2007年05月04日

ソンティ議長、2日以内に前首相絡みの不正案件が法廷の場に

 国家安全保障評議会のソンティ議長は3日、旧政権関係者が絡む不正・汚職案件の解明作業を進めている国家毀損行為調査特別委員会が向こう2日以内にタクシン前首相が絡む不正・汚職疑惑案件を法廷の場に持ち込む見通しになった事を明らかにしました。

 尚、法廷の場に持ち込まれる見通しになった汚職案件の詳細に関しては明らかにされていません。

 因みに、この発言は、タイ・ラック・タイ党元ウドンターニー県選出下院議員のティーラチャイ・セーンゲーオ氏が、東北部上部地区のサトウキビ農家の総意として、年末に「既に政界からの引退を表明している」タクシン前首相を同地区のサトウキビ農家協会の協会長に推挙する方針を明らかにした事に対してコメントを求められた際に語らえたもので、言外に「どうせ汚職を追及され金輪際帰国できなくなる身になるのだから、せいぜい今の内に悪あがきをしておけばいい」との強気のメッセージが込められていたようです。

* 注意:タイ語の正式名称に基づいて「国家毀損行為調査特別委員会」という名称で記していますが、英字2紙及び在タイを含む日本語報道の殆どが旧称の「資産調査委員会」という名称を用いています。但し、英字2紙が同委員会名の表現に異なった英単語を使用していることから、同委員会の正式な英字名称が依然資産調査委員会のままなのかは不明です。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

旧野党3党、8日に新憲法原案に対する共同見解をまとめる方針

 民主党のオンアート報道官は3日、8日午前に旧野党連合の民主党、チャート・タイ党及びマハーチョン党の党首等を交えた合同協議を行い、新憲法原案に対するする3党の共同見解をまとめる見通しになった事を明らかにしました。

 これは、政府側が8日午後に44の政党代表を招致して憲法原案に関する意見のヒアリングを行う方針を決定した事を受けたもの。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンハーン氏、前首相のFC買収話はイメージ作りの為のジョークと断定

 チャート・タイ党のバンハーン党首は3日、タクシン前首相が本気でイギリスのサッカーチーム"マンチェスター・シティー”の買収に動いていると報じられていることに関して、本当に金を持っている者なら赤字に泣いている様なチームを買収して、更に己に負担をかける事になるような話には乗らないと指摘した上で、前首相の買収話はマスコミを利用してイメージ作りをする為の単なるジョークであると断定しました。

 また、タクシン前首相がタイ・ゴルフ協会の会長就任を引き受けた事に関しては、5月末にタイ・ラック・タイ党に対する解党判断が下される他、旧政権関係者が絡む不正・汚職疑惑の追及が法廷の場に舞台を移す事が予想されている事に対する反動が会長職の引き受け及びタイ・ラック・タイ党関係者による強力なロビーの背景にあるのではないかとの考えを示していました。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前首相ゴルフ協会長就任の裏に人一番強い家族愛?

 公共保健省精神衛生局のソムチャーイ局長は3日、先にタクシン前首相がタイ・プロゴルフ協会会長の職を受け入れたと報じられていることに関して、裏に政治絡み、莫大な資産絡み及び家族絡みの三つの思惑があったのではないかとの考えを示した上で、特に家族愛が強い前首相にとって夫人や子供達がタイ国内で不正疑惑追及の矢面に立たされている事が耐えられないが為に、早期の帰国実現の為にあらゆる手段を講じているのでは無いかとの考えを示しました。

 これは、タクシン前首相が会長就任を受け入れた事に対して、精神科医に診て貰うべきであるという指摘が為されている事を受け、ソムチャーイ局長が一精神科医の立場で今回の動きについて分析・コメントしたもので、ソムチャーイ局長は前首相が会長職を引き受けるとう尋常では無い行為はこれら3つの思惑が絡み合った「心の病」によるもので、一日も早く滞在先の精神科医に相談するべきであると指摘していました。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (2-3日)

・1日昼過ぎ、パッターニー県ノーンヂック郡内在住の主に女性と子供で構成された住民約50人が県都内にある県イスラム教委員会事務所を訪れ、1日午前に同日早朝逮捕された男の釈放を要求する為の座り込み抗議活動を村道の入り口付近で行った際に、強制退去の為に周りを取り囲んだ軍関係者ともみ合いになり9歳の男児を始めとする20人の住民が負傷を負った他、25歳の住民女性をインカユット司令本部に連行する為に不当に身柄を一時拘束したとして、関係した軍関係者に対して法律に則った処罰を講じるよう訴える。

・2日20:00過ぎ、パッターニー県ノーンヂック郡内で、路上脇に潜んでいた3人組がバイクで路上を走行中だった50歳の元副村長(イスラム教徒)に向け銃を発砲し、応戦した元副村長と撃ち合いを演じた後に逃走。この撃ち合いで副村長が負傷。また、3人組の内少なくとも1人が副村長の応戦で負傷を負ったと見られるが捕捉には至らず。

・3日昼前、パッターニー県県都内中心部で、県都警察署所属の警察官が昼食を終え署に戻るために車に乗り込んだところで、小型トラックに乗った人数不明の一味に銃撃され負傷。尚、負傷を負った警察官及び一緒にいた警察官2人とも、ヤッリン郡内のエビ養殖場オーナーから用心棒代を巻き上げるなど日頃から悪名高い事で知られていたことから、個人的な恨みの可能性も捨て切れない。

・3日昼過ぎ、ヤッラー県ターントー郡内で、郡庁で開かれた月例会議への出席を終え帰宅の為にバイクで路上を走行中だった35歳の村長(イスラム教徒)が、小型トラックに乗った3人以上と見られる一味に銃撃され重傷。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。