2007年05月07日

PTV、31日に最大規模の集会を開催

 タイ・ラック・タイ党の元幹部党員が中心になって設立したPTVは6日開かれた市民集会の場で、二大政党に対する解党の是非に関する判断が憲法裁判所側から公にされる日の翌日である5月31日にサナーム・ルワン全体を覆い尽くす参加者を得た最大規模の集会を開催する方針を明らかにしました。

 PTV代表のティラ・ムクシカポン氏によると、この方針発表には集会締め出しの為に6月1日から整備の名目でサナーム・ルワンを一時閉鎖する方針を明らかにしたバンコクのアピラック知事に対する当てつけ的側面もあり、当日に全体を覆い尽くす参加者が得られた場合はアピラック知事に対して己の不明を恥じて即刻辞任するよう勧告するとのこと。

 また、仮にサナーム・ルワンを覆い尽くす参加者を得ることが出来なかった場合は、今後の集会活動を中止させる方針であるとの由。

 尚、情勢を煽動し当局側との衝突を誘発させる事を目的とした地方住民の首都圏への送り込みが旧政権関係者によって画策されているとの指摘と今回の方針発表との関係は不明。

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首都圏住民の90%以上が早期の国内正常化実現を切望

 ABACポールが首都圏在住の2,979人を対象に行った意識調査で、73.6%の回答者が政治関連のニュースに飽き飽きしていると回答し、更に92.4%の回答者が早期の国内正常化、挙国一致体制の実現を望んでいると回答すると共に、51.5%の回答者が正常化早期実現の為にもタクシン前首相は政治的な動きを止めるべきであると回答していた事が明らかになっています。

 また、5月末までに情勢が最悪の方向に向かうと指摘されている事に関しては、43.6%の回答者がわからないと回答し、42.5%が起こりえないと回答するという結果になっていたようです。

 一方、タクシン前首相の帰国に関しては、24.2%の回答者が依然情勢が不安定である、国内対立を煽る恐れがある等の理由をあげ帰国するべきではないと回答、22.7%が当面帰国を見合わせるべきと回答する一方で、15.8%の回答者が帰国するべきであると回答していたようです。

 また政党解党審理関連に関しては、タイ・ラック・タイ党の党員である回答者の内58.4%、民主党の党員である回答者の内54.5%が、仮に解党命令が下された場合は現在所属している政党の意思を引き継ぐ政党の支持に回ると回答していた事が明らかになっています。

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バンコク内に於ける警戒態勢を強化

 6日午前、5日21:00過ぎにバンコク内ドゥシット区ラーチャウィティー通り沿いにある公衆電話付近に仕掛けられていた爆発物が爆発するという事件が発生した事を受け、警察、軍及びバンコク行政当局を交えた三者協議が行われ、軍、警察及びバンコク管轄下の行政警察と共同でバンコク内84ヶ所に検問所を設置する他、深夜から未明にかけて重要施設等に於ける警戒態勢を強化する事で合意に至りました。

 また、並行してバンコクのアピラック知事は、バンコク内50区に対して警戒態勢を強化するよう指示した事を明らかにしました。

 一方、爆発事件に関しては、使用された爆発物はプレーム公邸前やプーヂャッガーン紙社屋、ルムピニー公園前電話ボックス、最近では4月に発生したメジャー・ラーチャヨーティン前公衆電話ボックスで発生した爆破事件に使用されたものと同様に破壊力よりも音響効果を狙った性状の物が使用されているものの、起爆方式が過去の爆破事件と異なっている事が確認されているようです。

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PTVが6日の爆破に関する有用な情報を所持、但し占いによると?

 国家安全保障評議会のソンティ議長は6日、5日21:00過ぎにバンコク内で発生した爆破事件と軍部や、首都圏で爆破事件が計画されているとするサプラン副事務局長の発言とは無関係であるとの認識を示した上で、占いではタイ・ラック・タイ党の元幹部党員が中心になって設立したPTVから爆破に関するより多くの情報が得られるとの結果がでているとして、マスコミに対して同様な質問をPTVに対して行うよう語りかけました。

 また、ソンティ議長は、情勢が最悪の事態にまで発展すると指摘されている5月中に、国家毀損行為調査特別委員会側から重要な訴追が為される事を始めとした、社会の目を惹く良い話が目白押しであると強気の発言を繰り返していました。

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南部情勢 (5-6日)

・5日深夜、ナラーティワート県ヂャネ郡内で、二人組の男がイスラム系住民の家に押し入り、一家に向け銃を乱射し、29歳の父親が死亡し4歳の息子が重傷。事件が発生した家では2日に義弟の軍関係者が同様な手口で殺害される事件が発生していることから、同一グループによる口封じの為の犯行との見方。

・6日6:30過ぎ、ヤッラー県ヤッハー郡内で、任務を終え臨時駐留地に戻る途上にあった30歳のレンジャー部隊員が、雑貨店前の椅子に座っていた二人組の男に銃撃され死亡。死亡したレンジャー部隊員は、仲間と一緒に徒歩で駐留地に戻る途中で、買い物の為に仲間と別れ雑貨店にむかっていたもので、目撃証言によると雑貨店前に置かれた椅子に座っていた男二人組が一端店に入って拳銃を取り出した上で銃撃した。尚二人組は現在逃走中。

・6日昼過ぎ、ヤッラー県グロンピナン郡内で、逮捕された容疑者の釈放及び駐留している軍関係者の地域外への撤収を要求して401号線を封鎖し座り込み抗議活動を展開していた主に女性・子供で構成された住民達は、副県知事及び失踪したイスラム系弁護士夫人のアンカナー・ニーラパイヂット女史等を交えた交渉の席上で、当局側が1ヶ月以内の容疑者の釈放及び軍の撤収を受け入れた事を受け、4日間続けた座り込みを中止し散会する事に同意。尚、一部報道は、住民達が釈放を要求している容疑者の親族が座り込み活動を展開している「住民」と面識が無いこと及び彼らの活動とは無関係であると証言したことが、交渉の決め手になったとの報道。また、一部報道は、今回散会した住民達の後方で新たに座り込み抗議活動を開始していた若者男性を含むイスラム住民側が、路上に立木等の障害物を置いて当局側の交渉の為の接近を拒んでいる為、6日夕方現在交渉の目処は立っていないと報じる。

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アンモニアを流出させた倉庫に閉鎖命令

 バンコクのアピラック知事は6日、同日1:00過ぎに肉類の冷蔵倉庫に使用されていたアンモニア・ガスを流出させた倉庫に対して、原因の解明及び安全の確認の為に一時閉鎖命令を下すと共に、関係当局に対して産業用化学物質の管理基準の遵守状況の査察強化を命じた事を明らかにしました。

 問題となった事故は、バーン・コーレーム区ヂャルゥングルン通り107、ソーイ・プラドゥー31内にある輸入肉類や果物等を保管する為の冷蔵倉庫から冷却用のアンモニア・ガスが外部に流出し、ガスを吸い体調の不調を訴えた近隣住民約70人が一時病院で手当を受ける騒ぎになったもの。

 尚、病院に搬送された住民は6日午後までに全員帰宅している事が確認されているようです。

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ナーンの副県知事を乗せた車が転落、副県知事等2人が死亡

 6日9:00過ぎ頃、ナーン県内で同県副知事のプラスゥット・レックサグンディロック氏等を乗せた車がスリップにより道路脇の崖から転落し、乗車していたプラスット氏を含む2人が死亡するという事故が発生しました。

 事故が発生した道路は、折からの大雨の影響で滑りやすくなっていたようです。

 プラスット氏等は地域医療サービス・プロジェクト関連の式典に出席する為にボランティア医師等と一緒に村落部へ向かう途上だったようです。

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