2007年08月27日

プレーム議長、サプラン陸軍副司令官を次期陸軍司令官に推挙

 27日付けのバンコクポスト紙が消息筋の情報として、プレーム枢密院評議会議長が次期陸軍司令官候補として名前が挙がっている2人の現陸軍副司令官の内年長のサプラン・ガラヤーンナミット大将が次期司令官に相応しいとの考えを示したと伝えた。

 また、サプラン副司令官と同様にクーデターにより「己を犠牲にした」アヌポン副司令官に関しては、陸軍司令官に就任したサプラン副司令官の定年退官後に跡を継ぐのが適切であるとの考えを示していたという。

 陸軍幹部の中でも強硬派的な発言が目立つサプラン副司令官は、次期陸軍幹部人事で屈辱的なポストを与えられた場合は辞職も辞さないと発言していたことで知られ、また人事次第では再クーデターに乗り出すのではないかとの憶測も広がっていた。

 また、同紙は同議長の87歳の誕生日に先だって行われたソンティ陸軍司令官との面会の席上で、次期司令官人事について突っ込んだ協議が行われていたと見られ、またソンティ司令官が近々開かれる陸軍諮問会議への出席をプレーム議長に要請していることから、事実上プレーム議長の考えがそのまま次期司令官人事に反映するのでは無いかと見られていると指摘している。

 一方、26日87歳の誕生日を迎えたプレーム枢密院評議会議長は、例年の慣行に逆らってスラユット首相を始めとする極めて近い関係にある人物のみの祝福の為の訪問を受け入れ、中にはタクシン前首相と同議長との間の和解推進役としてパラン・プラチャーチョン党最高顧問に就任するとの噂がある元国軍最高司令官のモンコン・アムポンピシット大将の姿も見られたという。

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4WD車爆発事件、高級官僚を狙った爆殺目的の可能性が濃厚に

 ナコンラーチャシーマー県の警察当局は26日、23日夕方に発生した4WD車爆発事件に絡んで、爆発により死亡した男性が対立関係にあった県の高級官僚を爆殺する目的で所持していた爆発物を誤って爆発させてしまった可能性が極めて高いと見て捜査を行っている事を明らかにした。

 これまでの調べで、死亡した男性は銃や爆発物をいじるのが好きな凶暴な性格で、生まれ故郷のシーサゲット県内では地元の友人等と数多くの違法な商売に手を染め、その後ナコンラーチャシーマー県内で大物古物商の女性に取り入り古物商に手を染め、更に大物高利貸しとして知られる女性に取り入り同棲するようになった事が確認されているという。

 警察側によると男性は、ターゲットとなった高級官僚が学校に通っている子供連れて車で執務事務所に戻ってくる頃を見計らって父子共々爆殺するつもりで所持していた爆発物を誤って爆破させてしまった可能性が高く、また同棲していた女性は男性が女性の家屋内で行った事前工作により当局側から事件の首謀者と疑われるように仕向けられていた可能性が高いという。

参考
コラート中心部で4WD車が爆発、3人が死傷
4WD車爆発事件、死亡した男性と検事の間に確執
コラートの採石場で爆発物等を押収、4WD爆発事件と関連か?

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値上がり傾向にある元下院議員の引き抜き料

 元国家憲法起草議会議員のガールン・サインガーム氏(元ブリラム県選出上院議員)は26日、スリン県を始めとする東北地方では、これまで3,000万バーツと指摘されていた元下院議員の政党への”引き抜き料”が4,000万バーツに値上げされている事を明らかにした上で、選挙委員会に対して金銭による引き抜き行為に関与している政党・会派や金銭で己を売っている元下院議員の摘発に乗り出すよう要請した。

 民主主義市民連合に合流し、またASTVのレギュラーコメンテーターとしても知られるガールン氏によると、引き抜き料が値上がりしているのは、地盤にしっかり根を下ろし選挙で勝てる見込みのある元下院議員に対する政党・会派間での引き抜き合戦が激化し、また当該元議員側も各政党・会派からのオファーに対して強気の姿勢を見せている事が反映したものなのだという。

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南部情勢 (25-26日)

・25日夕方前、パッターニー県サーイブリー郡内で、バイクで路上を走行中だった31歳のイスラム系住民男性が、何者かに銃撃され死亡。

・25日夕方、パッターニー県トゥンヤーンデーン郡内で、バイクで路上を走行中だった37歳のイスラム系住民男性が、小型トラックに乗った人数不明の一味に銃撃され死亡。

・26日未明、ナラーティワート県スンガイゴーロック郡内で、友人等と娯楽施設に出かけ、帰宅の為にバイクで路上を走行中だった21歳のイスラム系住民男性が、ゲンティン・ホテル前付近の路上でバイクに乗った2人組に銃撃され重傷。男性は、チョンブリー県サタヒップ郡内にある陸軍の訓練施設に所属する訓練兵だった。

・26日6:30過ぎ、ヤッラー県ヤッハー郡内で、53歳のイスラム系住民男性が、自宅内でイスラムの礼拝を終え茶店に行くために自宅を出たところでバイクに乗った2人組に銃撃され死亡。男性は当局側の情報要員として度々地域内に於ける分離主義組織関係者の動向を通報していたとされ、また1年前にも自宅付近で銃撃され重傷を負っていた。尚、報道によっては、バイクに乗った2人組の内の1人が男性の自宅に押し入り、ゴム農園に作業に向かう為の準備中だった男性を射殺したとするものもある。

26日朝、軍・警察の混成チームは、見慣れない顔の者が潜伏し破壊活動を計画しているとの通報に基づきナラーティワート県ルゥーソ郡内18ヶ所で集中摘発を行い、逮捕状が発行されていた1人を含む8人の身柄を拘束。また、同郡内では当局側による集中摘発に対する報復目的で分離主義組織側が盗難バイク3台を利用した爆発物を準備し当局関係者や商店主等を狙った破壊活動を計画しているとの情報も。

・26日朝、パッターニー県ヤッリン郡内で、死後24時間程度経ったと見られる50歳のイスラム系住民男性の射殺体が発見される。男性の夫人によると、男性は1日前から行方不明になっていたという。

・26日15:30前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内の路上脇で爆発物が発見され回収処理される。徒歩で路上の安全確認作業を行っていた軍関係者を狙って仕掛けたものの、折からの強い雨の影響で不発に終わったと見られる。

26日夕方、ヤッラー県ヤッハー郡内で、集中摘発作業中だった軍・警察の混成チームと人数不明の一味との間で銃撃戦が発生し、初期報道段階で軍関係者1人が死亡し、1人が負傷を負い、一味側3人が死亡し3人が逮捕。一部報道によると死亡した一味3人は何れも逮捕状が発行され身柄を追われていた実行部隊幹部と見られる。 

・26日夕方、ソンクラー県ハートヤイ郡の警察当局は、郡内中心部にあるアパートで強制家宅捜索を行い、模造拳銃や30発以上の銃弾、時限爆弾の製作に使用可能なデジタル腕時計、刃物、ヤーウィー語で書かれた書類多数等を押収し、借り主であるナラーティワート県県都出身の35歳の自称フリーカメラマンの男の身柄を拘束。この家宅捜索は、室内に大量の武器類が隠匿されているとの通報に基づき行われたもので、今後南部情勢関連を中心に男の事情聴取を行う方針。

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11歳少女を強姦した上で殺害した38歳の男を逮捕

 ナコン・シー・タンマラート県県都の警察当局は26日、11歳の少女を強姦した上で口封じの為に殺害した容疑でピヂット県出身の38歳の男を25日夜半に逮捕した事を明らかにした。

 被害にあった少女は25日夕方過ぎに自宅の浴室内で死亡しているのを農作業を終え帰宅した父母に発見されていたもので、その後の調べで少女の局部に潤滑剤代わりにスキンローションが塗られていたのが確認されていた。

 今回の逮捕は、住民の目撃証言や男が少女と取っ組み合いになった際に落としたと見られる金のネックレス用の留め金、及び男が少女を飼育していたものと同じ種類の鳥を換金しにきたとの証言が手がかりになり実現したもので、少女と同じ村内に住む男は兼ねてから少女に目をつけ強姦する機会を窺っていたと語るなど、犯行を認める証言をしているという。

 男は、ピヂット県内で強姦及び窃盗で服役後、再度窃盗で警察から追われる身になった為ナコン・シー・タンマラート県内に逃げ、そこで一般請負労働に従事していた際に妻と知り合い、事件が発生した村内に暮らすようになったという。また、男は取調中に突然「俺は世界で一番大きな一物を持っている男として知られている」と言い張りながら一物を取調官に披露するなど、おかしな言動を見せる事もあるという。

 警察によると、少女が住んでいた村内の住民によるリンチを恐れ、いまだ男を伴った実況見分が出来ない状態だという。

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過激な取り立てに怒った債務者がクレジットカード会社を訴える

 26日、消費者権利保護センターのイッタブーン代表がクレジットカード債務者約50人を伴い警察犯罪防止取締局を訪れ、脅迫等の過激な手段を講じて債務者に返済を迫ったクレジットカード会社3社及び法律事務所に対して法的な措置を講じるよう要求した。

 訴えた債務者によると、問題の会社は、返済が滞っている債務者に対して脅迫的な言動で返済を迫っただけでなく、督促状を勤務先や自宅に執拗に送りつけたり、あたかも裁判所命令であると誤解させるような文言が記された差し押さえ勧告状等を債務者に送りつけていたという。

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夫の稼ぎを巡る口論から妻が夫を刺殺

 26日、バンコクのバーンコーク・ノーイ区ソーイ・ヂャランサニットウォン25内にある貸家内で、スリン県出身のトゥクトゥク運転手の38歳の男性が26歳の妻に刺殺されるという事件が発生した。

 妻は警察の取り調べに対して、朝から一緒に酒を飲んでいた際に、夫の稼ぎが少なすぎる事や、夫が依然前妻に養育費を仕送りしている事等を巡って激しい口論となり、その後怒った夫が脅かす為に持ち出した果物ナイフを取っ組み合いになった際に夫が手から落とした隙に取り上げ、自分の命を守る為に夢中で夫を刺したと証言しているという。

 近隣住民によると、夫の稼ぎを巡った夫婦喧嘩が絶えなかったという。

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コンドの建設計画絡みか? RCA近くの市場が僅か10分足らずで破壊

 26日未明、バンコクのバーンガピ区内にあるウタヤターラーム寺の門前にある市場で、約20台のチョンブリーやナコンパトムのナンバーをつけた小型トラックやワンボックスカーに分乗して現れた100人(報道により200人)前後の屈強な男が市場内に設営されたテントや商店を破壊し退散するという事件が発生した。

 現場はRCAの近くで、男達は僅か10分足らず破壊作業を終え退散していったという。

 市場関係者によると、約3ヶ月前に市場の土地を所有する実業家男性が店子との賃貸契約の更新を拒否し土地から出て行くよう要求し、新しい場所が見つかるまで同所で商いをさせて欲しいと要求する店子との間で協議が行われていた最中に破壊事件が発生したことから、同所で計画されているザ・グリーン・ナイト・コンドミニアムの建設を急ぎたいとの思惑が事件の背景にあるのではないかという。

 市場関係者から被害届を受理した警察側は 破壊に関与した男達の行方を追うと共に、地主の男性に対して事情聴取を行い事件の背後関係の解明にあたる方針を明らかにした。

参考(報道映像)
http://www.ch7.com/news/sbnews.aspx?NwType=02&SbType=03&SeqNo=4860
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=9029

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