スワン・ドゥシット・ポールが首都圏在住の1,110人を対象に11日から12日にかけて行った意識調査で、51.08%の回答者が国家毀損行為調査特別委員会によるタクシン前首相の全口座を凍結する決定を支持すると回答し、49.5%の回答者が厳しすぎる決定ではない、証拠に基づいた決定である、下されるべき決定だったと評価していた事が明らかになった。
一方で、64.22%の回答者が、この決定をきっかけに情勢が激化すると回答した。
尚、凍結決定を支持できないと回答した者は僅かに29.19%だった。
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スワン・ドゥシット・ポールが首都圏在住の1,110人を対象に11日から12日にかけて行った意識調査で、51.08%の回答者が国家毀損行為調査特別委員会によるタクシン前首相の全口座を凍結する決定を支持すると回答し、49.5%の回答者が厳しすぎる決定ではない、証拠に基づいた決定である、下されるべき決定だったと評価していた事が明らかになった。
一方で、64.22%の回答者が、この決定をきっかけに情勢が激化すると回答した。
尚、凍結決定を支持できないと回答した者は僅かに29.19%だった。
スラユット首相は12日、国家毀損行為調査特別委員会による口座凍結措置に異議を申し立てる為にタクシン前首相が帰国する事を妨げる方針が無いことを明らかにした。
これは、先だってタクシン前首相の法律顧問であるノパドン・パッタマ氏が、前首相が帰国して自ら口座凍結措置に対して全面的に争う意向を示していた旨明らかにした事を受けたもので、スラユット首相は異議申し立ては前首相に認められた権利であり、タイ国民として等しく権利を持つ前首相の自由意思による帰国を妨げる方針は無く、また帰国後の身柄の安全は警察が責任を持って見ると語った。
国家毀損行為調査特別委員会が11日にタクシン首相一家の前口座凍結の決定を下した際に、委員長を含む11人の委員の内4人の委員が反対票を投じていた事が12日明らかになった。
反対票を投じたのは、反タクシン派の言論人として民主主義市民連合に合流した事でも知られる元上院議員のサック・ゴーセーンルゥアン氏を初め、ヂラニット・ハワーノン氏、ウィロート・サオハパン氏、アムヌワイ・タントラー氏の4氏。
一方、ナーム委員長や反タクシン派の言論人としても知られる元上院議員のゲーオサーン事務局長、タクシン政権時代に不当解任の憂き目にあった事もある会計監査院院長のヂャールゥワン・メンタガー女史、タクシン前首相が絡む資産隠し裁判当時の国家汚職防止取締委員会事務局長で、前首相の天敵として知られるグラーナロン・ヂャンティック氏等7氏は賛成票を投じた。
ナーム委員長は、全会一致で決定が下されなかったことは普通にあり得ることで、大きな問題では無いとの見解を示した。
* このページでは、カナ・ガンマガーン・トゥルワット・ソープ・グラタム・ティー・ゴー・ハイ・グゥト・クワーム・シヤハーイ・ゲー・ラットを意訳して国家毀損行為調査特別委員会という名称を使用させていただいておりますが、国内英字2紙及び各日本語報道は旧称の資産調査委員会ないしは資産調査特別委員会等の名称を使用して報じています。但し、英字2紙が異なる単語を使用した委員会名で報じていることから、英語の正式名称が資産調査委員会という訳ではないようです。英字とタイ字新聞を同時に読んでいる方なら既にお気づきだと思いますが、英字新聞はタイ語を結構いい加減に訳して報じる傾向があり、おそらく長ったらしい組織名をいちいち英語に直すのが面倒くさくなって旧称のままで報じているのではないかと思います。
プラソン憲法起草作業委員会委員長は12日、国家毀損行為調査特別委員会が11日にタクシン前首相一家が所有する全ての銀行口座を凍結する決定をした事により、裏ルートを通じてタクシン前首相から水面下で策動する反クーデター勢力に流れていた資金の流れの一部を塞ぐことに繋がるとの認識を示した。
更に、プラソン委員長は、タクシン前首相ないしは支持派が真相を無視し感情だけで今回の決定に対して異論を唱えることは、タクシン前首相自身に困難をもたらす事に繋がると警告した。
また、クーデター後に発令された民主改革評議会令第30号に則り今回の決定が下された事に関しては、充分な証拠に基づいた決定であり、政治的な迫害行為には該当しないとの考えを示した。
一方、民主主義市民連合のスリヤサイ調整役(大衆民主主義キャンペーン事務局長)は12日、先の口座凍結の決定が、反独裁民主主義同盟の集会活動が過激化させ衝突の事態に至らせる事に繋がり得るとした上で、同盟の幹部に対して自重を求めると共に国家毀損行為調査特別委員会に対して国民の誤解を解くためにも早急に決定に至った真相を国民に知らせるべきであると指摘した。
また、スリヤサイ氏は、今回の決定が裏資金ルートを塞ぐことに繋がると指摘されている事に関しては、仮に前首相のルートが塞がれても、利権を喪失したグループによる資金ルートは今後も存在し続けるとの考えを示した。
サゲーオ県アランヤプラテート郡の国境検問所当局は12日午前、爆発物の製造に使用可能な複数の電子部品等を隠匿所持していた29歳のイスラム系カンボジア人の男を事情聴取の為に身柄を拘束した。
男は取り調べに対して、知人のイスラム系カンボジア人からマレーシアとの国境付近にいる友人のカンボジア人に引き渡すよう頼まれたもので、ダイナマイト漁に使用する為のものだとは聞いているが、内容物については知らなかったと証言しているという。
爆発物処理班関係者によると、押収された電子部品等を使用して遠隔操作式の爆発物を製作する事が可能であるという。
・11日夕方過ぎ、パッターニー県ノーンヂック郡内で路上脇にあるサーラーが放火され、ボヤ程度で消し止められる。
・11日20:00前、パッターニー県県都内で、人数不明の一味が電源施設の警戒作業にあたっていた軍関係者に向け銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に、小型トラックでヤッラン郡方面に向け逃走。銃撃戦による人的な被害は無し。
・11日20:00過ぎ、パッターニー県ノーンヂック郡内で、仏教系住民の家屋が放火され木造二階立ての二階部分が焼損。家主一家は不穏な情勢を嫌い別の地区に引っ越していたため無人だった。また、ほぼ同時刻に郡内にある公衆電話ボックスが放火された。
・12日朝、ヤッラー県バンナンサター郡内で、人数不明の一味が幹線上で検問作業にあたっていたレンジャー部隊員に向け銃を乱射し、約5分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この銃撃戦で22歳のレンジャー部隊員が重傷。
・12日朝、ソンクラー県サバーヨーイ郡内の民家内で、42歳のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡。男性は、インドネシアで宗教を学び同国人の夫人と一緒に帰国し、村内では宗教アドバイザー的存在だった。
・12日10:00前、ヤッラー県ラーマン郡内で、バイクで路上を走行中だった60歳のイスラム教教師の男性が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡。男性は、学校でイスラム教を教える傍ら県イスラム教委員会の顧問を務めていた。当局側は、地域の女性・子供を煽動し当局に対する抗議活動を展開させる事を視野に入れた犯行との見方。
・12日10:00前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、バイクに乗った若者グループが小型トラックでプラスチック製食器の行商中だった身元不明の商人3人に向け銃を発砲し、商人2人が死亡。更に実行グループは死亡した2人が所持していた財布等を強奪した上で、難を逃れた残りの1人に銃を突きつけ小型トラックに拉致し逃走。死亡した2人は55歳位と15歳から17歳位の少年。残りの1人の行方は不明。その後、現場付近で27,800バーツもの現金を所持していた不審な若者1人の身柄を拘束し事情聴取を行っているが容疑を否認。
・12日午前、ソンクラー県ハートヤイ郡内にあるショッピングセンター"カールフール"の駐車場付近で不審なバイクが駐車してあるのが発見され、あたり一帯を立ち入り禁止にした上で安全確認作業を行った結果爆発物は発見されず。この事件をきっかけに郡内に大規模な破壊活動が計画されているとの噂が広まり、当局側が対応に追われた。
・12日夕方過ぎ、ナラーティワート県タークバイ郡内で、雑貨店付近に仕掛けられていた二発の爆発物が連続して爆発。更に現場検証に現れた当局関係者が、未発の3発目の爆発物を発見し安全処理。尚、爆発による人的な被害は確認されていない。当局側は、2発の爆発物を爆破させ、当局関係者をおびき出した上で、3発目の爆発物を爆破させる計画だったとの見方。
チョンブリー県パッタヤーに近いバーンラムン郡警察署は12日、バンコクのヤオワラート地区在住の16歳の少女が車に拉致され、車内にいた複数の男に強姦されたとされる事件に絡んで、これまでに実行犯の男4人の名前を割り出し逮捕状請求に向けた証拠固めを行っている事を明らかにした。
また、実行グループが既にカンボジア領内に逃走している可能性もあると見て、カンボジアの警察当局に捜査協力を要請する方針であるという。
少女が拉致された車内にいた10人以上の男に強姦されたと当初証言していた事に関しては、その後の事情聴取で、少女が自分の意思で麻薬を運搬する車に乗車し、また強姦に関与したのは2人の男だけだったことが判明しているという。
一方、国家警察本部のウォンゴット副本部長は、少女が自らが罪に問われることを恐れ依然偽証を行っている可能性があるとして、引き続き少女が麻薬売買や売春に関与していた可能性を含めて捜査を展開している事を明らかにした。
12日昼前、バンコクのシーナカリン通り沿いにあるアユッタヤー銀行前で、2人組の男が現金輸送車への搬入作業中だった行員に向け銃を突きつけ現金350万バーツが入った袋1つを強奪し、行員に地面に伏せるように命じた上で、付近に待たせてあった小型トラックに飛び乗りクローンタン方面に向け逃走した。
犯人は何れも40歳くらいの色黒、長身やせ形で、警察側は行員が覚えていた車両ナンバー(ポー・ンゴー6815)を手がかりに実行グループを追っている。
* 報道により強奪に関与した2人と待たせてあった車の運転席にいた男の合計3人組とするものもあります。
参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=7701
国家毀損行為調査特別委員会は11日、権力を乱用した利益誘導行為により国家に損害を与えたとして、タクシン前首相夫妻の全ての銀行口座の差し押さえを決定をした。
差し押さえ対象には、タクシン前首相及びポヂャマーン夫人が所有する内外の銀行口座の他、シンガポールのテマセク社との株式売買の際に開設した口座も対象になるという。
同委員会によると問題になった不正・汚職案件は、スワンナプーム新国際空港に納入されたCTX9000の不正調達、ポヂャマーン夫人が関与したラチャダーピセークの国有地の不正落札、新型宝くじの導入、シン社に有利になるように電話事業免許費用の支払いを免除した等の5件。
委員会によると、テマセク社との株式取引により取得した733億バーツの一部が口座の移転や株式取引等により隠匿され、現在は僅かに総額528億8,400万バーツのみを口座に残すのみであるという。
尚、タクシン前首相夫妻には向こう60日以内に今回の決定に対して異議申し立てを行う権利が認められている。
一方、今回の決定に関して国家安全保障評議会のサンスゥン報道官は、タクシン前首相と集会勢力との間にある水面下の資金ルートを塞ぐ事に繋がるものであると評価した。
(タイ時間 11日19:15掲載)
ヨンユット報道官は11日、PTVが中心になって組織された反独裁民主主義同盟の幹部に対して、平穏を旨に集会活動を行うと共に、最悪の事態を招来する恐れがある一部の集会参加者による当局への挑発行為や暴力行為に対する監視を強化するよう要請した。
これは、9日夜半に行われた陸軍本部へ向けたデモ行進の際に、一部の参加者が先鋭化し鉄柵でデモ行進の流れを規制していた警察関係者を挑発し、またデモ行進の視察に来ていたグライサック元上院議員を取り囲み軽傷を負わせると共に悪態をつく場面等が見られた事を受けたもので、これまでにも集会開催中に警備に当たる当局関係者に対する挑発行為がしばしば発生していたという。
一方、嘗て反クーデターを標榜していた事もある市民団体テームーヂン代表のチャナーパット・ナ・ナコン氏は11日午後、集会活動及び演説で使用される過激な言葉等により国民の反国家感情を煽動し国内の安全保障に脅威を与えたとして、同盟幹部のウィラ・ムシックパン氏等を警察に告発した。
* 前にも書きましたが、マスコントロールが効いていない同盟の集会には、民主主義は愚か合法的な集会というものを理解できず、意見を異にする者に対しては石や靴、ペットボトルを投げつける事が正しい民主主義の表現方法だと思っている集団が少なからず参加しており、またこれらの集団の暴走をくい止める事が出来る公社系の労組関係者等が参加していない為、ちょっとしたきっかけで統制が効かなくなる危うさを抱えているように感じます。「民主主義の表現手段」として石や靴、ペットボトル等を投げつける行為は、過去に総選挙をボイコットした民主党のチァン・マイにおける立会演説会やウドン・ターニーに於ける民主主義市民連合のセミナー、最近ではASTV社屋前に於ける抗議活動でも見ることが出来ました。また同盟は、過去に民主主義市民連合の集会・街頭活動は国家反逆罪に該当すると言って大騒ぎしていた人たちが中心になって設立したPTVが組織作りを進めているもの。
11日昼過ぎナラーティワート県シーサーコン郡内で、バイクで乗り付けた2人組の男が学校の教員室内に押し入り、昼食の為に休憩中だった43歳と26歳の女性教師に向け至近から銃を乱射し殺害した。
殺害された2人は何れも仏教徒で他地域への転勤を希望していたという。
また、発生当時室内にいたイスラム教徒の教師1人が難を逃れていることから、当初から仏教徒である被害者2人をターゲットに襲撃したと見られる。
事件は登校していた児童達の目前で発生し、実行グループが発砲した銃声を聞いた児童や学校関係者が四方八方に逃げまどう場面も見られた。
ナラーティワート県のガーラン知事によると、これまでに実行犯1人の身柄を拘束しており、取り調べに対して教師2人を射殺した男を乗せバイクで学校に乗り付けた事を認める証言をしているという。
一方、同県ランゲ郡内では11日昼過ぎ、昼食に出かけるために小型トラックで路上を走行中だった50歳の仏教系の学校教師の男性が、バイク3台に分乗した6人組に一斉に銃撃され死亡した。
社会開発・人間の安全保障省は11日、日本人客が車内に置き忘れた1億4,000万バーツの小切手等が入った書類フォルダーを届けたタクシー運転手を表彰すると共に1万バーツの賞金を引き渡した。
これは、同省が取り組む「良い人、良い考え、良い社会」プロジェクトの一貫として行われたもの。
表彰された運転手は、これまで対価を求めず車内の遺失物を所有者に届けてきたが、今回の行為で国の為に良いことをしたと認められたこと程かけがいのないものは無い。子供達も社会に役立つ良き人になるよう育て上げるつもりであると語っていたという。
国家警察本部のラナロン報道官は11日、バンコクのヤオワラート付近で車に拉致された16歳の少女が、車内にいた男達に集団で強姦されたとされる事件に関して、これまでの捜査で少なくとも少女が犯人の内の1人と知り合いだった事が判明した事を明らかにした。
知り合いとされる男は麻薬取引に関与しているカンボジア人で、少女を車に乗せ末端の麻薬密売人に麻薬を送り届けた後に、少女を自宅に送り届ける為に路上を走行中に、男と車内にいた他の男4人が集団で少女と車内にいた別の少女1人に性的暴行を加えたという。
性的暴行を受けた少女は、トイレに行くために車から降りた際に逃げだし、付近にあった雑貨店に逃げ込み救助を求めたものの、自分が麻薬密売団と関係している事がばれるのをおそれ、無理矢理車に拉致され10人以上の男に強姦されたと嘘の証言をしたという。
警察によると、少女の証言内容が一転二転する事がしばしば見られたものの、証言内容が国外の猥褻ビデオで見ることが出来るストーリーに酷似している点では一貫性があったという。
尚、麻薬取引に関与していると見られる男達の行方が依然不明である為、警察側は引き続き男達の行方を全力を挙げて追っているとしている。
参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=7692 (ビデオ)
16歳少女、ヤオワラートで車に拉致されパッタヤー付近で集団強姦される
* また11日昼過ぎのiTVの報道によると、少女が強姦されていなかった疑いもある模様。 尚、夜のネーション・チャンネルのニュースは強姦されていたと報道。
10日夜半バンコクのソーイ・スクムウィット24内で、歩行中だったタイ人女性がバイクに乗った2人組に通り過ぎざまに所持していたバッグを強奪されるという事件が発生した。
バッグの中には現金1万バーツや携帯電話、MP3プレイヤー等が入っていたという。
被害にあった女性によると、友人の女性と食事を終え付近にある7-11に向かうためにソーイ内を2人で歩行中に、2人組に通り過ぎざまにバッグを強奪されたという。
犯行に使われたバイクにはナンバーが付けられていなかったという。
ABACポールが20県内在住の有権者4,114人を対象に行った意識調査で、75.6%の回答者が反クーデター・反政府を標榜した集会活動が政治情勢正常化の突破口には為り得ないと回答し、その多くが、政治情勢を激化させる、経済に悪影響を与える、国民に困難をもたらす、単なる情勢煽動行為でしかない等の理由をあげ、一方で突破口に為り得ると回答した者は僅かに12.8%だった事が明らかになった。
また、新憲法と情勢正常化の関係については、64.8%の回答者が新憲法が正常化に向けた突破口に為り得ると回答する一方で、21.9%の回答者が、1997年憲法の方が優れていた、憲法と情勢正常化は無関係、憲法以前に政治家の意識・行動改革が先決、現在の政治情勢は利権の対立が背景にある等の理由をあげ突破口には為り得ないと回答した。
更に、総選挙と情勢正常化との関係に関しては、3分の2の回答者が総選挙が正常化に向けた突破口に為り得ると回答する一方で、22.8%が、政治家の意識や行動に変化が無い、自由選挙を阻害する票の買収行為が蔓延る、政治家の独立性の欠如、政治家による選挙結果の受け入れ拒否行為等の理由をあげ正常化に向けた突破口には為り得ないと回答した。
一方、国民投票に関しては、63.7%が行くと回答し、16.9%が行かない、19.4%がまだわからないと回答し、地区別では、南部が国民投票に行くと回答した者が73.1%と一番多く、一方で、東北部は58.3%と一番少ない結果になった。また、行くと回答した者の内69.4%の回答者が国民投票で賛成票を投じると回答し、30.6%が不賛成票を投じると回答した。
また、総選挙後にタクシン前首相を始めとする旧政権幹部経験者等が再度政権を組織する事はあり得るかとの質問に関しては、3分の2の回答者が再度情勢が激化する、国民に受け入れられる政権が誕生する、国民の考えや抱えている問題を熟知している政権が誕生する等の理由をあげ旧政権関係者が政権に返り咲くことはあり得ないと回答した。
スワン・ドゥシット・ポールがバンコク及び地方県の住民を対象に行った意識調査で、33.90%の回答者が12月に予定されている総選挙の実施時期が遅れる事を懸念していると回答し、29.36%が情勢の激化及びそれに伴う権力の奪取により総選挙の実施が不能な状態になる事を懸念していると回答していた事が明らかになった。
また、総選挙の実施時期に関しては、僅かに6.43%が予定の12月より早まって総選挙が実施されると回答する一方で、44.20%の回答者が予定より遅れて実施されると確信している、41.27%が12月の実施で満足であると回答した。
更に、総選挙の実施を遅らせる要因に関しては、48.05%が政界内の対立や反クーデター派による集会・街頭活動等による情勢の激化と回答し、以下権力奪還や首相交替による政治情勢の激化(32.01%)、国民投票により新憲法案が拒絶されること(15.85%)と続く結果になった。
一方、正常化にむけ火急に取り組むべき事に関しては、45.75%が、情勢の激化を抑える事を視野に入れた反クーデター派の集会活動への対処を始めとした対立の解消と回答し、以下、全ての階層が国家の為に顔をつきあわせて解決に取り組むべき(29.27%)、全ての階層に受け入れられる新憲法の制定を急ぐべき(12.95%)と続く結果になった。
総選挙の実施時期に関しては、各政党、会派・派閥関係者から早期実施の声があがる一方で、新希望党のシンチャイ党首は、民主主義の復興を阻害するタクシン体制の一掃が実現しない限りは総選挙を行うべきではないと指摘している。
南部国境三県域に拠点を置く情報当局筋は9日、分離主義組織側がパッターニー王国の建国記念日としている15日に南部国境三県及びソンクラー県の一部郡をターゲットにした大規模な破壊活動を計画している恐れがあると警告した。
情報当局筋によると、計画遂行に向け新興分離主義組織RKKが精鋭で構成されたナンバーワン・グループなる名前の組織作りに動いており、また同時に南部国境三県及びソンクラー県内在住のイスラム系の若者の多くが突然所在不明になっており、その一部が不死身の力が授けられると信じられているインドネシアの過激派が行っている誓いの儀式に参加していたとの情報があることから、グルゥーセ・モスク事件規模の過激な且つ大規模な破壊活動を計画している可能性が高く、特に強力なダメージを与えることが出来る経済関連施設を中心に狙われる恐れがあるという。
一方、非常事態令の対象地域から外されているソンクラー県サダオ郡の当局は、一連の不穏な動きが特にパンラー地区に波及する恐れがあるとして、同地区を中心に警戒態勢を引き締めた事を明らかにした。
情報当局によると、この3ヶ月間の間にパンラー地区の市場内で8回に渡って原因不明の火災が発生しており、分離主義組織側が何らかの破壊活動を同地区内で計画している前兆である可能性があるとのこと。
尚、ソンクラー県の当局筋によると、非常事態令が施行されているヂャネ郡、テーパー地区、サバーヨーイ郡及びハート・ヤイ郡の他に、施行対象外の県都及びサダオ郡内における警戒態勢も強化しているとのこと。
一方、情勢の激化が著しいソンクラー県サバーヨーイ郡内では、身の安全に不安を抱く住民の間から夜間外出禁止令発令を希望する声があがっている。しかし、ソンティ陸軍司令官(国家安全保障評議会議長)側は、最終的に第四地区国軍側の判断に委ねると断った上で、現状では夜間外出禁止令を発令する必要は無いとの考えを示している
・9日夕方過ぎ、パッターニー県マーヨー郡内で、バイクで路上を走行中だった29歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡。
・9日夜半、ヤッラー県バンナンサター郡内で学校が放火され、ボヤで消し止められる。実行グループは鋲を路上に撒きながら逃走。
・9日夜半、ヤッラー県県都内で、50歳のイスラム系住民男性宅が放火され全焼。人的な被害は無し。
・9日夜半、ソンクラー県サバーヨーイ郡内で、バイクの二人乗りで路上を走行中だった21歳と20歳のイスラム系住民男性が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され2人とも死亡。実行犯はM16ライフルを犯行に使用。
・10日未明、ヤッラー県ラーマン郡内で学校が放火され全焼。
・10日16:30過ぎ、ヤッラー県県都内で、人数不明の一味が路上を走行中だった通学用車両に向け銃を乱射し、イスラム教徒の運転手が重傷を負い、13歳から15歳のイスラム系女子学生8人が軽傷。
・陸軍のアコン報道官は10日、4日に発生した列車運行妨害事件は、BRNコーディネートが動員した若者グループが犯行に関与していた事を明らかに。
10日13:00前、チョンブリー県バーンラムン郡の警察署に16歳の少女が住民に付き添われ現れ、無理矢理ワンボックスカーに乗せられ男達に集団で強姦されたと訴え出た。
バンコクのヤオワラート地区在住の少女によると、前日23:00頃にヤオワラート通りの露天に飲料水を買いに出かけた際に、近くに留まった2台のワンボックスカーに乗っていた男達に拉致され、そのまま車でパッタヤー近くまで連れてこられ、そこで同じように拉致されていた12歳から15歳位の10人の少女と一緒に車2台に分乗していた約20人の男達に集団で強姦されたという。
その後、別の場所でトイレに行くために車から降ろされた際に、男達の隙を見て脇目も振らず逃げだし、住民に助けを求めたとのこと。
警察側は、少女の意識がショックにより混乱状態にある為、病院での診察を終え意識が回復した後に、拉致された際に既に車内にいたという10人の拉致された少女達の素性や国境線を舞台にした人身売買組織との絡み等について再度事情聴取を行う方針を明らかにした。
少女を保護した住民女性が少女から聞いたところによると、男の中にはタイ語以外の言語を話す者が含まれていたという。
参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=7669 (ビデオ)