先だってパラン・プラチャーチョン党のグテープ幹事長が、首相秘書官長と政府報道官の2ポストに関してはサマック首相の一存で決められる予定になっている事を明らかにしていた。
2008年01月31日
サマック首相、元バンコク副知事を秘書官長に任命
サマック首相は30日、側近中の側近として知られ、また同首相がバンコク特別自治体知事だった時代に副知事を務めマスコミのプレゼンスが多かった事でも知られるサハット・バンティタグン氏を首相秘書官長に任命した模様。
先だってパラン・プラチャーチョン党のグテープ幹事長が、首相秘書官長と政府報道官の2ポストに関してはサマック首相の一存で決められる予定になっている事を明らかにしていた。
先だってパラン・プラチャーチョン党のグテープ幹事長が、首相秘書官長と政府報道官の2ポストに関してはサマック首相の一存で決められる予定になっている事を明らかにしていた。
民主党、報道の自由保護臨時委員会の設置を提案
民主党所属下院議員のアピチャート・サックセート氏(ナコン・シー・タンマラート県選出)とブンヨート・スックティンタイ氏(バンコク選出)は30日共同で記者会見を開き、報道の自由の保護に関する問題及びマスコミの倫理強化に関して検討する為の臨時専門委員会の設立を下院議会で提案する方針を明らかにした。
両名は記者会見の中で、報道の自由を保護する為の専門委員会が存在していない状況下では、これまで見られてきた様な個人的な感情でマスコミ側の取材に憤り、マスコミの報道に介入すると共に政府系のメディアを利用して偏った情報を流布するような不適切な状況が起こりえると指摘した上で、間もなく本放送を開始する公共放送局"TPBS"が正しく使命を果たすことが妨害される事を防ぐ上でも臨時専門委員会を設置し報道の自由を保障すると共に報道側の倫理を高める事が必要であると指摘した。
両名は記者会見の中で、報道の自由を保護する為の専門委員会が存在していない状況下では、これまで見られてきた様な個人的な感情でマスコミ側の取材に憤り、マスコミの報道に介入すると共に政府系のメディアを利用して偏った情報を流布するような不適切な状況が起こりえると指摘した上で、間もなく本放送を開始する公共放送局"TPBS"が正しく使命を果たすことが妨害される事を防ぐ上でも臨時専門委員会を設置し報道の自由を保障すると共に報道側の倫理を高める事が必要であると指摘した。
民主党、南部国境域対策本部設置本部設立法案を議会に提出
民主党のニポン副幹事長は30日、南部国境域対策本部設置法案を下院議会に提出する方針である事を明らかにした。
同副幹事長によると、法案はより効率的な南部対策を期すために各関係機関を統轄・監視する対策本部の設置を目指すもので、選挙期間中に同党が公約の一つとして掲げたもの。
対策本部は3ヶ月単位で閣議への成果報告が義務づけられる首相直轄の機関で、設置と同時にスラユット政権時代に設立された南部国境県対策センターが廃止される事になるという。
同副幹事長によると、法案はより効率的な南部対策を期すために各関係機関を統轄・監視する対策本部の設置を目指すもので、選挙期間中に同党が公約の一つとして掲げたもの。
対策本部は3ヶ月単位で閣議への成果報告が義務づけられる首相直轄の機関で、設置と同時にスラユット政権時代に設立された南部国境県対策センターが廃止される事になるという。
ソンティ副首相、タクシン前首相と電話会談を行ったことを認める
クーデターを首謀した元国家安全保障評議会議長のソンティ副首相は30日朝、善良な仲介人を介して直接タクシン前首相と電話で会話を行っていた事を明らかにした。
これは中東訪問を終え帰国した際に開かれた記者会見の席上で明らかにされたもので、ソンティ副首相によると、電話はポヂャマーン夫人が帰国する前の1月始めに行われ、会話の中では同じ士官学校の同窓生同士という立場で国家正常化の重要性に関して意見の交換が行われたが、政治や前首相が持たれている嫌疑、何らかの政治的条件や利権の提示等の人前で話すことが出来ないような協議は一切なされていなかったという。
また、ソンティ副首相は会見の中で、自らが首謀したクーデターは当初の目標を達成しており失敗ではなかったとし、またクーデターにより国家の威信が傷つけられた可能性に関しては 国民及び今後の政府が判断することであると語りコメントを避けた。
一方、間もなく正式に発足する新政府に関しては、国民及び野党が一丸となって新政府を支え国内問題の解決を前進させる事が重要であるとし、更に、新政府が不正・汚職問題を解決できなかった場合に再度軍がクーデターに動く可能性に関しては、国民の支持を得られない限りクーデターの実行は難しいとの考えを示した。
またソンティ議長は、これまで透明、潔白、公正を旨に国家の為に職務を遂行してきた自負があると語り、(タクシン前首相に後押しされた)新政府による報復はあり得ないとの考えを示すと共に、今後に関しては、政治から距離をおき暫く国内で平穏に暮らして行きたいと語ると共に国外亡命や国外移住の噂を否定した。
これは中東訪問を終え帰国した際に開かれた記者会見の席上で明らかにされたもので、ソンティ副首相によると、電話はポヂャマーン夫人が帰国する前の1月始めに行われ、会話の中では同じ士官学校の同窓生同士という立場で国家正常化の重要性に関して意見の交換が行われたが、政治や前首相が持たれている嫌疑、何らかの政治的条件や利権の提示等の人前で話すことが出来ないような協議は一切なされていなかったという。
また、ソンティ副首相は会見の中で、自らが首謀したクーデターは当初の目標を達成しており失敗ではなかったとし、またクーデターにより国家の威信が傷つけられた可能性に関しては 国民及び今後の政府が判断することであると語りコメントを避けた。
一方、間もなく正式に発足する新政府に関しては、国民及び野党が一丸となって新政府を支え国内問題の解決を前進させる事が重要であるとし、更に、新政府が不正・汚職問題を解決できなかった場合に再度軍がクーデターに動く可能性に関しては、国民の支持を得られない限りクーデターの実行は難しいとの考えを示した。
またソンティ議長は、これまで透明、潔白、公正を旨に国家の為に職務を遂行してきた自負があると語り、(タクシン前首相に後押しされた)新政府による報復はあり得ないとの考えを示すと共に、今後に関しては、政治から距離をおき暫く国内で平穏に暮らして行きたいと語ると共に国外亡命や国外移住の噂を否定した。
南部情勢 (27-30日)
・27日昼過ぎ、パッターニー県パナーレ郡内で、バイクで路上を走行中だったイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡。
・27日夕方、パッターニー県ヤッラン郡内で、バイクの2人乗りで路上を走行中だったイスラム系住民女性2人組がバイクに乗った2人組に銃撃され1人が死亡し1人が重傷。
・27日22:00過ぎ、ヤッラー県県都内リドン地区で、人数不明の一味が路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過に合わせ爆発物を爆発させると共に銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この爆破・銃撃により軍関係者1人が負傷。
・28日15:00過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、教師の警護作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発したが、軍側に人的・物的な被害は無し。
・28日深夜、ヤッラー県バンナンサター郡内で、RKKの幹部クラスが潜伏しているとの情報に基づき集中摘発作業中だった当局関係者と人数不明の一味との間で約20分間に渡る銃撃戦が発生し、銃撃戦により40歳の巡査部長補と一味側の男1人が死亡。死亡した男は、郡長私邸銃撃や殺害等で逮捕状が発行されており、また弟はRKKの主要幹部として身柄を追われていた。
・29日未明、ヤッラー県グロンピナン郡内で、バイクで路上を走行中だった33歳のイスラム系住民男性が、モスク付近に潜んでいた何者かに銃撃され死亡。
・29日午前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、教師の警護作業を終え本隊に戻る途上にあった軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発したが、軍側に人的な被害は無し。
・29日14:00過ぎ、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内で、バイクで路上を走行中だったイスラム系住民男性がバイクに乗った2人組に銃撃され負傷。2人組は男性が応戦した際に発砲した銃弾が命中し負傷を負い、バイクを乗り捨て逃走。
・29日17:00過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、バイクで路上を走行中だった47歳の副村長(イスラム教徒)が、バイク2台に分乗した4人組に銃撃され死亡。
・29日20:00前、ヤッラー県ヤッハー郡内で、43歳のイスラム系住民男性が自宅に押し入った人数不明の一味に銃撃され死亡。
・30日7:00前、ヤッラー県ヤッハー郡内で、バイクで路上を走行中だった32歳(報道により34)のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡。男性は治安担当の副村長だった。
・30日7:30前、パッターニー県ヤッラン郡内で、バイクで路上を走行中だった52歳(報道により55歳)のイスラム系住民男性が、バイク2台に分乗した4人組に銃撃され死亡。
・30日17:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、村道内を歩行中にバイクに乗った、何れもレンジャー部隊の制服状の服を着た2人組の男に銃撃され負傷を負った40歳のイスラム系住民男性が、所持していた拳銃で応戦しバイクから転落した男1人を、男がバイクから転落した際に落としたナイフで頭部を切りつけ死亡させる。事件が発生した地域の住民は兼ねてから当局に非協力的で、男性の応戦を交わし逃走中だった男も住民側が身柄を取り押さえていたものの、その後解放していた事が明らかになっている。
・27日夕方、パッターニー県ヤッラン郡内で、バイクの2人乗りで路上を走行中だったイスラム系住民女性2人組がバイクに乗った2人組に銃撃され1人が死亡し1人が重傷。
・27日22:00過ぎ、ヤッラー県県都内リドン地区で、人数不明の一味が路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過に合わせ爆発物を爆発させると共に銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走。この爆破・銃撃により軍関係者1人が負傷。
・28日15:00過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、教師の警護作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発したが、軍側に人的・物的な被害は無し。
・28日深夜、ヤッラー県バンナンサター郡内で、RKKの幹部クラスが潜伏しているとの情報に基づき集中摘発作業中だった当局関係者と人数不明の一味との間で約20分間に渡る銃撃戦が発生し、銃撃戦により40歳の巡査部長補と一味側の男1人が死亡。死亡した男は、郡長私邸銃撃や殺害等で逮捕状が発行されており、また弟はRKKの主要幹部として身柄を追われていた。
・29日未明、ヤッラー県グロンピナン郡内で、バイクで路上を走行中だった33歳のイスラム系住民男性が、モスク付近に潜んでいた何者かに銃撃され死亡。
・29日午前、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、教師の警護作業を終え本隊に戻る途上にあった軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発したが、軍側に人的な被害は無し。
・29日14:00過ぎ、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内で、バイクで路上を走行中だったイスラム系住民男性がバイクに乗った2人組に銃撃され負傷。2人組は男性が応戦した際に発砲した銃弾が命中し負傷を負い、バイクを乗り捨て逃走。
・29日17:00過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、バイクで路上を走行中だった47歳の副村長(イスラム教徒)が、バイク2台に分乗した4人組に銃撃され死亡。
・29日20:00前、ヤッラー県ヤッハー郡内で、43歳のイスラム系住民男性が自宅に押し入った人数不明の一味に銃撃され死亡。
・30日7:00前、ヤッラー県ヤッハー郡内で、バイクで路上を走行中だった32歳(報道により34)のイスラム系住民男性が何者かに銃撃され死亡。男性は治安担当の副村長だった。
・30日7:30前、パッターニー県ヤッラン郡内で、バイクで路上を走行中だった52歳(報道により55歳)のイスラム系住民男性が、バイク2台に分乗した4人組に銃撃され死亡。
・30日17:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、村道内を歩行中にバイクに乗った、何れもレンジャー部隊の制服状の服を着た2人組の男に銃撃され負傷を負った40歳のイスラム系住民男性が、所持していた拳銃で応戦しバイクから転落した男1人を、男がバイクから転落した際に落としたナイフで頭部を切りつけ死亡させる。事件が発生した地域の住民は兼ねてから当局に非協力的で、男性の応戦を交わし逃走中だった男も住民側が身柄を取り押さえていたものの、その後解放していた事が明らかになっている。
クーラーボックスの中に大学生の遺体
30日朝、バンコクのフワイクワン区のペッブリー・タット・マイ通り沿いにある製氷工場内に置かれた氷を保存する為のプラスチック製のクーラーボックスの中から、ラームカムヘーン大学1年の20歳の男性の遺体が発見された。
客先に氷を配達する為の準備の為にクーラーボックスを開けた33歳の女性従業員が発見した。
警察側は、遺体で発見された友人の男性が、当日夜半に男性を含む3人でペッブリー通り沿いにある飲食店で飲み直していた際に、近くの席で飲食中だった男2人、女1人及びニューハーフ1人の4人組のグループと知り合いになり、一緒に酒を飲んだり会話を交わしている際にニューハーフと男性との間で何らかのトラブルが発生したのがきっかけでグループ内の男2人に暴行を振るわれ、その後それぞれ違う方向に逃げたと証言していることや、検死により男性が窒息により死亡している事が判明していることから、警察側は男性が2人組から逃れる為に保冷用の化学物質が入っているクーラーボックスの中に身を潜めていた際に酸欠状態になり死亡したのでは無いかとの見方を示した。
客先に氷を配達する為の準備の為にクーラーボックスを開けた33歳の女性従業員が発見した。
警察側は、遺体で発見された友人の男性が、当日夜半に男性を含む3人でペッブリー通り沿いにある飲食店で飲み直していた際に、近くの席で飲食中だった男2人、女1人及びニューハーフ1人の4人組のグループと知り合いになり、一緒に酒を飲んだり会話を交わしている際にニューハーフと男性との間で何らかのトラブルが発生したのがきっかけでグループ内の男2人に暴行を振るわれ、その後それぞれ違う方向に逃げたと証言していることや、検死により男性が窒息により死亡している事が判明していることから、警察側は男性が2人組から逃れる為に保冷用の化学物質が入っているクーラーボックスの中に身を潜めていた際に酸欠状態になり死亡したのでは無いかとの見方を示した。
警察大尉、浮気を巡った口論から一家無理心中を図る
30日未明、バンコクのラクシー区内で、警察大尉(40)が36歳と4歳の妻子を拳銃で射殺した上で、自らの頭部を撃ち抜き自殺するという事件が発生した。
調べによると、警察大尉側にもう一人の妻がいることを巡った口論が度々夫婦間で発生しており、前日23:00頃にも夫婦が帰宅後に激しい口論が展開されていたことから、究極的な手段で家庭内のいざこざを解決する為に警察大尉が妻子を拳銃で射殺した上で自らの命を絶ったと見られる。
調べによると、警察大尉側にもう一人の妻がいることを巡った口論が度々夫婦間で発生しており、前日23:00頃にも夫婦が帰宅後に激しい口論が展開されていたことから、究極的な手段で家庭内のいざこざを解決する為に警察大尉が妻子を拳銃で射殺した上で自らの命を絶ったと見られる。
2008年01月30日
チャイヤワット氏、憲法裁判所にパラン党の傀儡性に関する判断を要請
先の総選挙でブリラム県内の選挙区から出馬し落選した元民主党所属下院議員候補のチャイヤワット・シンスウォン氏(元パランタム党党首、元工業大臣、民主主義市民連合幹部)は29日、議会監視委員会を通してパラン・プラチャーン党が解党命令が下されたタイ・ラック・タイ党の傀儡政党であるかの判断を要求する訴訟を憲法裁判所に提訴する方針を明らかにした。
最高裁判所は先に、同裁判所の判断権限の範疇を超えるものであるとしてチャイヤワット氏の提訴を棄却する決定を下していた。尚、チャイヤワット氏は最高裁判所の判断が下される前日に民主党を離党している。
尚、チャイヤワット氏の提訴は、議会監視委員会内でパラン・プラチャーチョン党の傀儡正当性に関する判断が行われ、傀儡性が認められ党の解党要件に為り得る政党法や選挙法に違反していると判断された場合は、同委員会を通して憲法裁判所に最終判断を仰ぐ提訴が行われる事になる。
最高裁判所は先に、同裁判所の判断権限の範疇を超えるものであるとしてチャイヤワット氏の提訴を棄却する決定を下していた。尚、チャイヤワット氏は最高裁判所の判断が下される前日に民主党を離党している。
尚、チャイヤワット氏の提訴は、議会監視委員会内でパラン・プラチャーチョン党の傀儡正当性に関する判断が行われ、傀儡性が認められ党の解党要件に為り得る政党法や選挙法に違反していると判断された場合は、同委員会を通して憲法裁判所に最終判断を仰ぐ提訴が行われる事になる。
チューウィット氏、バンハーン氏の名誉毀損訴訟に強気の姿勢
チャート・タイ党元副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は29日午前、刑事裁判所前に現れ記者団等に対して、同党のバンハーン党首が提訴した名誉毀損訴訟の召喚状を受け取りに来たついでに裁判所内の食堂でウナギのアヒル炒めを食べに来たと語り、名誉毀損訴訟に対して強気の姿勢を示した。
チューウィット氏は、これまで度々バンハーン氏を他の食材を不味くする有害なウナギに喩えて批判してきた。
チューウィット氏は、これまでの非難発言は全て明確な根拠に基づいたものであるとしてバンハーン党首の訴訟に対して勝算がある事を強調した上で、スハルト大統領政権時代のインドネシアの様な新たな基準がタイ政界にもたらされる恐れがあるとして、今後もチャート・タイ党を中心に政界の動きを監視していく意向を明らかにした。
一方、チャート・タイ党のバンハーン党首は29日、所属下院議員に対して連立政権の参画を決定した経緯について地盤の住民に説明して回るよう指示した。
チューウィット氏は、これまで度々バンハーン氏を他の食材を不味くする有害なウナギに喩えて批判してきた。
チューウィット氏は、これまでの非難発言は全て明確な根拠に基づいたものであるとしてバンハーン党首の訴訟に対して勝算がある事を強調した上で、スハルト大統領政権時代のインドネシアの様な新たな基準がタイ政界にもたらされる恐れがあるとして、今後もチャート・タイ党を中心に政界の動きを監視していく意向を明らかにした。
一方、チャート・タイ党のバンハーン党首は29日、所属下院議員に対して連立政権の参画を決定した経緯について地盤の住民に説明して回るよう指示した。
3人の女児が副村長や70歳老人に暴行されたと訴える
29日午前、トラン県パリヤン郡内で、保護者約10人が7歳と8歳と10歳の女児3人を伴いターカーム地区警察署を訪れ、3人の女児が地区内に住む59歳の副村長と70歳の老人に約8ヶ月間に渡って性的な暴行を受けていたと訴えた。
保護者等によると、児童公園脇に住んでいる副村長と老人は共謀して、子供向けの映画を見せてあげると言って公園で遊んでいる3人の女児に声をかけ副村長の家に連れ込み、そこで子供向けの映画ならぬ成人向けの映画や雑誌を女児達に見せながら襲いかかり性的な暴行を加え、その度毎に他言しないように脅しながら10バーツから20バーツのお小遣いを女児達にあげていたといい、女児3人がお小遣い以外の現金を持っている事に気付いた保護者が女児3人を問いつめた結果明るみになったという。
尚、副村長と老人は保護者等の異常な動きを察して既に地区外に逃走し所在不明になっている。
保護者等によると、児童公園脇に住んでいる副村長と老人は共謀して、子供向けの映画を見せてあげると言って公園で遊んでいる3人の女児に声をかけ副村長の家に連れ込み、そこで子供向けの映画ならぬ成人向けの映画や雑誌を女児達に見せながら襲いかかり性的な暴行を加え、その度毎に他言しないように脅しながら10バーツから20バーツのお小遣いを女児達にあげていたといい、女児3人がお小遣い以外の現金を持っている事に気付いた保護者が女児3人を問いつめた結果明るみになったという。
尚、副村長と老人は保護者等の異常な動きを察して既に地区外に逃走し所在不明になっている。
現金90万バーツ強奪は昇格・昇給を意図した女性社員による自作自演
パトゥムターニー県タンヤブリー県のプラトゥナム・ヂュラーロンゴン地区警察署は29日、共謀して現金90万バーツの強奪事件をでっち上げた容疑で28歳及び22歳の女2人及び23歳と20歳の男1人の計4人を逮捕した事を明らかにした。
問題の事件は28日朝、託児所やタクシー車両の貸し出し、水産加工等を手がけている企業の女性社員がオーナーの車を運転中に、バイクに乗った2人組の男にフロントガラス等を割られ車内にあった90万バーツが強奪されたというもので、逮捕された28歳の女は警察に対して、オーナーからの信頼を得、昇格と昇給を得る事を目的に23歳の女に2人の男を雇い車のフロントグラスを割った上で現場から逃走するように要請し、その後警察に対して90万バーツが強奪されたと嘘の被害届を提出したという。
尚、逮捕された女が勤務している会社のオーナーは、今回の事で4人が刑事責任に問われる事を希望していない旨申し立てているが、警察側は証拠と事実に基づき4人を送検する方針を明らかにしている。
問題の事件は28日朝、託児所やタクシー車両の貸し出し、水産加工等を手がけている企業の女性社員がオーナーの車を運転中に、バイクに乗った2人組の男にフロントガラス等を割られ車内にあった90万バーツが強奪されたというもので、逮捕された28歳の女は警察に対して、オーナーからの信頼を得、昇格と昇給を得る事を目的に23歳の女に2人の男を雇い車のフロントグラスを割った上で現場から逃走するように要請し、その後警察に対して90万バーツが強奪されたと嘘の被害届を提出したという。
尚、逮捕された女が勤務している会社のオーナーは、今回の事で4人が刑事責任に問われる事を希望していない旨申し立てているが、警察側は証拠と事実に基づき4人を送検する方針を明らかにしている。
殺害された住職の葬儀の最中に殺害犯の弟が乱暴目的で女児を拉致
28日夕方、チョンブリー県サタヒップ郡内の寺院内で、24日に殺害された住職の葬儀の手伝いの為に来ていた23歳の母親と一緒にいた5歳の女児が、17歳の男に一時拉致され気づいた住民等に救出されるという事件が発生した。
母親によると、娘を発見した時男はトラックの運転席で局部を娘に咥えさせようとしている最中だったという。
その後の調べで、住民等によって取り押さえられた男は、同寺院の住職(当時69)を刺殺した容疑で26日に逮捕された22歳の男の実弟だった事が明らかになっている。
警察に対して男は、子供の頃から面倒を見てくれた住職の葬儀に参列している際に、近くで女児が遊んでいるのが目に入り急に性欲を押さえられなくなり、お菓子を買ってあげると言って誘い出し、トラックの運転席に乗せ局部を口に咥えさせようとしたところで発見されてしまったと証言しているという。
尚、住職を殺害した容疑で逮捕された実兄は、警察に対して賽銭箱の中にあった現金等を5回に渡って盗んだ事を警察に通報された事を恨んで犯行に及んだと証言しているという。
警察や寺院の檀家によると、住職を殺害した男と今回女児に対する猥褻行為で逮捕された男の兄弟は、何れも生まれた時から住職が親のように面倒を見てきていたという。
参考
僧侶を殺害し3万バーツを強奪
母親によると、娘を発見した時男はトラックの運転席で局部を娘に咥えさせようとしている最中だったという。
その後の調べで、住民等によって取り押さえられた男は、同寺院の住職(当時69)を刺殺した容疑で26日に逮捕された22歳の男の実弟だった事が明らかになっている。
警察に対して男は、子供の頃から面倒を見てくれた住職の葬儀に参列している際に、近くで女児が遊んでいるのが目に入り急に性欲を押さえられなくなり、お菓子を買ってあげると言って誘い出し、トラックの運転席に乗せ局部を口に咥えさせようとしたところで発見されてしまったと証言しているという。
尚、住職を殺害した容疑で逮捕された実兄は、警察に対して賽銭箱の中にあった現金等を5回に渡って盗んだ事を警察に通報された事を恨んで犯行に及んだと証言しているという。
警察や寺院の檀家によると、住職を殺害した男と今回女児に対する猥褻行為で逮捕された男の兄弟は、何れも生まれた時から住職が親のように面倒を見てきていたという。
参考
僧侶を殺害し3万バーツを強奪
2008年01月29日
バンハーン氏、チューウィット氏を相手取り1億バーツの名誉毀損訴訟
チャート・タイ党法律関連担当顧問団長のガセーム・ソラサックガセーム氏は28日、同党のバンハーン党首が同党元副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏を相手取り1億バーツの損害賠償を求める名誉毀損訴訟を刑事・民事両方で提訴する意向を示していた事を明らかにした。
刑事訴訟では、最も厳しい法定の刑罰を要求する方針だという。
ガセーム氏によると、チューウィット氏が18日に党本部前でバンハーン党首の写真を掲示し中傷した行為が同党首個人の名誉を傷つけた事に該当するのだという。
また、28日に国会ビル前で行われたチューウィット氏の記者会見に関しては、その場で公開されたビデオに記録されたバンハーン党首の発言内容等をチェックした上で別途訴訟を提訴する方針だという。
刑事訴訟では、最も厳しい法定の刑罰を要求する方針だという。
ガセーム氏によると、チューウィット氏が18日に党本部前でバンハーン党首の写真を掲示し中傷した行為が同党首個人の名誉を傷つけた事に該当するのだという。
また、28日に国会ビル前で行われたチューウィット氏の記者会見に関しては、その場で公開されたビデオに記録されたバンハーン党首の発言内容等をチェックした上で別途訴訟を提訴する方針だという。
民主党、影の内閣を組織し政府を監視
民主党のアピシット党首は28日、サマック次期首相が正式に首相に就任し新政府が発足するのにあわせて、党内で影の内閣を組織し政府側の任務遂行を監視する方針を明らかにした。
同党首によると、今週中に開かれる議員会議の際に詰めの協議を行い、31日頃に影の内閣の概要を明確にできる見通しだという。
また、今後発足する新政府に対しては、タイの経済及び政治に対する国際社会からの信頼回復を始めとした山積している緊急課題の解決に全力を尽くすと共に、国民に対して連立政権の政策方針や任務遂行の状況を明確にする為にも議会をないがしろにしないよう要請した。
同党首によると、今週中に開かれる議員会議の際に詰めの協議を行い、31日頃に影の内閣の概要を明確にできる見通しだという。
また、今後発足する新政府に対しては、タイの経済及び政治に対する国際社会からの信頼回復を始めとした山積している緊急課題の解決に全力を尽くすと共に、国民に対して連立政権の政策方針や任務遂行の状況を明確にする為にも議会をないがしろにしないよう要請した。
チューウィット氏、ディスプレイ付き宣伝車で嘘つきバンハーン糾弾キャンペーン
元チャート・タイ党副党首のチューウィット・ガモンウィシット氏は28日朝、首相指名の為の下院議会が開かれる国会ビル前に大型液晶ディスプレイを搭載した宣伝車と共に現れ、今後宣伝車を利用して私欲の為に国民を騙したチャート・タイ党のバンハーン党首を糾弾するキャンペーンを展開する方針を明らかにした。
チューウィット氏によると、宣伝車両を利用して当日から7日間に渡ってバンコク内を回り、バンハーン党首がパラン・プラチャーチョン党と連立する事は"絶対"にあり得ないとした上で、今後も民主党との協調関係を維持し同党のアピシット党首を次期首相として支持すると"明確"に発言している模様を記録したビデオを道行く人に公開し、国民を騙したバンハーン党首を糾弾していく方針であるという。
また、当日首相指名の為の下院議会が開かれる事に関しては、既に香港に本当の首相がいるにも拘わらず、今更首相指名もへったくれもないと皮肉った。
チューウィット氏によると、宣伝車両を利用して当日から7日間に渡ってバンコク内を回り、バンハーン党首がパラン・プラチャーチョン党と連立する事は"絶対"にあり得ないとした上で、今後も民主党との協調関係を維持し同党のアピシット党首を次期首相として支持すると"明確"に発言している模様を記録したビデオを道行く人に公開し、国民を騙したバンハーン党首を糾弾していく方針であるという。
また、当日首相指名の為の下院議会が開かれる事に関しては、既に香港に本当の首相がいるにも拘わらず、今更首相指名もへったくれもないと皮肉った。
サマック氏の第25代首相確定、310票を獲得
28日開かれた首相指名の為の下院議会で、パラン・プラチャーチョン党が推薦したサマック党首が310票を獲得し、163票を獲得した民主党が推薦したアピシット党首を引き離し首相の座を手中に収めた。尚、下院議長及び2人の副議長は棄権した。
個別に投票内容を読み上げる方法に投票方法が切り替えられたのが効を奏してか、与党側から一部の票が民主党側に流れる現象は今回は確認されなかった。
この首相指名投票に先立って行われた候補者指名の段階で秘密投票によりパラン・プラチャーチョン党が推薦したサマック党首の首相候補者指名を支持するとする票が304票、民主党が推薦したアピシット党首の首相候補者指名を支持するとする票が165票、サマック党首の首相候補者指名を支持しないとする票が6票投じられ、何れも下院議会定数の5分の1の票を獲得し、首相候補者として両者が争われる事が決せられたが、その後チャート・タイ党のバンハーン党首が無効票が異常に多いと異議を唱え、首相指名投票は急遽各議員が個別に投票内容を読み上げる、秘密でもなんでも無い投票方法に切り替えられていた。
首相指名投票で連立与党内の票割れを防ぐと共に所属下院議員にプレッシャーを与え与党内の体制を引き締める狙いがあったと見られる。
ノーンカーイの女性、姪に紹介したギリシャ人との結婚話は結婚詐欺ではないと否定
28日午後、ノーンカーイ県県都内で、43歳の女性がギリシャ人の夫とその弟を連れ県都警察署を訪れ、結婚詐欺で訴えられたのは錯誤に基づくものであると釈明した。
女性の釈明に先立って、女性の姪でもある23歳の女性が、紹介され結婚したギリシャ人の夫が家を出て行き行方不明になったとして結婚詐欺で被害届を出していた。
43歳の女性側は、夫の弟を紹介し家族全員が合意した上で結婚式を挙げたが、その後言葉の問題で互いに正しく意思の疎通が出来ない等の問題が発生し、次第に両者が気まずい関係になってしまった為、結婚から約一週間後に夫の弟が家を出たが、行方不明にはなっておらず結婚詐欺というのは誤解に基づくもので、また23歳の女性側が結婚式を挙げる為に多額の現金を支出したと主張しているのは事実ではなく、実際は自分と夫が全額負担したものであると主張した上で、15万バーツを慰謝料として支払う用意があると申し出た。
この場に立ち会った23歳の女性は、今回の事でいい勉強になったとした上で、43歳の女性側の申し出を受け入れると共に被害を取り下げ今後一切この問題に関わる考えは無いと語った。
女性の釈明に先立って、女性の姪でもある23歳の女性が、紹介され結婚したギリシャ人の夫が家を出て行き行方不明になったとして結婚詐欺で被害届を出していた。
43歳の女性側は、夫の弟を紹介し家族全員が合意した上で結婚式を挙げたが、その後言葉の問題で互いに正しく意思の疎通が出来ない等の問題が発生し、次第に両者が気まずい関係になってしまった為、結婚から約一週間後に夫の弟が家を出たが、行方不明にはなっておらず結婚詐欺というのは誤解に基づくもので、また23歳の女性側が結婚式を挙げる為に多額の現金を支出したと主張しているのは事実ではなく、実際は自分と夫が全額負担したものであると主張した上で、15万バーツを慰謝料として支払う用意があると申し出た。
この場に立ち会った23歳の女性は、今回の事でいい勉強になったとした上で、43歳の女性側の申し出を受け入れると共に被害を取り下げ今後一切この問題に関わる考えは無いと語った。
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2008年01月28日
ABACポール、多くがサマック氏の次期首相就任を支持
私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが27県内在住の3,506人を対象に行った調査で、44.3%の回答者が次期首相としてパラン・プラチャーチョン党のサマック党首を支持できると回答し、支持できないと回答していた者が38.4%だった事が明らかになった。
また、サマック党首を支持すると回答した者に関しては、主婦(夫)や定年退職者、一般請負労働者層が突出して多く、また地方別では東北部と北部の回答者のそれぞれ55.3%と51.9%が支持すると回答する一方で、南部に関しては支持すると回答した者は僅かに18.1%に留まった。
更に半数に近い48%の回答者が、パラン・プラチャーン党政権に3年から任期終了まで政権を運用して欲しいと回答する一方で、6ヶ月以内で政権から降りて欲しいと回答した者は僅かに16.5%だった。
一方、新政府に国家的緊急課題として解決に取り組んで欲しい問題に関しては、最も多い75.4%の回答者が物価高問題をあげ、以下麻薬問題(68.3%)、南部問題(65.2%)、汚職問題(64.3%)、青少年の質の向上(53.6%)、社会的対立の解消(51.0%)、教育の質の向上(47.2%)、労働問題(45.6%)、環境・地球温暖化問題(45.5%)、社会的不公正問題(42.9%)と続く一方で、被選挙権を剥奪された旧タイ・ラック・タイ党幹部111人に対する恩赦法の制定や憲法の改正といった政治的な問題をあげた回答者は僅かに留まった。
また、国家的緊急課題に取り組むまでの猶予期間に関しては、最も多い55.4%が新政府が発足次第取り組むべきと回答し、1-3ヶ月間の猶予期間を与えると回答した者が19.6%、3-6ヶ月間の猶予期間を与えると回答した者が11.6%だった。
また、サマック党首を支持すると回答した者に関しては、主婦(夫)や定年退職者、一般請負労働者層が突出して多く、また地方別では東北部と北部の回答者のそれぞれ55.3%と51.9%が支持すると回答する一方で、南部に関しては支持すると回答した者は僅かに18.1%に留まった。
更に半数に近い48%の回答者が、パラン・プラチャーン党政権に3年から任期終了まで政権を運用して欲しいと回答する一方で、6ヶ月以内で政権から降りて欲しいと回答した者は僅かに16.5%だった。
一方、新政府に国家的緊急課題として解決に取り組んで欲しい問題に関しては、最も多い75.4%の回答者が物価高問題をあげ、以下麻薬問題(68.3%)、南部問題(65.2%)、汚職問題(64.3%)、青少年の質の向上(53.6%)、社会的対立の解消(51.0%)、教育の質の向上(47.2%)、労働問題(45.6%)、環境・地球温暖化問題(45.5%)、社会的不公正問題(42.9%)と続く一方で、被選挙権を剥奪された旧タイ・ラック・タイ党幹部111人に対する恩赦法の制定や憲法の改正といった政治的な問題をあげた回答者は僅かに留まった。
また、国家的緊急課題に取り組むまでの猶予期間に関しては、最も多い55.4%が新政府が発足次第取り組むべきと回答し、1-3ヶ月間の猶予期間を与えると回答した者が19.6%、3-6ヶ月間の猶予期間を与えると回答した者が11.6%だった。
民主党、アピシット党首を首相候補に指名
民主党は27日開かれた党幹部会議の席上で、28日に開かれる首相指名の為の下院議会の際に党首のアピシット・ウェーッチャーチーワ氏を首相候補に指名する方針を決定した。
オンアート報道官によると、今回の決定はアピシット党首が次期首相として選出されることよりも、民主主義制度に則り与党側が指名した候補の対立候補として同党首を指名する事により、国民にどちらが首相として適任か判断する機会を与える事を意図したものだという。
先の下院議長・副議長選出で一部の与党側の票が民主党が指名した候補に流れた事を受け、各与党が所属下院議員の引き締めを図っている状況の中で、与党側の票がどれだけアピシット党首側に流れるか注目される。
オンアート報道官によると、今回の決定はアピシット党首が次期首相として選出されることよりも、民主主義制度に則り与党側が指名した候補の対立候補として同党首を指名する事により、国民にどちらが首相として適任か判断する機会を与える事を意図したものだという。
先の下院議長・副議長選出で一部の与党側の票が民主党が指名した候補に流れた事を受け、各与党が所属下院議員の引き締めを図っている状況の中で、与党側の票がどれだけアピシット党首側に流れるか注目される。