2007年11月12日

タクシンの代理人を自認するサマック氏、早くもマスコミを敵に

 タイ国内の新聞記者協会は11日、政治政党は個人的な財産や企業ではない公共的な機関であると指摘した上で、国民の知る権利を無視し保身行為に走った政党を非難する声明を発表した。、

 声明の中では具体的な政党名や個人名は語られていないが、先に記者会見の席上で比例代表区の擁立候補選定作業に被選挙権が剥奪されているスダーラット・ゲーユラパン女史やネーウィン・チットチョープ氏が介入したとの疑惑に関して質問をした女性記者に対してセクハラとも取れる発言で相手を罵った上で質問に対する回答を拒否すると共に今後党の信用失墜を狙った礼節をわきまえない質問に対しては同様に礼節をわきまえない対応をマスコミ側にすると語ったパラン・プラチャーチョン党のサマック党首に向けられた非難声明であると見られる。

 サマック党首は、政権時代にマスコミを敵に回し、マスコミが解らなくても(支持してくれた)国民は解ってくれると発言し度々取材拒否をしてきたタクシン前首相の代理人を自認している事でも知られ、問題となった記者会見の際には政権奪取後にタクシン体制を復活させると高らかに宣言していた。

 新聞記者協会側は非難声明の中で、政党は国民の政治的な意思を代弁する機関として自由に結党する権利が認められ、公約を公表する事により国民の支持を訴えていく国民の税金により政治活動が保障された公的な機関であると指摘した上で、国民の知る権利に則りかかる政党の公約や動きを国民に判断資料として提供する役割を担うマスコミによる擁立候補選定作業等への関与が禁じられている被選挙権が剥奪された者による擁立議員への介入疑惑や資金の流れに関する質問に対する政党側の一連の言動は、個人資産や企業ではない公的な機関たる政党を法の精神に反して私し国民の為ではなく個人保身目的で為されたものであると指摘せざるを得ないと非難した。

参考
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=10384 (報道映像)
パラン党、離反の動きを見せた党員との問題を解決

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旧政権地盤で民主・チャート・タイ党を中傷するビラ

 旧タイ・ラック・タイ党の地盤であるガーラシン県内の少なくとも県都、ターカントー郡、ソムデット郡及びナーモン郡の4郡内で民主党とチャート・タイ党の信用失墜を狙った中傷ビラが撒かれている事が11日までに明らかになった。

 問題の中傷ビラには、A4サイズの用紙に民主党のアピシット党首やステープ幹事長、チャート・タイ党のバンハーン党首や同党に合流した旧マハーチョン党のサナン党首の写真と共に「チャート・タイ党は東北地方を害する為に南部陣営に与した」との文言が記されていたという。

 県選挙委員会側は、社会対立の煽動を意図した極めて不穏当な行動であるとして、法的な措置を視野に中傷ビラの配布に関与した組織の解明を行うと共に、県内選挙区の各出馬予定候補に対して選挙法とエチケットに則った選挙活動を展開するようあらためて要請する方針を明らかにした。

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全国調査ではパラン党が僅差でリードするも過半数には達せず

 ラーチャパット大学スワンドゥシット校が全国4,400人(内バンコク在住28%)の有権者を対象に行った政党別支持率動向調査で、最も多い38%の回答者がタクシン体制の復活を公約に掲げるパラン・プラチャーチョン党を支持すると回答し、32%だった民主党を僅かにリードしていた事が明らかになった。

 また、三位には10%の回答者が支持すると回答したチャート・タイ党がつけ、以下マッチマーティパッタイ党、ルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党と続く結果となった。

 尚、バンコク在住の回答者に限って支持率動向を見た場合は、民主党が46%と30%だったパラン・プラチャーチョン党を大きく引き離し、次いで8%が支持すると回答するチャート・タイ党が後を追うという形勢になっている。

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南部情勢 (10-11日)

・10日午後までに、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、6世帯が所有する5ヶ所の農園内にあるゴムの木や果物の木が何者かによって大量に切り倒されているのが確認される。

・10日深夜(報道により11日朝)、ヤッラー県ラーマン郡内で、学校の警備に向かうためにバイクで路上を走行中だった村自警組織に所属する49歳のイスラム系住民男性が何者かに銃撃されるが、弾が外れ難を逃れる。男性は元副村長。

・11日未明、ヤッラー県ターントー郡内で、42歳のイスラム系住民男性の住宅が放火され全焼。火災発生当時家人は留守だったため人的な被害は無し。

・11日朝、ヤッラー県バンナンサター郡内で、集中摘発作業中の郡警察署関係者と4-5人の一味との間で約10分間に渡る銃撃戦が展開されたが、警察側に人的な被害は無し。一味側は逃走。

・11日昼過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、バイクで路上を走行中だった72歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷。男性は、ソンクラー県内にある国境警備警察第四地区本部副本部長の義兄。一部報道によると男性は、郡内の複数箇所にあるゴム農園内のゴムの木が何者かにより大量に切り倒されたとの報道を受け、自分が経営するゴム農園に視察に向かう途上だった(報道により自分が経営する農園内のゴムの木が切り倒されたとの情報を受け現場に向かっていたとするものも)。

 ほぼ同時刻に、同郡内の路上をバイクで走行中だった38歳のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され重傷。

・11日午後、軍・警察の混成チームはナラーティワート県タークバイ郡内で集中摘発を行い、地中に埋められていた複数丁のM16ライフルやPVC管内等に隠された大量の銃弾を押収。今回行われた集中摘発は、先に身柄拘束されたRKK実行部隊地域幹部の男の証言に基づき行われたもので、押収されたM16ライフルの内少なくとも2丁は、2004年1月4日に発生した武器庫襲撃強奪事件で強奪されたものと製造番号が一致。

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出稼ぎで稼いだ現金を使い果たし麻薬で一儲けしようとした男を逮捕

 ノーンカーイ県の警察当局は11日、対岸のラオスから販売目的で麻薬を持ちこもうとした容疑でウドンターニー県ノーン・ウワソー郡在住の29歳の男を逮捕し、ヤーバー錠181錠を押収した。

 男は警察に対して、台湾へ出稼ぎに出かけて稼いだお金をあっという間に使い果たしてしまい、新たにウドンターニー県内の若者相手に麻薬を密売してお金を稼ごうと思い10日にラオスに渡りヴィエンチャン内のレストラン内で素性を知らないラオス人の男から500バーツでヤーバー181錠を仕入れたと証言しているという。

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強姦・殺害した4歳養女を遺棄した非道な父子を逮捕

 トラン県の警察当局は11日、4歳の養女を性的に虐待した上で殺害し、遺体を遺棄した容疑で同県パリヤン郡内在住の45歳と22歳の父子を逮捕した。

 4歳の養女は逮捕された父親の内縁の妻の連れ子で、遺体は10月31日に隣県のパッタルン県県都内の林の中で発見されていた。

 2人は取り調べに対して一貫して容疑を否認しているものの、警察側は遺体が発見された林周辺から発信された携帯電話の通話記録や法医学的な検証及び養女の母親を含む証人の証言から充分に立件が可能であるとの考えを示している。

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