2007年07月08日

首相、年内の総選挙実施を再確認

 スラユット首相は7日放送された定例政見放送の中で、あらためて本年末までに総選挙を実施する方針を確認した。

 週替わりで有名キャスターの質疑に応じる形で進行する政見放送の中でスラユット首相は、年内に総選挙が実施される事は既に合意事項であると強調した上で、仮に8月19日に行われる国民投票で新憲法案が否認された場合は、代わりに運用されるべき過去の憲法の選定作業が行われる事になる為、実施時期が延期されることもあり得るとした。

 スラユット首相によると、国民投票で新憲法案が承認された場合は、早くて11月25日、遅くて国王が80歳を迎えられる事を記念した式典を挟んで12月16日ないしは23日に総選挙を実施できる見通しであるという。

 一方、タクシン前首相が公正な裁判が保障されず、また身の安全に対する不安もあるとしてタイへの帰国を拒否している事に関しては、前首相は帰国して自らがもたれている嫌疑と闘うべきである。一国の指導者の名を賭けて前首相の身の安全を保障すると語った。

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首相、集会を蹴散らす人口雨を降らす技術があれば国外に技術輸出できる

 スラユット首相は7日朝放送された定例政見放送の中で、仮にサナーム・ルワンで開催されている反独裁民主主義同盟の集会を蹴散らす事が出来るような人口雨を降らす技術があったら、国外に技術輸出し国益に還元する事が出来ると皮肉混じりに語った。

 この発言は、連日の雨による集会参加者減に悩まされている反独裁民主主義同盟が、政府が人口雨を使ってサナーム・ルワンに雨を降らせ集会を妨害していると非難した事を受けたもので、スラユット首相は、既に政府側は法に則り平穏に行われる集会の開催を許可しており、農業生産者の為に使用される人口雨の技術を政治的に使う方針は無いと語った上で、仮にピンポイント的に人口雨を降らすような技術をタイが持っていたら、既に国外に技術輸出し利益を国益に還元していたはずであると語った。

 新憲法案裁決後の6日夜に開かれた同盟の集会には僅かに300人程度しか参加者が集まらなかったという。

* 同盟の参加者減は雨だけではなく、反タクシン派を含む非PTV系団体の合流を受け意識的に親タクシン派色を排除している事も大きな要因になっているのではないかと思います(あと、連日集会を開催し続けてきた為に、参加者動員の為の予算が底をついてしまったというのもありかもしれませんが)、それはそれとして人口雨云々といった幹部の戯れ言まで信じてしまうような種類の人しか集会に集まらないという事なんでしょうかね?

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南部情勢 (7日)

・6日20:30前、ナラーティワート県ランゲ郡内で、イスラムの礼拝を終え帰宅の為にバイクで走行中だった66歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負い、搬送先の病院で死亡。

・7日未明、ソンクラー県ヂャネ郡内で、付近の雑貨店でビールを買うためにバイクで走行中だった26歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。男性は村長の息子。当局側は、個人的な係争が犯行にある可能性が強いものの南部情勢絡みの可能性も含め捜査する方針。

・7日朝、ヤッラー県ラーマン郡内に設けられた検問所で、検問を突破しようとしたナコン・シー・タンマラート・ナンバーの小型トラックに乗った人数不明の一味が警察との間で約5分間に渡る銃撃戦を展開した後に強行突破し逃走。この銃撃戦で警察官1人が負傷。その後、トゥンヤーン・デーン郡内で乗り捨てられた小型トラックを発見すると共に、当局の姿を見つけ大急ぎで逃走しようとしたバイクに乗った30歳と25歳の2人組の男の身柄を拘束。これまでの調べで、逮捕された2人は不穏な動きに関与している組織関係者と見られ、また小型トラックで麻薬を搬送していた疑いもあることから、今後一連の不穏な動きと麻薬取引の関係を含め捜査を行う方針。

・7日朝、ヤッラー県県都内のユポー地区とターセ地区内に住む仏教系住民300人前後が路上を封鎖し、地域の安全が脅かされるとして、ターセ地区内に臨時駐留しているレンジャー部隊の域外への移転を中止するよう要求。住民代表によると、レンジャー部隊が駐留して以降、仏教系の住民の首を切断したり、遺体に火を放つような残忍な事件が発生していないという。最終的に郡庁関係者が軍に再考を促すことを約束した事を受け昼前までに住民等は散会。

・7日9:00過ぎ、ヤッラー県ガーバン郡内で、バイク2台に分乗したイスラム装束姿の4人組が茶店内で飲食中だった40歳のイスラム系住民男性に向け銃を発砲し重傷を負わせる。男性は元村長で日頃から当局側と緊密な付き合いがあったという。

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トーンロー署、ガンピタック容疑者に対する逮捕状を取得

 首都圏警察本部トーン・ロー署は7日、バスの運転手と喧嘩の末にベンツでバスの乗客に突進し1人を死亡させ10人以上に負傷を負わせたガンピタック・パッチムサワット容疑者(20)に対する逮捕状を裁判所から取得した事を明らかにした。

 過失致死ではなく殺意が伴う殺人及び殺人未遂、傷害での立件を目指すという。

 今回の措置は、ガンピタック容疑者が入院している私立病院側が同容疑者の事情聴取の為の引き渡しを拒絶している事を受けたもので、今後捜査員が病院に出向き逮捕状を提示し同容疑者の引き渡しを求めた上で、署に連行し事情聴取を行う予定で、仮に連行不可能と判断された場合は警察が身柄を確保し警察病院に移送し治療を行った上で事情聴取を行うことになるという。

参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=8175 (ビデオ)
身勝手な名家の本領発揮、事件は息子に取り付いた悪霊の仕業と主張
元ミスタイの息子がぶち切れてバスの乗客等を轢き13人が死傷

* 因みにガンピタック容疑者のチューレンはハム(タイ語的にはヘーム)なんですが、一部マスコミはハムの前に豚を意味するムゥーをつけて豚ハム(ムゥー・ヘーム)という語句を見出しに使用しています。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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