2007年10月09日

プレーム議長から薫陶を受けた者としてプラソン空軍少将との関係改善に努める

 首相・内閣に対する不信任決議案審議の準備を進めている国家立法議会議員のプラソン・スンシリ空軍少将との間で対立が伝えられているスラユット首相(兼内務大臣)は8日午後、現枢密院評議会議長のプレーム・ティンスラーノン大将から薫陶を受けた軍の将校同士という立場で話し合いによる関係改善に務める意向を明らかにした。しかし、公開の場での二者間協議を行う可能性は否定した。

 発言の中で、スラユット首相は、政治に関与するべき立場に無いプレーム議長に関係改善の為の仲介役を要請する考えが無い事を強調した上で、自らが直接プラソン空軍少将と話し合い雪解けに努めるとした。

 尚、陸軍司令官時代に道義的な信念と相容れないとして断ったとされるプラソン空軍少将からの依頼の内容に関しては、対立を煽りたくないとして明らかにしなかった。また、クーデターへの協力依頼があったとの憶測が広がっている事に関しては、その様な事をメディアに対して語った事は一度も無いと語り一笑に伏し、またプラソン空軍少将がスラユット首相から過去に陸軍司令官ポストに就くことが出来るようロビーの依頼を受けていたと発言した事に関しても否定した。

* 報道により依頼を受けた時期を国軍司令官時代とするものと陸軍司令官時代とするものがありましたが、スラユット首相の8日の発言を見る限りは実際には陸軍司令官時代に依頼を受けていたようです。

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プラソン空軍少将、首相が断ったとされる「依頼」内容の詳細を明らかにするべき

 国家立法議会内で首相・内閣に対する不信任決議案審議に向けた準備を進めている政治家、官僚及び国民の道議的意識推進臨時委員会委員長のプラソン・スンシリ空軍少将(元憲法起草作業委員会委員長)は8日午前、スラユット首相に対して「道義的な信念に相容れないとして断った」とされる依頼の内容に関して明確に説明するべきであると指摘した。

 これは、6日に放送されたインタビュー形式で進行する定例政見放送の中で、スラユット首相降ろしの動きがある事に関して質問を受けた際にスラユット首相が、自身が国軍最高司令官(報道により陸軍司令官とするものもある)だった時代にプラソン少将からの「ある依頼」を道義的な信念に相容れないとして断った事に対する私怨を晴らすために辞任圧力をかけているのであろうと発言した事に対してなされた発言で、プラソン空軍少将は、公共の電波を利用して私益の為に他人を陥れるような思わせぶりな発言をしたスラユット首相を未熟者であると切り捨てた上で、自身からあったとされる依頼の内容に関して具体的な説明が同首相側から為されない限り、先の発言は不信任決議案審議の準備を進めている自身の信用失墜を狙った発言であったと考えざるを得ないと指摘した。

 その上で、プラソン空軍少将は、現在準備が進められている不信任決議案審議は、国内情勢を煽動したり総選挙の実施期日を先延ばしにする事を意図したものではなく、あくまで国民の税金から報酬を受けている国家立法議会議員として国益の為に取り組んでいるもので、仮に同様に国民の税金から報酬を受けている内閣が任務を充分に全うしていなければ不信任決議審理の対象になるのは当然のことであり、また総選挙の実施期日を遅らせる事が(自身が制定に関与した)憲法の精神に反している事も充分に承知していると語った。

 一方、民主党のアピシット党首は自身が開設するサイトの中で、国内情勢を煽動し経済に暗い影を落とす恐れがあるとして、総選挙実施を先延ばしさせる動きを早急に中止するべきであると訴えた上で、かかる動きは発効後90日以内に総選挙を実施すべしとする憲法の条文に反しているだけでなく、憲法そのものを改訂しようとする動きにも繋がり得ると指摘した。

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サバーヨーイで銃撃戦、一味側5人を射殺

 8日16:00頃、ソンクラー県サバーヨーイ郡内で、集中摘発作業中だった軍・国境警備警察隊の混成部隊と人数不明の一味との間で約20分間に渡る銃撃戦が発生し、初期報道段階で一味側5人が死亡した。当局側に人的な被害は無い模様。

 今回行われた集中摘発は、分離主義組織関係者が潜伏しているとの情報に基づき行われたもので、この集中摘発により女10人を含む30人前後の容疑者の身柄が拘束されている。

 一方、ナラーティワート県ルゥーソ郡内では、息子3人を乗せた荷車を牽引したバイクを運転中だった37歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡し、更に2人組に向かって父親の命乞いをしていた7歳の息子が至近から銃撃され重傷を負うという事件が発生した。男性等は、家財道具を荷車に乗せ新たな引っ越し先に向かう途上だった。

 また、事件発生の通報を受け現場に急行した警察関係者が、現場近くで爆発物を仕掛けようとしていたゴム農園作業員に扮した不審な24歳の男を発見・追尾、捕捉し、男が逃げ込んだ家屋内で銃器類5丁や多数の銃弾等を押収した。押収された銃器類の内16mm拳銃1丁は同郡内で殺害された警察官から強奪されたものだった可能性が高いと見られる。尚、男は押収された銃器類との関係を否定しているという。

 更に、ヤッラー県ラーマン郡内では8日18:00前、8歳と9歳の息子を乗せバイクで路上を走行中だった郡の消防隊に所属する36歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され男性及び8歳の息子が死亡し、9歳の息子が負傷を負い、先立つ15:00前には同県ヤッハー郡内で、人数不明の一味が走行中の軍用車両に向け銃を乱射するという事件が発生したが、人的な被害は無かった。

 また、ナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡内では8日16:30前、モスク前で爆発物が仕掛けられているのが発見され回収処理された。爆発物は10Kg重量のもので、自動車用のリモートコントロールを使用して遠隔操作で起爆する仕掛けになっていた。 更に同日18:00頃には同県ランゲ郡内で、バイクで路上を走行中だった39歳の自警組織に所属する男性が何者かに銃撃され死亡した。

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用心棒代の支払いを拒否した同国人に暴行を振るったパキスタン人を逮捕

 観光警察当局は8日、殺人未遂容疑で38歳のパキスタン人の男をプーケット県内で逮捕した事を明らかにした。

 この逮捕は、同県内で事業を展開している50歳のパキスタン人男性からの被害届により実現したもので、被害にあった男性によると男はプーケットのガタ地区やガロン地区、パートン・ビーチ地区に拠点を置き、県内で事業を展開していたり居住している同国人から用心棒代名目で金銭を強請り取っていた自称マフィアで、8月2日に用心棒の支払いを巡って男から脅迫されている事を地元警察に相談したことで男を刺激してしまい、同国人ビジネスマンの会合に出席し帰宅の為に会場の駐車場に留めてあった車のところに向かっている最中に男に刃物で襲われ重傷を負ったという。

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ナラーティワートでRKK幹部等17人の身柄を拘束

 8日未明、軍・警察約400人で構成された混成チームはナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内11ヶ所で集中摘発を行い、17人の身柄を拘束し銃器類や銃弾、双眼鏡、各種機器類等を押収した。

 拘束された17人は、何れもRKKの実行部隊員及び地元幹部と見られ、内の2人は何れもタムボン行政機構の評議会議長及び評議会議員を務めた事がある元地元政治家で何れも実行部隊の指揮官クラスと見られている。

 また、同日未明ソンクラー県サバーヨーイ郡内でも集中摘発が行われ、33歳のイスラム系の男の身柄を拘束し、銃器2丁や多数の銃弾、通信機等を押収した。

 男の身柄拘束は、これまでに逮捕された分離主義組織の実行部隊の首領クラスと見られる2人の男に対する捜査により実現したもので、少なくとも5件の殺傷事件の謀議が男の潜伏先で行われていたと見られる。尚、男は分離主義組織の構成員である事を認める証言を行っているという。

 一方、ナラーティワート県県都内では7日夜半、3人を下らないと見られる一味がイスラム系住民の民家前に小型トラックで乗り付け、内2人がドアを蹴破って屋内に押し入り家人等に向け銃を乱射し、家主の28歳の男性が死亡し、その妻(26)及び近隣住民男性(29)が重傷を負った。事件発生当時屋内では家主夫婦やその子供、近隣住民等合計8人がテレビを見ながら談笑中だった。

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ハートヤイで回収された爆発物は新タイプのもの、国家警察は存在そのものを否定

 南部国境三県域内に拠点を置く情報当局筋は8日、ソンクラー県ハートヤイ郡内の公園やソンクラーナッカリン大学付近で回収された爆発物が、これまでに域内で使用されてきた爆発物とは性状が異なる新タイプのものだった事を明らかにした。

 回収された爆発物に関しては、初期報道段階ではバンコクの陸軍本部前で発生した爆発物に酷似した性状のものだったと報じられていた。

 同筋によると、回収された爆発物は何れもカンボジア国内でよく使用されていたパイプ爆弾に似たもので、また形状及び使用される爆発物の量等から破壊力が弱い物であるという。

 尚、ほぼ同時期に同県県都内のレストラン付近で回収された12発の爆発物の性状に関しては明らかにされていない。

 一方、前後して国家警察本部のポンサパット報道官(本部長補)は、ソンクラー県内で合計22発の爆発物が発見・回収されたとの報道そのものを否定した。同報道官によると、発見・回収されたという事実を公安警察及び第九地区警察本部何れも掌握しておらず、報道はデマに基づいた根拠の無いものなのだという。

 しかし、この発言に先立って陸軍のアカラ報道官は、爆発物が回収された事を確認した上で、爆発物は違法な爆破漁に使用されるような破壊力が限定的なものであると見られることから、南部情勢関連よりむしろ地方選挙が間近に迫った状況の中で政治的な思惑で情勢を煽動する目的で仕掛けた可能性が高いとの考えを示していた。

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2007年10月08日

チャルゥム警察大尉がパラン・プラチャーチョン党へ合流

 新選択肢党を率いるチャルゥム・ユーバムルン警察大尉を始めとする同党党員が、8日にパラン・プラチャーチョン党へ合流する事が明らかになった。

 先に同警察大尉は、党員全員の受け入れを条件にパラン・プラチャーチョン党へ合流する事も有り得ると発言していた。

 尚、第三勢力の統合を目指した仲介役に徹すると発言していた、これまでチャルゥム警察大尉と行動を共にすると見られていたチャワリット元首相が追随するかに関しては不明。

参考
あのチャルゥム警察大尉がパラン党に合流?
チャワリット元首相、サノ氏勢力とソムキット氏勢力を結びつける仲介役に徹する
チャルゥム警察大尉、他政党・会派への合流の可能性を否定

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首都圏住民の多くが首相は総選挙実施まで任務を全うするべき

 ABACポールが首都圏在住の1,456人を対象に行った意識調査で、最も多い44.8%の回答者がスラユット首相に対する激しい辞任圧力に反対であると回答し、賛成と回答した者は僅かに15.5%だった事が明らかになった。尚、39.7%の回答者が回答を保留した。

 更に、辞任を要求している勢力のネタとなっているスラユット首相のカーオヤイにある別邸にかけられている国有地不正収容疑惑に関してクロであると判明した場合の同首相の身の処し方に関しては、最も多い54.4%の回答者が総選挙の早期実施を実現させた上で辞職を表明するべきであると回答し、即座に辞職するべきであると回答した者は僅かに15.3%で、30.3%の回答者が回答を保留した。また、仮にスラユット首相が辞職表明した後に代わりに首相に就任するべき人物に関しては、最も多い26.8%の回答者がアピシット民主党党首の名を、次いで24.5%の回答者がタクシン前首相の名をあげ、以下サマック・パラン・プラチャーチョン党党首(21.1%)、暫定首相経験者のアーナン・パンヤーラチュン氏(13.5%)、第一次タクシン政権時代に内相を務め、依然国民に人気があるプラチャイ・ピヤムソムブーン警察大尉(13.3%)、クーデターを主導したソンティ副首相(11.4)と続く結果になった。

 一方、12月23日に総選挙の実施が予定されている事に関しては、89.1%の回答者が賛意を表明し、更に90%近い回答者が年度内の総選挙が実現しなかった場合は情勢は情勢が現状より悪化するが、年内に総選挙が実施された場合には景気の好転に繋がると回答していた。

 また、僅かに4.1%の回答者が選挙委員会による公正な総選挙の実施を確信していると回答し、12.4%の回答者がどちらかといえば公正な総選挙の実施を確信していると回答する一方で、25.0%の回答者がどちらかといえば公正な総選挙の実施を確信する事が出来ない、16.3%の回答者が公正な総選挙の実施を確信していないと回答していた。尚、最も多い42.2%の回答者がどちらとも言えないと回答していた。

 更に、総選挙後に関しては、42.5%の回答者がこれまで通り資質に欠けた政治家が議席を獲得すると回答し、更に66.7%がこれまで存在していた政権内の汚職問題が新政権内でも存在し続けると回答していた。

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仏教を冒涜する売春紹介ページに対する取締を要求

 文化省文化監視センターは7日、売春サービスを紹介しているだけでなく仏教までをも冒涜している極めて不適切なウェブサイトが開設されているとして関係当局に対して取締を要求すると共に、国家仏教局を始めとする仏教関係団体に対して、かかる冒涜行為に対して沈黙せず行動を起こすべきであると訴えた。

 同センターによると、問題のサイトは同センター傘下の監視ネットワークに寄せられた男性市民からの通報により明るみになったもので、ある寺院のチェディーを背景画像にして猥褻行為に及んでいる画像と共に売春を提供するタイ人女性を紹介するという内容になっているという。

 また、同センターは、市民からの通報によりバンコクのパッポン地区に於ける売春の実態を紹介した猥褻サイトが開設されているのを発見し、既に警察犯罪防止取締局のコンピュータ関連犯罪部門に対して取締を要請している事を明らかにした。

 同センターによると、猥褻サイトを始めとした不適切サイトを取り締まるための抜本的な方針を立案する為に、既に健全メディア育成委員会のパイブーン委員長に対して国内の主要ISP等を交えた協議を行いたい旨伝えているという。

* ネーションチャンネルで見た限りは、何れも外国人向けに開設されているサイトみたいです。

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7日から14日にかけて大規模な破壊活動が計画と警告

 南部国境三県域内に拠点を置く情報当局筋は7日、ラマダン期間の最終日である11日と12日を挟む7日から14日にかけて大規模な破壊活動がソンクラー県の一部地区を含む域内で計画されている恐れがあると警告した。

 特に11日は新月の日で、仏教系住民にとって重要な日とされている。

 この警告を受け当局側は域内の主要地点の警戒態勢を強化すると共に、大規模な破壊活動に向けた爆発物が移動・保管されているおそれがあるとして、これまでに22発の爆発物が発見回収されているソンクラー県の特にハート・ヤイ地区を中心にアパートや貸家等に於ける摘発作業を強化した。

 一方、パッターニー県ヤッラン郡内で7日9:30過ぎ、乗用車で現れた4人組が村長宅に向け銃を乱射し、住宅内にいた14歳の村長の甥に銃弾が命中し死亡した。

 また、ヤッラー県県都内バンナンサーレン地区内では7日未明、バイクで路上を走行中だった40歳の副村長が何者かに銃撃され重傷を負った。

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2007年10月07日

ハートヤイで陸軍前爆破と同形状の爆発物17発を回収

 6日3:00前、ソンクラー県ハートヤイ郡にあるソンクラーナッカリン大学の塀脇及び中心部にある飲食店付近でほぼ同時に合計17発の爆発物が仕掛けられているのが発見され、国境警備隊警察の爆発物処理班を動員して回収処理が行われるという事態になった。

 これまでの調べで、発見回収された爆発物の全てが破壊力よりも音響効果を重視して製作された、何れも9月30日にバンコクの陸軍本部前で発生した爆破事件に使用された爆発物と酷似しているという事が明らかになっている。但し、2つの事件の関連性に関しては不明。

 同郡の関係当局は、大規模な破壊活動の準備の為に爆発物50発が郡内に持ち込まれたとの情報に基づき警戒態勢を強化しており、9月22日にも同形状の爆発物5発が公園内で発見され回収処理されていた。尚、持ち込まれた爆発物50発は、何れも同県のサバーヨーイ郡内やテーパー郡内を経由してハート・ヤイ郡内に持ち込まれたと見られている。

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マッチマー会派、プラチャラート党を離脱しプラチャイ氏を党首に新党を本格始動

 マッチマー会派は6日、全会一致でプラチャラート党からの離脱し、水面下で結党が進められていたマッチマーティパッタイ(中道主義)党に合流し、同党を本格始動させる為に先に離党したプラチャイ・リヤオパイラット氏に党首就任を要請する事で合意に至った。

 今回の決定に関してはマッチマー会派代表のアノンワン・テープスティン女史(党幹事長)は、あくまで会派が党首に推していたプラチャイ・リヤオパイラット氏の離党に追随したものである事を強調した上で、プラチャラート党党首のサノ・ティヤントーン氏との個人的な対立の存在を否定した。

 一方、今回の決定に関してプラチャラート党のサノ党首は、擁立候補の選定を行う上で頭を悩ます存在だったマッチマー会派が党から離脱したおかげでスッキリする事が出来たとした上で、プラチャイ氏に関しては、まだ政界内での経験が殆ど無い中で党を離脱した事を先々後悔する事になるだろうと語り終始強気の姿勢を見せていた。

参考
早くも亀裂、プラチャラート党の最高顧問が党を離脱

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闇カジノとの癒着関係を調査する為に幹部署員6人を一時更迭

 首都圏警察本部のアサウィン本部長は、闇カジノと癒着していた疑いがあるパヤータイ署に所属する幹部警察官6人を真相解明の為に30日間閑職に更迭した事を明らかにした。

 この決定は、同日未明にバンコクのラーチャテーウィー区ソーイ・ペッブリー5内にある通称ヂェー・ピヤオ・カジノと呼ばれている闇カジノを摘発し、開帳者や客等83人の身柄を拘束した事を受けたもので、更迭の対象になったのは署長(警察大佐)や副署長2人を始めとする同署の幹部6人。

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チャナソンクラーム署員が飲酒運転中に死亡事故

 6日4:00頃、バンコクのタリンチャン区内の路上で首都圏警察本部チャナソンクラーム署所属の巡査長が飲酒運転中にバイクに衝突し、バイクを運転していた首相官邸資料整理担当職員の男性(28)が死亡するという事故が発生した。

 事故を引き起こした巡査長は、同署交通警察隊の分隊長だった。

 現場から逃走せず所轄署の取り調べに応じた巡査長は、前日21:00頃に勤務を終え友人の警察官等とカーオサーン通りにある飲食店で酒を飲み、友人の男女を乗せ帰宅の為に運転中にUターンする為に反対車線に入った際に直進してきたバイクと衝突してしまったと述べると共に被害者に対して謝罪の言葉を述べていたという。

 5日未明には、今回事故を起こした巡査長が所属するチャナソンクラーム署に所属する同じく巡査長クラスの警察官が飲酒運転中に、交差点にある交通警察官の詰め所に衝突するという物損事故を引き起こし、同署署員に対する社会の厳しい目が向いている矢先に発生した飲酒運転死亡事故だった。

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コヨーテ嬢が飲酒運転中に側溝に転落し死亡

 6日4:00頃、バンコクのヂャトゥヂャック区内にあるDTACビル近くの路上で、高速度で走行中だった乗用車が道路脇の側溝に転落し、運転していた24歳の女性が死亡するという事故が発生した。

 目撃証言によると、高速度で走行中だった乗用車が高架道路に入ろうとした際にコントロールを失い、付近にある看板に衝突した勢いで道路脇の側溝に転落したとという。

 警察側は、女性がウィッタユ通りにある飲食店でコヨーテとして働いていたことから、帰宅の為に飲酒運転中にハンドル操作を誤った事が原因で側溝に転落したのではないかとの見方を示した。

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南部情勢 (4-6日)

・4日夜半、パッターニー県ノーンヂック郡内で学校が放火され全焼。報道により食堂と保管室のみが焼失とするものもある。

・5日7:30過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、自宅前にいた47歳の治安担当副村長の男性が、は付近に潜んでいた3人を下らないと見られる一味の銃の乱射を受け死亡。報道によりバイクに乗った2人組に銃撃され死亡とするものもある。

・5日9:00過ぎ、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内にある鉄道駅前で爆発が発生し、58歳の元教師が重傷を負い、51歳の夫人が軽傷。元教師は野菜の栽培を奨励する王室プロジェクトに参加し、現場でプロジェクトのPRと収穫された野菜を販売している最中に事件に遭い、また爆発物は元教師が野菜を販売している区画付近に仕掛けられていた。

・5日11:00過ぎ、ヤッラー県県都内ターサープ地区内で、小型トラックに乗った3人(報道により10人)を下らないと見られる一味が、59歳の地元政治家(イスラム教徒)運転の車に向け銃を乱射し地元政治家が重傷。地元政治家は県行政機構評議会議長の顧問を務める傍らで、国政レベルの大物政治家の票の取りまとめ役を務めていた地元では影響力がある人物として知られていた。警察側は政治絡みや個人的な係争の線も含めて捜査。

・5日昼過ぎ、ナラーティワート県県都内にある商店前で不審物が発見され回収処理がされとの報道があるが、1件の報道でしか確認できず、また詳細が報じられていないことから誤報の可能性もある。

・5日昼前、パッターニー県ヤッリン郡内の私立イスラム教学校付近で爆発が発生し、更に同郡内の別の私立イスラム教学校付近で不審物が発見されたとの報道があるが、1件の報道でしか確認できず、また詳細が報じられていないことから誤報の可能性もある。

・5日19:30前、ナラーティワート県ランゲ郡内で、バイクで路上を走行中だった35歳の副村長が何者かに銃撃され重傷。

 更に22:30前、モスクへ礼拝に向かうためにバイクで同郡内の村道を走行中だった53歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

・5日、ヤッラー県県都の警察当局は、地域内で大規模な破壊活動が計画されているとの情報があるとして、住民に対して身辺への警戒を怠らず、また不要不急の外出を控えるよう呼びかける。

・5日、国家警察本部は、ヤッラー県バンナンサター郡内で首切断殺人動画等が保存された携帯電話が押収された事に絡んで、保存された動画に記録されていた事件に関与した容疑でRKKの実行部隊幹部クラス4人を含む15人の容疑者の逮捕状請求の準備を進めている事を明らかに。

・6日未明、軍・警察の混成チームはナラーティワート県インゴー郡内で集中摘発を行い7人の身柄を拘束し、銃器・銃弾や爆発物の製作に使用可能な部材、麻薬類等を押収。

・6日5:30過ぎ、ヤッラー県グロンピナン郡内で、自宅内で一人で食事中だった77歳のイスラム系住民女性が、押し入った何者かに銃撃され死亡。警察側は遺産相続絡みの係争の線を含め捜査。

・6日午前、パッターニー県ヤッラン郡内で、40歳のイスラム教住民男性が礼拝を終えモスクから出てきたところで何者かに銃撃され死亡。男性は副村長を務める傍ら村再生基金運営委員会の委員長職にあった。尚、初期報道段階では農業協同組合の職員とのみ報じられていた。

・6日20:00前、ヤッラー県グロンピナン郡内で、バイクで路上を走行中だったイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

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2007年10月06日

オリエンタルホテルのクルーズ船が衝突転覆、1人が行方不明

 5日19:00頃、オリエンタル・ホテルのリバー・クルーズ船が外国人観光客等を乗せ航行中にオイル運搬船と衝突転覆し、初期報道段階で乗客1人が行方不明になっている。

 事故が発生したのはバンコクのクローンサーン区内にあるヨックヨー・レストランの埠頭から約20メートル離れたヂャウプラヤー川上で、同日20:30過ぎ現在、当時9人いたと見られる乗客の内50歳代と見られる男性が行方不明になっている。

 尚、衝突したオイル運搬船は、事故発生後も現場で停止せず航行を続けている模様。

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早くも亀裂、プラチャラート党の最高顧問が党を離脱

 プラチャラート党の最高顧問であるTPI系のプラチャイ・リヤオパイラット氏は5日、党を離脱するする方針を明らかにした。

 プラチャイ氏によると、離脱を決心したのはサノ党首の政策方針と相容れなかった為で、一般に言われている党首の座を得ることが出来なかった事とは無関係なのだという。

 プラチャイ氏の影響力からTPI党と揶揄される事もあるプラチャラート党に関しては、潜在力があり経済に明るいプラチャイ氏の党首就任を後押ししている過半数を超える党員と、党首の座の明け渡しを頑なに拒絶しているサノ党首との間で対立が発生していると伝えられていた。

 尚、プラチャイ氏は、今後の去就に関しては8日までに明らかにすると語ったものの、既に党の結党届けの提出を済ましているマッチマーティパッタイ(中道主義)党への合流の可能性は否定しなかった。

 マッチマーティパッタイ党は、当初同党の結党を志していたマッチマー会派首班のソムサック・テープスティン氏が、会派のプラチャラート党への合流を決断した傍らで、将来の分裂を見越して近親者を通じて保険目的で結党を進められていたと言われており、マッチマー会派出身のアノンワン幹事長(ソムサック・テープスティン氏夫人)は、約80人の会派メンバーと相談の上で党離脱の是非を検討すると語っているが、早晩プラチャイ氏等離脱組と合流しマッチマーティパッタイ党を本格的に始動させる方向で動き出すのではないかと見られている。

 今回のプラチャイ氏の離党を受け、同氏と同様に民主主義市民連合との関係が深いガールン・サインガーム氏やソムブーン・トーンブラーン氏、インタラット・ヨートバーントゥーイ大将等が党を離脱した事が確認されている。

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ファランがタイ人女に土地・家屋等の資産を略奪されたと訴え出る

 5日、63歳のイギリス人男性がガーラシン県県都内にある県検察局を訪れ、同県出身のタイ人妻(38)から家を追い出され、妻の為に建てた家屋や土地等の資産約1,700万バーツを略奪されたと訴え出た。

 男性は応対した職員や立ち会ったマスコミ関係者に対して、約6年前にタイを訪れた際にパッタヤーで妻と知り合い、これまでイギリス国内で経営していたタイ料理店を売却し、16,955,427バーツを投下してガーラシン県県都内に家を建て妻と一緒にタイに暮らすようになったが、約2ヶ月前に自分が持っている資産が尽きてしまった事が原因で家からたたき出され、イギリス国内の友人から借金して借りた月2,500バーツのアパートでの生活を余儀なくされていると語っているという。

 男性の訴えを受理した検察側によると、訴訟を提訴する為には、法律上の婚姻関係に無い両者の資産の持ち分を明確化する等の煩雑な作業が必要となり、また訴訟に持ち込んでも資産が返却される可能性が不透明であることから、今後人権保護担当部門が間に立って両者の話し合いによる解決を目指し、妻側が話し合いに応じなかったり、話し合いが決裂した場合には資産の返却を要求する訴訟を提訴する方針であるという。

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少女のスカート相手に自慰に励んでいた変態男を逮捕

 4日夕方、バンコク隣県のパトゥムターニー県タンヤブリー郡の警察当局は、フューチャー・ランシット内で猥褻行為に及んでいた24歳の男を逮捕した。

 男は、母親と一緒に買い物に来ていた14歳の少女からの通報により警備員によって身柄を拘束されていたもので、少女によると、母親と一時離れ書店内で本を探している時に後ろから何かで突かれているような気がして後ろを振り返った所、男が股間の一物を出して自分のスカートに擦りつけていたので、思わず大声を出して助けを求め事なきを得たものの、後で調べたところスカートの後ろ側に粘着性のある液体がべっとりとこびりついていたという。

 逮捕された男は警察に対して、ストレス解消の為に自慰行為にふけるのが好きで、これまでにもショッピングセンターやデパート等の人目に触れる場所で、主に一人でいる女性の後ろ側から擦るという手口で自慰行為にふけり、これまでにセントラル・ラーオプラオ店内等で2-3回逮捕されてきたと証言しているという。

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