両名とも閣議により後任の人事が決定される迄の間それぞれの代行職に就くことになる。
特別捜査局の局長代行に就任するタウィー警察大佐は、ポンテープ・テープガンヂャナー氏やスダーラット・ゲーユラパン女史といったタクシン政権内の重要人物に近い人物として、またタクシン政権時代に同局に所属していた時代にはTPI社関連といった当時の反タクシン派関係者が絡む疑惑の捜査に関与し、その後クーデター政権により異動させられていた事で知られ、また今回の人事を決定したソムポン法務大臣は、タクシン政権よりな恣意的・差別的な任務遂行で批判に晒され、クーデター後に表向きには自らの希望で国家警察本部に復職した事で知られる元特別捜査局局長のソムバット・アモンラウィワット警察大将の実兄であることから、タクシン元首相や同政権が絡む不正疑惑やサマック首相がバンコク知事時代に関与したとされる消防自動車・消化艇の不正調達疑惑等に対する捜査を強く意識した報復的な色彩が濃い人事と見られている。
また、今回の人事に続いて同省次官で元国家立法議会議員兼憲法起草作業委員会副委員長だったヂャラン・パクディータナーグン氏が首相府付き監察官という閑職に異動されるとの憶測が現在飛び交っている。

