首相の帰国を受け入れる環境を整えたとしても前首相を取り巻く政治的な状況が帰国を困難なものにするだろうとの認識を示していました。

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商業会議所大、今期経済成長見通しを大幅に下方修正

 商業会議所大学は26日、不安定な政治情勢の影響を受けた景気の減速や原油高・バーツ高問題、消費の減速等を勘案し今期経済成長見通しを4.5%だった前回見通しに対して3.8%に下方修正。
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首相顧問、仏教国教化が分離主義組織側に新たな口実を与えるおそれ

 首相顧問のダートニデー・ワーバー氏は26日、仏教の国教化要求は南部国境三県域内に於ける一連の不穏な動きに関与している組織に、地域内の対立を煽る新たな口実を与え情勢を深刻化させることに繋がるおそれがあるとの認識を示した上で、来週行われる首相と国家安全保障評議会議長との協議の席上でこの懸念を伝える意向を明らかにしました。

 一方、26日午前に国会議事堂で開かれた国家憲法起草議会の会議に出席する途上で、仏教国教化を要求する団体代表から要求書を受け取ったスラユット首相は、代表に向かって政府側に意見を聴取する用意があるとした上で、話し合いにより理解を共有し一丸となって問題の解決に臨むことが重要であると説いていたようです。

 尚、25日に国会議事堂前で数千人規模の集会を開いた僧侶を含む仏教国教化を要求する団体は26日、要求実現まで規模を縮小して国会議事堂前で座り込み活動を展開する方針を明らかにしていました。

 また、タクシン政権とサンティ・アソーク教団を含む民主主義市民連合が対峙していた当時に政権・タイ・ラック・タイ党支持に回った事でも知られるタンマガーイ教団が、兼ねてから噂されていた通り25日までに正式に仏教国教化を要求する活動を支持する方針を明らかにしているようです。

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南部情勢 (25-26日)

・25日21:30前、パッターニー県ヤリン郡内で、路上の警戒作業にあたっていた軍用車両の通過に会わせ爆発物が爆発し、軍関係者4人が負傷。また、一部報道は爆発後に約5分間に渡り実行グループ側と銃撃戦が展開され、爆破と銃撃戦により2人の重傷者を含む11人が負傷を追ったと報じる。

・26日9:00前、パッターニー県パナーレ郡内で、学校の塀付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、警戒作業にあたっていた軍関係者3人(報道により2人)が負傷。

・26日10:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、前日に当局側によって包囲され散会させられた女性・子供で構成された約200人の住民が、屈強な若者グループの後方支援を受けながら再度路上を塞ぎ夜間外出禁止令の解除を求めた抗議活動を開始。一時、後方に控える若者グループを警戒し遠巻きに住民等の動向を監視していた当局側とのあいだで膠着状態を演じるが、最終的に夜間外出禁止令発令の影響で一味と無関係な一部住民の家屋への電力供給が止められ生活に不便を来していることが解除要求の理由の一つである事が判明し、当局側が住民側の要求を受け入れ善処する事を約束し住民側は昼までに散会。尚、一部報道は「蒸し暑く、また当局側が要求活動に関心を示さない」との理由で明日再度同じ場所に現れるとの言葉を残し自主的に散会と報じる。

・26日10:30過ぎ、ナラーティワート県バーヂョ郡内で、折から開催されていた凧揚げ合戦会場付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、会場の警備作業にあたっていた軍関係者4人が負傷。

情報当局は26日、一味側に106人の死亡者を出したグルーセモスク事件発生から3周年を迎える28日を中心に南部国境三県域内で大規模な破壊活動が計画されている恐れがあると警告。

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