2007年05月15日

ソムキット氏、新党党首就任要請を受諾

 タイ・ラック・タイ党離脱後去就が注目されていた元副首相のソムキット・ヂャートゥシピタック氏は14日、ソムサック・テープスティン氏が率いるマッチマー会派及び自らが率いる道議主義(タンマティッパタイ)会派からの要請を受け入れ新党の党首に就任する意向を明らかにしました。

 これは、14日午前に開かれた両会派の合同協議の席上で為されたもので、道議主義会派幹部のスラナン・ウェーッチャーチーワ氏(元首相府大臣、元党報道官)によると、最高裁判所からタイ・ラック・タイ党及び民主党に対する解党の是非に関する判断が公表される30日以降に新党結党に関する公式アナウンスが行われる見通しであるとのこと。

 これに先立ち、ソムサック・テープスティン氏が香港でソムキット氏と話し合った結果、ソムキット氏を党首に両会派が合流して新党を結党する事で原則合意に至り、また新党には元マハーチョン党党首のアネーク・ラオタンマラット氏が合流する見通しである他、元新希望党党首のチャワリット・ヨンヂャイユット大将(元首相)にも合流に向けた打診を行っている事を明らかにしていました。

参考
マッチマー派閥、ソムキット元副首相を党首に新党結党へ

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

農園占拠住民を煽動した幹部3人が首相宛に出頭、潔白を訴える

 12日にスラーッターニー県内で発生した、民間企業所有のパーム農園を占拠し座り込み抗議活動を展開していた住民と強制排除に動いた警察側との間で衝突が発生した事件に絡んで、住民等を騙して座り込みに参加させ煽動していた容疑で逮捕状が発行され30万バーツ(報道により40万バーツと記載するものも)の懸賞金を掛けて身柄を追われている6人の住民幹部の内3人の幹部が14日首相官邸前に現れ、首相宛に出頭する意向を表明すると共に、自らの活動の正当性を訴えました。

 出頭した幹部は記者団に対して、先に行われた座り込み抗議は、土地を持たない貧困層に対して居住及び耕作用の土地の提供の要求及び官僚と結託し不正に土地を取得占拠している実業家に抗議する目的で行われたもので、特に土地の不正取得占拠問題に関しては、過去に県知事や県幹部、実業家等が善処する意向を示していたにも拘わらず、その後なしのつぶてだっただけでなく、抗議している住民に対して話し合いによる解決を目指す姿勢を見せず力による排除に出たと指摘し、当局側の対応を非難していたようです。

 また、住民を騙して抗議活動に参加させていたとの嫌疑が掛けられている事に関しては、住民に混じっていた実業家や住民の一部が騙して他の住民を動員していた事は認めたものの、自分たちは一切その様な行為には関与していないと主張していたようです。

 尚、出頭した3人の幹部は、今後国家人権委員会及びタイ弁護士会を訪問し公正な処置を要請する予定でいるようです。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (13-14日)

・13日20:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、学校が放火。更に21:00前には郡内の路上に鋲が撒かれると共に2発の銃声が聞かれるが、被害は未確認。

・14日5:30過ぎ、ヤッラー県ガーバン郡内で、46歳と41歳のイスラム系住民夫婦がゴム農園へ作業を向かうためにバイクの二人乗りで自宅を出たところで、付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され2人とも死亡。

・14日7:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内のゴム農園内で、38歳と30歳の仏教系住民夫婦が、付近に潜んでいた2人以上と見られる一味に銃撃され2人とも死亡。実行グループは夫の首を切断し、更に夫が護身用に所持していた拳銃を盗み逃走。夫は29人目の殺害後に首を切断された犠牲者。

・民主党のアピシット党首は14日、国内治安維持作戦本部顧問として現場復帰したワンロップ・ピンマニー大将に対して、一味側の思惑に嵌められ前政権時代と同じ轍を踏まない為にも、過激な戦力の行使を避け慎重を旨に対策にあたるよう要請。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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