2007年12月29日

バンハーン氏が緊急入院、パラン党が機会を捉え急接近

 28日19:00過ぎ、チャート・タイ党のバンハーン党首がラーマティボディー病院に緊急入院した事が確認された。担当医師によると、過労と心労による高血圧の症状を見せているという。

 関係者によると、バンハーン氏は朝からふらふらすると不調を訴え、その後プゥア・ペーンディン党のスチャート・タンヂャルゥン氏(元下院第一位副議長)の自宅で開かれた同党とのディナー・ミーティングの席上で再度不調を訴えミーティングを中座して病院を訪れていたという。

 同氏の息子のワラーウゥト氏によると、同日21:00頃にパラン・プラチャーチョン党のスラポン幹事長が見舞いに訪れる予定だという。

 スラポン幹事長は同日、チャート・タイ党とプゥア・ペーンディン党が連名で提示した連立に参画する前提となる5つの条件は、既に党の方針になっている無意味なものであるとして連立参画の条件には為り得ないとの強気の姿勢を示していた。この強気な発言の背景に連立後の大臣ポストを巡る交渉を有利に進めたいとの思惑があると見られている。

* その後の報道によると、パラン・プラチャーチョン党のソムチャーイ副党首(タクシン前首相の義弟)や元国家安全保障評議会最高顧問のルゥアンロート・マハーサーノン大将(副党首)等が豪華な花輪を持って調略、もとい見舞いに訪れていたようです。
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あたかも王室を尊重していないような物言いとサマック党首が不快感

 パラン・プラチャーチョン党のサマック党首は28日、チャート・タイ党とプゥア・ペーンディン党が連名で連立に参画する前提となる5つの条件を提示した事に対して、あたかも自身が王室を尊重していないような物言いであると不快感を示した。

 発言の中でサマック党首は、5つの条件中に記された王室を尊重すべしとの条件は、僅かに33議席しか獲得していないチャート・タイ党のバンハーン党首が233議席を獲得したパラン・プラチャーチョン党の党首に対して王室を尊重していないと侮辱したに等しいものであると指摘した上で、"長年に渡り親交がある"バンハーン党首に対してスントラウェート家の歴史を調べればラーマ5世の治世から王室を尊重し続けてきた事が判るはずであると指摘した。

 その上でサマック党首はバンハーン党首に対して、国王から勲章を下賜された格上の自分に対して物事を指導する様な態度をとるべきでは無いと指摘した。

 尚、サマック党首は、政権奪取後に国家安全保障評議会や国家毀損行為調査特別委員会に対する復讐に出る可能性に関しては、早期の一致団結体制の成立・国内正常化の実現を希望されている国王の思し召しに反するとして否定した。
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タクシン前首相が年間を通して最も期待はずれだった人物

 バンコク大学が行う世論調査クルンテープ・ポールがバンコク在住の1,198人を対象に21日から26日にかけて行った調査で、最も多い35.3%の回答者がタクシン前首相が年間を通して最も期待外れの人物だったと回答し、以下、クーデターを首謀したソンティ副首相(15.3%)、タクシン前首相の代理人を自認するパラン・プラチャーチョン党のサマック党首(7.8%)、スラユット首相(6.2%)、反タクシン派の旗手だったソンティ・リムトーングン氏(2.3%)と続いていた事が明らかになった。

 尚、最も賞賛に値する人物に関しては、最も多い18.5%がスラユット首相の名をあげ、以下、タクシン前首相(9.0%)、南部国境三県域内に展開している当局関係者や任務に就いている教師(8.7%)、ソンティ副首相(8.6%)、プレーム枢密院評議会議長(7.4%)、アピシット民主党党首(5.1%)、12月に死亡したBIG D2Bの父親であるウドム・キッティゴンヂャルゥン氏(2.9%)と続いた。

 また、最も期待はずれだった当局機関に関しては、最も多い14.6%の回答者がスラユット政権をあげ、以下、バンコク大量輸送公社(11.3%)、国家警察本部(7.2%)、選挙委員会(6.8%)と続き、一方で最も賞賛できる当局機関に関しては、最も多い8.2%の回答者が南部国境三県域内で任務に就いている軍関係者をあげ、以下、国家警察本部(7.3%)、選挙委員会(7.2%)、国家毀損行為調査特別委員会(6.7%)、国王や国王の姉君の治療にあたったシリラート病院(6.4%)、スラユット政権(4.0%)と続いた。

 更に、新政府に期待している新年の贈り物に関しては、最も多い22.2%が景気向上をあげ、以下、誠実・汚職に手を染めないこと(15.4%)、一致団結の実現・対立の解消(13.2%)、消費者物価の抑制・原油高問題の解決(10.2%)、私利私欲を捨て国益の為に任務を遂行すること(8.5%)、影響力を持つ大物対策・国内治安法の廃案(8.0%)と続いた。

 一方、今年最も嬉しかった出来事に関しては、最も多い46.0%が国王の80歳の誕生日を記念する式典をあげ、以下、国王のご退院(40.3%)、総選挙の実施(6.7%)と続き、一方で最も悲しい出来事に関しては、最も多い33.0%が南部情勢をあげ、以下、国王陛下のご入院(18.1%)、国王陛下の姉君の病状悪化(14.2%)、政治的対立の激化(11.2%)、1-2-GO機の墜落事故(6.2%)と続いた。
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子役俳優、モース(MOS)等に性的な虐待を受けたと訴える

 27日午後、子役俳優として知られるパトリックことチャーノン・モカラマニー君(11)が父親(51)に伴われ首都圏警察本部タンマサーラー署を訪れ、一緒にドラマの撮影に参加していた歌手兼俳優のモースことパティパーン・パタウィガーン氏等に衣服を脱がされ写真を撮影されるという辱めを受けたとした上で、二度と現在行われているドラマの撮影に参加したくないと訴えた。

 チャーノン君等によると、26日にバンコクのタウィーワタナー区内にある撮影場所で、ドラマ撮影の合間の休憩時間中にモースやドラマの監督であるウィーラチャイ・ルゥンルァン氏や他の男優等に集団で衣服を脱がされ、笑いながら裸の写真を撮られるという辱めを受けたという。

 尚、当初弁護士を通じてモース等を告訴すると息巻いていた父親は28日迄に前言を翻し、パトリック君が裏切り者と中傷される事を避ける為にモース等に対する逮捕要求を撤回し、警察の調書への被害事実の記録だけに留め今後はこの件について触れる意向が無い事を明らかにしている。

 一方、この件についてモースの関係者は、偶然現場にいただけで本人は一切辱めに関与していないと語っているという。
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