2007年11月10日

ソンティ副首相、パラン党の政権奪取後のクーデター再発の可能性を否定せず

 クーデターを主導した元国家安全保障評議会議長のソンティ副首相は9日、タクシン体制の復活を公約に掲げているパラン・プラチャーチョン党が政権を奪取した後に再クーデターが発生する可能性を否定しなかった。

 これは、パラン・プラチャーチョン党が総選挙で最大議席を獲得し政権を奪取した場合に再度クーデターが起こりえるかとの記者団の質問に対して語られたもので、ソンティ副首相は自らが将来クーデターに関与する事はあり得ないとしたものの、クーデター再発の可能性に関しては将来の話であり、その時点にならなければ解らないことであると語るに留め発生の可能性を明確には否定しなかった。

 また、パラン・プラチャーチョン党のサマック党首が、同党が勝利する事は国民がクーデターにノーを突き付けると共にタクシン前首相に持たれている不正疑惑に対して国民がシロであると判断した事を意味する事になると語っていた事に関しては、不正疑惑のシロ・クロの判断は、個人の心証ではなく法的な手続きに則り判断されるべき事であると切り捨てた。

 一方、総選挙に出馬する可能性に関しては、比例代表区からの出馬は時期的にあり得ない事を認めるに留め、中選挙区からの出馬の可能性を含めた今後の政治的なスタンスに関しては13日に明確にする予定であるとした。

 尚、前後してスラユット首相は、総選挙出馬の為に辞職する閣僚が今後出てくる事は無いとの考えを示していた。

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2007年11月09日

パラン党の政権奪取阻止を狙った機密文書は捏造? チャーナパット氏が指摘

 パラン・プラチャーチョン党チェンマイ県第一選挙区擁立予定候補のスラポン・トーウィヂャックチャイヤグン氏は8日、選挙委員会に対してテームーヂン・ネットワークのチャーナパット・ナ・ナコン氏の機密文書はサマック党首による捏造であるとの発言に関する調査を進めるよう要請した。

 この要請に先立って8日、嘗ては反クーデターを標榜していた事もあるテームーヂン・ネットワーク代表のチャーナパット氏が、パラン・プラチャーチョン党のサマック党首が公開した同党の政権奪取阻止を意図した軍側の機密文書が、国家安全保障評議会及び軍を誹謗する事により有利に総選挙を進めていきたいとの思惑でサマック党首側が捏造したものであると指摘した上で、選挙委員会に対して国内安全保障を脅かした容疑だけでなく、党解党の要件に為り得る選挙法違反の容疑での立件を視野に調査を進めるよう要請していた。 チャーナパット氏によると、機密文書の捏造を目撃したパラン・プラチャーン党関係者を含む3-4人の証人をたてる事が可能だという。

 この動きに対してスラポン氏は、チャーナパット氏自身の発言がパラン・プラチャーチョン党の信用失墜を意図した捏造であるとした上で、選挙委員会に対して既に着手している機密文書に関する調査を急ぎ真相を見極めた上でチャーナパット氏に対して法的な処分を下すよう要請した。仮に選挙委員会側が調査を忌諱した場合は、職務遂行義務違反で訴える方針であるという。

 元民主党党員だった事でも知られるチャーナパット氏は、民主党の解党審理の際に告発側に回った事で知られる他、クーデター発生直後に反クーデターを標榜する複数の市民団体の中心的な役割を演じていたものの、その後、ある尊敬に値する大物のアドバイスを受け抗議集会の開催を断念して以降は親クーデター派を思わせる言動が目立っていた事で知られる。また、自身が主催する市民団体に旧タイ・ラック・タイ党のネーウィン・チットチョープ氏から資金支援を受けていたメンバーがいたことを公表した事もあった。

 一方、スラポン氏は、タクシン支持派と民主主義市民連合、反独裁民主主義同盟とクーデター勢力が対立していた当時に、どの派閥にも属さず独自にタクシン支持を明確にした上で市民活動を展開していた人物として知られる。

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パラン党、離反の動きを見せた党員との問題を解決

 パラン・プラチャーチョン党のサマック党首は8日、離反の動きを見せていたバンコク選挙区の元下院議員との間の問題を解決する事が出来た事を明らかにした上で、チャート・タイ党のバンハーン党首に対して他党の党員に対して余計な触手を伸ばすべきではないと釘を刺した。

 これは、同党が反クーデター系の反独裁民主主義同盟元幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏(元タイ・ラック・タイ党報道官)とマニット・ヂッティヂャンクラップ氏の2名をバンコクの比例代表区で名簿順位5位以内で擁立する方針を決定した事に対して不満を持つ、バンコク内を地盤とする一部の下院議員経験者が他党へ移籍する動きを見せていた事を受けたもので、サマック氏は発言の中で、8日朝に直接話し合いを行った結果、互いに理解を共有し元下院議員側が党に留まる意向を示していた事を明らかにした上で、パラン・プラチャーチョン党のバンコクを地盤とする元下院議員が離反した場合は受け入れる用意があるとしたチャート・タイ党のバンハーン党首の発言を結果を考えずに思った事をそのままでしか話すことが出来ない年老いた者の発言であると皮肉った。

 一方、元タイ・ラック・タイ党幹部のスダーラット・ゲーユラパン女史やネーウィン・チットチョープ氏が比例代表区の擁立候補者の選定や名簿順位の決定に深く関わっていると指摘されている事について聞かれたサマック党首は、質問をした女性記者に対して「お前は昨晩どの男と密通したんだ?」と罵った上で、今後党を陥れる目的で為された礼節をわきまえない質問に対しては、同様に礼節をわきまえない対応をすると語り凄んで見せたが、質問に対しては肯定も否定もしなかった。

* 密通発言の相手はネーション社の記者だったようです。因みにサマック氏は、1976年流血事件の際に、ルワンダ内戦時代にベルギー人DJがラジオ放送を利用してツチ族系住民の虐殺を煽動した様にラジオ放送を利用してタンマサート大学に立てこもっている輩は非愛国の外国人(確か中国・タイ語でベトナムを意味する蔑称を使用したと記憶)であると喧伝することにより、右派系市民を煽動し流血の事態を招来させた人物としても知られています。

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防衛大臣、バンナウィット元省最高顧問の出馬妨害を否定

 ブンロート防衛大臣は8日、防衛省最高顧問のバンナウィット海軍大将が総選挙出馬の為に提出したとされる辞職願いは省内の所定の手続きを経た上で正当に受理されていたとした上で、出馬を妨害する為に意図的に受理が遅らされたとする同海軍大将の指摘は事実に基づかない中傷であると指摘した。

 発言の中でブンロート防衛大臣は、辞職願が正式に受理されるまでの課程に多少の手続き上の問題点があった事は認めたものの、意図的に受理を遅らされたとするバンナウィット海軍大将の指摘は事実に基づかづ、また、実際には6日の時点で受理されたとしても比例代表区・中選挙区何れからも出馬する事が可能であることから、むしろ個人的な問題をすげ替える目的でバンナウィット海軍大将側が事実を歪曲して喧伝したのでは無いかとの考えを示した。

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2007年11月08日

バンナウィット海軍大将、防衛省側により出馬の機会を妨害された

 国家立法議会議員のバンナウィット・ゲーンリヤン海軍大将(防衛省最高顧問)は7日、ルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党の比例代表区候補として出馬する方向で準備を進めていた事を明らかにした上で、防衛省側の妨害工作により出馬を断念せざるを得ない状況におかれた事を明らかにした。

 発言の中でバンナウィット海軍大将は、1日に提出した防衛省最高顧問の辞職願が6日まで受理されなかった為に総選挙への出馬を断念せざるを得ない状況に置かれる事になったとした上で、辞職願の受理が異常に遅れた背景に防衛省が絡む調達汚職疑惑を追及してきた事に対する報復的な思惑があったとの考えを示した。

 また、バンナウィット海軍大将は今後に関しては、地盤を持っていないとして中選挙区からの立候補は考えていないとした上で、引き続き国家立法議会議員として防衛省及び軍が絡む汚職疑惑の追及に全力を尽くしていきたいと語った。

参考
軍用車調達それとも不信任審議絡み? 防衛副次官を更迭

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民主党は曰く付きの4、チャート・タイは不吉な13

 民主党のアピシット党首は7日午前に行われた比例代表区の投票番号の抽選で、過去に民主党を野党に陥れた曰く付きの4番を引いた事に関して、逆に過去に使用されたアピシット党首と同党最高顧問のチュワン元首相が一緒に並んだ選挙用ポスターを再利用できることから、むしろありがたい番号であるとの考えを示した。

 一方、最も不吉とされる13番を引いてしまったチャート・タイ党のバンハーン党首は、引いた際に一瞬曇った表情を見せたものの、一桁よりも多い数字だった事を良しとして選挙戦を戦い抜きたいと語った。

 また、最も縁起がよいとされる9番を引いたプラチャラート党のサノ党首は、まさに党の狙いを代弁するかのような幸運な番号であると、満面の笑みを浮かべながら語り、また1番を引いたプゥア・ペーンディン党のスウィット党首は、国民が最も覚えやすい番号を引くことが出来て良かったと語った。

 その他、7日の抽選では、旧タイ・ラック・タイ党系のパラン・プラチャーチョン党が12番、ルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党が2番、マッチマーティパッタイ党が15番を引いた。

* パラン・プラチャーチョン党(国民の力党)をもじってパラン・メーオ党(タクシンの力党)と皮肉るメディアもあります。(勿論自他共に熱烈なタクシン・ファンを自認するプーヂャッガーン系ですけど)

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南部情勢 (7日)

・7日7:30過ぎ、パッターニー県パナーレ郡内で、爆発物処理班が橋付近で発見された爆発物の回収処理作業中に取り扱いを誤り爆破させてしまい、1人が死亡し3人が負傷。但し、報道によっては人数不明の一味が爆発物処理班が回収処理に着手した頃を見計らって爆発物を起爆させたとするものもある。

・7日8:00前、ヤッラー県県都内にあるイスラム教学校の正門前付近で、同校に通う21歳の男性が、付近で待ち伏せしていた2人組の男に銃撃され死亡。2人組はバイクに飛び乗り逃走。

・7日昼前、ヤッラー県バンナンサター郡内で、人数不明の一味が村自警組織の訓練会場に向かう途上にあった軍関係者を乗せた車の通過にあわせて爆発物を爆破させた上で、銃を乱射し、軍関係者1人が死亡し、軍関係者3人及び付近にいた住民2人が負傷。

・7日夕方前、パッターニー県ノーンヂック郡内で、バイクで路上を走行中だった49歳の仏教系住民女性が何者かに銃撃され死亡。

・7日、ナラーティワート県の教師組合は、前日に県内で校長と教師が射殺される事件が発見した事を受け、61の学校を確信出来る安全確保体制が確立されるまでの期間休校にする方針を決定。

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中絶費用欲しさに携帯やDVDプレイヤー等を盗んだ18歳少女を逮捕

 チョンブリー県県都の警察当局は7日、携帯電話機30台やDVDプレイヤー5台等を盗んだ容疑で県都内の学校に通う18歳の少女を逮捕した。

 少女は警察の取り調べに対して、友人等と夜遊びに出かけた際に知り合った17歳の少年と関係を持ったことにより約4ヶ月前に妊娠してしまい、妊娠中絶の為の費用18,230バーツを捻出する為に、貸し室を根城に強盗を繰り返してきたが、盗みを働く為にセーンスック地区内にある携帯電話店の屋根に登っている所で逮捕されてしまったおかげで中絶をする事が出来なくなってしまったと語っているという。

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バンコクの街中でバイクに乗った2人組が学生を射殺

 7日昼過ぎ、バンコクのパヤータイ区内にあるシー・アユッタヤー通り上の学校前で、ワラヤアロンコン・ラーチャパット大学の分校に通う20歳の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負い搬送先の病院で死亡するという事件が発生した。

 警察側は、バイクに乗った2人組が機械科系の職業訓練校の制服状の服を着ていたとの目撃証言があることから、学生同士の対立抗争が事件の背景にある可能性もあると見て、逃走したと見られるラーマ9世通り方面を中心に緊急配備をし2人組の行方を追っているとした。

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国王がご退院

 7日昼前、国王が無事ご退院されました。

 以下の報道映像リンクでご退院の模様を見ることが出来ます。

http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=10321

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2007年11月07日

旧野党二党、良好な関係を再確認

 チャート・タイ党と民主党は6日、飲茶を囲んだ党首協議の席上で両党の良好な関係を再確認すると共に総選挙後に政治連合結成に向けた協議を行う方針を確認した。

 一方、党首協議が行われていたレストランの前でチャート・タイ党のチューウィット副党首が同党のバンハーン党首を痛烈に批判した事に関して、バンハーン党首はコメントを避けたが、消息筋によると同党首はチューウィット副党首の言動に非常な不快感を示していたという。

 尚、同党の消息筋によると、現在チューウィット副党首の名前はバンコク地区比例代表区の擁立候補者名簿から抹消されている模様。

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民主党の政権奪取はタイに雪が降るまで実現しない

 パラン・プラチャーチョン党に合流したチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は6日、比例代表区名簿順位第二位で出馬する事が決定的になった事を明らかにした上で、対抗馬と目されている民主党に関してはタイ国内に雪が降るまで政権を奪取する事は無いと語り、同党のアピシット党首を未熟者と揶揄すると共に党の大勝利に確信を見せた。

 一方、同党党首のサマック・スンタラウェート氏は、総選挙で党が第一党になった場合は首相に就任する用意がある事を確認した。

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チューウィット氏、ウナギ料理でバンハーン党首を痛烈批判

 チャート・タイ党副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は6日午後、同党党首のバンハーン・シルパアーチャー氏、同党に合流した元マハーチョン党党首のサナン・カチョンプラサート少将及び民主党党首のアピシット・ウェーッチャーチーワ氏の旧野党連合党首の飲茶協議が行われている最中のレストラン前に設けたテーブルに3種類のウナギを使用したメニューを載せた上で、あらためて政治的なスタンスを明確にしていないバンハーン氏を痛烈に批判した。

 チューウィット氏は、ウナギの豆炒め(パット・サトー・プラーライ)、ウナギの煮込み鶏のあばら骨和え(シークローン・ガイ・トム・プラーライ)、ウナギのアヒル炒め(パット・ペット・プラーライ)の三種類のメニューを取り揃え、豆を民主党、煮込み鶏のあばら骨をパラン・プラチャーチョン党に喩えた上で、最後に残されたウナギのアヒル炒めを嫌そうな表情で食べながら、どの様な食事にも使用できるウナギ自体が有害だと折角の食事も台無しになってしまうと語り、パラン・プラチャーチョン党側につくか民主党側につくか態度を明確にしていないバンハーン氏が他の「食材を」台無しにする有害なウナギになる事が無いよう皮肉った。

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選挙委、ATMカードを使った新手の票買収が東北地方で蔓延る

 選挙委員会委員のソムチャイ・ヂュンプラスゥト氏は6日、東北地方を中心にATMカードを利用した新手の選挙票の買収行為が蔓延っているとの通報が多く寄せられている事を明らかにした上で、既に資金洗浄防止取締委員会に対して調査を要請している事を明らかにした。

 この発言に先立ってスラユット首相は、ATMカードやクレジットカードを使用して間接的に金銭を渡すという手法を利用した選挙票の買収が行われているとの情報に関する調査を選挙委員会に要請していた。

参考
新手の票買収行為が蔓延る?

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ワーダ会派、マッチマー党党首からの金銭提供を認める

 パラン・プラチャーチョン党への合流を決めたイスラム系会派のワーダ会派に所属するナヂャムーディン・ウマー氏は6日、先に合流していたマッチマーティパッタイ党のプラチャイ党首から選挙準備費用名目で資金の提供を受けていた事を認めた上で、受け取った現金全額を耳を揃えて返還する意向であることを明らかにした。

 この発言は、プラチャイ党首とワーダ会派間で金銭の授受があったとの指摘を追認したもので、ナヂャムーディン氏は、政党から党員に対して総選挙に向けた政治活動を支援する費用が提供される事は政界では普通に行われている事を強調した上で、金銭を受け取ったワーダ会派のメンバー全員が返還する意向を示している事を明らかにした。尚、受け取った額に関しては2,000万バーツを超えない額と語るに留めた。

 尚、資金を提供したとされるプラチャイ党首側は、あくまで個人的な話であるとして直接的なコメントを拒否している。

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南部情勢 (6日)

・6日6:00過ぎ、ヤッラー県県都内ターサープ地区内で、路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ中央分離帯に仕掛けられていた爆発物が爆発したが、幸い車両の通過後に爆発が発生した為軍側に人的な被害は無し。

・6日11:00前、ナラーティワート県ランゲ郡内で、バイクで路上を走行中だった48歳のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡。また、主に女性・子供で構成された約50人の住民が遺体が搬送された男性の自宅周辺を取り囲み警察側の遺体の検証を拒む場面も見られた。

・6日午前、ヤッラー県ヤッハー郡内の山間部で、10人前後の不審な者を見かけたとの通報に基づき駆けつけた軍・警察の混成部隊に対して人数不明の一味が銃を乱射し、約20分間に渡って銃撃戦が展開され、一味側1人が死亡。当局側は、銃撃戦の際に2-3人の一味が負傷を負っていると見て周囲一体を閉鎖し行方を追っている。

・6日14:30過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、帰宅の為にバイクで路上を走行中だった学校長と教師が何者かに銃撃され死亡。

・6日15:00過ぎ、パッターニー県ガポー地区内で、路上の警戒作業中だった郡警察署関係者と人数不明の一味との間で約15分間に渡る銃撃戦が発生したが、警察側に人的な被害は無し。前後して、人数不明の一味が応援に駆けつける軍関係者が通行する道路上に鋲を撒き通行を妨害した上で車列に向け銃を乱射し、軍関係者2人が負傷。

・6日16:00過ぎ、ヤッラー県県都内中心部にある新市場内にある食品販売店付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、市場に買い出しに来ていた住民等26人前後が負傷。爆発が発生した地点は、2日に10人が負傷を負った爆発が発生した地点から約10メートル離れた地点で、付近には県中央モスクがある。

・6日18:00前、ヤッラー県ヤッハー郡内で、同日午前に発生した一味側1人が死亡した銃撃戦発生現場の検証を終えた法務省科学捜査研究所のポンティップ所長代行等を乗せた車列を狙ったと見られる19Kg重量の爆発物が路上に仕掛けられているのが発見され、回収処理される。

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性教育と称して6年間に渡り実娘に性的虐待を加えていた酷い父親を逮捕

 ソンクラー県ハート・ヤイ郡の警察当局は6日、14歳(報道により12歳)になる実の娘に対する性的虐待の容疑で50歳の男を逮捕した。

 この逮捕は、男の娘に対する日頃からの行状を見かねた男の姉からの告発により実現したもので、姉によると、男は2001年頃から娘に手をつけ始め、その後一端は止んだものの、2003年に妻と別れヂャナ郡からハート・ヤイ郡に娘と一緒に引っ越した頃から再度娘に手をつけるようになっていたという。

 男は警察の取り調べに対して2001年頃から娘に対して猥褻な行為に及んでいた事は認めたが、これまで直接的な性行為に及んだことは無く、あくまで若い男からの誘惑に対抗できる知識を授ける為に性教育の一貫として猥褻な行為に及んでいただけであると主張した上で、過去に出家をし仏の教えを学んだ者として実の娘に対するかかる行為が仏の教えに反するものではないという事は承知していたが、法律に違反するという事までは知らなかったと言い張っているという。

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KL行きTG機がハート・ヤイに緊急着陸

 6日10:00頃(報道により10:30頃)、スワンナプーム国際空港からクアラルンプールに向かっていたタイ国際航空TG415便の客室内の空調設備が飛行中に故障した事を受け、ソンクラー県のハート・ヤイ空港に緊急着陸する事態となった。

 乗客287人に負傷者はいない。

 一時ハート・ヤイ国際空港内で足止めをくらった乗客全員は、タイ国際航空側が用意した代替え機に乗り換え同日13:30頃にクアラルンプールに向け飛び立った。

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2007年11月06日

パラン党、連合幹部の民主党合流は両者の共謀関係を裏付けるもの

 パラン・プラチャーチョン党のグテープ報道官は5日、反タクシン派の民主主義市民連合五大幹部の1人であるソムギヤット・ポンパイブーン氏の民主党への合流は、同連合が煽動したタクシン政権打倒を目指した動きに当初から政権奪取を目指していた民主党が関与していた事を白日の下に晒すものであると指摘した。

 この発言は、先に民主党に合流したチャーッチャーイ元首相の実子でもあるグライサック・チュンハワン氏の呼びかけに応じ民主主義市民連合執行幹部のソムギヤット氏や元パランタム党党首のチャイワット・シンスウォン氏(元工業大臣)、ウィナイ・ソムポン氏等5人の連合幹部が民主党に合流すると共に、何れも東北地方の選挙区から出馬する意向を表明した事を受けたもので、グテープ報道官は、連合幹部の民主党合流がパラン・プラチャーチョン党の票田を脅かす事には為り得ず、また両党間の政策の違いをより明確に住民に訴えることが出来ることから、むしろパラン・プラチャーチョン党側の立場を有利にするとの考えを示した。

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チューウィット氏、バンハーン党首はタクシン側か旧野党側か立場を明確にせよ

 チャート・タイ党副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は5日午前国会ビル前で行われた記者会見で、同党のバンハーン党首に対してパラン・プラチャーチョン党側と共同歩調をとるのか民主党と共同歩調をとるのか党としての政治的な立場を明確にするよう訴えた。

 バンハーン党首に関しては、最近ロンドンを訪問した際にタクシン前首相との間でパラン・プラチャーチョン党とチャート・タイ党が連立する見返りにバンハーン党首を次期首相に据えるとの密約が行われていたとの憶測が広がっていた。尚、バンハーン党首はロンドンでタクシン前首相と面会したこと自体を否定している。

 更に、チューウィット氏は、準備が出来ていないとして先に昼食協議を行ったサノ・ティヤントーン氏が党首を務めるプラチャラート党に合流する考えは無いとした上で、6日昼に予定されているバンハーン党首とアピシット民主党党首の昼食協議の会場前で党からチューウィット氏宛てに送りつけられた「ある信書」の内容をマスコミに公開する方針を明らかにした。

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