2007年09月24日

サマーナチャン会派、プラチャラート党への合流を事実上反故

 サマーナチャン会派は23日、幹部の総意として独自政党の設立、チャート・タイ党への合流及び事実上開店休業状態にある社会行動党の乗っ取り復活の3つの選択肢を視野に動いている事を明らかにした。

 元タイ・ラック・タイ党ローイエット県選挙区選出下院議員のエーカパープ・ポンスー氏によると、この行動方針決定には同会派幹部のピニット・ヂャールソムバット氏、スウィット・クンギッティ氏等の他にサマーナチャン会派、クルンテープ50会派及びマッチマー会派とプラチャラート党との合流話を進めてきたスラギアット・サティヤンラタイ氏も関与していたという。

 更に、エーカパープ氏によると、会派内では選挙地盤で競合する恐れがあるチャート・タイ党への合流に難色を示す声が強いことから、第三勢力として独自に新党を結党する公算が高いという。

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身動きできない蟹、ソムサック氏が政界一時引退宣言

 マッチマー会派を率いるソムサック・テープスティン氏は21日、同会派がプラチャラート党への合流を決めた事を受け同会派の解散を宣言すると共に、次なる機会が到来するまで政治活動から身を引き社会貢献活動に注力する方針を明らかにした。

 発言の中でソムサック氏は、タイ・ラック・タイ党の解党により被選挙権を剥奪された自身及び会派メンバー11人を自由に行き来できない籠の中に入れられた蟹に喩えた上で、動ける時が訪れるまで政治活動から身をひかせて貰いたいとした。

 一方、同会派幹部で被選挙権を剥奪されていないタワッチャイ・サッヂャグン氏(元サッカー・ナショナルチーム代表、元民主党バンコク知事候補)は、ソムサック氏に対して謝意を表明した上で、プラチャラート党の名の下でマッチマー会派の精神を引き継いでいきたいと語った。

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南部情勢 (20-23日)

・20日夕方、ヤッラー県ヤッハー郡内で、バイクで路上を走行中だった20歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

・20日23:00前、ヤッラー県ヤッハー郡内で、人数不明の一味が路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両2台の通過に会わせ爆発物を爆破させると共に車列に向け銃を乱射し、約20分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この爆破・銃撃戦で重傷者1人を含む8人の軍関係者が負傷を負う。少なくとも20人前後の一味が銃撃戦に関与したと見られる。

・21日早朝、軍・警察の混成チームはナラーティワート県ルゥーソ郡内3ヶ所で集中摘発を行い、17人の身柄を拘束すると共に煽動用のビデオCD、拳銃や銃弾等を押収。身柄拘束された17人の内の8人に対しては逮捕状が発行されていた。

・21日22:30前、パッターニー県ノーンヂック郡ドーンラック地区内で、バイクで路上を走行中だった19歳の仏教系住民男性が何者かに銃撃され死亡。更に23:30前には同じくドーンラック地区内で、バイクに乗った2人組が理髪店内にいた理容師のイスラム系住民男性(37)に向け銃を発砲し重傷を負わせる。重傷を負った男性の父親は地区内の宗教指導者。事件後、地区内のイスラム系住民が理容師の男性への銃撃は、先に発生した仏教系住民男性射殺事件に対する報復であると言って騒ぎ出す場面も見られたが、当局側が両方の事件に対する公正な捜査及び捜査結果の住民への公表を約束し騒ぎは収まる。

・21日7:30過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内で、自宅前を歩行中だった38歳の仏教系住民男性がバイクに乗った2人組に銃撃され重傷。更に2人組は逃走経路上にある学校に向け銃を乱射し、その後更に路上で警戒作業にあたっていた軍関係者に向け銃を乱射し、数分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。学校へ向けた乱射の際に教師や生徒が逃げまどう場面が見られたが、何れの乱射でも人的な被害は確認されていない。

・21日午後、パッターニー県マーヨー郡内で、イスラム系住民男性が礼拝を終えモスクから出てきた所で何者かに銃撃され死亡。男性は政府が進める緊急雇用促進策により学校用務員の職を得ていた。

・22日早朝、軍・警察の混成チームはナラーティワート県インゴー郡内29ヶ所で集中摘発を行い、7人の身柄を拘束すると共に、銃器2丁や銃弾、通信機8台、尿素系肥料等を押収。

・22日11:00過ぎ、ナラーティワート県ヂャネ郡内で、乗用車に乗った人数不明の一味が飲料水の配達中だった小型トラックに向け銃を乱射し、23歳の運転手と24歳の助手が重傷。2人は何れもイスラム教徒。

・22日15:00前、ヤッラー県ヤッハー郡内で、バイクで路上を走行中だった54歳(報道により53歳)の副村長兼地元宗教指導者が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷。

・22日20:00過ぎ、ヤッラー県県都内サテーン地区で、モスク前にある茶店内に仕掛けられていた時限発火式の爆発物が爆発し、何れもイスラム系の子供9人を含む10人が負傷(報道により子供9人が負傷)。警察側は、爆発前に店に小型トラックで現れた2人組の男が事件に関与していると見て、県都内に設置された複数の監視カメラの記録映像から割り出された逃走経路を手がかりに行方を追う。

・22日20:30過ぎ、ナラーティワート県県都内中心部にある学校のコンクリート塀下に仕掛けられていた爆発物が爆発。人的な被害はない。爆発が発生する直前に付近を通過した警察関係車両の車列の通過に会わせ起爆させたと思われる。

・22日夜半、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、バイクで路上を走行中だった44歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷。

・23日13:30過ぎ、ヤッラー県県都内ポセーン地区にある定期市場内で、バイクで現れた2人組が包丁や農業用品の販売を終え店終いの為の作業中だった52歳の男性を至近から射殺。

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