刑事裁判所は4日、3日に株価操作で3年の実刑判決を受け、4日には一端は宣言した党首の辞任宣言を保留したマッチマーティパッタイ党のプラチャイ党首に対して法廷侮辱罪の疑いがあるとして事情聴取の為の召喚状を発行した。
この召喚状は、実刑判決を受けた後にプラチャイ党首が旧政権勢力の影響下で下された不当な判決であると発言した事が法廷侮辱罪に該当するとの判断に基づきで発行されたもの。
この発言に絡んでパラン・プラチャーチョン党のノパドン副党首(タクシン前首相の法律顧問)も名誉毀損で提訴する方針を明らかにしている。
一方、選挙委員会は、プラチャイ党首がマッチマーティパッタイ党の党首の座の明け渡し及び党名変更受け入れの代償として前身であるマッチマー党の前党首から6,000万バーツを要求されたと発言した際に、選挙委員会が金銭要求に関与していると発言した事が名誉毀損に該当するとして、プラチャイ党首を召喚して発言の真意を問いただす方針を明らかにしている。