2008年01月06日

バンハーン氏、パラン党政権への連立参画を非公式に認める

 チャート・タイ党のバンハーン党首は5日、パラン・プラチャーチョン党のソムチャーイ副党首(タクシン前首相の義弟)に対して、同党主導の連立政権への参画要請の打診を原則的に受け入れる意向を伝達済みである事を明らかにした。

 一方、パラン・プラチャーチョン党の候補者65人の当選の確認が見送られている事が同党主導の連立政権の組織に障害をもたらす恐れがあるとの懸念がある事に関しては、内の何人かの候補者にイエローカードやレッドカードが発行されても、殆どが民主党に勝ち目がない北部・東北地方を地盤とする候補者に対して発行される事が予想され、また再出馬が認められないレッドカードが発行されても連立に参画する見通しになっているチャート・タイ党やマッチマーティパッタイ党、プゥア・ペーンディン党等で議席を分け合う結果になることから連立政権の組織そのものには大きな影響を与え得ないとの考えを示した。
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ブリラムの抗議住民、選挙委に4つの要求事項を突き付け散会

 4日、ブリラム県県都内で、同県第一選挙区から出馬し当選見込みとなったパラン・プラチャーチョン党所属の候補者3人が買収等の選挙違反により最も厳しいレッドカードが発行され当選を取り消された事に抗議する為に県選挙委員会前で抗議活動を展開していた住民約20,000人の代表は、同県副知事が兼任している県選挙委員会委員長及び同県県警察副本部長が兼任している県選挙委員会選挙違反行為調査担当委員を一時的に職務から外し適切な中立的な人物にレッドカードが発行された候補者3人の違反行為に関する再調査を行う等の4つの要求を突き付け同日夕方過ぎまでに散会した。

 尚、向こう3日以内に要求が受け入れられなかった場合は再度抗議行動を展開する方針だという。

 一方、中央選挙委員会側は5日、ブリラム県内で抗議活動を展開した住民達に対して、レッドカードの発行の決定は明確な証拠に則り中央選挙委員会側の判断で行われており、住民達が誤った矛先に向けて抗議活動を展開していると指摘すると共に、混乱に乗じた第三者による煽動行為が予想されるとして再度抗議活動に出ることが無いよう呼びかけた。

 しかし、住民側は中央選挙委員会側の決定は県選挙委員会側の調査結果に基づいたものであるとして、要求を取り下げる方針が無いことを確認している。
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南部情勢により3年間で2,848人が死亡

 新聞記者協会のまとめによると、南部情勢激化の端緒となったナラーティワート県で武器庫襲撃強奪・学校連続放火事件が発生した2004年1月4日から2007年末までの3年間に南部国境三県及びソンクラー県4郡内で発生した不穏な動きにより合計2,848人が死亡した。

 また、県別の発生状況では、ナラーティワート県の694件が一番多く、以下、ヤッラー県(688件)、パッターニー県(674件)、ソンクラー県4郡(69件)と続き、また、地区別の発生状況ではヤッラー県県都が244件と一番多く、次いでナラーティワート県ルゥーソ郡の144件、ヤッラー県バンナンサター郡の140件と続く結果になり、一方でソンクラー県ナータウィー郡が2件と最も発生件数が少ない地区となった。

 更に、不穏な動きの態様に関しては、銃撃が最も多く合計で1,176件発生し、以下、爆破(444件)、放火(282件)、鋲の路上撒布(104件)、その他(44件)と続く結果になった。

 一方、2007年度に関しては合計で225件の事件が発生し、867人の死亡者、1,720人の負傷者の合計2,587人が南部情勢の被害にあっている。
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バンナンサターで銃撃戦により一味側2人、軍側1人が負傷

 5日8:00過ぎ、ヤッラー県バンナンサター郡内で、人数不明の一味が幹線上の警戒作業にあたっていた軍関係車両に向け銃を乱射し、約10分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生し、軍関係者1人が負傷を負った。

 尚、報道によっては人数不明の一味が軍の臨時駐留地に向け銃を乱射したとするものもある。

 更に、別グループと見られる人数不明の一味が路上に鋲を撒き支援の為に現場に向かっていた軍・警察の合同チームの車両の通行を妨害した上で銃を乱射し、銃撃戦を展開した後に逃走し、この銃撃戦により一味側に属していた郡内在住のイスラム教徒の25歳と22歳の男2人が負傷を負い当局側に身柄を確保された。何れも重傷だという。

 尚、報道によっては、軍・警察の合同チームがあたり一帯を封鎖し一味の行方を追っている最中に銃撃戦が発生したとするものもある。

 一方、同県ラーマン郡内では4日夕方過ぎ、バイクで路上を走行中だった51歳のイスラム系住民男性がバイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負った。
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