2007年07月02日

プレーム公邸への行進を巡り同盟内で対立

 2日午後、プレーム枢密院評議会議長公邸へ向けデモ行進を開始した反独裁民主主義同盟のデモ隊は、当局側の阻止により陸軍本部前で滞留していた際に、同地に滞留し根気強く当局側と交渉を行うべきであると主張する反タクシン派の非PTV系幹部であるウェーン・トーヂラガーン氏と、迂回してでもプレーム公邸前への進行を強硬するべきであると主張するタクシン支持派のPYV系幹部であるウィラ・ムシクポン氏等の一派との間で意見の対立が発生し、ウィラ氏を中心にした一部の一派が迂回路を利用してプレーム公邸に進行を始める事態になった。

 当局側は、進路上にバンコクの行政当局所属のゴミ収集車両等を路上に配置し行進の進行を阻止していたという。

 デモ行進は、前回と同様に行進の規律を司る集団を先頭に配置し、4台の街宣車を中心とした4つのグループが続き、しんがりにタクシー車両とバイクの車列を配置するというフォーメーションで進められていたが、滞留先の陸軍本部前で発生した幹部間の意見対立により、16:00過ぎ頃にPTV系幹部を中心にした2台の街宣車と行動を共にしていたグループが迂回路を利用してプレーム公邸へ向け行進を再開した。

 また、デモ行進開始前にサナーム・ルワンで行われていた演説の最中に、酒を飲みながら参加している集会参加者に向かって幹部が壇上から苦言を呈する場面も見られた。

 尚、陸軍本部前とプラウェートの交差点前で滞留を強いられていた同盟のデモ隊は、1日20:00までにプレーム公邸前への進行を断念しサナーム・ルワンへの引き上げを決定した。同盟の幹部の一人は、プレーム議長のクーデターへの関与を国内だけでなく海外のメディアを通して国外にも訴えることが出来たことは一つの勝利であるとした。

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デモ行進参加者が買収? ソンティ氏系のプーヂャッガーン紙が指摘

 プーヂャッガーン紙は1日、開設しているサイト上で1日行われたプレーム枢密院評議会議長邸へ向けたデモ行進の参加者が買収されていた事を物語る「拾い物」を公開した。

 拾い物は、行進が滞留していたメーカワン橋付近で回収された「評議会出て行け!」と書かれた黄色いハチマキと寺へのお布施や寺の信者が中心になって行う学校等の建設支援の為の募金活動の際に使用される寺の〆印が押された白い封筒で、同紙側は動員された集会参加者へ支給された現金が封入されていたのではないかと指摘している。

 プーヂャッガーン紙は、反タクシン派の民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン(林明達)氏系の新聞。

参考
http://www.manager.co.th/Politics/ViewNews.aspx?NewsID=9500000076476

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ABACポール、国民の多くが現政権による前政権の汚職追及を評価

 私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが、15県内在住の有権者3,109人を対象に行った意識調査で、現政権の最も評価できる成果に関して最も多い64.3%の回答者が、タクシン政権時代の不正・汚職の追及をあげ、次いで60.8%の回答者が社会道徳の推進をあげ、以下、充足を心得た経済感を基本においた生活の推進(55.1%)、地方コミュニティーの体制を強固なものにした(52.4%)と続く結果になった一方で、官僚や地方政治家の汚職取締に対する取り組みに関しては、僅かに28.5%、教育施設や住宅地内に於ける娯楽施設の帰省や若者の不良行為に対する取締の強化に関しては、僅かに21.6%の回答者しか評価していないという結果になっていたことが明らかになった。

 また、スラユット首相の公約任期までの続投を支持するかとの質問に関しては、64.9%が任期まで続投するべきと回答し、続投するべきではないと回答した者は僅かに10.7%だった。

 しかし、スラユット首相に対する支持率に関しては、48.2%だった2月の調査結果に対して45.4%と落とし、同様にタクシン前首相に対する信頼度に関しても21.6%から15.4%と落とす結果になった。

 また、次期総選挙に関しては、64.3%の回答者が年内に実施されると思うと回答し、来年以降になると回答した35.7%を大きく上回る一方で、63.8%の回答者が総選挙が実施されても、これまで通り票の買収等の不正行為が蔓延ると回答するという結果になった。

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スワン・ドゥシット、多くが早期の選挙実施を支持するも選挙後も政情に変化はない

 ラーチャパット大学スワン・ドゥシット校が行う世論調査スワン・ドゥシット・ポールが全国24県内在住の有権者4,173人を対象に行った意識調査で、42.85%の回答者が早期の総選挙の実施があらゆる問題の好転に繋がると回答する一方で、63.31%の回答者が総選挙後も政治情勢に変化は無いと考えている事が明らかになった。

 尚、総選挙後に政治情勢が好転すると回答した者は24.35%、政治情勢が悪化すると回答した者は7.12%だった。

 また、総選挙の実施時期に関しては、最も多い41.50%が今年12月末が望ましいと回答し、来年初頭か望ましいと回答したものが26.62%おり、更に52.74%の回答者が国家安全保障評議会は国民への主権返上に取り組む姿勢を明確に示すべきであると回答していた。

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防衛大臣、仏教国教化要求勢力の同盟への合流を懸念

 ブンロート防衛大臣は31日、仏教国教化を要求している勢力が反独裁民主主義同盟に合流する事により新憲法制定に向けた取り組みに大きな障害がもたらされると警告した。

 発言の中でブンロート防衛大臣は、住民の動員により新憲法の制定を阻止したいと考えている者が同時多発型街頭活動をバンコクを中心に各地で展開する方針を明らかにしている反独裁民主主義同盟の活動を背後で支えていると指摘した上で、先に仏教国教化の憲法条文への明文化の否決を受け新憲法ボイコットを視野にいれた活動を展開する方針を明らかにしている仏教国教化を要求している勢力が同盟に合流する事により、新憲法の制定を阻止する一大勢力に伸張する恐れがあると指摘した。

 その上で、国民自身の判断で新憲法が制定される事が将来の国内正常化につながると語り、国民に対して新憲法制定の是非を問う国民投票への協力を呼びかけた。

 一方、国家安全保障評議会のソンティ議長は1日、依然新憲法制定の阻止を画策している勢力が存在しているとした上で、これらの勢力の思惑の犠牲になりやすい草の根の層を中心に、己の意思で新憲法制定の是非を問う国民投票に参加する事が如何に民主主義の発展の為に重要であるかを訴える啓蒙活動を強化するよう関係当局に要請した。

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依然ネーウィン氏に不審な動き、第二方面軍が明らかに

 第二地区国軍本部のスヂット本部長は1日、所轄内の旧タイ・ラック・タイ党所属元下院議員、特にブリラム県及び周辺県に影響力を持つネーウィン・チットチョープ氏に不審な動きがあることを明らかにした。

 スヂット本部長によると、現状では反独裁民主主義同盟の同時多発型街頭活動に呼応した動員の動きは確認されていないものの、ネーウィン氏がブリラム県内の票の取りまとめ役と頻繁に会っている事が確認されている事を受け監視体制を強化しているとのこと。

 また、同本部長によると、ガーラシン県やコーン・ゲーン県を始めとする戒厳令が施行されている東北地方13県内でも、旧タイ・ラック・タイ党所属下院議員が頻繁に票の取りまとめ役や住民の代表に会っている事が確認されている事を受け、同盟の街頭活動に呼応した住民動員を策謀している恐れがあるとして監視を強化しているという。

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11歳少女を強姦し出産させた男が拘置所内で自殺

 1日午前、11歳の少女を強姦し妊娠させ、男児を出産させた容疑で逮捕されていた40歳の男が拘置所内で首を吊って自殺していた事が明らかになった。

 男は1日朝に肉親と面会を終え拘置所に戻った後に、衣服を切り刻みひも状にした上で首を吊ったと見られる。

 男は11歳の少女の母親の実姉の夫で、少女が2歳の頃から預けられ一緒に暮らしていた。

参考
11歳少女強姦・出産事件、叔母のバイタク運転手の夫を逮捕

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キャバレーショー・メンバーのニューハーフがビルから飛び降り重傷

 1日朝、チョンブリー県のパッタヤー地区にあるキャバレーショーを客に見せる店のビル4階から26歳のニューハーフの男性が飛び降り重傷を負った。

 重傷を負った男性は、ニューハーフによるキャバレーショーの踊り手の1人で、つきあっていた同じ店内でボーイとして働いている30歳の男性が前妻との間に生まれた男児の容態を見るために一時帰省することを巡って喧嘩になっていたことから、つきあっていた男性と前妻とのよりが戻ったと思いこみ衝動的に飛び降りたと見られる。

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