2007年08月15日

麻薬戦争による死亡者に関する調査特別委員会を設置

 政府は14日開かれた閣議の席上で、タクシン政権時代に行われた麻薬撲滅戦争政策により死亡した者の死亡原因の調査を行う為の調査特別委員会の設置を決定した。

 公権力による処刑だったとも指摘されている約2,500人の死亡原因を調査する特別委員会の委員長には元検事総長のガニット・ナ・ナコン氏が、委員には元上院外事委員会委員長のグライサック・チュンハワン氏や法務省次官のヂャラン・パクディーターナグン氏等が就任する予定。

 この問題に関しては過去に麻薬撲滅戦争政策による大量の死亡者発生に対する国際社会からの批判が強まっていた当時に行われた誕生日記念スピーチの中で国王が、深い憂慮を表明された上で当時の政府に対して国際社会が納得できる形で公権力による処刑がなかったか調査し報告するよう指示され、当時の政府側は処刑は行われていなかったとの報告をまとめていた。

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最高検察庁、三当局に対して前首相夫妻の身柄拘束を要請

 最高検察庁のアタポン報道官は14日、関連当局に対して前首相の身柄拘束を要請する方針を明らかにした。

 これは、ラチャダーピセーク通り沿いにある国有地の不正収容疑惑に絡んで最高裁判所政治家関連犯罪部が出廷命令を拒否しているタクシン前首相夫妻に対する逮捕状の発行を許可する決定を同日下した事を受けた措置で、要請先は国家警察本部、国家毀損行為調査特別委員会及び外務省の三当局。

 外務省は、現在夫妻が滞在していると言われるイギリスに対して外交ルートを通じて身柄引き渡しに向けた調整作業を担う。

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スンガイ・パーディーでバイク爆弾、8人が死傷

 14日14:30過ぎ、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡中心部でバイクに仕掛けられていた爆発物が爆発し、付近にあった薬局のオーナー男性(49)1人が搬送先の病院で死亡し7人前後が重傷を負った。負傷者には3人前後の当局関係者が含まれていると見られる。

 現場は、ガシコン銀行支店の正面で、郡警察署から約400メートル離れた地点。

 爆発物は、付近を通過する国境警備警察の車両の通過に会わせ自動車用のリモコンを使用して遠隔操作で起爆したと見られる。

 また、この爆破に先立つ14日14:00前には同県ランゲ郡内で、一連の不穏な動きに関与した容疑で逮捕され現在仮釈放中の26歳の容疑者の男が自宅前で昼寝中に、小型トラックに乗った男に銃撃され死亡した。当局側は分離主義組織側による口封じの為の犯行と見て捜査を開始した。

 更に、同県内では、14日未明にスンガイ・ゴーロック郡内中心部で、カラオケ店に隣接する民家が放火されカラオケ店を含む3軒が全焼した。

 一方、13日8:30前には同県インゴー郡内で、市場での仕入れを終え行商に向かうために小型トラックを運転中だった38歳のイスラム系住民男性が、小型トラックに乗った人数不明の一味に銃撃され死亡した。

 また、軍・警察の混成チームは13日6:00前にソンクラー県テーパー郡内で、一連の不穏な動きに幹部クラスとして関与した疑いがあるパッタニー県県警察の捜査部門に所属する巡査長補の自宅で強制家宅捜索を行い拳銃2丁、ライフル1丁を押収した。

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