2007年05月05日

ラーチャブリーでワニさん騒動

 4日午前ラーチャブリー県県都内中心部で、一生懸命交差点を渡ろうとしている全長1メートル弱のワニが発見され、一時付近一帯が交通渋滞になるという騒ぎになりました。

 騒動が発生した地域周辺ではワニの養殖が盛んに行われており、捕獲され飼い主が現れるまで当局側の監視下に置かれることになった件のワニは、雨による増水により養殖池から逃げだし新たな水源地を求めて彷徨っていたのではないかと見られているようです。

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2007年05月04日

ソンティ議長、2日以内に前首相絡みの不正案件が法廷の場に

 国家安全保障評議会のソンティ議長は3日、旧政権関係者が絡む不正・汚職案件の解明作業を進めている国家毀損行為調査特別委員会が向こう2日以内にタクシン前首相が絡む不正・汚職疑惑案件を法廷の場に持ち込む見通しになった事を明らかにしました。

 尚、法廷の場に持ち込まれる見通しになった汚職案件の詳細に関しては明らかにされていません。

 因みに、この発言は、タイ・ラック・タイ党元ウドンターニー県選出下院議員のティーラチャイ・セーンゲーオ氏が、東北部上部地区のサトウキビ農家の総意として、年末に「既に政界からの引退を表明している」タクシン前首相を同地区のサトウキビ農家協会の協会長に推挙する方針を明らかにした事に対してコメントを求められた際に語らえたもので、言外に「どうせ汚職を追及され金輪際帰国できなくなる身になるのだから、せいぜい今の内に悪あがきをしておけばいい」との強気のメッセージが込められていたようです。

* 注意:タイ語の正式名称に基づいて「国家毀損行為調査特別委員会」という名称で記していますが、英字2紙及び在タイを含む日本語報道の殆どが旧称の「資産調査委員会」という名称を用いています。但し、英字2紙が同委員会名の表現に異なった英単語を使用していることから、同委員会の正式な英字名称が依然資産調査委員会のままなのかは不明です。

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旧野党3党、8日に新憲法原案に対する共同見解をまとめる方針

 民主党のオンアート報道官は3日、8日午前に旧野党連合の民主党、チャート・タイ党及びマハーチョン党の党首等を交えた合同協議を行い、新憲法原案に対するする3党の共同見解をまとめる見通しになった事を明らかにしました。

 これは、政府側が8日午後に44の政党代表を招致して憲法原案に関する意見のヒアリングを行う方針を決定した事を受けたもの。

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バンハーン氏、前首相のFC買収話はイメージ作りの為のジョークと断定

 チャート・タイ党のバンハーン党首は3日、タクシン前首相が本気でイギリスのサッカーチーム"マンチェスター・シティー”の買収に動いていると報じられていることに関して、本当に金を持っている者なら赤字に泣いている様なチームを買収して、更に己に負担をかける事になるような話には乗らないと指摘した上で、前首相の買収話はマスコミを利用してイメージ作りをする為の単なるジョークであると断定しました。

 また、タクシン前首相がタイ・ゴルフ協会の会長就任を引き受けた事に関しては、5月末にタイ・ラック・タイ党に対する解党判断が下される他、旧政権関係者が絡む不正・汚職疑惑の追及が法廷の場に舞台を移す事が予想されている事に対する反動が会長職の引き受け及びタイ・ラック・タイ党関係者による強力なロビーの背景にあるのではないかとの考えを示していました。

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前首相ゴルフ協会長就任の裏に人一番強い家族愛?

 公共保健省精神衛生局のソムチャーイ局長は3日、先にタクシン前首相がタイ・プロゴルフ協会会長の職を受け入れたと報じられていることに関して、裏に政治絡み、莫大な資産絡み及び家族絡みの三つの思惑があったのではないかとの考えを示した上で、特に家族愛が強い前首相にとって夫人や子供達がタイ国内で不正疑惑追及の矢面に立たされている事が耐えられないが為に、早期の帰国実現の為にあらゆる手段を講じているのでは無いかとの考えを示しました。

 これは、タクシン前首相が会長就任を受け入れた事に対して、精神科医に診て貰うべきであるという指摘が為されている事を受け、ソムチャーイ局長が一精神科医の立場で今回の動きについて分析・コメントしたもので、ソムチャーイ局長は前首相が会長職を引き受けるとう尋常では無い行為はこれら3つの思惑が絡み合った「心の病」によるもので、一日も早く滞在先の精神科医に相談するべきであると指摘していました。

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南部情勢 (2-3日)

・1日昼過ぎ、パッターニー県ノーンヂック郡内在住の主に女性と子供で構成された住民約50人が県都内にある県イスラム教委員会事務所を訪れ、1日午前に同日早朝逮捕された男の釈放を要求する為の座り込み抗議活動を村道の入り口付近で行った際に、強制退去の為に周りを取り囲んだ軍関係者ともみ合いになり9歳の男児を始めとする20人の住民が負傷を負った他、25歳の住民女性をインカユット司令本部に連行する為に不当に身柄を一時拘束したとして、関係した軍関係者に対して法律に則った処罰を講じるよう訴える。

・2日20:00過ぎ、パッターニー県ノーンヂック郡内で、路上脇に潜んでいた3人組がバイクで路上を走行中だった50歳の元副村長(イスラム教徒)に向け銃を発砲し、応戦した元副村長と撃ち合いを演じた後に逃走。この撃ち合いで副村長が負傷。また、3人組の内少なくとも1人が副村長の応戦で負傷を負ったと見られるが捕捉には至らず。

・3日昼前、パッターニー県県都内中心部で、県都警察署所属の警察官が昼食を終え署に戻るために車に乗り込んだところで、小型トラックに乗った人数不明の一味に銃撃され負傷。尚、負傷を負った警察官及び一緒にいた警察官2人とも、ヤッリン郡内のエビ養殖場オーナーから用心棒代を巻き上げるなど日頃から悪名高い事で知られていたことから、個人的な恨みの可能性も捨て切れない。

・3日昼過ぎ、ヤッラー県ターントー郡内で、郡庁で開かれた月例会議への出席を終え帰宅の為にバイクで路上を走行中だった35歳の村長(イスラム教徒)が、小型トラックに乗った3人以上と見られる一味に銃撃され重傷。

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2007年05月03日

ソンティ議長が前首相に対抗してボクシング協会長ポストに意欲?

 国家安全保障評議会のソンティ議長は2日、(タクシン前首相に対抗して)ボクシング協会会長の座を狙っているのかとの記者団の質問に対して、当然自分がなるべきであると満面の笑顔で受け答えをしていたようです。

 但し、その場に居合わせた記者等によると、当時ソンティ議長は異様に機嫌がよく、恐らく記者団へのリップサービスの一貫でギャグをかましたのでは無いかとの見方が支配的なようです。

* 確かスラユット首相が陸軍司令官に就任する前に司令官だったチェッター・タナーヂャーロー大将が長年ボクシング協会の会長を務めていたと記憶してますので、もしかするとボクシング協会の会長には軍の元高級幹部が就任するという仕来りがあるのかもしれません。

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首相、南部を対象とした刑減免法の制定を支持

 スラユット首相は2日、南部国境三県内に於ける一連の不穏な動きに関与した者に対して更生・社会復帰を促し、域内に於ける和解推進に資する事を主眼に制定の提案がされている、南部を対象とした刑減免法の制定案に支持を表明した上で、既に第四地区国軍本部及び国内治安維持司令本部第四地区支所に対して刑減免法の制定を視野に詰めの検討を行うよう指示した事を明らかにしました。

 スラユット首相によると、現在来タイ中のイスラム諸国会議機構事務総長からも刑減免法の制定案に支持を得られているとのこと。

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南部情勢 (1-2日)

・1日18:00過ぎから20:00前にかけて、パッターニー県マーヨー郡内で学校及び保健所職員用住宅が連続して放火されいずれも全焼。人的な被害は無し。

・1日21:00前、ナラーティワート県インゴー郡内で、53歳のイスラム系住民男性が、自宅に押し入った2人以上と見られる一味に銃撃され死亡。

・2日0:00過ぎ、ソンクラー県サバーヨーイ郡内で、バイクに乗った二人組が自宅前にいたボランティア保健員の36歳のイスラム系住民男性に向け小型榴弾を投げ込むが、標的がはずれ男性は無傷。事件が発生したピヤン地区は、レンジャー部隊に対する銃乱射事件及び私立イスラム教学校に対する襲撃事件が連続して発生し、一時イスラム系住民が路上を封鎖しレンジャー部隊の撤退と私立イスラム教学校襲撃事件に関する中立的な捜査を要求する座り込み抗議活動を展開していた。

・2日14:00過ぎ、ヤッラー県ヤッハー郡内で、人数不明の一味が路上の警戒作業にあたっていたレンジャー部隊関係者を乗せた車両の通過に会わせ爆発物を爆破させた上で銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この爆破・銃撃戦でレンジャー部隊関係者3人が負傷。

・2日19:30頃、ナラーティワート県ランゲ郡内で、人数不明の一味が軍の駐留地付近にある自宅に所用で出かけていた軍関係者に向け銃を乱射し殺害した上で、応援に駆けつけた軍関係者の到着に会わせ爆発物を爆発させると共に約7分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この爆破・銃撃戦で軍関係者7人が負傷。

・2日、ヤッラー県県警察本部は、前日に同県グロンピナン郡内で幹部クラスと見られる者を含む10人強の容疑者が逮捕された事に対する復讐攻撃が計画されている恐れがあるとして、学校や保健所を始めとする県内の公共施設に対する警戒態勢を強化するよう指示。

・武器庫襲撃強奪・学校連続爆破が発生した2004年1月4日から今年4月30日までの間に、南部国境三県及び県境を接するソンクラー県4郡内で延べ166回の学校放火が発生(ヤッラー40、パッターニー56、ナラーティワート68、ソンクラー2)し、また71人の教師が一味側の襲撃の犠牲者になり、更に長期休みに入った今年3月16日以降にパッターニー県内で16ヶ所の学校が放火された他、合計で32ヶ所の学校が放火されていた事が明らかに。

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パトゥムワン区事務所、スリ団に警戒を

 バンコクのパトゥムワン区事務所は2日、ショッピングセンター等が集中する同区内でスリ団によるスリ被害が多数報告されているとして、日頃から持ち物等に対する警戒を怠らないよう呼びかけました。

 今回の警告は、特にセントラル・ワールド・プラザ前のバス停利用者から、スリ団による犯行と見られるスリ被害の報告が多数寄せられている事を受けたもので、区事務所側は既に所轄署の協力を得て主要な地点に於ける警戒を強化しているものの、一時的に警戒が緩くなる機会を利用して犯行に及び可能性があることから、日頃から各個人が持ち物に対する警戒を怠らない事が重要であると呼びかけていました。

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ヂャトゥヂャック市場で火災、10軒前後の商店が焼失

 2日11:00頃、ヂャトゥヂャック市場内にある商店から火災が発生し、消防自動車3台を投入して消火作業にあたり昼過ぎまでに消し止められました。

 この火災により10軒前後の商店が焼失したようですが、初期報道段階では人的な被害は確認されていないようです。

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2007年05月02日

今度は前首相がタイ・プロゴルファー協会会長に

 国家安全保障評議会のソンティ議長は1日、タクシン前首相がタイ・プロゴルファー協会の会長候補に選出されたと報じられていることに関して、奇妙且つ滑稽な話であるとした上で、おそらく同協会への最大出資者であるタクシン一族系のタイコム財団が何らかの形で今回の選出に関与しているのではないかとの認識を示すと共に、この選出に関与した者達は、己のいかれた精神を直すために精神科医に見て貰うべきであると指摘しました。

 タクシン前首相がタイ・プロゴルファー協会の会長に選出されたとの情報は、同前首相のゴルフ仲間で元タイ・ラック・タイ党副幹事長(元運輸大臣等)のポンサック・ラクタポンパイサーン氏によって明らかにされたもので、タイ・ラック・タイ党報道官のシター・ティワーリー氏は1日に、同前首相が協会長に選出された事を確認した上で、今回の候補者推挙や選出に党側は一切関与していない事を強調していました。

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民主党、前首相に対抗する為のPR会社との契約に反対

 民主党のアピシット党首は1日、先にスラユット首相がアメリカの企業を雇って政府攻撃に出たタクシン前首相に対抗する為にアメリカのPR会社と契約を締結する方針であることを明らかにした事に対して反対の意向を表明しました。

 発言の中でアピシット党首は、政府側が旧政権側の思惑に嵌められタクシン前首相に対する対抗措置を講じる事に固執する事は、国内対立の激化や、国際社会に新たな誤解をもたらす事に繋がる恐れがある指摘した上で、むしろ既存の外交チャンネル等を有効に活用して前首相によって国際社会にもたらされた誤解の払拭に注力するべきであると指摘していました。

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南部情勢 (1日)

・30日21:00前、ヤッラー県バンナンサター郡内で学校が放火され全焼。同郡内は21:00から翌4:00までの夜間外出禁止令が発令中。

・ナラーティワート県の警察当局は30日夜半、スンガイ・ゴーロック郡内2ヶ所の民家で強制家宅捜索を行い、麻薬密売容疑で2人のイスラム系住民の男を逮捕すると共に、麻薬や銃器類複数点を押収。逮捕された2人は何れも県内の大物麻薬密売エージェントと見られており、警察側は今後麻薬や銃器類の入手経路等の追及だけでなく南部に於ける一連の不安な動きへの資金提供面を含めた関与に関しても捜査を広げる方針。

・1日未明、パッターニー県ノーンヂック郡内で、一連の不穏な動きに関与した容疑で前日に逮捕された男の釈放を要求する主に女性・子供で構成された住民約100人が郡警察署前の路上を塞ぎ抗議活動を開始。最終的に郡警察の指揮官が、逮捕された男が関与していない事が確認され次第身柄を釈放する事を約束し、住民側は9:00過ぎまでに散会。

・1日7:30前、ヤッラー県グロンピナン郡内で、バイクに乗った二人組がガソリンスタンで給油中だった仏教系住民一家に向け銃を発砲し、39歳の男性が死亡し、73歳の男性の実母、4歳と3歳の男性の娘及び18歳のガソリンスタンド従業員が負傷。

・1日8:30過ぎ、パッターニー県ノーンヂック郡内で、乗り合いバス用の待合いサーラー付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、サーラー内で休憩中だった軍関係者2人が負傷。

・1日10:00前、ヤッラー県ターントー郡内で、人数不明の一味が幹線道路上に鋲を撒くと共に、回収作業に現れた当局関係者を狙い携帯電話による遠隔起爆式の爆発物をしかける。幸い爆発物を発見した当局関係者側が一時避難中に爆発が発生した為人的な被害は無し。

・1日午後、ナラーティワート県ランゲ郡内で、バイクで路上を走行中だった24歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。男性は、殺人未遂の容疑で昨年12月に逮捕状が発行されていた。

・1日午後、ナラーティワート県インゴー郡内で、バイクに乗った二人組が郡警察署前に設置されていた検問所に向け銃を乱射し、警察官1人が重傷。(初期報道段階では、人数不明の一味が郡警察署に向け銃を乱射し警察官1人が重傷。)

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トーンローでミャンマー人使用人が恋人と共謀して家主宅に強盗

 1日昼過ぎ、都内ワッタナー区ソーイ・トーンロー21内にある民家に強盗が押し入り、35歳の女主人に模造拳銃を突きつけた上で現金5,000バーツや携帯電話等を強奪し逃走するという事件が発生しました。

 尚、初期報道段階では、単独の強盗が居直って家主に拳銃を突きつけ屋内に籠城したと報じるものがありました。

 強盗に抵抗した際に刃物で切りつけられ負傷を負った、薬剤師でもある女主人によると、事件発生直前に友人の紹介で3日前に雇ったばかりの20歳くらいのミャンマー人の使用人が外からお腹が痛いと叫んだため、薬を準備して家の鍵をあけたところで30歳位の女の恋人に押し入られたようです。

 尚、二人組は、家主が隙を見て二回に逃げ込んだ後に逃走しているようです。

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2007年05月01日

首相、対外広報強化の為に米系企業と契約を締結する必要性を認識

 スラユット首相は30日行われた定例記者会見の席上で、アメリカを始めとする友好国にタイ国内の政治情勢やタクシン前首相の動向に関する正しい情報を広報する為に、アメリカ系の民間企業と契約を締結する必要があるとの認識を示しました。

 これは、先にタクシン前首相がアメリカ系のコンサルタント会社と契約を締結し政府及び国家安全保障評議会の攻撃に動いていると報じられ、また当該コンサルタント会社代表が代表を兼ねるNGO"USA for Innovation"名でタイ政府の特許侵害を非難する意見広告がワシントン・ポスト紙に掲載されたことについて質問された際に語られたもので、スラユット首相によると既に外務省側が月20万米ドル、3ヶ月契約ベースでアメリカ系の企業と契約を締結する方向で動いているとのこと。

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労働省、1日に全ての労働者・従業員に有給休暇を与えるよう通達

 アパイ労働大臣は、全ての事業主に対して労働の日である5月1日に全従業員に有給休暇を与えるよう通達しました。

 また、ホテルや飲食店等の従業員を当日休ませる事が出来ない業種の事業者は、代休での対応ないしは休日出勤手当の支給が義務づけられる事になっているようです。

 尚、通達に従わなかった事業主に対しては、6ヶ月の禁固及び10万バーツの罰金の両方または何れかが科せられる事になるようです。

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南部情勢 (30日)

30日朝、パッターニー県ノーンヂック郡内(報道によりコークポー郡内)の路上で、殺害された上で首を切断された30歳(報道により40歳)の仏教系住民男性の遺体と甥の14歳の少年の遺体が発見。遺体は何れも手足を縛られタイヤと共に火を放たれていた。実行犯は、切断した男性の頭部を約50m(報道により5Km)離れた学校前に放置すると共に、学校の入り口付近に爆発物4-5個を仕掛け逃走。発見された爆発物は、同日正午現在安全処理作業中。

・30日10:00過ぎ、パッターニー県ノーンヂック郡内在住の住民を中心とした女性・子供・若者男性で構成された住民約300人が同県県都内にある県イスラム委員会事務所前に集まり、ウェードゥーラーメー・マミンヂ委員長(兼国家立法議会議員)に対して、職を賭けて情勢掌握に努めるよう要求すると共に、視察で同地を訪れるイスラム諸国会議機構(OIC)の事務総長等に現状を正しく伝え、可能であれば直接地域の住民と意見交換をする機会をつくるよう要求。住民等は、域内で発生したモスク襲撃や聖職者暗殺、イスラム系住民の殺害等の多くが当局側による犯行であると主張。最終的に委員長側が、委員長の権限を越えるものであるとして、情勢の掌握に関しては政府・当局側に要求するべき事項であると説明。またOIC関連に関しては、権限外ではあるものの可能な限り関係者に現状を伝え、ないしは直接住民との対話を持つよう要請に努める事を約束し、13:00前までに住民側は自主散会。

・30日正午過ぎ、ナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡中心部で、華人系男性経営の食堂前で缶入り飲料の容器を利用した小型の爆発物が爆発し、店員のミャンマー人女性1人が軽傷。店主によると、食堂内で食事をし、おつりを受け取らずに店を出て行ったバイクに乗った二人組がテーブルの上に置いていったカバンの中から爆発物状の物が発見され、大急ぎで店外の石製の座席に置いたところで爆発したとの由。

・30日18:30前、ナラーティワート県ランゲ郡内で、車で路上を走行中だった38歳のタムボン行政機構評議会議長(イスラム教徒)が、小型トラックに乗った人数不明の一味の銃撃を受け重傷。

30日20:30頃、パッターニー県県都内中心部にある市場内の眼鏡店付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、34人が負傷を負い、内危篤状態の2人を含む14人が重傷(報道により26人が負傷を負い、内1人のチァン・マイ県出身の男子大生が搬送先の病院で死亡)。爆発発生前に、バイク2台に分乗して現れた20歳から25歳の若者グループが眼鏡店正面のイスラム系食堂前に不審物を置いて逃走するのが目撃される。

・タイ観光庁南第一事務所は30日、南部国境三県域内に於ける不穏な動きを忌諱したシンガポール、マレーシア及びインドネシアからの到着旅客減の影響を受け、サトゥーン県及びソンクラーン県の第一四半期に於ける観光収入が前年同期比で10%減少した事を明らかに。

・スラユット首相は30日行われた定例記者会見の場で、南部国境三県域内の電力供給を補うと共に域内経済の活性化を期す為に風力発電施設をパッターニー県内に建設する計画があることを明らかにした上で、既に天然資源エネルギー省及び旧公社のPTT社に対してフィジビリティー調査を行うよう指示した事を明らかに。

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韓国で労働者宿舎から出火、タイ人労働者3人が焼死

 30日朝、韓国東海岸のガンウォーン県内で、コンテナーを改造した労働者宿舎から火災が発生し、タイ時間同日昼までに3人のタイ人労働者の死亡が確認されました。

 同日昼過ぎのTITVニュースによると、死亡した3人は何れも不法に韓国国内で就労していたと見られ、同日昼現在依然身元の確認が取れていないようです。

 外務省によると、現在韓国国内には約20万人のタイ人労働者が働いており、内合法的に就労しているのは僅かに2,000人程度しかいないと見られているようです。また、タイ人労働者の多くが、韓国人の働き手がいない危険ないしは不潔・汚い環境での職に就いていると見られているようです。

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