2007年08月07日

首相、新憲法案廃案を狙った買収が行われていると断定

 スラユット首相は6日、東北地方で新憲法案の廃案を画策する者による買収が行われているのは事実である事を確認した。

 発言の中でスラユット首相は、買収への旧政権勢力の関与に関しては明確になっていないものの、住民に国民投票のボイコットを呼びかける為の買収が行われているのは事実であるとし、同様な理由で次期総選挙でも透明な選挙の実施は難しい事になるとの考えを示した。

 一方、国家安全保障評議会のソンティ議長の退官後の政界入りが噂されている事に関しては、仮に事実であれば軍人としての本分にもとる行為であるとの認識を示し、暗に同議長の動きを牽制した。

* 最後の部分にタイ型原理主義を基本とした国家再生の為に末節を汚す決心をしたスラユット首相と、実はクーデターを首謀した背景に幾分不純な動機があったかもしれないソンティ議長との人としての質の違いが良く現れていると思います。

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ソムサック氏、特定政党による元議員の買収はあり得る話

 中道主義党の結党に動いているマッチマー会派を率いるソムサック・テープスティン氏は6日、特定の政党が1人あたり3,000万バーツで元下院議員の引き抜きを行っているとの噂は事実に基づいたものであるとの認識を示した。

 発言の中でソムサック氏は、買収は党全体ではなく一部の党員グループによって行われているとの考えを示した上で、買収されてまで次期総選挙に出馬するような考えを持つ者は選挙で成功を収める事は出来ないとした。

 ソムサック氏によると、会派に所属していた13人の元下院議員が既にパラン・プラチャーチョン党への合流を決めているという。

 この件に関しては、先に新希望党のチンチャイ党首が、1人あたり3,000万バーツで元下院議員を特定政党に引き抜く動きが展開されていると指摘した上で、今後強大な資金力を背景にした旧政権勢力と、それを打ち崩したい政府との間の抗争が激化すると指摘していた。

 また、クーデター勢力を始めとする親陸軍系の政党の結党の動きがあると伝えられている事に関しては、旧政権とも現政権とも距離をおいているマッチマー会派に大きな影響を与えることにはならないとした上で、国民にクーデター勢力の権力維持の為の策動との印象を与えない為にも事前に国民に対して明確に党としての立場や結党主旨等に関して明確に説明をしておくべきであると指摘した。

 一方、ルアム・ヂャイ・タイ党設立発起メンバーの1人であるアネーク・ラオタンマタット氏は6日、タイ・ラック・タイ会派が事実上乗っ取ったパラン・プラチャーチョン党が強力な元下院議員の引き抜きを行っている事を明らかにした上で、仮に同党の党首に元バンコク特別自治体知事のサマック・スンタラウェート氏の就任が確実になった場合は、国内和解推進の取り組みに暗い影を落とすことになると指摘した。

参考
国民投票票の買収は事実、新希望党党首が明らかに

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心変わり、収監中の同盟幹部6人が保釈申請

 タイに民主主義が戻るまで意地でも保釈を申請しないと言い張っていた、バンコク特別拘置所に収監中の反独裁民主主義同盟の幹部6人が、面会に訪れた近親者に保釈を申請する意向を示している事が明らかになった。

 幹部の1人によると、拘置所内で人権侵害行為が蔓延り始めており、抑圧的環境から自らを解放する為に保釈を申請するのだという。

 最終的に6日午後、刑事裁判所側は、警察側の申請に基づき18日までの拘置期限延長を認めると共に、社会情勢を煽動するような政治活動や政治的なインタビューを受けることを禁じる事を条件に6人に対する保釈を許可する決定を下し、6人はそれぞれ20万バーツの保釈金を支払い保釈された。

* 要は高尚な理想などこれぽっちも持ち合わせていない根性無しの集団だったという事ですね。

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BRNの首領は単なる下っ端、分離主義運動の大物指導者の名前を突き止める

 ブンロート防衛大臣は6日、南部国境三県域に於ける一連の不穏な動きに関与している大物指導者の名前を突き止めた事を明らかにした上で、近い将来良いニュースが国内にもたらされる事になるとの見通しを示した。

 同大臣によると、大物指導者は活動方針の立案や各組織に伝えられる指令系統を統括する重要な人物だという。

 尚、大物指導者の詳細に関しては明らかにされていないが、分離主義組織の中でも過激派と見られているBRNコーディネートや傘下と見られるRKKの首領とされるスペーイン・バーソー容疑者やマセー・ウセン容疑者は、何れも三県域内の実行部隊の指導者的な立場でしかないという。

 また同大臣は、大物指導者の上に戦略や政策の立案に関与している政治部門の幹部が居るとの情報を掴んでいる事を明らかにした上で、現在行われている特定作業により近い将来身元を突き止める事が出来るとの見通しを示した。

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ヤッラーで銃殺後遺体に火

 6日17:00過ぎ、ヤッラー県県都ターサープ地区内の路上で、帰宅の為にバイクで路上を走行中だった47歳の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され殺害された上で、遺体にガソリンをかけられ火を放たれるという事件が発生した。

 死亡した男性は国内通商事務所付きの運転手で、自宅から10メートルと離れていない地点で事件にあった。

 一方、ナラーティワート県ウェーン郡内では6日午後に、商店前で爆発物が発見され回収作業が行われた。

 爆発物が発見された付近では、ここ3ヶ月間の間に2回爆発物が仕掛けられていたのが確認されているという。

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ナラーティワート県4郡8ヶ所で臨時駐留地等に向けた連続銃撃

 6日2:00前から4:30頃にかけて、ナラーティワート県内4郡8ヶ所で、連続して軍や警察の臨時駐留地や警備拠点等に向けた銃乱射事件が発生し、2人が死傷した。

 乱射事件が発生したのはヂョアイローン郡内にある軍の臨時駐留地、同郡内にある鉄道駅の警備拠点、同郡内にある2ヶ所の学校の警備拠点、バーヂョ郡内にある幹線上に設置された2ヶ所の検問所、ルゥーソ郡内のタムボン行政機構庁舎内に設置された軍の臨時駐留地、シーサコン郡内にあるイスラム系住民宅の8ヶ所で、ヂョアイローン郡内の鉄道駅の警備拠点で発生した銃の乱射及び銃撃戦により22歳の軍関係者が重傷を負い、シーサコン郡内のイスラム系住民宅で発生したバイク2台に分乗した4人組による銃撃により家主の41歳の男性が死亡した。

 またほぼ同時に、県内10ヶ所以上で路上に切り倒された立木や爆発物と見せかけた不審物が放置されたり、鋲が撒布されたりしているのが確認された。

 一方、軍・警察の混成チームはヤッラー県グロンピナン郡内でRKKの訓練指導教官と見られる兄弟の身柄を拘束した。

 自ら当局側に投降する意向だったと語る兄弟は取り調べに対して、当局に対する憎しみの植え付けや地域の防衛意識を植え付ける活動に関与した事は認めているものの、破壊活動関連の訓練を施していた容疑に関しては具体的な証言を避けているという。

 一方、国内治安維持第四地区前線司令本部は6日、これまでに行われた集中摘発により合計168人の容疑者の身柄を拘束し、内126人が転向教育センターないしはインカユット司令本部に収容され、42人が国内治安維持第四地区前線司令本部内に収容されている事を明らかにした。

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車内で拳銃が落下暴発し18歳の男性に命中、死亡

 6日2:00前、バンコクのクローンサームワー区内にある警察署に建設請負業(報道によりバンガピ地区内で衣料品を販売とするものも)の26歳の男が出頭し、車の中で腰に付けていた拳銃が落下した際に暴発し18歳(報道により17歳)の男性を死亡させてしまったと証言した。

 男の証言に基づき警察はバンコクのミンブリー区内にある草地内で男性の遺体を発見回収すると共に付近に捨てられていた拳銃を押収した。

 男は取り調べに対して、5日2:00頃に友人等と飲食に出かけた際に腰に付けていた拳銃が帰りの車中で何かの拍子で落下した衝撃で暴発し男性に命中したと見られるが、家の前に着くまで拳銃が落下・暴発していた事には気づかなかった。その後、男性に銃弾が命中し死亡しているのを知り、怖くなって銃と共に遺体を草地に隠したが、両親と相談の上で自首を決心したと証言しているという。

 警察側は、遺体遺棄で男を逮捕すると共に今後故意・過失の両面から男性の死亡原因を調べる方針を明らかにした。

 死亡した男性には数発の銃弾が命中していたという。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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