2007年05月21日

前首相が29日にゴールデントライアングル周辺から密帰国?

 嘗て反クーデター、反国家安全保障評議会を標榜していた事もあるテームーヂン・ネットワーク代表のチャナーパット・ナ・ナコン氏は20日、タクシン前首相が29日にゴールデントライアングル周辺から密帰国を計画している恐れがあるとして、政府及び国家安全保障評議会に対して、密帰国に備え万全の体制を整えておくべきであると警告しました。

 この情報に関しては、先にスラユット首相が単なるデマであると切り捨てていました。

 チャナーパット氏によると、この情報はタイ・ラック・タイ党内にいる情報提供者からもたらされたもので、情報によるとタクシン前首相は29日にミャンマーを経由してチァン・ラーイ県チァン・セーン郡内に密帰国することを計画しており、その際チァン・ラーイ県を地盤とする同党幹部のヨンユット・ティヤパイラット氏やソンクラーム・ギットルットパイロート氏(学歴詐称疑惑がありながら何故か一審で実刑判決が下されている前選挙委員会委員により不問にされた事でも知られる人)等の一行が出迎え、そこで大々的に帰国宣言を行った上で、バンコクへの上京を目指すと見られているようです。

 チャナーパット氏によると、密帰国の背景に政府や国家安全保障評議会側に自らを逮捕させる機会をつくる事により、支持派の大衆を扇動し情勢を激化させたいとの思惑があると考えられているようです。

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前首相が証拠隠滅工作の為に民間企業と共謀し証人を脅迫

 テームーヂン・ネットワーク代表のチャナーパット・ナ・ナコン氏は20日、タクシン前首相が自らが絡む不正・汚職疑惑の証拠隠滅を図るために、(スワンナプーム新国際空港建設が絡む不正疑惑で逆風化に晒されている)イタリアン・タイ社やキングパワー社と共謀して、証拠を握っている民間企業や官僚に脅迫を掛けている疑いがあることを明らかにしました。

 チャナーパット氏によると、これは脅迫を受けている民間企業関係者や省庁の中級クラスにの職員筋からもたらされた情報で、今週中に裏付け証拠を国家安全保障評議会のソンティ議長に提出する予定であるとのこと。

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ISOC顧問、政府・評議会の対話路線に異議

 国内治安維持作戦司令本部顧問のパンロップ・ピンマニー大将は20日、個人的な見解であると断った上で、スラユット首相や国家安全保障評議会のソンティ議長が南部に於ける一連の不穏な動きに関係している分離主義組織関係者と協議を行う方針を明らかにしている事に対して、分離主義の存在を公的に認め、同時にイスラム諸国会議機構側も組織の存在を公的に認める事につながり組織側を利するだけであるとして反対の意向を明らかにしました。

 一方、先にゲリラ戦を仕掛けている分離主義組織側に対して当局側は不利な状況におかれているとの認識を示していたワンロップ大将は、今後の南部対策方針に関しては、地域住民と当局間の協調関係の創成に尽力すると共に、目には目を歯には歯をの戦略に依らない手段による組織の壊滅を目指していきたいと語っていました。

 また、組織側がワンロップ大将の復帰は情勢激化の起爆剤であると記したビラを撒いている事に関しては、あくまで自分に対して不満を持っている組織側の見解でしかなく、いずれにしても自信の現場復帰が情勢激化には繋がり得ないとの認識を示していました。

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南部情勢 (19-20日)

・19日19:00過ぎ、パッターニー県マーヨー都内で、バイクで路上を走行中だった52歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷。

・19日夜半、ヤッラー県ヤッハー郡内で、バイク二台に分乗した四人組の男がイスラム系住民宅に押し入り、室内でイスラムの礼拝中だった24歳の男性に向け銃を乱射し殺害。

・20日7:30前、ヤッラー県ガーバン郡内で、バイクの二人乗りで路上を走行中だった51歳と17歳の仏教系住民母子が、バイクに乗った二人組に銃撃され母親が重傷を負い、息子が死亡。

・20日14:00前、パッターニー県ノーンヂック郡内で、王室プロジェクト傘下の用水路建設現場で作業の為にバックホーを運転していた37歳の男性が、林の中に潜んでいた人数不明の一味に射殺された上で、遺体に火を放たれる。

・20日夕方、ナラーティワート県ウェーン郡中心部にある市場内に仕掛けられていた2発の爆発物がほぼ同時に爆発し、初期報道段階で20人前後が負傷。

・20日19:00過ぎ、ナラーティワート県タークバイ郡内で、バイクの二人乗りで路上を走行していた47歳と13歳のイスラム系住民父子が、バイクに乗った二人組に銃撃され父親が重傷を負い、息子が負傷。

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