2007年08月11日

首相、ブリラムの一部村内で国民投票の票買収が行われている

 10日、日帰りの日程で東北地方を訪問したスラユット首相は、ブリラム県内の一部の村内で国民投票の買収が行われている事を明らかにした。

 発言の中で同首相は、ブリラム県内の一部の村内で新憲法案の廃案を狙った票の買収が行われているとしたものの、広域に渡って行われているような状況ではないことから国民投票の大勢には影響を与え得ないとの考えを示した。

 尚、首相によると、ガーラシン、ムクダハーン、ナコンパノム及びサコンナコン県内では、その様な行為は確認されていないという。

 一方、ブリラム県の選挙委員会は10日、関係地区を統括する教育委員会に対して、旧政権関係者の票の取りまとめ役だった3人の教師を24時間以内に他の地区へ異動すると共に、他の教師を始めとする公務員との接触を禁じる措置を講じるよう勧告した。

 県選挙委員会や消息筋によると、問題の3人の教師は何れも県内に強い影響力を持つネーウィン・チットチョープ氏系の元下院議員であるソーポン・サーラム氏の票の取りまとめ役という立場を悪用して買収行為の証人を脅迫したり、ラムプライマート郡内の住人に国民投票をボイコットするようそそのかしていたという。

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ヂュラ大が行った調査では70%以上が新憲法案を支持

 ヂュラーロンコン大学政治学部の政治啓発参加促進プロジェクトが全国19,441人の有権者を対象に行った調査で、77.9%の回答者が19日に行われる新憲法案の是非を問う国民投票の際に支持票を投じると回答し、不支持票を投票すると回答していた者が22.1%だった事が明らかになった。

 地域別内訳では、南部が支持票を投票すると回答した者が一番多く、89.2%の回答者が支持票を投じると回答し、その他の地域は何れも70%強の回答者が支持票を投じると回答していた。

 また、86.9%の回答者が国民投票が行われる事を知っていると回答し、知らないと回答したのは僅かに13.1%で、また国民投票に出かけると回答した者が68.5%で、棄権すると回答した者が8.3%、まだ決めかねていると回答した者が23.2%だった。

 一方、新憲法案の内容に関しては、47.1%の回答者が新憲法案の重要条項の内容に満足していると回答し、17.2%が不満足、 35.7%がまだ解らないと回答していた。

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ヤッラーで銃撃戦、軍側の被害は無し

 10日20:00過ぎ、ヤッラー県ヤッハー郡内で、人数不明の一味が路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両に向け銃を乱射し、軍側との間で20分以上に渡って銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生した。発生現場はモスクの近く。

 この銃撃戦による軍側の人的な被害は確認されていない。

 当局側は、一味側に複数人の負傷者がいると見て付近一帯を封鎖し実行グループの行方を追っている。

 一方、同県ラーマン郡内では18:00前に、バイクに乗った2人組が茶店内で飲食中だった49歳のイスラム系住民男性に向け銃を発砲し、男性が死亡するという事件が発生している。

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パッターニーで生首の脇に爆発物、発見が早く爆破被害を免れる

 10日6:00前、パッターニー県ヤッリン郡内で、人数不明の一味が9日未明に殺害した71歳の老人の生首を路上に放置すると共に、回収に現れた当局関係者の到着を狙って付近に爆発物を仕掛けるという事件が発生した。

 幸い、通報を受け現場に駆けつけた当局側が、電波遮断装置を使用し周囲一体の携帯電話用の電波を遮断した上で回収作業に着手した際に不審物を発見し安全処理を行った為、人的な被害を及ぼすことは無かった。

 発見された爆発物は8Kg重量のもので、自動車用のリモートコントロールを利用して遠隔操作で起爆する仕掛けになっており、一味側は、当初切断された頭部と一緒に路上脇の立木に括り付けていたと見られるが、通行中の車両が立木に接触した際に頭部の部分だけ路上の飛ばされてしまい爆発物が晒された状態になっていたために、当局側の目にとまり爆発による被害を未然に防ぐことが出来た。

 尚、同様に首を切断され殺害された81歳の老人の頭部は、9日昼過ぎに同郡内にある学校の正門付近で偽爆弾と一緒に放置されているのが発見され回収されているという。

 また、同郡内で8日発生した2人が死亡した保健所襲撃事件に絡んで、使用された銃が過去に5件以上の犯行に使用されていたものと一致すること、また、これまでに行われた集中摘発により数人の容疑者の身柄が拘束されている事が明らかになっている。

 一方、ナラーティワート県ランゲ郡内では10日7:00過ぎ、ゴム農園内で作業中だった33歳(報道により53歳)のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡するという事件が発生したが、被害者の家族が当局側の捜査を頑なに拒んでいる為事件の発生状況に関しては明確になっていない。また、8:00前には同郡内で村道内をバイクで走行中だった30歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。

 更に、同県スンガイ・パーディー郡内では同日午前、人数不明の一味が教師の警護任務に就いていた軍関係車両の通過に会わせ銃を乱射し、銃撃戦を展開した後に逃走。この銃撃戦により一味側2人が死亡し、軍関係者1人が負傷を負った。 

 また、ヤッラー県グロンピナン郡内では10:00過ぎ、人数不明の一味が路上の警戒作業中だった軍関係車両の通過に合わせ爆発物を爆発させると共に車両に向け銃を乱射するという事件が発生し、爆破及び銃撃により軍関係者2人が負傷を負った。実行グループ側は路上に鋲を撒きながら逃走した。

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