2007年06月24日

23時に座り込み要求活動を終了

 反独裁民主主義同盟は23日、同日15:00前サナームルワンからデモ行進をを出発し16:00頃に陸軍本部前に到着し、その後同本部前で展開している座り込み要求活動を同日23:00に終了し散会する方針を明らかにした。

 これは、警察側が23時までに拡声器を使用した要求活動を中止するよう要請した事を受けたもの。

 バンコクの行政当局側の推計によるとデモ隊がパンファー橋付近を通過した時点で18,000人前後がデモ行進に参加していたと見られる。

 尚、陸軍本部前に到着したデモ隊は、折からの強い雨の影響で帰宅の途につく参加者が出始め、わずかに4,000人弱の参加者のみが残る状況になり、その後19:00前までに幹部側がサナームルワンへの引き上げを決定し、当地で集会の散会が決定された。(但し一部報道は、雨がやんだ後に再度得陸軍本部前に人が集まり出したと報じでいる)

 また、ネーション紙は消息筋の情報として、参加者の多くが500バーツから1,000バーツの支給が約束されていた、イデオロギーではなく金で引き寄せられていた者達だったが、雨による散会の為に殆どの者が受け取ることが出来なかったと報じた。

* 今回のデモ行進は、タクシン支持派色が濃かった前回の行進を嫌い一時同盟からの離脱を示唆していたウェーン・トーヂラーガーン氏を始めとする非PTV系の幹部が主導している模様。 また、今回の結末は、タクシン支持色を排除し反クーデター・早期民主主義回復を全面に打ち出しただけでは、人が集まらないだけでなく、参加者のモティベーションを維持させる事が出来ない事を覗わせているとも言えるかも知れません。(ここらへんが昨年同時期にタクシン体制打倒で一つになって活動していた民主主義市民連合の集会との決定的な違いかも知れません。)

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同盟、”非”決定的情報を公開

 反独裁民主主義同盟は22日開かれた集会で、「本日のハイライト」と称して高等裁判所判事と高級官僚との電話の会話及び最高裁判所所長秘書官と高級官僚との電話の会話の断片を記録した二つのテープを公開した上で、プレーム枢密院評議会議長が国王の訓辞の主旨を歪めクーデター実現の為の手段として悪用したと指摘した。

 テープを公開した幹部のヂャクラポップ・ペーンケー氏によると、テープは昨年4月25日に国王が憲法・行政裁判所判事に訓辞を与えた際に、当時の野党や民主党が要求していた国王による暫定首相の任命を拒絶した上で、三裁判所が共同で4月2日に行われた総選挙の有効性に対する判断を含めて危機的な状況にある国家の救済に動くべきであると指摘した事を受けて交わされた電話会話で、位的には幹部クラスでは無いプレーム枢密院評議会議長に近いとされる判事が高級官僚に電話をしている事が、プレーム議長が己の野望実現の為に国王の訓辞の主旨を歪め、総選挙を無効化し、選挙委員会委員の罪を問い実刑判決を下させ、更にクーデターを実現させ、タイ・ラック・タイ党に対する解党判断に繋げた事を覗わせているのだという。

 公開されたテープの音声は極めて不鮮明で殆ど聞き取りが不可能な代物だったが、ヂャクラポップ氏によると、会話の中では総選挙の無効化及び選挙委員会委員に対する辞職勧告の決定に向けた会話が記録されているという。

 同盟は、先に権威がある人物と社会的に知られた人物3人の会話の断片を国家安全保障評議会を崩壊へ導く決定的な情報として公開すると予告し、またマスコミの間では評議会のソンティ議長が陸軍司令官のポストをタクシン前首相にねだった模様を収めたテープが決定的な情報として公開されるのでは無いかとの憶測が飛び交っていた。

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南部情勢 (22-23日)

・22日20:30前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、タムボン行政機構の庁舎が放火される。

・22日21:00前、ソンクラー県サバーヨーイ郡内で、5ヶ所の学校及び1ヶ所のタムボン行政機構庁舎が連続して放火される。

・23日2:30前から3:00前にかけて、ヤッラー県県都内で学校及びタムボン行政機構庁舎が連続して放火される。

・23日4:00前、ヤッラー県ヤッハー郡内で、学校が放火される。

・23日7:00過ぎ、ヤッラー県県都内で、電信柱一本が爆破されるが軽度な被害で済む。

・23日8:30前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内のゴム農園内で、射殺された上で遺体に火を放たれた44歳の仏教系住民男性の遺体が発見。死亡した男性は村自警組織に所属していた。男性は、ゴム農園に作業に向かうために当日5:30頃に夫人を後部座席に乗せバイクで家を出ていた事が確認されている。尚、夫人は銃声を聞いて林の中に逃げ込み危うく難を逃れていた事がその後確認される。

・23日午前、パッターニー県ノーンヂック郡内で、古物の買い取りの為に村内を行商中だった38歳の仏教系住民男性が何者かに銃撃され死亡。男性は古物の買い取りの傍らで麻薬の密売にも関与していた。

・23日夕方過ぎ、ヤッター県ランゲ郡内で、不審物が線路上におかれているのが発見され安全処理。この影響で約2時間に渡って列車の運行が普通になった。

・23日18:30過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、近隣住民宅を訪問中だった47歳の副村長が、バイクに乗った二人組に銃撃され負傷。

・情報当局は23日、ヤッラー県内で行われた集中摘発により50人以上の容疑者の身柄が拘束された事に対する復讐攻撃が月末までにかけて計画されている恐れがあると警告。

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ミャンマー領内でM5.4の地震

 気象当局は23日、同日15:17にチァン・ラーイ県メー・サーイ郡から約150Km離れたミャンマー領内でマグニチュード5.4の地震を観測した事を明らかにした。

 地震の揺れはチァン・ラーイ県を始め北部の各県で感じることができたが、揺れによる被害は確認されていない。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする