2007年05月18日

PTV、爆発物はクーデター勢力と連合との"合作”を裏付けるもの

 タイ・ラック・タイ党の元幹部等が中心になって設立されたPTVのヂャトゥポン副会長(元タイ・ラック・タイ党副報道官)は17日、15日にバンコクのアパート室内で発見された爆発物は、クーデターを画策していた勢力と民主主義市民連合との共謀関係を裏付けるものに為り得るとの認識を示しました。

 発言の中でヂャトゥポン氏は、爆発物が公社系労組関係者を動員し民主主義市民連合内に警備部隊を組織していた 電力発電公社首都圏現業労組委員長のピヤラ・ヨンヌー氏の甥の部屋から発見された事は注目すべき事実であるとした上で、今回の「発見」がクーデターを実現させる為の状況作りの為に情勢煽動面を担っていた民主主義市民連合とクーデターを画策していた勢力との共謀関係をより明確に裏付けるものに為り得ると指摘していました。

 また、タイ・ラック・タイ党のヂャートゥロン暫定党首は17日、警察側が初期捜査段階で政治と爆発物との関係を否定する見解を示している事に疑問を呈した上で、政治絡みの線を含めあらゆる可能性を視野に捜査を行うべきであると指摘していました。

 一方、民主主義市民連合と近い関係にあるプラソン・スンシリー空軍少将(現憲法起草作業委員会委員長)は17日、発見された爆発物は民主主義市民連合の信用を失墜させることを狙う目的で放置されていたとの認識を示していました。

 尚、16日付けの記事中に、爆発物を所持していたと見られる男に対して逮捕状が発行されたと記しましたが、17日現在証拠不十分であるとして裁判所から逮捕状の発行が許可されていない事が確認されています。

* また、爆発物の持ち主とされている男がスラユット首相罷免要求の動きに関与していたとの情報もあることから、評議会ないしは旧政権勢力と共謀した首相辞任圧力の動きや、首都圏9ヶ所連続爆破事件との関係や旧政権勢力によると指摘されている北部・東北部に於ける学校放火との関係も取り沙汰されているようです。

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タクシン前首相がラジオインタビューに登場

 16日22:00にタクシン前首相の電話生インタビュー番組がノンタブリー県内に拠点を置きバンコクの一部地区もカバーしている反クーデター系のコミュニティーラジオ局87.75MHzを通して放送され、更に17日朝にも同局を通して再放送されていた事が明らかになっています。

 タクシン前首相が生でタイ国内の番組に登場するのは失脚以来今回が初めて。

 約15分間に渡って行われた電話インタビューの中でタクシン前首相は、国民の我慢にも限界があるとして早期に総選挙を実現させるべきである、政府が奨学金制度を縮小したことに懸念を表明した上で、必要な学童に対しては一族系のタイコム財団が支援するとアピール、政府及び国家安全保障評議会に対して自分(前首相)の動向にやきもきしたり猜疑心を抱くことなく国家問題解決に邁進すべきと指摘する等の、従来から繰り返されてきた発言に終始していたようです。

 また、マンチェスター・シティー買収の噂に関しては、詳細については語ることが出来ないとした上で、仮に買収が実現した場合はタイにとってメリットがある話になるだろうと語るに留めていたようです。

 尚、タイ中央銀行によると、現時点では前首相側からチーム買収の為の送金許可の申請は行われていないとの由。

 因みに、電話インタビューが行われたコミュニティーラジオ局は、「電話をとるまで相手がタクシン前首相だという事を知らなかった」と自己申告しているチューポン・ティートゥアン氏が主催しているもので、chupong.com(頭にwww.を付加してアクセス)というページを開設しているようです。

 一方、今回の放送を受けコミュニティーラジオの電波を管理する政府広報局側が17日昼過ぎまでに87.75Mhzの電波に対して、違法開局の疑いがあるとして遮断措置を講じた事が明らかになっています。

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南部情勢 (16-17日)

・16日夜半、ナラーティワート県県都内で、バイクで路上を走行中だった元タムボン行政機構評議会議長の男性(48)が、小型トラックに乗った人数不明の一味に銃撃され死亡。

・16日夜半、ヤッラー県バンナンサター郡内で、自宅前にいた50歳の男性が付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡。

・16日夜半、ヤッラー県ヤッハー郡内で、バイクで路上を走行中だった50歳の元村長(イスラム教徒)が、付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡。

・17日0:30過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内で、人数不明の一味が学校の警戒作業にあたっていた軍関係者に向け銃を乱射し、約5分間に渡って銃撃戦を展開。更に一味側は、応援に駆けつける途上にあった付近にあるタムボン行政機構庁舎の警戒作業にあたっていた軍関係者に向け再度銃を乱射し、10分間に渡って銃撃戦を展開した後に林の中に逃走。二件の銃撃戦で軍関係者2人が負傷。

・17日早朝、ヤッラー県バンナンサター郡内で、仏教系住民宅が放火され全焼。人的な被害は無し。

・17日8:30頃、パッターニー県ヤッラン郡内にあるタムボン行政機構庁舎前で、バイクに乗った二人組が出勤の為に小型トラックに乗車していたタムボン行政機構の職員男女に向け銃を乱射し、34歳の職員男性が重傷(報道により職員2人が負傷)。警察側は、一連の不穏な動き及び行政機構内の対立の両面で捜査。

・17日9:00前、ヤッラー県県都内中心部の民家前付近で小爆発が発生。爆発が発生した当時、僧侶が付近で托鉢中だったことから僧侶及び警護にあたっている当局関係者を狙った犯行との見方。幸い未明に降った大雨の影響で爆発物が充分に破壊力を発揮しなかったおかげで人的な被害は確認されていない。

・17日午前、ソンクラー県サバーヨーイ郡内で、バイクに乗った二人組が茶店内に向け銃弾三発を撃ち込み、店内にいた44歳のイスラム系住民男性が死亡。

・17日16:00過ぎ、ヤッラー県県都内で、イスラム教学校前の路上に仕掛けられていた爆発物が路上の警戒作業にあたっていた軍用車両の通過に合わせ爆発するも、充分な破壊力を発揮せず人的な被害は無し。

・17日夕方過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、道路を渡る途上にあった49歳の村長(イスラム教徒)が、付近に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡。

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占いのお告げ? 妊娠7ヶ月の女性がビルから飛び降り死亡

 17日未明、バンコクのノーンヂョーク区内にあるアパートの7階から妊娠7ヶ月の44歳の女性が飛び降り死亡するという事件が発生しました。

 死亡した女性の夫によると、女性は日頃から占いに熱中しており、前日夜半には「老人が私を迎えに来る」と譫言のようにつぶやいていたようです。

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ソンクラーで警備員がバイクに乗った二人組に射殺

 16日夜半、ソンクラー県シンナコン郡内で、民間企業の警備任務に就いていた二人の男性(いずれも34)が、バイクで現れた二人組に銃撃され搬送先の病院で死亡するという事件が発生しました。

 警察側は、バイクに乗った二人組が執拗に一人の警備員を追っかけた上で銃撃していること
また社屋内に押し入った形跡がなく強盗目的とは考えにくいことから、死亡した何れかの警備員に対する恨みないしは異性関係のもつれが犯行の背景にあるのではないかとみて捜査を展開しているとしているようです。

 尚、事件が発生したシンナコン郡が非常事態令の非適用地区。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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