2007年10月15日

タクシン前首相がリアリティーショーを自作自演

 タクシン前首相の法律顧問であるノパドン・パッタマ氏は14日、現在イギリスに滞在中のタクシン前首相が当地での生活の模様等を収めたリアリティーショーを自ら製作し、向こう1ヶ月以内に公開する見通しであることを明らかにした。

 同氏によるとリアリティーショーには、前首相のイギリス国内に於ける生活の紹介だけでなく、タイ産品が国際競争力を得るために如何にして付加価値をつけるべきかをショッピングセンター等でのブランド品の購入シーンと織り交ぜて紹介する場面等が収められる予定で、完成後はサイトやCD等を利用して一般に公開する予定だという。

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国民の幸福優先政策の失敗、政変後1年間で国民総幸福度指数が低下

 私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールは14日、昨年9月のクーデター発生から1年間で国民総幸福度指数が6.30ポイントから5.94ポイントに低下し、経済成長率よりも国民の幸福の増進、公正な社会の実現を公約に掲げたスラユット政権の政策が成果を上げていない事を如実に物語る結果になっていた事を明らかにした上で、スラユット首相がもたれているカーオヤイ国立公園内にある別荘が絡む国有地不正収容疑惑の解消に失敗した場合は、国民の公正な社会に対する心証に影響を与え、更に指数が低下する恐れがあると警告した。

 尚、今年度ベースでは5.02ポイントだった7月度に対して、クーデターから1年後の9月度では5.94ポイントと指数が増加傾向にある事が明らかになっているが、7月度ベースだけで比べた場合は、公正な社会に対する幸福度が5.80ポイントだった政情不安の真っ直中にあったクーデター前の昨年7月度に対して今年7月度で5.47ポイントに低下している他、家庭内環境に対する幸福度が7.88から6.14ポイントに、職業・収入に対する幸福度が7.18から6.11ポイントに低下している等、全ての指数においてポイントが低下していた事が明らかになっている。

 一方、政府に対する幸福度に関しては、スラユット首相が年内の総選挙実施を確約した事が反映してか、3.74だった7月度に対して9月度では4.88ポイントに増加する結果になっている。

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国民の多くが票買収の抑え込みに懐疑的

 ラーチャパット大学スワン・ドゥシット校が行う世論調査スワン・ドゥシット・ポールが、24県内の有権者4,213人を対象に行った調査で、73.18%の回答者が政府が国家的緊急課題に掲げた票買収行為の抑え込みに関して懐疑的である事が明らかになった。尚、政府による票買収の抑え込みを確信していると回答した者は僅かに2.66%だった。

 また、12月23日に予定されている総選挙後の国内情勢の変化に関しては、半数近い49.92%の回答者が、総選挙に於いて票買収や不正行為が蔓延る、政治家の顔ぶれに変化が見られない等の理由をあげた上で変化は見られないと回答、22.62%の回答者がより民主主義的になる等の理由をあげた上で良くなると回答し、むしろ悪くなると回答した者は9.82%に留まった。

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南部情勢 (12-14日)

・12日朝、軍はソンクラー県サバーヨーイ郡内にある重要容疑者の潜伏先と見られる民家で強制家宅捜索を行い、パッターニー県出身の28歳の男の身柄を拘束。男は分離主義組織の実行部隊幹部としてパッターニー県県都内で発生した複数の襲撃等に関与した容疑がもたれており、また過去に同県ノーンヂック郡内で発生した警察官銃撃事件に関与した容疑で逮捕され、地元有力政治家の働きかけにより立件を待たず釈放された後に分離主義組織の訓練を受け実行部隊地域幹部として数々の襲撃に関与してきたと見られる。

・12日昼過ぎ、ヤッラー県ヤッハー郡内で、モスクでの礼拝を終え第二夫人宅に向かう為にバイクで路上を走行中だった56歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

・12日13:30過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、51歳と23歳の村長親子が住民300人等と共にモスク内での礼拝を終え外へ出てきたところで、モスク前に駐車してあった小型トラックに乗った6人組に銃撃され親子とも死亡。

・12日17:30過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内中心部で、運動中だった51歳と47歳の仏教系住民兄弟が、バイクに乗った2人組に銃撃され弟が死亡し兄が重傷。

・14日朝、軍・警察の混成チームはナラーティワート県ルゥーソ郡内で集中摘発を行い、同一民家内に潜伏していた3人組の男の身柄を拘束し、銃器類や爆発物の製作に使用可能な部材、通信機等を押収。何れもRKKの構成員と見られる。

・14日朝、ヤッラー県ラーマン郡内で、バイクで村道内を走行中だった35歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

・14日午前、ナラーティワート県ルゥーソ郡の警察当局は、中心部にある市場周辺をバイクで周回している不審な2人組がいるとの通報を受け29歳と17歳の男の身柄を拘束。2人は友人を捜すために周回していたと主張しているが、警察側はパッターニー県ノーンヂック郡内にあるインカユット司令本部に身柄を送致し詳細に渡って事情聴取を行う方針。

・14日午後、ナラーティワート県ランゲ郡内の路上脇にある配水管付近に爆発物が仕掛けられているのが発見され回収処理される。回収された爆発物は約100m長の電線を使用し遠隔操作で起爆する仕掛けになっていた17kg重量の消火器爆弾で、既に起爆操作を行った形跡が確認されていることから、当局関係車両の通過にあわせて起爆操作したものの不発に終わり放置されていたものと見られる。

・14日、ヤッラー県県都の警察当局は、県都内中心部を中心とした破壊活動に向け爆発物5発が持ち込まれたとの情報があるとして、警戒を強化すると共に、住民に警戒と不審物や不審な動きに関する情報提供を呼びかける。

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