2007年09月25日

チャワリット元首相、サノ氏勢力とソムキット氏勢力を結びつける仲介役に徹する

 チャワリット元首相は24日、中立的な第三勢力が国内和解の推進役を担うべきであるとの考えを示した上で、それぞれ第三勢力を標榜しているサノ・ティヤントーン氏を中心としたプラチャラート党勢力とソムキット・ヂャートゥシピタック氏を中心としたルワム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー会派勢力との合流実現を視野に両者の間に立つ仲介役に徹していく意向を明らかにした。

 これは、タンマサート大学で行われた特別講演の中で語られたもので、チャワリット元首相は、現在国内には軍事力を持って実権を掌握したと非難されている国家安全保障評議会と自己利益の追求の為の議会や行政の独占を志していると非難されているパラン・プラチャーチョン党との間の二手に分かれた対立が一致団結体制を実現する上で最大の障壁になっており、中立的な第三者が私利を捨てて両者間に入り込み意見の共有に努め対立を解消させる事が一致団結体制創成の上で不可欠であると指摘した上で、一致団結・和解推進を担う第三勢力としてプラチャラート党とルワム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー会派との合流実現の為に仲介役に徹していきたいと語った。

 チャワリット元首相によると、合流実現後も党首に就任する意向は無く、あくまで裏方の立場に徹していきたいという。

 一方、チャワリット元首相は講演の中で、チャルゥム・ユーバムルン警察大尉がタイ・ラック・タイ党が事実上乗っ取ったパラン・プラチャーチョン党に合流した事を明らかにすると共に同党から党首就任要請があったが、党の政策方針へのタッチが認められなかった為御破算になっていた事を明らかにした。但し、講演後に行われた記者団とのインタビューではタクシン前首相から電話で最高顧問への就任要請があったと発言している。

 尚、チャルゥム警察大尉側は、パラン・プラチャーチョン党への合流を正式に発表していない。

 また、国家安全保障評議会のソンティ議長が陸軍司令官退官後に安全保障事項担当副首相に就任するとの憶測がある事に関しては、今後の政界進出に向けた学習機会に為り得ると語り支持できるとの考えを示した。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

掛け金僅か20バーツ、賭博で逮捕された少女4人を矯正施設送り

 パッタルン県カオチャイヤソン郡の警察当局は24日午前、賭博容疑で逮捕された13歳から15歳の少女に対する釈放決定を取り消し、児童矯正施設に送致する方針を決定した。

 4人の少女は前日夜に民家前でトランプ賭博をしていた容疑で現行犯逮捕され、その際に掛け金として使用された20バーツ札一枚が押収されていた。 

 この決定に先立ち、少女等が住む地区の住民約100人が郡警察署前に集まり、約3時間に渡って警察側の厳しい対応を批判すると共に即時釈放を要求する抗議活動を展開した事を受け警察側は釈放に応じる決定を下していたが、最終的に県警察本部長と少女の保護者を交えた協議により、賭博という純然たる違法行為を犯した少女4人を児童矯正施設に24時間収容した後に釈放する事で合意に至っていた。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パッターニー県内で連続襲撃、男女4人が死亡

 23日夕方過ぎ、パッターニー県内で4件の襲撃事件が連続して発生し、女性3人を含む4人が死亡した。

 同日19:00前、パッターニー県サーイブリー郡内で、イスラム系住民宅に押し入った人数不明の一味が、一家に向け銃を乱射し24歳の学校教師の女性が死亡し、前後して19:00過ぎ、同郡内の路上で人数不明の一味が警戒作業を終え本隊に帰隊する為に路上を走行中だった軍用車両2台に向け銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生したが、幸い当局側に人的な被害は無かった。

 更に19:30前には、再度イスラム系住民宅に押し入った人数不明の一味が、一家に向け銃を乱射し39歳と28歳の夫婦が死亡した。実行グループは、路上に偽爆弾を放置すると共に鋲を撒きながら逃走した。

 また、先立つ23日夕方過ぎ、同県ノーンヂック郡内で、バイクタクシーの後部座席に乗っていたレンジャー部隊に所属する女性自警組織員(28)が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。

 一方、ヤッラー県では、23日19:00前ベートン郡内で、バイクで路上を走行中だった47歳の北部から出稼ぎで当地に来ていた男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負い、22:30前には県都内で、バイクで路上を走行中だった副村長が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃されたが、副村長側が所持していた拳銃で応戦し危うく難を逃れている。

 また、ナラーティワート県ルゥーソ郡の警察当局は24日早朝、ヤッラー県及びナラーティワート県内で合計9人が死亡した12件の襲撃に関与した容疑で身柄を追われていた32歳のイスラム教徒の男を逮捕した。

 逮捕された男は、分離主義組織RKKの実行部隊地域幹部と見られ、取り調べに対して同郡内で発生した副村長銃撃殺害事件を始め9件の襲撃事件に関与している事を認める供述を行っているという。

posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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