2007年12月20日

贈収賄疑惑の渦中にあるヂュターマート元観光庁総裁が選挙戦から離脱

 バンコク・フィルム・フェスティバルに絡む贈収賄事件で関与が取り沙汰されている元タイ観光庁総裁のヂュターマート・シリワン女史(プゥア・ペーンディン党副党首)は19日、比例代表区からの出馬を取り消す方針を明らかにした。公式な出馬取り消し発表は20日午前に行われる予定。

 同女史は現在プゥア・ペーンディン党の擁立候補として第六地区比例代表区(バンコク、ノンタブリー、サムットプラーガーン)から名簿順位第6位で立候補している。

 尚、アメリカ国内で逮捕された夫婦が支払った賄賂を収受したとされる当時のタイ政府観光庁の幹部に関する詳細はアメリカの司法当局側からは明らかにされていない。

 一方、国家毀損行為調査特別委員会(資産調査委員会)は19日、バンコク・フィルム・フェスティバルに絡む贈収賄事件に関して調査を進める方向で調整を行っている事を明らかにした。
posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パラン党、チャート・タイ党への連立打診を認める

 パラン・プラチャーチョン党のスラポン幹事長は19日、同党副党首のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉からチャート・タイ党副党首のサナン・カチョンプラサート少将(元マハーチョン党党首)に対して連立政権樹立に向けた非公式な打診が行われていた事を認めた。

 これは、同党が総選挙で過半数の議席を確保できなかったケースを想定して、チャート・タイ党やプゥア・ペーンディン党等の中小の政党に総選挙後の連立に向けた打診を行っていると伝えられている事を受けたもので、スラポン幹事長によると、チャルゥム警察大尉による打診は公式なものではなく、党としては総選挙結果が明確になるまで連立政権樹立に向けた協議を他党と行う方針は無いという。
posted by Jean T. at 02:00| Coup D'etat | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フィルム・フェスの運営権絡みの贈賄でアメリカ人夫婦が逮捕

 タイ政府観光庁の主催で開催されたバンコク・フィルム・フェスティバルの運営権を得るために、同庁幹部に総額170万米ドルの賄賂を支払っていた容疑で、75歳と52歳のアメリカ人夫婦がアメリカの当局に逮捕されていた事が明らかになった。

 尚、夫婦が賄賂を支払ったタイ政府観光庁の幹部職員の詳細は明らかになっていない。

 贈賄容疑で逮捕された夫婦は、バンコク・フィルム・フェスティバルの運営を任されていたフェスティバル・マネージメント社のオーナーで、フィルム・フェスティバルの運営権を得るために、2003年から今年にかけてタイ政府観光庁内で決定権を持つ幹部に賄賂を支払っていたと見られる。

 当時タイ政府観光庁総裁だったヂュターマート・シリワン女史は現在プゥア・ペーンディン党の擁立候補として比例代表区から出馬している。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南部情勢 (14-19日)

・14日未明、軍・警察の混成チームはヤッラー県県都内で集中摘発を行い、新市場付近にある倉庫内で爆発物製造用に確保しておいたと見られる電線や4台の携帯電話等を押収。また民家内で銃気等を隠匿していた51歳の男の身柄を拘束。

・14日夕方、パッターニー県ヤッラン郡内で、路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発したが、幸い人的な被害は無し。

・15日早朝、軍・警察の混成チームはヤッラー県県都内で何れも28歳の男2人の身柄を拘束。それぞれ、軍・警察関係者7人が殺害された事件及び爆破事件に関与した容疑。更に、県都内の民家内で煽動ビラや分離主義運動関連の書類等を押収。

・16日8:00前、パッターニー県ヤッリン郡内で、バイクの2人乗りで路上を走行中だった私立イスラム教学校に通う学生がバイクに乗った2人組に銃撃され、18歳の男性が死亡し15歳の男性が重傷。

・17日11:00過ぎ、ヤッラー県県都内ターサープ地区で、乗り合いバス待ち客用のサーラー付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、サーラー内で休憩中だった軍関係者2人が軽傷。

・17日午後、ナラーティワート県タークバイ郡の警察当局は、同県スンガイパーディー郡内で発生した村自警組織員等4人が死傷した2件の襲撃に関与した容疑で28歳の男の身柄を拘束。

・18日7:00前、ヤッラー県県都内ポセーン地区内にある市場付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、警戒作業中だった軍関係者2人が負傷。この爆破に絡み付近に住む3人の男の身柄を拘束。

・18日夜半、ヤッラー県ルゥーソ郡内で、人数不明の一味が軍の臨時駐留地付近で爆発物を爆発させ、軍関係者をおびき寄せた上で銃を乱射し、約5分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この爆破、銃撃戦による軍側の人的な被害は無し。

・18日夜半、ヤッラー県県都内サテーンノーク地区で、店舗兼住宅に押し入った2人組が屋内にいた47歳のイスラム系住民男性に向け銃を乱射し殺害。

・19日10:00前、パッターニー県ノーンヂック郡内で、郡警察関係者が聞き込み捜査中に爆発が発生し、警察関係者7人及び住民2人が負傷。尚、報道によっては郡警察の検問所付近で爆発が発生したとするものもある。

・19日10:00過ぎ、ヤッラー県県都内ポセーン地区で、村道脇に仕掛けられていた爆発物が軍関係車両の通過に会わせ爆発し、軍関係者2人が負傷。

・19日10:00過ぎ、パッターニー県ノーンヂック郡内で、人数不明の一味が42歳の副村長が運転する小型トラックに向け銃を乱射し、副村長が死亡。副村長は郡庁で開かれる会議に向かう途上だった。

19日夕方過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、バイク3台に分乗した6人組が路上を走行中だった農業・協同組合銀行の現金輸送車に向け銃を乱射し、車内にいた2人を殺害し1人に重傷を負わせた上で、車内にあった現金入りの袋2袋、約100万バーツ強を強奪し逃走。また、付近にいたと思われる住民1人が流れ弾にあたり死亡。

* 以上、期間中に別途掲載済みのものは除く
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。