2007年07月03日

ヂャートゥロン氏、旧タ党系会派内の対立を否定

 旧タイ・ラック・タイ党系のタイ・ラック・タイ会派を率いるヂャートゥロン・チャーイセーン氏は2日、会派内に対立があるとの噂を否定した。

 これは、2日午前に旧本部があったIFCTビル内で行われたタクシン前首相の実妹であるヤオワパー・ウォンサワット女史を中心にした旧主流派系のメンバーが集まって開かれた会合の席上にヂャートゥロン氏の姿が見られなかったこを受け、俄に会派内を二分する対立が発生しているとの憶測が飛び交っていた事を受けた発言で、ヂャートゥロン氏はヤオワパー女史やスダーラット女史等との間で対立があるとの噂を否定した上で、当日開かれた会合は会派内の統一意思に則ったもので、会派内の対立云々とは無関係であるとした。

 更にヂャートゥロン氏は、会派の首班を降り政界から一時遠ざかるとの噂を否定した上で、一両日中に会派としての統一した政治的方向性を明確にする方針である事を明らかにした。

 一方、IFCTビル内で行われた会合に出席したポンテープ・テープガンヂャナー氏は、当日ヂャートゥロン氏が会合に出席していなかったのは単に本人が会合が開かれる事を知らなかっただけで、会派内の対立とは一切無関係であるとした上で、会合は新憲法案に対する意見交換の為に開かれたもので、前党首のタクシン前首相への忠誠心をチェックする為の招集であるとの指摘は事実ではないとした。

 IFCTビル内で開かれた会合には、ヤオワパー女史を始め旧主流派系の旧幹部の姿が多く見られ、また久しく表舞台で姿を見ることが無かったネーウィン・チットチョープ氏の姿も見られたという。

* その後、午後になってヂャートゥロン氏が会合に合流している事が確認されています。また、会合にはタクシン前首相が買収を目指しているマンチェスター・シティーのThomas Cookのロゴ入りのユニフォームを着て参加していた者もいたようです。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

旧与党の汚職告発の旗手が銃撃され負傷

 1日23:00過ぎ、ナコンラーチャシマー県コンブリー郡内の路上で、自宅に帰るために車で走行中だった元タイ・ラック・タイ党所属下院議員のスポン・アッターウォン氏が、小型トラックに乗った人数不明の一味に銃撃され、左頬をかすった弾丸で負傷を負うという事件が発生した。

 スポン氏は、訪問先の同県スゥンサーン郡内から帰宅の途上で、当時車内には運転をしていたスポン氏1人だけだったという。

 警察側は、地方政治を巡る対立が事件の背景にあると見て捜査を展開している。 

 スポン氏によると、銃撃を受けた際に相手側に向け銃弾2発を発砲したものの、相手側の被害状況については判らないとのこと。

 スポン氏は、下院議員時代に旧野党関係者が絡む汚職告発の旗手だった事で知られ、またその武闘派を思わせる言動からイサーンのランボーの異名を持つことで知られている。

参考
http://www.ch7.com/news/sbnews.aspx?NwType=02&SbType=03&SeqNo=1854 (ビデオ)

* タクシン政権誕生間もない頃に、鋭い目つきで「こいつはほんまに酷いやっちゃで〜」と言いながら当時の野党関係者が絡む汚職疑惑を手当たり次第に告発していたスポン君ですが、間をおかずして自らが絡む建設関連の汚職疑惑まで暴露されてしまった間抜けな方でもあります。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

陸軍、ヤッラー県内でバイク爆弾を使用した破壊活動が計画と警告

 陸軍のアコン報道官は2日午前、南部に於ける一連の不穏な動きに関与している一味がバイク爆弾を使用した破壊活動をヤッラー県内で計画している恐れがあるとして、関係当局に対して警戒態勢を強化するよう指示した事を明らかにした。

 これは、一味側が計画実行の為に既にバイク爆弾の用意を済ませているとの情報当局からの情報に基づいたもので、バンナンサター郡内で継続的に行われている集中摘発に対する報復攻撃の可能性が高いと見られる。

 アコン報道官によると、バンナンサター郡内で行われている集中摘発により、これまでに幹部クラス40人を含む196人の身柄を拘束し事情聴取を行っているという。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (1-2日)

・1日未明、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内で、学校が放火され全焼。実行グループは路上に鋲を撒きながら逃走。

・1日5:00前、軍及び警察で構成された混成チームがナラーティワート県ヂョアイローン郡及びスンガイ・パーディー郡内で一斉集中摘発を行い、RKKの構成メンバーと見られる54人の身柄を拘束。

・1日早朝、ヤッラー県ラーマン郡内の幹線上に鋲が撒かれているのが確認される。

・1日20:30前、パッターニー県ヤッラン郡内で、バイクに乗った2人組が、自宅前で談笑中だったタムボン行政機構評議会副議長(46)と警察官(47)に向け銃を乱射し、銃弾が付近にいた副議長の実母(79)に命中し、実母が死亡し副議長と警察官が負傷。

・1日21:00過ぎ、パッターニー県ヤッラン郡内で、55歳のイスラム系住民男性がイスラムの礼拝に出かけるために自宅前に駐車してあったバイクに乗り込もうとした所で、付近に潜んでいた人数不明の一味の銃撃を受け死亡。更に11歳と9歳の男性の息子が流れ弾にあたり重傷。男性は村内の子供にイスラムの教義を教えており、事件発生当時自宅内には教義を学ぶ為にきていた約30人の子供達がいた。

・2日朝、ヤッラー県ラーマン郡内で、ゴム農園へ作業に向かうためにバイクで路上を走行中だった47歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

・2日朝、ヤッラー県県都内リドン地区内で、村道上の警戒作業にあたっていた軍関係者の車列の通過に会わせ爆発物が爆発し、レンジャー部隊員1人が負傷。

・2日7:00過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内で、バイクで路上を走行中だった28歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

・2日7:30前、ヤッラー県グロンピナン郡内で、教師の警護作業にあたっていた当局関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発し、警察官1人が重傷(初期報道段階では死亡と報じるものも)。実行グループは路上に鋲を撒きながら逃走。

・2日8:30過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内で、人数不明の一味が付近に駐留している軍関係の車列の通過に会わせ爆発物2発を爆発させた上で車列に向け銃を乱射し、銃撃戦を展開した後に逃走。この爆破、銃撃戦により初期報道段階で2人の軍関係者が軽傷。

・2日14:00前、ヤッラー県ラーマン郡内で、バイクに乗った2人組が、ケーブルテレビ用のケーブルの敷設作業中だった31歳のイスラム系の男性に向け銃を発砲し、男性が死亡。

・2日午後、ナラーティワート県県都内にあるゴム農園の敷地内で爆発が発生。爆発現場に多くの血痕が残されていたことから、3-4人の一味が付近を通過する当局関係車両を狙って爆発物を仕掛けている最中に爆発し負傷を負い逃走したと見られる。

 その後、当局側が実行グループの逃走先であるイスラム教学校を特定し捕捉に行った際に、学生約700人が学校を取り囲みグループの捕捉を妨害する場面も見られたが、最終的に当局側が強行突破し、爆発により負傷を負った者を含む11人の男の身柄を拘束。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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