2007年11月05日

陸軍、銃で脅迫されたとのパラン党の告発は政治的デマ

 第二地区国軍本部のスジット本部長(陸軍中将)は4日、パラン・プラチャーチョン党側がアムナートヂャルゥン県内で同党の立候補予定者の秘書が軍関係者に銃を突き付けられ脅迫されたと主張している事に関して、事実ではないと否定した上で、かかる主張は政治的な思惑と依然一部で施行されている戒厳令を解除させる為の圧力を加える事を意図したものであると指摘した。

 同本部長によると、銃を突き付けられたとされる地域内には地元の治水対策に協力する為に派遣された軍関係者しかおらず、パラン・プラチャーチョン党関係者の動向を監視する為の要員は一切派遣されていないのだという。

 また、前後してブンロート防衛大臣は、総選挙期間中に政治的な思惑を持ったデマ情報が流される事が有り得るとして、国民に対して今回のパラン・プラチャーチョン党側の告発のみを鵜呑みにする事無く中立的な立場で同党及び軍側の言い分を斟酌した上で自分の判断で何が正しいか判断するよう呼びかけた上で、仮に軍関係者が脅迫行為に関与していた事が明白になった場合には規則に則り厳格に処罰する方針を確認した。

 尚、パラン・プラチャーチョン党のノパドン副幹事長は4日、党側の告発は事実に則ったもので、必要であれば証拠を提示する事が出来る事を明らかにした上で、第二地区国軍本部及び防衛省に対して真摯な姿勢で事実関係の解明にあたるよう要請している。

 一方、民主党のオンアート報道官は4日、軍及び防衛省に対して早急に解明を進め真相を国民に明らかにするべきであると呼びかけたが、今回の告発がパラン・プラチャーチョン党側の選挙戦略の一貫として為されたものであるとの指摘がある事に関しては、直接的なコメントを避けた上で、国家発展の基本となる国民が抱える問題解決を選挙戦略の中心に据えるべきであるとの考えを示した。

posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (3-4日)

・3日朝、パッターニー県ガポー郡内で、ゴム農園内での作業を終え帰宅のために路上脇を歩行中だった29歳の仏教系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され負傷。

・3日11:00過ぎ、ナラーティワート県シーサコン郡内で、バイクの2人乗りで路上を走行中だった23歳と19歳のイスラム系住民男性が、路上脇に潜んでいた5-6人と見られる一味に銃撃され23歳の男性が重傷。19歳の男性は難を逃れる。

・3日18:30過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内で、バイクで路上を走行中だった39歳のイスラム系住民男性が、路上脇に潜んでいた人数不明の一味に銃撃され死亡。男性は村自警組織員。

・4日未明、ヤッラー県バンナンサター郡内で、何れも30歳のイスラム系住民夫婦が、家に押し入った2人以上と見られる一味に銃撃され死亡。

・4日未明、陸軍第四特務部隊はソンクラー県テーパー郡内で発生した市場爆破事件等に関与した容疑で逮捕状が発行されていたパッターニー県コークポー郡在住の30歳の男の身柄を拘束。男は、分離主義組織の地域幹部として複数の爆破や襲撃に関与していたと見られる他、テロの訓練を受けさせる為にシリアに派遣する人員の選定を組織内で任されていたと見られる。

・4日早朝、ヤッラー県ラーマン郡内で、2ヶ所に渡って線路の固定用ボトルが大量に取り外され、一部区間ではコンクリート製の枕木8枚が持ち去られる。この影響でヤッラーからスンガイ・ゴーロック間の鉄道の運行が一時運休となるが午後過ぎまでに全面復旧。

・4日朝、軍当局は2日にヤッラー県県都内にある市場で発生し10人が負傷を負った爆破事件に関与した容疑で6人の身柄を県都内で拘束し、パワージェルや RDXの成分が検出されたオイルの容器等を押収。

・4日朝、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、集中摘発作業中だったレンジャー部隊関係者と人数不明の一味との間で銃撃戦が二ヶ所でほぼ同時に発生し、銃撃戦により重傷を負った39歳のイスラム系の男の身柄が取り押さえられる。軍側は男の回復を待って取り調べを行う方針。

・4日午前、パッターニー県コークポー郡内で、ソムタム屋を経営する32歳の仏教系住民女性が、店内に押し入った2人組の男に銃撃され死亡。

・4日昼過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内で、ゴム農園内での作業を終えバイクの2人乗りで路上を走行中だったイスラム系住民夫婦が、路上脇から飛び出してきた1人の男に銃撃され60歳の夫が死亡。妻は難を逃れる。一部報道は男性が当局の情報要員だったと報じる。

・4日午後、スラーッターニー県県都の警察当局は、県都内にある中央モスク内で南部国境三県域内に於ける一連の不穏な動きに関与した容疑で何れもヤッラー県バンナンサター郡出身の49歳と40歳の男の身柄を拘束。

・4日16:30前、パッターニー県県都内で、バイクで路上を走行中だったノーンヂック郡内にある私立イスラム教学校に通う17歳の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。

・4日夜半、ヤッラー県バンナンサター郡内で、人数不明の一味が村道内を走行中だったイスラム系住民一家を乗せた車に向け銃を乱射し、車内にいた59歳と12歳の父と息子が死亡し、50歳と16歳の母と息子が負傷。 59歳の父親は地元の宗教指導者。

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ニューハーフが美人局により大金を奪われ殺害

 4日未明、ナコン・シー・タンマラート県ターサーラー郡内にある大型レストランの敷地内にあるトイレ内で38歳のニューハーフの男性が全身を刃物のような物で刺され死亡しているのが発見された。

 警察側は、男性が前日に顔立ちの良い若い女性に誘われて夜遊びに出かけていたこと、また男性が所持していた数万バーツ入りの財布や携帯電話、金製のお守り等が無くなっている事が確認されていることから、実行犯は日頃から気前が良い事で知られていた男性から金目の物を奪い取る目的で女を使って男性を誘い出し、客席から離れ人気がないレストランのトイレまでおびき寄せた上で、刃物で脅かし金目の物を奪おうとした際にもみ合いになり、男性を刺して逃走したと見て捜査を行っている事を明らかにした。

posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大学教授が同性愛ビデオ等を持ち込んだホテルの客室内で孤独死

 3日午後、バンコクのワントーンラーン区ソーイ・ラームカムヘーン63内にあるマイレディー・ホテルの客室内で、フワマーク地区内にある有名大学の男性教授(39)が水をはっていない浴槽内で全裸の状態で死亡しているのが発見された。

 男性はホテルのメンバーで、これまでに度々若い男性を連れチェックインしていた事が確認されており、また過去に客室内でてんかんの発作を引き起こし病院に搬送された事もあったという。

 警察側は、男性が前夜に1人でチェックインした室内や遺体に争った形跡が見られないこと、また室内にノートパソコンや男性器を模した張型、コンドーム、男性同士の性行為の模様を撮影したビデオCD数枚、筋肉質の男性の写真が貼られた精力増強剤1瓶が置かれていた事から、男性がビデオCDを鑑賞しながら、ないしは鑑賞を終えた後に入浴した際に持病の発作により死亡したのではないかと見て捜査を行っている事を明らかにした。

 警察によると、ノートパソコンのディスプレイが浴室側に向くように設置されていたという。

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