2007年05月24日

警察大佐射殺事件の実行犯に逮捕状

 首都圏警察本部のアディソン本部長は23日午前、同本部第9分署に所属する副指揮官クラスの警察大佐が22日夜半に射殺され、更に一緒にいた一般市民等4人が死傷した事件に関与した容疑でチァン・マイ県出身のモントリー・セーンカム容疑者(40)に対する逮捕状を取得した事を明らかにしました。

 事件は22日22:00過ぎ、バンコクのバーン・クン・ティヤン区サメーダム地区ソーイ・エーカチャイ69内にある4階建ての商業用ビル前で、首都圏警察本部第9分署に所属するプラポン・ゲーンゴーソン警察大佐等がナンバーを付けていないBMWに乗った男に銃撃され、同警察大佐や運転手の上級巡査部長及び輸入電化製品等を扱う商店のオーナー女性が死亡し、警察中佐及びオーナー女性の夫(報道により弟)が負傷を負ったというもので、オーナー女性の夫の証言等から、当時警察大佐等と一緒にいながら難を逃れていたいたオーナー女性の妹の元夫で射撃の名手としても知られていたモントリー容疑者の名前が浮かび上がり今回の逮捕状発行となったようです。

 警察側は、元妻ながら子供の面倒を見るために依然モントリー容疑者と同居状態にあったオーナー女性の妹とプラポン警察大佐が4年前から交際していた事から、男女関係のもつれが犯行の背景にある可能性が高いとしているものの、同警察大佐が重要事件の捜査に関与しており、特にタクシン前首相爆殺未遂疑惑事件に関しては軍関係者の容疑者に対する事情聴取を担当していた事から、同警察大佐が関与している捜査案件絡み及び個人的な係争絡みの線も含めて捜査を展開しているとしているようです。

 一方、この事件の発生を受け国家警察本部のセーリーピスット本部長代行は23日朝、管下に対して全力を挙げて容疑者を逮捕するよう檄を飛ばすと共に、仮に容疑者が銃で反撃してきた場合は撃ち殺しても構わないと通達しているようです。

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ドーナツ工場経営者夫婦がピックアップに乗った集団に銃撃

 23日未明、ガーンヂャナブリー県タームワン郡内の路上で、小型トラックに乗った3人以上と見られる男が、小型トラックで製品の配送中だったドーナツ工場の経営者夫婦に向け銃を乱射し、妻(30)が死亡し夫(33)が重傷するという事件が発生しました。

 警察側は、商売絡みないしは男女関係絡みの両面から捜査を展開しているとしているようです。

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2007年05月23日

県庁舎を占拠するとの脅迫は単なる脅かしでしかない

 国家安全保障評議会のサプラン副事務局長(陸軍副司令官)は22日、タイ・ラック・タイ党の支持者が仮に同党に対して解党の判断が下された場合は地方県の県庁舎を占拠し抗議すると宣言していると伝えられている事に関して、単なる脅かしでしかないと語り、表向きには重大な問題ではないとの認識を示しました。

 しかし、30日に二大政党の両方または一方に対して解党の判断が下された場合、その後に情勢の激化が予想されている事に関しては、法の精神を超えた不適切な活動を行い情勢を煽動するような団体の活動の継続を認める事は出来ないとした上で、仮にその様な動きにでるような事があれば、それぞれのケースに応じて対策を講じることになると指摘していました。

 一方、国家警察本部のセーリーピスット本部長代行は22日、解党判断後の不穏な動きに備えて情報筋からの情報に基づき地方部で不穏な動きを計画していると見られる個人や団体に対する監視を強化している事を明らかにしていました。

 また、チァン・ラーイ県の警察当局は22日、動員された住民が、解党判断が下される30日に首都圏の情勢を煽動する目的でバンコクに向かう準備を進めているとの情報に基づき、管下の24の警察署に対して住民の不穏な動きに対する警戒を強化するよう指示した事を明らかにしていました。

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南部情勢 (20-22日)

・20日20:00前、パッターニー県サーイブリー郡内で、同一グループと見られる人数不明の一味が、郡内二ヶ所にある軍の臨時駐留地に向け銃を乱射。いずれも軍側に人的な被害は無し。

・21日未明、ヤッラー県ラーマン郡内で学校が放火されるが、幸い学校の警備作業にあたっていた村自警組織員が異音に気づき、住民と共同で消火作業にあたりボヤ程度で消し止められる。実行グループは、鋲を路上に撒きながら逃走。

・21日7:00から8:00に掛けて、ヤッラー県ラーマン郡内の複数の学校前に偽爆弾が放置されたり脅迫ビラが撒かれたりした事を受け、郡内の一部の学校が休校を決定。

・首相付き安全保障事項担当顧問のワッタナチャイ・チャーイムゥアンウォン大将は21日、インドネシアやカンボジアのイスラム教徒が南部に於ける不穏な動きに参加する為に訓練を受けていると報じられていることに関して、訓練を受けている者の国籍を含め当局側が握っている情報と異なっているとして報道を否定。

・22日6:30前、ヤッラー県県都内ラムマイ地区内で発生した44歳の保健事務所職員の男性(仏教徒)がバイクで路上を走行中に射殺された上でバイクと一緒に火を放たれた事件の現場検証の為に当局関係者が到着するのにあわせ、予め路上脇に仕掛けられていた爆発物が爆発し、当局関係者や受賞歴もあるフリー(報道によりタイム誌所属)のオーストラリア人カメラマンを含むマスコミ関係者等7人(同日昼のiTVニュースに基づくが報道により6人、11人、12人、13人と報じるものも)が負傷を負う。同日昼過ぎのiTVニュースによると、使用された爆発物の破壊力が弱かった事も手伝い負傷を負った7人は全員軽傷で既に治療を終え退院しているとのこと。

・22日朝、ヤッラー県県都内で、バイクで路上を走行中だった45歳の生ゴムの精錬所で働くブリラム系出身の男性(仏教徒)が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。

・22日13:30前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、小型トラックを運転していた45歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。男性は地区の元保健責任者で、また地域内に影響力を持つことでも知られていたガムナンだった弟は過去に一味側の襲撃により死亡していた。

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ポルノビデオ撮影に関与した5人に1年の実刑判決

 裁判所は22日、ポルノビデオの撮影に関与したとして逮捕、起訴されていた女1人を含む5人の被告に対して執行猶予の無い1年間の禁固刑を言い渡しました。

 5人は20日にポルノビデオを撮影していたとしてバンコクのワーントーンラーン区ソーイ・ラートプラーオ94内にある撮影スタジオとして使用していた家屋内で逮捕され、その後起訴されていたもので、女は出演女優のスカウトを担当し、その他の男4人は撮影担当やヘアーを含むスタイリストだったようです。

 裁判所側は、法定刑2年に対して5人が何れも起訴事実を認めている事が裁判の迅速な進行に貢献した事を情状酌量し1年に減刑する判決を下しました。

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囮捜査によりウズベキスタン人の女4人を売春で逮捕

 観光警察当局は22日未明、チョンブリー県内のパッタヤー地区内で23歳から31歳までのウズベキスタン人の女4人を売春容疑で逮捕しました。

 今回の逮捕は南パッタヤー地区内のウォーキングストリート上でウズベキスタン人の女が主に外国人観光客をターゲットに売春を持ちかけているとの情報に基づき行われた囮捜査により実現したもので、警察の協力者が逮捕された女の内の1人と2,000バーツで売買春を行う約束をし、ホテルの室内で女が金銭を受け取った時点で逮捕と相成り、その女の繋がりから残りの3人が逮捕されたようです。

 逮捕された女は警察に対して、約1ヶ月前からパッタヤー地区内のホテルやアパートに住みながら主に外国人旅行者相手に売春をやっており、一日あたり約1万バーツを稼いでいたと証言していたようです。

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2007年05月22日

ビル・ゲイツ氏がプーケットに人工島建設を計画?

 スィット観光・スポーツ大臣は21日、マイクロソフト社創設者にして世界一の億万長者としても知られるビル・ゲイツ氏がプーケット県沖合に人工島を建設する計画を明らかにしている事に関して、観光地としてのタイのイメージ向上に貢献するものであるとして計画を歓迎すると共に、人工島建設に投資する外国人投資家に対して便宜を提供する用意がある事を明らかにしました。

 この発言に先立って、実業家のグル・ラルヴァーニ氏が海外のメディアに対して、ゲイツ夫妻が4月末に54m長の大型ヨットでプーケットを訪問した際に、同地が気に入り、同地の沖合に世界の億万長者向けの宿泊施設や大型ヨットの停泊施設で構成された人工島を建設したい旨語っていた事を明らかにしていたようです。

 尚、現時点ではゲイツ氏から直接この計画について語られておらず、またゲイツ氏から計画に関する打診があったとされているプーケットのニラン県知事も記事を見て初めて知ったと語り打診があった事を否定しているようです。

参考
http://en.wikipedia.org/wiki/Gulu_Lalvani (Gulu Lalvani氏に関するWikiPedia記事)

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中道会派と道議主義会派が合流し中道主義会派に

 元タイ・ラック・タイ党ナム・ヨム派閥出身者が中心になって結成されたマッチマー会派リーダーのソムサック・テープスティン氏は21日、ソムキット・ヂャートゥシピタック氏系の道議主義会派と公式に合流した後に会派名を中道主義(マッチマーティパタイ)会派に変更する見通しになった事を明らかにしました。

 ソムキット氏を党首にした新党結党に向けた動きに絡んで、これまでにソムキット氏と元マハーチョン党党首のアネーク・ラオタンマタット氏、元民主党幹事長のプラディット・パトラプラシット氏(ペニシュラHやノボテル・バーンナー等のオーナー)、元バンコク知事のピヂット・ラッタグン氏等との間で合流に向けた話し合いが行われていた事が確認されているようです。

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EGAT系労組委員長の甥、爆発物への関与を否定

 バンコク内にあるアパートの室内で爆発物等が発見押収された事に絡んで、爆発物の持ち主とされていた男が21日朝警察に出頭し、発見された爆発物への関与を否定した上で、今後法廷の場で争う姿勢を見せました。

 出頭したのは、タイ電力発電公社首都圏現業労働組合委員長のピヤン・ヨンヌー氏の甥のソムポン・インンガーム容疑者で、ソムポン容疑者側は警察に対して5ヶ月前に爆発物が発見された部屋から引っ越しその後一度も戻ったことが無いと語り爆発物への関与を否定した上で、家賃不払いのまま、しかみ鍵を所持したままで部屋を出ていたにも拘わらずアパートのオーナーが家賃支払い督促等の為に自分を探していた形跡が見られないと語るなど、何らかの謀略に嵌められた事を言外に示唆する発言を繰り返していたようです。
 
 また、室内に民主主義市民連合のハチマキが置かれていた事に関しては、集会開催時に警備要員として参加した際に着用したものであると語り、自身の所有物である事を認める証言を行っているようです。

 この事件に関しては、当初爆発物はソムポン容疑者の所有物であると警察に証言していたと伝えられていた同容疑者の元恋人が、その後テレビ等の電話取材等でその様な証言をしていないと否定するに至っていました。

 また、ソムポン容疑者の叔父であるピヤン氏(当初ピヤラ氏と記していましたがピヤン氏が正しいようです)は、民主主義市民連合の警備責任者として公社系労組関係者の動員に関与した他、昨年原告勝訴の判決が下された電力発電公社民営化差し止め訴訟で中心的な役割を演じていた事でも知られていました。

参考
PTV、爆発物はクーデター勢力と連合との"合作”を裏付けるもの
アパートで発見された爆発物に絡み男に逮捕状、連合との関係も取り沙汰
ヂャランサニット53内のアパートでパワージェルを使用した爆発物が回収

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移民警察、前首相電撃帰国の噂を受けチァン・セーン郡内に於ける警戒を強化

 29日にタクシン前首相がミャンマーを経由してチァン・ラーイ県チァン・セーン郡内から電撃帰国するとの噂が広まっている事を受け、同郡の移民警察当局が国境検問所を通過しない「密入国」に備え警戒態勢を強化した事が明らかになっています。

 尚、本件に関してチャート・タイ党のバンハーン党首は21日、タイ・ラック・タイ党の解党の是非に関する判断が下されのに先立って、裁判所側にプレッシャーをかける目的で流されたデマでしかないとの認識を示していました。

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検問所係官に暴行を振るった容疑で灰色政治家の息子(しかも市長)に対して出頭令状

 首都圏警察マッカサン署は21日午前、タイを代表する大物灰色政治家の一人としても知られるワッタナー・アサワヘーム氏(国務副大臣経験者)の息子でサムットプラーガーン県県都行政組織の首長でもあるチャナサワット・アサワヘーム氏に対して、飲酒運転の検問作業中だった警察官に対して暴行を振るった容疑で出頭令状を発行した事を明らかにしました。

 問題となった事件は、20日2:00頃(報道により19日夜半)、モデル1人を含む女性3人を乗せBMWを運転していたチャナサワット氏が、飲酒運転検査の為にペッブリー通り上に設置されていた検問所係官の制止要請を振り切ると共に、車のウィンドウで係官の手を挟み付近にある自動車ショールーム前まで車で引きずった上で、そこで係官に暴行を振るったとされるもので、マッカサン署側によると今後3回の令状による出頭要請にチャナサワット氏が応じなかった場合は、逮捕状の発行もあり得るとのこと。

参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=7278 (ビデオ、但し初期報道) http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=7282  (ビデオ、最新報道)

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2007年05月21日

前首相が29日にゴールデントライアングル周辺から密帰国?

 嘗て反クーデター、反国家安全保障評議会を標榜していた事もあるテームーヂン・ネットワーク代表のチャナーパット・ナ・ナコン氏は20日、タクシン前首相が29日にゴールデントライアングル周辺から密帰国を計画している恐れがあるとして、政府及び国家安全保障評議会に対して、密帰国に備え万全の体制を整えておくべきであると警告しました。

 この情報に関しては、先にスラユット首相が単なるデマであると切り捨てていました。

 チャナーパット氏によると、この情報はタイ・ラック・タイ党内にいる情報提供者からもたらされたもので、情報によるとタクシン前首相は29日にミャンマーを経由してチァン・ラーイ県チァン・セーン郡内に密帰国することを計画しており、その際チァン・ラーイ県を地盤とする同党幹部のヨンユット・ティヤパイラット氏やソンクラーム・ギットルットパイロート氏(学歴詐称疑惑がありながら何故か一審で実刑判決が下されている前選挙委員会委員により不問にされた事でも知られる人)等の一行が出迎え、そこで大々的に帰国宣言を行った上で、バンコクへの上京を目指すと見られているようです。

 チャナーパット氏によると、密帰国の背景に政府や国家安全保障評議会側に自らを逮捕させる機会をつくる事により、支持派の大衆を扇動し情勢を激化させたいとの思惑があると考えられているようです。

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前首相が証拠隠滅工作の為に民間企業と共謀し証人を脅迫

 テームーヂン・ネットワーク代表のチャナーパット・ナ・ナコン氏は20日、タクシン前首相が自らが絡む不正・汚職疑惑の証拠隠滅を図るために、(スワンナプーム新国際空港建設が絡む不正疑惑で逆風化に晒されている)イタリアン・タイ社やキングパワー社と共謀して、証拠を握っている民間企業や官僚に脅迫を掛けている疑いがあることを明らかにしました。

 チャナーパット氏によると、これは脅迫を受けている民間企業関係者や省庁の中級クラスにの職員筋からもたらされた情報で、今週中に裏付け証拠を国家安全保障評議会のソンティ議長に提出する予定であるとのこと。

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ISOC顧問、政府・評議会の対話路線に異議

 国内治安維持作戦司令本部顧問のパンロップ・ピンマニー大将は20日、個人的な見解であると断った上で、スラユット首相や国家安全保障評議会のソンティ議長が南部に於ける一連の不穏な動きに関係している分離主義組織関係者と協議を行う方針を明らかにしている事に対して、分離主義の存在を公的に認め、同時にイスラム諸国会議機構側も組織の存在を公的に認める事につながり組織側を利するだけであるとして反対の意向を明らかにしました。

 一方、先にゲリラ戦を仕掛けている分離主義組織側に対して当局側は不利な状況におかれているとの認識を示していたワンロップ大将は、今後の南部対策方針に関しては、地域住民と当局間の協調関係の創成に尽力すると共に、目には目を歯には歯をの戦略に依らない手段による組織の壊滅を目指していきたいと語っていました。

 また、組織側がワンロップ大将の復帰は情勢激化の起爆剤であると記したビラを撒いている事に関しては、あくまで自分に対して不満を持っている組織側の見解でしかなく、いずれにしても自信の現場復帰が情勢激化には繋がり得ないとの認識を示していました。

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南部情勢 (19-20日)

・19日19:00過ぎ、パッターニー県マーヨー都内で、バイクで路上を走行中だった52歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。

・19日夜半、ヤッラー県ヤッハー郡内で、バイク二台に分乗した四人組の男がイスラム系住民宅に押し入り、室内でイスラムの礼拝中だった24歳の男性に向け銃を乱射し殺害。

・20日7:30前、ヤッラー県ガーバン郡内で、バイクの二人乗りで路上を走行中だった51歳と17歳の仏教系住民母子が、バイクに乗った二人組に銃撃され母親が重傷を負い、息子が死亡。

・20日14:00前、パッターニー県ノーンヂック郡内で、王室プロジェクト傘下の用水路建設現場で作業の為にバックホーを運転していた37歳の男性が、林の中に潜んでいた人数不明の一味に射殺された上で、遺体に火を放たれる。

・20日夕方、ナラーティワート県ウェーン郡中心部にある市場内に仕掛けられていた2発の爆発物がほぼ同時に爆発し、初期報道段階で20人前後が負傷。

・20日19:00過ぎ、ナラーティワート県タークバイ郡内で、バイクの二人乗りで路上を走行していた47歳と13歳のイスラム系住民父子が、バイクに乗った二人組に銃撃され父親が重傷を負い、息子が負傷。

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2007年05月20日

ICT省、前首相の再出演が予定されている反クーデター系団体サイトへの規制方針を協議

 シッティチャイ情報通信技術大臣は19日、タクシン前首相が再度反クーデター系団体の独裁制に反対する土曜日の人々が開設しているサイト上で提供されているオンライン放送に再出演する事に関して、サイトに対する遮断措置を講じる事に関する是非を含めた協議を来週中にスラユット首相と行う方針であることを明らかにしました。

 これは、先に独裁制に反対する土曜日の人々の幹部であるスットチャイ・ブンチャイ氏が、来週中に同団体が開設しているサイト上で提供しているオンライン放送にタクシン前首相が出演する事になった事を明らかにした事を受けたもので、シッティチャイ大臣によると、首相との協議の席上でオンライン放送やタクシン前首相が出演することが法令に抵触しないか、若しくは同サイトに対してアクセス遮断措置を講じるべきかについて協議が行われる見通しであるとのこと。

 因みに、独裁制に反対する土曜日の人々は、19日16:00現在当局側によってアクセス遮断措置が講じられていると見られるsaturdayvoice.com(www.を頭に追加してアクセス、アクセス不能な場合はFirefoxのadd-onであるPh-Proxy等が使用しているプロキシーサイトを経由する等の方法で見ることは可能)の他に補助用にsaturdayvoice.blogspot.comやsaturdayvoice.no-ip.info(いずれもそのままコピーしてアクセスが可能)を開設しているようです。

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南部情勢 (18-19日)

・18日6:30過ぎ、ヤッラー県ヤッハー郡内で、人数不明の一味が小型トラックで通学路の安全確認作業を行っていた村長・副村長(何れもイスラム教徒)に向け銃を乱射し、約5分間(報道により10分間)に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この銃撃戦の際に村長の首元を一味側が撃った銃弾がかすり村長が軽傷を負う。

・18日18:30過ぎ、ナラーティワート県インゴー郡内で、市場に向かうために夫人(38)を助手席に乗せ車を運転していた警察爆発物処理班に所属する警察官(39)が、小型トラックに乗った3人以上と見られる一味に銃撃され警察官が死亡し夫人が重傷。

・18日閉会したパキスタンのイスラマバートで開かれていたイスラム諸国会議機構外相会議の席上で、タイ国境三県域内に於ける情勢は宗教的な問題による物ではなく政治、経済、社会面に於ける問題が背景にあるとした上で、平和的な手段を旨としたタイ政府側の対策方針を支持する決定が行われる。

・19日3:00過ぎ、ヤッラー県県都内にある治水灌漑局の資材倉庫が放火され全焼。放火された資材倉庫はパッターニー県の治水灌漑局に所属。

・19日朝、ヤッラー県県都内中心部の複数箇所で爆発物と見せかけた不審物が発見されると共に、爆発物を仕掛けたとする複数の脅迫電話が掛けられる。警察側は、一味側が不審物を放置し当局側を引き寄せた上で別に仕掛けた爆発物を爆発させる、ないしは不審物に紛れて本物の爆発物を仕掛けている恐れがあるとして周囲の警戒を強化うすると共に県都内中心部に入る車両やバイクに対する検問を強化。

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マレーシア領海内でアチェの海賊がタイ人漁船乗組員を人質に身代金を要求

 17日にサトゥーン県沖合のリーペ島から約50海里離れたマレーシア領海内で、インドネシアのアチェ州内に拠点を置くと見られる武装した海賊がマレーシア船籍の漁船を乗っ取り、タイ人乗組員6-7人を人質に200万バーツの身代金の支払いを要求している事が明らかになっています。

 これは、サトゥーン県の海上警察当局が19日明らかにしたもので、乗っ取られた漁船にはタイ人だけが乗船していたようです。

 この事態を受けサトゥーン県の海上警察側は、マレーシアの海上警察当局と連絡を取り救援策を検討中であるとしているようです。

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2007年05月19日

防衛大臣、前首相の生インタビュー放送は単なる嫌疑逃れの為の悪あがき

 ブンロート防衛大臣は18日朝、先にタクシン前首相の生インタビューがコミュニティーラジオ局等を通して放送された事に関して、己に掛けられている嫌疑から逃れるための悪あがきでしかないとの認識を示しました。

 ブンロート防衛大臣は発言の中で、生インタビュー放送は、現在もたれている嫌疑や自らが設立したタイ・ラック・タイ党に対する解党の判断時期が近づいている事から逃れたい為の悪あがきでしかないと切り捨てた上で、今後二大政党に対する解党の判断が明らかになる31日に向けた不穏な動きがあり得、最悪の場合はクーデターが発生した昨年9月19日以前の情勢に戻る恐れがあるとして、その様な不穏な動きに惑わされることなく日頃から理性に基づいて判断し行動するよう国民に呼びかけていました。

 尚、タクシン前首相の電話インタビューは、これまでに87.75Mhzだけでなく、タクシー運転手団体系の92.75Mhzや表向きにはタクシン前首相に対する支持を明確にしていない反クーデター系団体の独裁制に反対する土曜日の人々が開設するサイトを通して放送されていた事が明らかになっており、18日には92.75Mhzに強制査察が入り閉局措置が取られているようです。

 反政府系のコミュニティーラジオ局に対する弾圧に関しては、電波メディアをほぼ支配下に置いていたタクシン政権時代にも、違法に強力な電波を送信していたタクシン前首相の実妹系のコミュニティーラジオ局を放置する一方で、当時一般電波から閉め出されていたアピシット民主党党首の政見放送やチューウィット・ガモンウィシット氏の番組等を放送していたTPI系のコミュニティーラジオ局が度々強制捜索を受けた後に「違法に強力な電波を送信していた」との理由で当局側から閉局措置が下されるという事がありましたが、どうも現政権側は旧政権勢力側が仕掛けているゲームにまんまと嵌められクーデター以前の状況に持って行かされようとしている様な気がしないでもないです。

 因みに、前政権時代に反政府系のコミュニティーラジオ局の弾圧を指揮したのはタクシン前首相に決別宣言をし現在道議主義会派に合流しているスラナン・ウェーッチャーチーワ氏。

 一方、大衆民主主義キャンペーンのスリヤサイ事務局長(民主主義市民連合調整役)は18日、タクシン前首相の電話生インタビュー放送は、国内情勢を煽動するために旧政権勢力側が大衆動員を図っている前兆であると警告していました。

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前首相支持派団体幹部、チァン・マイで身柄を拘束

 18日午前、チァン・マイ県県都内で、クーデターの背後関係を暴くと題された冊子を配布したとして、タクシン前首相・タイ・ラック・タイ党支持を明確にしている反クーデター派の団体ピーラープ・カーオの幹部であるリッティグライ・チャイヤワンナサーン氏ら3人(報道により4人)の幹部が軍・警察側に拘束され基地に連行されました。

 ピラープ・カーオ側は、19日に地域リーダーとのセミナーに出席する為にスラユット首相が同地を訪問するのに合わせターペー門前での集会の開催を計画していたもので、集会の準備を強硬に進めようとしていた団体側の代表と、無許可開催であるとする行政当局や軍側とを交えた協議が行われている最中に、団体関係者約20人が「軍が国民の言論の自由を奪っている」と大声で騒ぎ始めると共に、クーデターの背後関係を暴くとする「ハイ・タクシン」と題された冊子の配布活動を始めたために、今回の身柄拘束となったようです。

 また、一部報道によると、当初ピラープ・カーオ側は集会開催の許可を取っていたものの、その後県都の行政当局側が同日にターペー門前でコンサートが行われるとして許可を取り消した事が騒動の発端だったようです。

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