2008年02月15日

調査委、パラン党のヨンユット元副党首に対してレッドカードの発行を勧告

 元パラン・プラチャーチョン党副党首で現下院議長であるヨンユット・ティヤパイラット氏が絡む票買収疑惑について調査を行うために選挙委員会内に設置された調査特別委員会は14日、選挙違反行為が認められたとしてヨンユット氏に対してレッドカードを発行するよう選挙委員会に勧告する決定を下した。

 ヨンユット氏に関しては、バンコクで開かれた地盤であるチェンライ県の村長やガムナンを招致した会合の席上で現金を配り同氏が出馬する第一比例代表区でパラン・プラチャーチョン党に投票するよう依頼した疑惑が指摘され、また選挙委員会側に告発したチェンラーイ県から出馬していた当時のチャート・タイ党所属候補が、総選挙終了後の連立工作が水面下で行われている最中に突然「疑惑は無かった」として告発の取り下げに動いていた。

 仮に選挙委員会側がレッドカードの発行を決定し、その決定を最高裁判所が支持した場合は、党幹部(当時)による重大な選挙違反行為であるとして、現在解党命令の是非が検討されているチャート・タイ党及びマッチマーティパッタイ党と同様に党解党命令の是非の検討対象になり得る。

 また、選挙委員会側から提出されたレッドカード発行決定の是非伺いを最高裁判所が受理した時点から判断が下されるまでの期間中はヨンユット氏は下院議長及び下院議員としての全ての職務から一時外される事になる。
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元首相との密会目的? 外相が初外遊先にシンガポール

 タクシン元首相がシンガポールからタイに電撃帰国するとの噂が飛び交った14日、ノパドン外務大臣は19日から20日まで(報道により18日から19日まで)の日程で初の外遊先としてシンガポールを訪問する事を明らかにした。

 訪問の際に当地に滞在中であると伝えられているタクシン元首相と面会する可能性に関しては、当日は既に元首相が他の場所に移動している可能性が高く、また面会する予定も無いと語り否定したが、個人的な相談の為に時折元首相と電話で会話している事は認めた。

 尚、ノパドン外務大臣によると、タクシン元首相は5月迄の帰国を予定しており、前倒しして帰国する予定は無いという。

* そう言えば18日にはシンガでサンタナの・・
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首相、外務大臣等から会話手法のトレーニングを受ける

 ノパドン外務大臣は14日、外務省内で行われた政策協議の際にサマック首相に対して首相としての正しい会話手法のトレーニングを行った事を明らかにした。

 これに対してサマック首相は、思いつくままに話すことが出来る一般人とは違う首相という立場を自覚し、日頃から発言に注意するよう出席者から注進を受けたと説明した。

 尚、外務省内で行われた政策協議では、サマック首相の国際舞台デビューの手始めとして2月末にタイと国境を接する4ヶ国を訪問する方針が確認されている。

 先にサマック首相は日本のメディア関係者に対して、最初の外遊先は日本になると発言していた。

 サマック首相によると、訪問の際に国境問題について協議を行う予定は無いが、マレーシア等の関係国との間では南部問題について協議する用意があるという。

 一方、サマック首相がCNNとのインタビューの中で、1976年10月6日の流血事件への関与を否定した上で、事件による死亡者は僅かに1人だったと発言した事に対して、当時の当事者等の間から不満の声が上がっている事に対しては、スラポン副首相兼財務大臣やスタム・セーンプラトゥム氏、ヂャートゥロン・チャイセーン氏といったパラン・プラチャーチョン党・政府内の当事者からは同様な不満の声は聞かれていないと語るに留めた。

 尚、スタム氏及びヂャートゥロン氏は何れもタイ・ラック・タイ党旧幹部として被選挙権を剥奪されており、表向きにはパラン・プラチャーチョン党や政府とは無関係という事になっている。
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財相、元首相付き最高政策顧問を顧問に迎え入れる意向を確認

 スラポン副首相兼財務大臣は14日、タクシン元首相付きの最高政策顧問だった事で知られるパンサック・ウィンナラット氏を財務大臣付き政策顧問として受け入れる意向を確認した。

 この発言に先立って、タクシン元首相側がパンサック氏を初めとする元首相付きの主要顧問を財務大臣付き顧問に据えるよう政権側に働きかけていたと伝えられていた。

 同大臣は発言の中で、パンサック氏は元首相付きの最高政策顧問として重要な政策の策定等に関与してきた人物として顧問に最も最適な人物であるとの考えを示した上で、氏側が顧問就任を受け入れる受け入れないに拘わらず必要に応じて氏からのアドバイスを仰ぐ意向であると語った。

 しかし、パンサック氏が財務省の政策方針を策定する為の会議に出席していたと指摘されている事に関しては確認を避けた。

 パンサック氏は、タクシン元首相付き最高政策顧問として、貧困層に国有の遊休地の所有権を分配し、更にその所有権を担保に小規模事業資金を提供する資産の資本化政策を始めとするタクシン政権時代の重要な大衆・経済政策の立案に関与したキーパーソンとして知られ、またタイ・ラック・タイ党結党間もなくフィンランドで行われた秘密協議で、王室の影響力を極力排除した大統領制に準ずる欧米型共和制の創成を目指すとするフィンランド宣言の策定にも関与していたとも指摘されていた。またパンサック氏は、タクシン政権時代に政策のキーパーソンとして国外メディアに名前が度々登場した一方で、国内メディアに対しては目立たぬ存在との立場を貫き滅多に名前が登場する事が無い"重要人物"として知られていた。

 一方、先にタイ・ラック・タイ党の解党により被選挙権を剥奪された111人の旧幹部から公社役員会メンバーを選抜する事も有り得ることを明らかにしていたスラポン副首相は、仮に旧幹部から人選を進める場合は関係公社と利益の衝突が生じないことを大原則に進める事になるとの考えを示した。
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ナラーティワートで銃撃戦、一味側1人が重傷

 14日午後、ナラーティワート県スンガイパーディー郡内で、集中摘発作業中だった当局関係者と6人組と見られる一味との間で約20分間に渡る銃撃戦が発生し、重傷を負った一味側1人が身柄を拘束され、残りの一味が逃走するという事件が発生した。

 この集中摘発によりゴム農園内に隠匿されていた銃器類や銃弾、一味側が潜伏中に使用していたと見られる生活用品等が押収された。

 この事件に先立ち14日7:00過ぎには同県ルゥーソ郡内でゴムの買い付けの為に住民宅を巡回中だった何れもイスラム教徒のゴム取引業者の男女3人が5人組と見られる一味に銃撃され男性2人が死亡し女性1人が重傷を負った。

 一方、ヤッラー県内では14日6:00頃ラーマン郡内で、ゴム農園に作業に向かうためにバイクの二人乗りで路上を走行中だった32歳と30歳のイスラム系住民夫婦がバイクに乗った2人組に銃撃され、夫が死亡し妻は難を逃れるという事件が、更に同日7:00過ぎにはバンナンサター郡内で、ゴム農園内で作業中だった元自警組織員を夫に持つ49歳(報道により46歳)の女性と24歳(報道により26歳)の娘が人数不明の一味に銃撃され2人とも重傷を負うという事件が発生した。

尚、バンナンサター郡内で発生した事件に関しては、目撃証言に基づき地元に住む42歳と26歳のイスラム系の男2人が逮捕されているが、何れも容疑を否認しているという。

 また、パッターニー県内では14日14:00過ぎマイゲーン郡内で、教師の警護作業に向かうために路上を走行中だった軍関係車両の通過にあわせ爆発物が爆発し、軍関係者1人が負傷を負い、更に爆発発生後周辺の路上の警戒作業にあたっていた軍関係者が村道の入り口付近で不審物を発見し、調査の為に近づいたところで不審物が爆発するという事件が発生したが、幸い人的な被害は無かった。
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カレン民族同盟の書記長が暗殺、ターク県内で

 14日16:00過ぎ、ミャンマーと国境を接するターク県メーソート郡内の民家内でカレン民族同盟(KNU)書記長のマン・シャー氏が、屋内に押し入った2人組の男に銃撃され死亡するという事件が発生した。

 事件後、事件発生を聞きつけたミャンマーの反政府組織関係者や学生、政治組織関係者等が書記長の自宅に弔問に訪れる場面が見られたという。

 警察側は、2人組がカレン語で書記長に向かって叫んだ上で銃を発砲している事から、ミャンマー国内で対立する勢力による犯行と見て、国境線を中心に2人組の行方を追っている。

 ターク県内の情報当局筋によると、KNU内で組織を三分する対立が発生し一部が親政府系の民主カレン仏教徒軍に合流した他、書記長と対立関係にあったKNU傘下の軍事組織の指揮官が政府側に寝返り自由カレン軍という組織を結成し、その息子が対立する勢力の関係者に暗殺されるという事件が発生していたという。
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マフィアに通じた警察中佐と名乗りカンボジア人労働者を強請っていた男を逮捕

 チョンブリー県県都の警察当局は14日、外国人を脅し金銭を強請り取っていた容疑でサケーオ県出身の男を逮捕し、警察中佐名が記された偽造の名札やカンボジア人労働者に発行された6人分の正規の労働許可証等を押収した。

 取り調べに対して男は、町で見かけたカンボジア人に対してサケーオ県アランヤプラテート郡警察署取り調べ班副指揮官のマフィアにも通じている警察中佐であるとすごみ、取り調べの為に逮捕すると脅迫し、見逃し料として一人あたり1,000バーツを支払わせ、現金の用意が無い者に対しては現金が支払うまで労働許可証を預っていたと証言しているという。
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TG機がウボンで機体故障

 14日午前、ウボンラーチャターニー空港内でバンコクに飛び立つために点検作業中だったタイ国際航空TG021便機に燃料供給系統の不具合が発見され、搭乗予定だった58人の乗客がノックエアー便や後続のTG031便に振り替えられる事態になった。

 不具合が発見された機材は、同日朝にスポン内務副大臣や地元選出のパラン・プラチャーチョン党所属議員4人等を乗せバンコクから同空港に到着していたもの。
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