2008年02月09日

首相秘書官長にサマック首相の側近

 サナン副首相は8日、同日開かれた特別閣議の席上でティーラポン・ノパラマパー氏を首相秘書官長に、アカポン・ソラスチャート氏を副首相秘書官長に任命する決定を下した事を明らかにした。

 ティーラポン氏はサマック首相(李沙馬)がバンコク知事だった時代に秘書官補佐を務め、主に当時の公共事業担当副知事で現副首相のサハット・バンティッタグン氏の秘書官的な役割を担っていた事で知られ、またチャート・タイ党所属のアカポン氏はサナン副首相の右腕として共に民主党と袂を分かちマハーチョン党の結党に参画した他、第一次チュワン政権時代には政府報道官、スラユット政権時代には国家立法議会議員等を務めた事で知られる。
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ステープがチャルゥム役、民主党が影の内閣を組織

 民主党のオンアート報道官は8日、アピシット党首を首班とする影の内閣を組織した事を明らかにした。

 影の内閣(カナラタモントリー・ンガオ)では、アピシット党首が首班兼教育、欧米系マスコミの受けが良いことでも知られるゴン・ヂャーティグワニット氏が財務、ギアット・シッティアモン氏が商務、ステープ・トゥアックスパン氏が内務、ピチャーンメート・ムワンマニー大将が防衛等を担当する予定で、今後各人が国民に代わって各担当大臣を密接に監視すると共に必要に応じて代替え政策案を提示する。

 尚、11日に開かれる予定の第一回会合では政府側の政策について包括的な検討を行う予定だという。
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ノパドン氏、元首相の前倒し帰国の可能性を認める

 タクシン元首相の元法律顧問で現外務大臣のノパドン・パッタマ氏は8日午前、タクシン元首相が予定を前倒しし、5月前にタイに帰国する可能性が高いことを明らかにした。尚、裁判所側は、出頭期限を4月末日までに設定する決定を下している。

 この発言は、当日付のマティチョン紙がパラン・プラチャーチョン党内の信頼できる消息筋からの情報としてタクシン元首相が、裁判所に出廷する為に近日中に帰国し、裁判所の許可を得た上で1週間後に再度国外に出る見通しであると伝えた事について聞かれた際に語られたもので、ノパドン氏は5月前の帰国の可能性は認めたが、早期帰国の可能性に関しては確認を避けた。

 タクシン元首相の早期帰国の噂が取り沙汰されている背景に、事実上タクシンの傀儡と化している政権内にあって、防衛という強力なポストを押さえると共にタクシン離れを進めようとしているサマック首相(李沙馬)に対して何らかのプレッシャーを加える意図があるのではないかと指摘する向きもある。

 尚、この早期帰国の噂に対してソムポン法務大臣は直接的な確認を避けた上で、仮に事実だった場合は元首相の帰国時に特別な警備体制は敷くものの、元首相個人に対しては特別な対応を取る考えが無いことを確認しているが、一方で、元首相への急接近を図っているチャルゥム内務大臣は、元首相に有利な方向に政治情勢が動いている状況の中で早期帰国する事は正しい判断であると語り、早期帰国を支持すると共に、帰国する際には自ら空港へ出迎えに行くと共に、帰国を機に何らかの政府のアドバイザリー・ポジションに就くよう要請する意向であることを明らかにしている。

 チェンマイ選出の下院議員を長年勤めると共に労働大臣や工業大臣、首相府大臣を歴任した事でも知られるソムポン法務大臣は、タクシン政権下では決して目立った存在では無かったが、一貫してタクシン元首相と近い関係を維持し、またタイ・ラック・タイ党に解党処分が下され幹部111人の公民権が剥奪された際には、新執行幹部候補を選定する為の作業委員会の委員長を務めた事で知られている。
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