2007年07月09日

ベンツ突進殺傷事件、父方の土地を担保に保釈申請

 ベンツでバスの乗客に突進し1人を死亡させ10人前後に重軽傷を負わせた、ガンピタック・パッチムサワット容疑者(20)の父方の叔父で、元国家警察本部本部長補のウクリット・パッチムサワット警察中将は8日、同日朝に示していた元国家警察本部本部長補を歴任した警察中将の身分を担保に仮釈放の申請を行う方針を取り消し、父方の土地資産を担保にしてガンピタック容疑者の仮釈放を申請する方針を明らかにした。被害者の感情や社会感情への影響を考えての「心変わり」と思われる。

 首都圏警察本部トーンロー署によると、同様な意向が同容疑者緒父親のガンアネーク氏からも伝えられているという。

 同容疑者の家族側は、現在警察の監視下で私立病院に入院中のガンピタック容疑者が、自身に持たれている嫌疑を知ったら確実に病状が悪化すると主張しているという。

 尚、ガンピタック容疑者の父母は既に離婚している。

参考
トーンロー署、ガンピタック容疑者に対する逮捕状を取得

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月08日

首相、年内の総選挙実施を再確認

 スラユット首相は7日放送された定例政見放送の中で、あらためて本年末までに総選挙を実施する方針を確認した。

 週替わりで有名キャスターの質疑に応じる形で進行する政見放送の中でスラユット首相は、年内に総選挙が実施される事は既に合意事項であると強調した上で、仮に8月19日に行われる国民投票で新憲法案が否認された場合は、代わりに運用されるべき過去の憲法の選定作業が行われる事になる為、実施時期が延期されることもあり得るとした。

 スラユット首相によると、国民投票で新憲法案が承認された場合は、早くて11月25日、遅くて国王が80歳を迎えられる事を記念した式典を挟んで12月16日ないしは23日に総選挙を実施できる見通しであるという。

 一方、タクシン前首相が公正な裁判が保障されず、また身の安全に対する不安もあるとしてタイへの帰国を拒否している事に関しては、前首相は帰国して自らがもたれている嫌疑と闘うべきである。一国の指導者の名を賭けて前首相の身の安全を保障すると語った。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、集会を蹴散らす人口雨を降らす技術があれば国外に技術輸出できる

 スラユット首相は7日朝放送された定例政見放送の中で、仮にサナーム・ルワンで開催されている反独裁民主主義同盟の集会を蹴散らす事が出来るような人口雨を降らす技術があったら、国外に技術輸出し国益に還元する事が出来ると皮肉混じりに語った。

 この発言は、連日の雨による集会参加者減に悩まされている反独裁民主主義同盟が、政府が人口雨を使ってサナーム・ルワンに雨を降らせ集会を妨害していると非難した事を受けたもので、スラユット首相は、既に政府側は法に則り平穏に行われる集会の開催を許可しており、農業生産者の為に使用される人口雨の技術を政治的に使う方針は無いと語った上で、仮にピンポイント的に人口雨を降らすような技術をタイが持っていたら、既に国外に技術輸出し利益を国益に還元していたはずであると語った。

 新憲法案裁決後の6日夜に開かれた同盟の集会には僅かに300人程度しか参加者が集まらなかったという。

* 同盟の参加者減は雨だけではなく、反タクシン派を含む非PTV系団体の合流を受け意識的に親タクシン派色を排除している事も大きな要因になっているのではないかと思います(あと、連日集会を開催し続けてきた為に、参加者動員の為の予算が底をついてしまったというのもありかもしれませんが)、それはそれとして人口雨云々といった幹部の戯れ言まで信じてしまうような種類の人しか集会に集まらないという事なんでしょうかね?

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (7日)

・6日20:30前、ナラーティワート県ランゲ郡内で、イスラムの礼拝を終え帰宅の為にバイクで走行中だった66歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負い、搬送先の病院で死亡。

・7日未明、ソンクラー県ヂャネ郡内で、付近の雑貨店でビールを買うためにバイクで走行中だった26歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。男性は村長の息子。当局側は、個人的な係争が犯行にある可能性が強いものの南部情勢絡みの可能性も含め捜査する方針。

・7日朝、ヤッラー県ラーマン郡内に設けられた検問所で、検問を突破しようとしたナコン・シー・タンマラート・ナンバーの小型トラックに乗った人数不明の一味が警察との間で約5分間に渡る銃撃戦を展開した後に強行突破し逃走。この銃撃戦で警察官1人が負傷。その後、トゥンヤーン・デーン郡内で乗り捨てられた小型トラックを発見すると共に、当局の姿を見つけ大急ぎで逃走しようとしたバイクに乗った30歳と25歳の2人組の男の身柄を拘束。これまでの調べで、逮捕された2人は不穏な動きに関与している組織関係者と見られ、また小型トラックで麻薬を搬送していた疑いもあることから、今後一連の不穏な動きと麻薬取引の関係を含め捜査を行う方針。

・7日朝、ヤッラー県県都内のユポー地区とターセ地区内に住む仏教系住民300人前後が路上を封鎖し、地域の安全が脅かされるとして、ターセ地区内に臨時駐留しているレンジャー部隊の域外への移転を中止するよう要求。住民代表によると、レンジャー部隊が駐留して以降、仏教系の住民の首を切断したり、遺体に火を放つような残忍な事件が発生していないという。最終的に郡庁関係者が軍に再考を促すことを約束した事を受け昼前までに住民等は散会。

・7日9:00過ぎ、ヤッラー県ガーバン郡内で、バイク2台に分乗したイスラム装束姿の4人組が茶店内で飲食中だった40歳のイスラム系住民男性に向け銃を発砲し重傷を負わせる。男性は元村長で日頃から当局側と緊密な付き合いがあったという。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トーンロー署、ガンピタック容疑者に対する逮捕状を取得

 首都圏警察本部トーン・ロー署は7日、バスの運転手と喧嘩の末にベンツでバスの乗客に突進し1人を死亡させ10人以上に負傷を負わせたガンピタック・パッチムサワット容疑者(20)に対する逮捕状を裁判所から取得した事を明らかにした。

 過失致死ではなく殺意が伴う殺人及び殺人未遂、傷害での立件を目指すという。

 今回の措置は、ガンピタック容疑者が入院している私立病院側が同容疑者の事情聴取の為の引き渡しを拒絶している事を受けたもので、今後捜査員が病院に出向き逮捕状を提示し同容疑者の引き渡しを求めた上で、署に連行し事情聴取を行う予定で、仮に連行不可能と判断された場合は警察が身柄を確保し警察病院に移送し治療を行った上で事情聴取を行うことになるという。

参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=8175 (ビデオ)
身勝手な名家の本領発揮、事件は息子に取り付いた悪霊の仕業と主張
元ミスタイの息子がぶち切れてバスの乗客等を轢き13人が死傷

* 因みにガンピタック容疑者のチューレンはハム(タイ語的にはヘーム)なんですが、一部マスコミはハムの前に豚を意味するムゥーをつけて豚ハム(ムゥー・ヘーム)という語句を見出しに使用しています。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月07日

起草作業委委員長、同盟は国家の事を考えて活動するべき

 憲法起草作業委員会のプラソン委員長は6日、反独裁民主主義同盟は活動を資金面で裏から支えている人物ではなく国家の利益を考えて活動を行うべきであると警告した。

 これは、国家憲法起草議会による新憲法案の採決に先だって語られたもので、プラソン委員長は、国家を騒乱状態に陥れたいと欲する人物が資金面で新憲法のボイコットを呼びかけている反独裁民主主義同盟の活動を支えていると断定した上で、同盟に対して背後で支援している特定の人物や集団ではなく、国益の事を考え色眼鏡を通さず新憲法案の内容を十分に検討した上で活動をするべきであると指摘した。

 一方、新憲法案の廃案を訴え国会議事堂前で要求活動を展開していた同盟関係者約100人は、新憲法案の承認により国内に新たな対立の火種をもたらしたとして、国家憲法起草議会議員の名前を記した葬儀用の花輪に模した物を議事堂前に投げ込んだり、警備用の鉄柵に括り付けるなどして今回の決定に抗議した。

 また、国内和解推進・一致団結体制早期成立を呼びかける約10人の小グループと、散会後も議事堂前に居残っていた同盟関係者との間で小規模な衝突が発生する場面も見られたという。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新憲法案を全会一致で承認

 国家憲法起草議会は6日開かれた新憲法案の採決の為の議会で、全会一致で新憲法案を承認した。 今回の採決を受け8月19日に国民投票が行われる事が再確認された。

 100人の議員中2人が欠席し、出席した98人全員が新憲法案に賛成票を投じた。

参考
http://www.parliament.go.th/news/ssrnews/images/Pdf_74489.pdf
(新憲法案、PDFファイル)

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (6日)

・6日早朝、ヤッラー県ヤッハー郡内で行われた民家の強制家宅捜索の際に、遺体を民家から運び出している最中だった約20人のグループが当局の姿を見て遺体を置いたまま逃走。内2人の身柄を捕捉すると共に民家内で重傷を負った23歳の男を発見。遺体は50万バーツの懸賞金が掛けられ指名手配されていた25歳の男と見られ、重傷を負っていた男と共に4日に発生した教師の警護作業にあたっていた軍との間で発生した銃撃戦に関与していたと見られる。

・6日早朝、軍・警察で構成された混成チームがヤッラー県県都サテン・ノーク地区内にある民家で強制家宅捜索を行い、使用可能な爆発物4発を押収すると共に40歳と18歳と71歳のイスラム系の男の身柄を拘束。今回の強制家宅捜索は、前日夕方に付近の草むらで使用可能な爆発物3発が発見押収された事を受け行われたもの。

・6日8:30過ぎ、パッターニー県ヤッラン郡内で、徒歩で路上の警戒作業にあたっていた軍関係者の通過に会わせて爆発物が爆発したが、幸い人的な被害は無し。

・6日13:00前、ヤッラー県バンナンサター郡内で、バイクで路上を走行中だった59歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

・6日夕方、ソンクラー県サバーヨーイ郡内で、学校前に放置されていた不審物の処理の為に爆発物処理班を始めとする当局関係者が回収作業に入ろうとしたところで不審物が爆発したが、幸い人的被害は無し。

・6日夕方、パッターニー県ヤッラン郡内で、路上の警戒作業にあたっていた軍関係者のバイクの車列の通過にあわせて爆発物が爆発したが、初期報道段階では人的な被害は確認されていない。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

身勝手な名家の本領発揮、事件は息子に取り憑いた悪霊の仕業と主張

 4日夜半にバスの運転手と喧嘩の末にベンツでバスの乗客めがけ突進し1人を死亡させ10人以上に重軽傷を負わせたガンピタック・パッチムサワット容疑者の父親のガンアネーク・パッチムサワット氏は6日、搬送先の病院で正気に戻り事件の重大さに気がついた息子が死にたいと語っていた事を明らかにした上で、犯行は息子ではなく息子に取り憑いた悪霊の仕業であると語り、息子には刑事責任が無いことをあらためて強調した。

 しかし、ガンピタック容疑者が精神を患い、かねてからバスに敵愾心を燃やし頻繁にバスに対して競争を仕掛けていた事を承知で車の運転を許していた保護者としての責任に関しては口を濁し明言を避けた。

 また、車掌が事件後にガンピタック容疑者が正常な表情で警察の耳元で何かを囁いた後で引きつけを起こしたような演技をしたと指摘している事に関しては、無教養な者の戯れ言でしかないと一笑した上で、精神を病んでいる者にその様な手の込んだ演技が出来る訳がない事は父親である自分が一番知っていると語った。

 ガンアネーク氏によると、事件後にガンピタック容疑者を車外に引きづりだしリンチを加えた一般通行人を刑事告訴する方針だという。

 一方、ガンピタック容疑者が搬送された病院側は、同容疑者の精神状態に回復の兆しが見られるものの、警察の取り調べにはまだ応じることができる状態には無いことを明らかにした。

参考
元ミスタイの息子がぶち切れてバスの乗客等を轢き13人が死傷

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高等裁、元TKのジョーイ(26)に33年5ヶ月の判決

 高等裁判所は6日午前、麻薬所持密売で起訴され1審で8年1ヶ月の刑が下されていた女性二人組のアイドルユニットTKの元メンバーのジョーイ(Joyce)ことポンラパン・ラタナメーターノン被告(26)に対して、減刑要求を退けた上で別件の飲酒運転の禁固1ヶ月を足した33年5ヶ月の刑を言い渡した。

 ポンラパン被告は2004年11月23日に麻薬所持密売の容疑で恋人だったヂタパット・サンカスワン被告(27)と共に逮捕され、8年4ヶ月の禁固、34万バーツの罰金の支払いを命じた1審判決を不服として控訴していたもので、高等裁判所側は、1審で33年4ヶ月の禁固及び80万バーツの罰金の支払いを命じる判決を受けているヂタパット被告と共犯関係にあったと認定し、同被告と同様な罪に服するべきであるとしてポンラパン被告の減刑要求を退け終身刑及び120万バーツの罰金の支払いを命じた上で、ポンラパン被告の法廷での証言が審理の進行に貢献した事を情状酌量し33年4ヶ月の禁固に別件の飲酒運転の1ヶ月の禁固を足した33年5ヶ月の禁固及び80万バーツの罰金の支払いを命じる判決を言い渡した。

 尚、ヂタパット被告に対しては1審判決を支持し33年4ヶ月の禁固及び80万バーツの罰金の支払いを命じる判決を言い渡し、一方で、ポンラパン、ヂタパット両被告に麻薬を卸していたとして逮捕起訴され1審で無罪の判決が下され検察側控訴の為に収監されていた29歳の男性被告に対しては1審判決を支持し無罪の判決を下すと共に上訴審期間中の収監を命じる判決を下した。

参考
http://www.ch7.com/news/sbnews.aspx?NwType=02&SbType=03&SeqNo=2099 (ビデオ)

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

娘運転の車が家に激突、テレビを見ていた父親が轢かれ死亡

 6日2:00前、バンコクのスワンルワン区ソーイ・パナタガーン48内にある住宅で、娘が運転する車が寝室に激突し、テレビを見ている最中だった父親が重傷を負い、搬送先の病院で死亡するという事故が発生した。

 娘が購入したばかりの車を盗難防止の為に屋内の駐車場に入れようとした際に、オートマチック車の運転に慣れていなかった事と折からの雨で視界が良くなかった事が原因で車が暴走し激突したと見られている。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月06日

同盟、6日朝に国会議事堂前で大規模要求行動

 反独裁民主主義同盟非PTV系幹部のウェーン・トーヂラーガーン氏は5日夜、新憲法案の最終可決が行われる6日朝に国会議事堂前で新憲法案の廃案を要求する大規模な集会を開催する方針を明らかにした。

 ウェーン氏によると、従来のデモ行進を行わず6日朝6:00に各自が国会議事堂前に集まり、12:00頃まで集会活動を展開する予定で、少なくとも同日ガーラシン県内で行われた集会に集まった5万人(ウェーン氏の自己申告数字)を超える参加者が集まる見通しであるとのこと。

 尚、6日には仏教国教化の憲法明文化を要求している勢力も国会議事堂前で大規模な要求活動を展開する方針を明らかにしている。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン先生、有罪にされちゃうから意地でもタイに帰らない

 特別講義の為に日本を訪問中のタクシン前首相は、今帰ると当局側によって恣意的に有罪にされちゃうから帰りたくないと語っていたそうな。

 詳細はこちらを参照してください。 (ソンティ議長のこちらの発言と読み比べるのも一興かと)

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合系教授、起草議会の広報は国民を臣民に見立てた前近代的なもの

 ヂュラーロンコン大学政治学部行政学科長のチャイヤン・チャイヤポン氏は5日、国家憲法起草議会による国民投票参加を呼びかける広報は、国民を臣民に見立てた前近代的なものであると指摘した。
 
 発言の中でチャイヤン氏は、国民投票は本来国民自身が新憲法案の内容を総体的に検討した上で投じられるものであると指摘した上で、現在行われている広報はあたかも国民が抑圧されていた時代の様に支配階級が国民に賛成票を投じるよう強要する極めて不適切な内容になっていると非難した上で、今後新憲法の内容を含め熟考を重ねた上で国民投票のボイコットを呼びかける何らかの行動に出る可能性がある事を明らかにした。

 民主主義市民連合に合流した事でも知られる反タクシン派のチャイヤン氏は、昨年4月2日に行われた総選挙の際に、己の不明を洗浄する目的で議会を解散し総選挙を強行したタクシン前首相に抗議する為に投票所で投票用紙を破るパフォーマンスを演じた人物としても知られる。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤッラーで線路の固定用ボルト56個が外される

 5日朝、ヤッラー県県都内にあるタイ国鉄ヤッラー駅から約2Km離れた線路上で、線路を固定するボルト56個が何者かによって取り外されているのが確認された。

 この影響でヤッラー駅からスンガイ・ゴーロック駅間の列車の運行が一時運休する事態となったが、同日10:00過ぎ頃までに補修を終了し運行を再開した。

 一方、5日5:30前、パッターニー県ノーンヂック郡内にある学校及び保健所付近の2ヶ所で、人数不明の一味が警戒作業にあたっていた当局関係者に向け銃を乱射し、銃撃戦を展開するという事件が連続して発生し、保健所付近で発生した銃撃戦で当局関係者3人が負傷を負った。

 尚、一部報道は、何れの現場でも、最初に一味側が爆発物を爆破させた上で警戒作業にあたっていた当局関係者に向け銃を乱射したと報じている。

 実行グループ側は、現場付近に偽爆弾を放置すると共に鋲を路上に撒きながら逃走。

 また、ナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡内中心部では、5日7:00前に雑貨店(報道により農業関連品販売店とも建設資材販売店とも)脇に仕掛けられていた爆発物が爆発したが、幸い人的な被害は確認されなかった。

 時限発火式の爆発物が使用されたと見られる。

 更に先立つ同日6:30前同県ヂャネ郡内で、バイクで路上を走行中だった32歳のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡した。

 一方、パッターニー県内では、5日7:00過ぎにヤッリン郡内で40歳と39歳のイスラム系住民男女が銃撃される事件が、またパナーレ郡内では、薬局に男が押し入り店主夫人の50歳の仏教系住民女性が射殺されるという事件が発生している。尚、ヤッリン郡の銃撃事件による被害状況に関しては不明。

 また5日夕方過ぎには、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内で、小型トラックに乗った4人組が、50歳の元県行政機構評議会議員運転の車に向け銃を乱射し、元議員が死亡し同乗していた43歳のイスラム系住民男性が重傷を負うという事件が発生した。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

妻の派手な交友関係が背後に? タウンハウス内で3人の射殺体

 5日朝、バンコクのノーンケーム区ソーイ・ペートガセーム81にあるタウンハウス内で3人の男女が至近から銃で頭部を撃たれ死亡しているのが発見された。

 死亡したのは、家主である37歳の会社経営者の妻(26)と家主の会社の従業員で発見されたタウンハウス内に寄宿していた19歳の男性と27歳の女性で、警察側は家主夫婦の知人やタウンハウス内に寄宿していた従業員等の証言から、家主の男が死亡した妻の派手な交友関係に悩み、妻及び妻と関係があった2人を射殺し逃走したと見て、男の行方を追っている。

 家主の男は、日頃から空に向かって銃を発砲して遊ぶ癖があり、前日夜半に銃声が聞こえても誰も異常事態が発生したとは思わなかったという。

 死亡した妻は、19歳の男性と関係していた他、トムボーイでもある27歳の女性とも頻繁に会う仲だったという。

 また、遺体発見の通報を受け現場に駆けつけた警察官が、タウンハウスがある民間開発の住宅地のイメージダウンを恐れた住宅地の警備員に現場への接近を拒まれるという場面も見られたという。

参考
http://www.tv5.co.th/newss/tv5tv.php?transid=73842 (ビデオ)

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元ミスタイの息子がぶち切れてバスの乗客等を轢き13人が死傷

 4日23:00前、バンコクのソーイ・スクムウィット26の入り口(アーリー交差点)付近で、ベンツを運転していた大学生の男が513番路線バスの乗客等を轢き重傷者3人を含む13人が負傷を負い、内1人が搬送先の病院で死亡するという事件が発生した。

 ベンツを運転していたのは、1984年度のミス・タイランドで、その後女優として活躍していた事もあるサーウィニー・パッチムサワットさん(42)の息子のガンピタック・パッチムサワット容疑者(20)で、バスの運転手や乗客の証言によると、事件発生前に車に擦ったと難癖を付けた(報道により進行を妨害したと難癖を付けた)ガンピタック容疑者と運転手との間で口論となり、その後ガンピタック容疑者が石で殴りつけ運転手に負傷を負わせると共に、ベンツに戻りバスから降りて歩道上から事の次第を見守っていた乗客に向かって突進し13人に負傷を負わせたと見られる。

 歩道上にいた乗客は、バスの車掌の指示で後続の車両に乗り換えるために車外に出ていたという。

 尚、ガンピタック容疑者は乗客を轢いた後に、付近にいた通行人等に車から引きづり出された上で殴る蹴るの暴行を受け重傷を負い病院に搬送されている為、警察側は同容疑者の回復を待って事情聴取を行い殺人罪を含めた法的責任を追及する方針であることを明らかにしている。

 その後の報道によると、ガンピタック容疑者の父親は、元国家警察本部本部長補のウクリット・パッチムサワット警察中将の実弟のガンアネーク・パッチムサワット氏で、事件で被害にあった方への補償に全面的に応じると共に、ガンピタック容疑者を出家させる意向を示しているという。

 父親によると、ガンピタック容疑者はキレやすい性格で、一度キレると前後の見境がつかなくなることも度々で、また過去にはガラヤー・ラーチャナカリン研究所の診療施設で精神科の治療を受け、その後医師と相談の上で車の運転を許可していたという。

 また、正気に戻ったガンピタック容疑者は父親に対して、なにが起きたのか記憶にないと語っていたという。

 一方、搬送先の病院で死亡した女性の父親は、最高の法定刑がガンピタック容疑者に下される事を希望すると語った。

参考
http://www.thaimiss.com/ms_thailand_07.php
(元ミスの母親、一番上の写真の人)
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=8128 (ビデオ)
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=8135 (ビデオ)

* 5日夕方に行われた両親の記者会見やネーションチャンネルの番組の中で行われた電話インタビューの中で父親は、息子は精神を患っており、キレると正気を失うことが度々あったと「はきはき」と語り、刑事責任が無いことを強調する一方で、息子が日頃からバスに対して敵愾心を燃やしていた等の「準備されていない」質問に対してはしどろもどろになる場面が見られました。一方、殺人罪での立件を視野に捜査を行う方針を明らかにしていた警察側も、ここに来て刑事責任の追及が難しい事を臭わす発言を繰り返し始めています。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パトロール隊員2人が職務質問をしようとしたバイクに乗った2人組に銃撃

 4日23:00前、バンコクのカンナーヤーオ区内の路上で、通常のパトロール任務に就いていたパトロール隊に所属する首都圏警察本部バーンチャン署に所属する2人の警察官が、停止を命じたバイクに乗った2人組の男に銃撃されるという事件が発生した。

 幸い銃弾が外れた事を受け、2人の警察官はバイクの後部座席に乗っていた19歳の男をバイクから引きずり落とし身柄を拘束したが、運転していた男は隙を見て逃走した。

 逮捕された男は警察に対して、警察官に遭遇する直前に名前を知らない男から700バーツで拳銃を受け取ったばかりだった為、拳銃の不法所持で逮捕されるのが怖くて発砲してしまった。拳銃は以前喧嘩になった事がある若者グループの襲撃から身を守る為に購入したと証言しているが、警察側は証言に一貫性が無いことから、バイクで通り過ぎざまにバッグを盗む等の犯罪目的で拳銃を所持していた疑いもあると見て、逃走中の男を追うと共に引き続き事情聴取を行うとしている。

参考
バーン・ケーン署員2人射殺事件、麻薬中毒の2人を逮捕

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコクのリゾート施設内で麻薬パーティー、准看護師の女等を逮捕

 首都圏警察本部第四分署は4日夜半、バンコクのラートプラーオ区ラームイントラー通り沿いにあるリゾートの客室内で強制家宅捜索を行い、麻薬を使用したパーティーを開催していた21歳の准看護師の女及び23歳から30歳までの男4人を逮捕し、20グラムのアイスやヤーバー30錠、11mm口径の拳銃1丁及び銃弾200発、25口径の拳銃及び模造拳銃ぞれぞれ1丁等を押収した。

 今回の逮捕は、客室内で麻薬パーティーが開催されているとの通報に基づく内偵捜査により実現したもので、逮捕された准看護師の女が部屋を借り先月29日から連日のように麻薬パーティーを開催していたと見られる。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

同盟、5日にガーラシン県内で集会

 反独裁民主主義同盟非PTV系幹部のウェーン・トーヂラーガーン氏は4日、5日にガーラシン県内で集会を開催する方針を明らかにした。

 ウェーン氏によると、集会には同盟の主要な幹部が参加する予定で、集会の場では新憲法案の隠された真実を住民に訴えると共に新憲法案のボイコットを呼びかける方針であるという。

 また、10日から12日にかけて北部地方で集会を開催する方向で調整を進めているという。

 一方、5日に同盟PTV系幹部のウィラ・ムシクポン氏の自宅前で抗議の書状を手渡す方針を明らかにしていたソンクラー県の団体を中心にしたプレーム枢密院評議会議長支持派団体は、自宅に赴く代わりにプレーム議長に対する攻撃を止めるよう呼びかける公開書簡を送付すると共に、パッタルン県選出民主党所属元下院議員のニピット・イントラソムバット氏率いる住民団体がプレーム議長公邸を激励訪問する方針を明らかにした。

 団体代表のチャーリー・ノプウォン・ナ・アユッタヤー氏によると、仮にウィラ氏が率いる勢力が予定通り6日にプレーム議長公邸へ向けたデモ行進を行った場合は、直接ウィラ氏の自宅前で抗議活動を展開する方向で検討を行うとのこと。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする