2007年12月18日

選挙委、プラセーン氏に対してレッドカードを発行する方針

 選挙委員会は17日、タクシン前首相の肖像を使用した選挙活動で話題になったウタイターニー県内の中選挙区から出馬しているパラン・プラチャーチョン党のプラセーン・モンコンシリ氏に対して候補者資格を剥奪するレッドカードを発行する方向で検討を始めたことを明らかにした。

 この方針は、選挙票獲得の為にプラセーン氏がタクシン前首相の肖像や同前首相と一緒に映った写真を使用し選挙活動を展開しただけでなく、更にタクシン前首相関連のVCDを有権者に配布した事により有権者を惑わし、選挙の権威を傷つけたとの判断に基づくもので、今後選挙委員会側はプラセーン氏に抗弁の機会を与えた上で、最終的にレッドカード発行の是非を検討する方針だという。

 一方、プラセーン氏側は17日、選挙委員会側による不適切な発言の取り消しと同発言のメディアへの掲載への中止、及び自身が出馬している選挙区で行われた期日前投票のやり直しを命じる緊急処分命令の判断申請を行政裁判所に対して行った。

 同氏によると、期日前投票日前に行われたインタビューの中で選挙委員会側が、あたかも自身の事を気が触れた人物の様に表現すると共に自身に対してレッドカードが発行される事を示唆したとも取れる発言をしたことにより、有権者に誤解を与え期日前投票に於ける票動向に影響を与えた恐れがあるのだという。
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タクシン前首相、パラン党のみが真の友人

 タクシン前首相が香港紙とのインタビューの中で早期帰国の意向を示すと共に、困難な状況に置かれた自分を見捨てなかったパラン・プラチャーチョン党を真の友人であると絶賛していた事が明らかになった。

 しかしタクシン前首相は、あらためて政界復帰の可能性を強く否定した上で、帰国後は誰彼に対する復讐心を抱くことなく平穏に暮らし、要請があれば新世代の政治家のアドバイザー的なポジションでの政治への関わりに留めていきたいとの意向を示した。

 また、自らを失脚に追い込んだクーデターに関してタクシン前首相は、他の政党等と協調せず自らが中心になって施政に邁進した事が「政治的な事故」を引き起こすきっかけになったとの考えを示したが、クーデターの大義名分の一つとして掲げられていた自身や一族が関わる不正疑惑に言及する事は無かった。

 尚、このインタビュー記事は21日付けの紙面に掲載される予定で、奇しくも同日にバンコクで開催されるパラン・プラチャーチョン党の大規模立会演説会の場でタクシン前首相の帰国予定スケジュールが発表される予定になっている。
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世界11位の億万長者の息子、タイ人の元妻を相手取り反訴

 自らが申し立てて離婚したタイ人の元妻の名義になっている1億3,000万バーツの資産を取り戻すために文書を偽造したとして逮捕されたオランダ人の男の容疑者(44)は17日、元妻による偽りの被害届により逮捕されたとして元妻を相手取った訴訟を提訴した。

 裁判所側は、裁判を進行して行く上で必要な充分な証拠が同容疑者側から提出されたとして、訴えの受理を決定すると共に来年1月20日に第一回公判を開く方針を明らかにした。

 同容疑者側によると、離婚の原因は元妻の男性関係に由来しており、その落ち度がある元妻側が一銭たりとも出資していないにも拘わらず名義上は元妻の名義になっている家屋等の資産を回収する為に弁護士を雇い手続きを進めている最中に、資産を独り占めしたい元妻側から提出された偽りの被害届により逮捕されてしまったのだという。

 尚、先に元妻側は、同容疑者がニューハーフの男性と一緒になる為に、二人の子供がいるにも拘わらず一方的に離婚を申し立てられたと主張していた。

参考
長者番付世界11位の息子をタイ人妻名義資産絡みの文書偽造で逮捕
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超大物闇賭博開帳業者に1年6ヶ月の実刑判決

 バンコクのドゥシット地区裁判所は17日、闇賭博開帳で起訴されていたポー・プラトゥーナムことパイヂット・タンマロートピニット被告に対して、12,000バーツの罰金の支払い、及び既に公共用地不正収容及び違法賭博開帳でトラート県の裁判所から下されている12年の禁固期間に更に1年6ヶ月の期間を加算する判決を下した。

 タクシン前首相との親交が取り沙汰された事もあるパイヂット被告は、チェ・タオプーンの異名を持つ人物と並ぶバンコクを2分する超大物闇賭博開帳業者として知られ、またタクシン政権時代に世間の目を反タクシン運動からそらすことを目的に民主主義市民連合が最大規模の市民集会の開催を予定していた日の早朝に、コマンド部隊を投入したショーアップされた強制家宅捜索が行われたのも記憶に新しい。

 また、バンコクを二分する超大物闇賭博開帳業者2人の息子がそれぞれ現在行われている総選挙に出馬している事も話題になっている。
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