2008年01月04日

最高裁、総選挙自体の有効性を問う上訴を受理

 最高裁判所は3日、ブリラム県第三選挙区に民主党から出馬し落選したチャイヤワット・シンスウォン氏(元パランタム党党首、元工業大臣)から提出されていた、昨年12月23日に行われた総選挙自体の有効性を問う上訴を受理すると共に第一回公判を15日10時に開催する方針を決定した。

 尚、仮処分や緊急執行の判断は行わず、通常の裁判手続きに基づき審理が進められる。

 チャイヤワット氏側が上訴の中で判断を要求しているのは以下の4項目。

1. パラン・プラチャーチョン党が総選挙に候補者を擁立する資格が無い、解党判断を下されたタイ・ラック・タイ党の傀儡政党であるかの判断及びかかる党が候補者を擁立した総選挙の有効性に関する判断。

2. パラン・プラチャーチョン党のサマック党首が解党判断が下されたタイ・ラック・タイ党の前党首(タクシン前首相)の代理人として候補者を擁立し総選挙に参加する事の是非。

3. パラン・プラチャーチョン党の候補が住民にタクシン前首相関連のVCDを住民に配布している状況の中で昨年12月15日から16日にかけてブリラム県第三選挙区で行われた期日前投票の有効性の判断及び同選挙区の投票結果の有効性の判断。

4. 選挙期間中に有権者にVCDを配布するという行為そのものの違法性の判断及び当選見込みとなったパラン・プラチャーチョン党所属候補者全員の選挙委員会による当選確認の差し止め。
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選挙委、397人の当選を確認

 選挙委員会は3日午後、昨年12月23日に行われた総選挙で当選見込みとなった480人の内397人(内321人が中選挙区出馬候補者)の当選を確認した。

 尚、当選の確認を見合わせた候補者83人の内訳は中選挙区候補者79人、比例代表区候補者4人で、比例代表区候補者には票買収疑惑が指摘され現在調査対象になっている、タクシン前首相の忠実な配下としても知られるヨンユット・ティーヤパイラット氏が含まれる。
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プラチャイ氏、今度は幹事長が勝手に連立参画を発表したと怒る

 先にパラン・プラチャーチョン党との連立を決定したアノンワン幹事長を始めとする党幹部の判断を受け入れると発言していたマッチマーティパッタイ党のプラチャイ党首は2日、事前に党首に報告する事無くパラン・プラチャーチョン党を中心とした連立政権の成立を宣言する為の共同記者会見に出席したアノンワン幹事長に対して強い不快感を示した。

 それに対してアノンワン幹事長側は、既に電話で報告し了解を得られていると主張した上で、プラチャイ党首に対して日頃の発言に注意するべきであると語り、強気の姿勢を示した。

 発言の中でプラチャイ党首は、党会議の決定に基づきマッチマー会派系のアノンワン幹事長及びスントン副党首に連立参画に向けた交渉役を委ねた事は認めたものの、パラン・プラチャーチョン党との連立に関しては党首の承認を得ておらず、また同党首と対立が伝えられている両名が所属するマッチマー会派に関しては、選挙期間中に独自に選挙運動資金を提供するスポンサーを探すように申しつけていたにも拘わらず、それすら実現していないことから、既にマッチマー会派は党内に於ける発言権を失っていると指摘した。

 その上で自ら敢えて党規に反する行動に出た両名及びマッチマー会派に対しては、党からではなく社会から制裁を受ける事になると指摘した。

 尚、既にパラン・プラチャーチョン党との連立が既成事実になっている事に関しては、党の42の公約を実現する為には同党との連立も良しとしたが、何れにしても自ら連立参画を申し入れる事はせず、パラン。プラチャーチョン党のサマック党首側から直接自分に対して連立参画の要請を行うべきであるとした。

 一方、ソムサック・テープスティン氏夫人でもあるアノンワン幹事長側は、既に電話でプラチャイ党首や党の主要な出資者であるアマリン副党首に対してパラン・プラチャーチョン党との連立を決定した事を報告し特に反対意見は聞かれていなかったと主張した上で、むしろ党内で激しい党首降ろしの動きに晒されているだけでなく、党首資格欠格の申し立てが選挙委員会に対して為されているプラチャイ党首こそ発言に注意するべきであると語り、強気の姿勢を示した。

参考
プラチャイ氏がタクシン前首相との敵対関係を解消すると宣言
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南部情勢 (2-3日)

・2日早朝、軍・警察の混成チームはナラーティワート県タークバイ郡内で集中摘発を行い、40歳の男の身柄を拘束すると共に銃器4丁や銃弾多数、麻薬吸引用の器具等を押収。更に男の証言から銃器類を男に預けていた29歳と36歳の男2人の身柄を拘束。

・2日昼過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、小型トラックを運転中だった48歳のイスラム系住民男性が人数不明の一味の銃撃を受け死亡し、同乗していた4歳の男児が重傷。男性は昨年12月18日に配下の者3人と共に殺害され首を切断された村長に就任予定だった男性の後を次いで近々村長に就任する予定になっていた。

・2日20:00過ぎ、ヤッラー県ヤッハー郡内で、48歳のイスラム系住民男性が家に押し入った何者かに銃撃され死亡。

・3日夕方前、パッターニー県ヤッリン郡内で、幹線上の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発物が爆発し、初期報道段階で軍関係者2人が負傷。

・3日夜半、ヤッラー県バンナンサター郡内で、バイクで路上を走行中だった44歳の住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡。
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プッタモントン・サーイ3付近で17歳少女の頭部を撃ち抜かれた遺体

 2日20:00頃、バンコクのタウィーワタナ区プッタモントン・サーイ3通り付近の用水路脇の草地で、17歳少女が木に体を縛り付けられた上で頭部を銃で撃ち抜かれ殺害されているのが発見された。

 夫と共に付近の貸家で暮らしていた少女は、28日にシーサゲート県内にある実家に帰省する為のバスチケットの予約を依頼する電話を母親宛にした後に音信不通になり、心配になり上京し少女の行方を捜していた母親(48)が警察に捜索願を提出していた。

 近隣住民によると、28日に少女が帰省準備の為に荷造りをしている際に電話で何者かに呼び出され、その後行方不明になっていたという。

 警察側は、現在所在知れずになっている少女と同居していた夫が何らかの事情を知っていると見て行方を追っているとした。少女の母親によると、夫の名前は聞いていたが姓までは少女から聞いていなかったという。
posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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