2007年07月20日

イギリスFCのコーチが喧嘩で重傷、警察幹部自らが陣頭指揮をとる事態に

 15日夜半にナコンサワン県県都内で、イギリスのサッカーチーム"Tottenham Hotspur"のユースチームのコーチの男性(23)がタイ人グループとの喧嘩に巻き込まれ重傷を負った事件の捜査の陣頭指揮を県警察の指揮官自らが取るという事態になっている。

 警察側は、仮に単なる若者同士の喧嘩だったとしても、タイの国際イメージを損なう重大な事件を見過ごすことが出来ないとして、全力を挙げて「相手側」を摘発するとしている。また、この事件に関するニュースは19日放映された各局のニュースでも大きく取り扱われ、更に県知事自らがコーチの病床を見舞っている。

 一方、スラユット首相は、事件によってタイの対外イメージが損なうような事は無いとの考えを示した上で、警察に対して喧嘩に関わった両者に対して公正な捜査を行うよう要請すると共に軍に対しては若い兵卒がフーリガンのように振る舞う事が無いよう指導を強化するべきであると苦言を呈した。

 問題となった事件は、15日夜半レストラン内(報道により屋台街)に居合わせたタイ人の若者グループとコーチのタイ人の友人を含むイギリス人グループとの間で、コーチのグループ内にいたタイ人の1人がタイ人グループの1人が乗ってきた車に蹴りを入れた事がきっけで両者入り乱れての喧嘩になったという。

 その後、警察が間に入って喧嘩は一端は収まりかけたものの、その後納得できないタイ人グループがナコンサワン県内にある陸軍基地に所属する二等陸曹に電話をして加勢を要請し、再度二等陸曹が引き連れてきた仲間も加わり喧嘩になり、コーチのグループ側が喧嘩で重傷を負ったコーチを病院に連れて行った際にも、タイ人グループが後を追い病院前でコーチのグループに暴行を加えるという事態にまで発展していたという。

 病院前で発生した暴行の一部場面は監視カメラ映像に収録され、各局のニュース報道で度々放映された。

 タイの報道では「被害者グループ」という言質で報じられているコーチのグループは、連日の様に県都内の夜の盛り場を飲み歩いている姿が目撃されていたという。

 尚、この事件に絡んでこれまでに、喧嘩の際に相手側から刃物で刺され負傷を負い入院中の二等陸曹(26)が入院先の病院で逮捕されると共に、20歳(報道により19歳)の男が逮捕されているが、20歳の男は警察に対して、コーチのグループ内にいたタイ人との間で喧嘩になったが、中にいたイギリス人のグループに対して危害を加えるつもりは無かったとした上で、先入観を持たず両者に対して公正な捜査を行って欲しいと警察に訴えているという。

参考 (報道映像)
http://www.tv5.co.th/newss/tv5tv.php?transid=74722
http://www.ch7.com/news/sbnews.aspx?NwType=02&SbType=03&SeqNo=2786

Ch7の映像には監視カメラ映像の一部が含まれているが、TITVやネーション
チャンネル等のニュースで放映された暴行場面は含まれていない。

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首相、国民投票参加を呼びかけるステッカーの回収を命じる

 スラユット首相は19日、新憲法案の是非を問う国民投票への参加を呼びかけるキャンペーン用に作成したステッカーに誤解させる文言があるとして、マスコミや一般国民等に配布された5万枚全ての回収を命じた。

 問題のステッカーには新憲法案を受け入れる為に国民投票に行こうと書かれたとも読める文言が記載されており、回収されたステッカーは、受け入れるないしは賛成すると読むことが出来る単語の部分にシロテープが貼られた上で再度配布される予定だという。

 この文言に関しては、国民に賛成票を投じるよう強要しているとも取れる不適切な記述であるとの指摘が各界からあがっていた。

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突然閉鎖騒動の工場 8月5日に全事業から撤退、廃業へ

 11日朝、従業員に予告無しに工場を閉鎖し、従業員による大規模な抗議行動にまで発展し、その後13日に操業再開を決定していたThai Silp Southeast Asia Import Export Co., Ltd.が19日、8月5日をもって全ての事業から撤退し廃業する旨を労働省に通告していた事が明らかになった。

 事業継続の為の財源を確保できなかった事が今回の決定の背景にあると見られる。

 同社側によると、20日に全従業員に8月5日をもって全事業から撤退する旨を公式に伝えると共に、会社側からの補償金を受け取る為に撤退日の3日前まで勤務を続けるよう要請する方針であるという。

参考
突然閉鎖の工場、結局13日からの操業再開を決定

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反汚職市民ネット、憲法起草議会議員が新憲法案広報冊子の印刷で利益を着服

 反汚職市民ネットワークのウィーラ事務局長(反独裁民主主義同盟PTV系幹部のウィーラ氏とは別人)は19日、新憲法案の内容を国民に周知させる目的で発行が進められている冊子の印刷に絡んで、国家憲法起草議会のある議員が不当に利益を着服している疑惑がある事を明らかにした。

 ウィーラ氏によると、冊子の印刷は競争入札で一部あたり12バーツで落札した民間企業に委託されたが、実際には一部あたり6-7バーツで発注されており、落札金額と発注金額との差額を法律専門家でもある議員が着服した疑惑があるという。

 更にウィーラ氏によると、実際には冊子の印刷は一部あたり7バーツ程度で発注可能であるにもかかわらず、国家憲法起草議会側が、その倍以上の一冊あたり14.25バーツという異常に高額な適正価格を提示して競争入札を行ったいた事も、この疑惑を裏付ける傍証に為り得るという。

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ICT大臣、サイトを書き換えタクシン前首相の写真を掲載したハッカーの摘発を命じる

 シッティチャイ情報通信技術大臣は19日、同省のネットワークに進入しホームページを書き換え国家安全保障評議会を攻撃する文言と共にタクシン前首相の写真をページ上に掲載したハッカーの摘発を命じた事を明らかにした。

 19日朝から同日昼までの間にホームページが書き換えられたものと見られ、書き換えられたページには、タイ国旗の画像を使用した背景画像上に右手を挙げているタクシン前首相の写真が上部中心に貼り付けられ、更にその写真の下に国家安全保障評議会のソンティ議長の写真と共に国家安全保障評議会を汚く罵る文言が書きこまれると共に、閲覧した際に反独裁を内容とした曲がバックグラウンドで流れるようになっていたという。

 尚、報道によっては背景が黒字だったとするものもある。

* タクシン前首相が右手を挙げている写真(Gif形式のモーションピクチャーだったらしい)を掲載したってことは、タクシンこそが真の独裁者であるとハッカーは伝えたかったのでしょうか?(笑)

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ブンクリー元シン社会長が党首? 旧与党会派報道官は推測記事と指摘

 旧タイ・ラック・タイ党系のタイ・ラック・タイ会派のグテープ報道官は19日、タクシン前首相と極めて近い関係にある元シン社会長のブンクリー・プランシリー氏を党首に新党結党に動いていると報じられている事に対して、推測記事でしかないと語り報道を否定した。

 一部報道がタイ・ラック・タイ会派がブンクリー氏を党首、元政府報道官のスラポン・スゥプウォンリー氏を幹事長に据え、タイ・ラック・タイ党ならぬタイ・ルワム・タイ党名で新党結党の手続きを行う方向で動いていると報じていた。

 この報道に対してグテープ報道官は、単なる推測記事でしかないとしたものの、党名に関しては、現在解党処分が下された政党と同一名の政党を新設する事を禁じる法律の制定に動いている事に鑑み、当初会派側が固執していたタイ・ラック・タイ党ではなく別の党名で新党を設立する事になるとの考えを示した。

 尚、前後してブンクリー氏側は、報道は否定した上で、政界入りする意向が無いことをあらためて強調している。

 一方、19日旧タイ・ラック・タイ党本部が置かれていたIFTCビルで行われる会派の協議の席上では、現在参政権が剥奪されている会派リーダーのヂャトゥロン・チャーイセーン氏に替えソムポン・アモンラウィワット氏をリーダーに据える方向で協議が行われるとの憶測が飛び交っている。

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南部情勢 (19日)

・19日未明、ヤッラー県ラーマン郡内で、4人組が雑貨店を経営する29歳のイスラム系住民男性宅に押し入り、男性を射殺。

・19日8:00前、パッターニー県ヤッリン郡内で、学校正面の路上に仕掛けられていた爆発物が、教師の警護作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発し、軍関係者1人が軽傷。(報道により人的被害は無しとするものも)自動車用のリモートコントロールを使用し遠隔操作で爆発物を起爆したと見られる。

・19日午後、ナラーティワート県県都内で、バイクで路上を走行中だった22歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。男性の父親は県都警察署所属の警察官。

・ヤッラー県県都の警察は19日、17日に発生した爆破事件に絡んで、監視カメラ映像の解析作業を行った結果、実行グループの中に少なくとも2人の地域内にある私立イスラム教学校に通う学生がいた可能性が高いことが判明した事を明らかに。

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銀行強盗、僅か30秒で現金175,000バーツを強奪

 19日13:30頃、バンコクのバンコーレーム区ラーマ3世通り沿いにあるナコン・ルワン・タイ(Siam City)銀行バーンクロー店に、バイクで乗り付けた2人組の強盗が押し入り、行員に拳銃と思われる物を突きつけ現金を出すように要求し、銀行側が差し出した175,000バーツを奪って逃走するという事件が発生した。

 2人組が銀行に押し入り現金を強奪し逃走するまで、僅か30秒間の出来事だったという。尚、報道によっては約1分とするものもある。

 警察側は、犯人が逃走したと思われるクルンテープ橋方面を中心に行方を追っているが、同日16:00過ぎ現在捕捉には至っていない。

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