2008年03月01日

首相、検事総長を委員長にセーリーピスット本部長の不正解明を指示

 セーリーピスット国家警察本部長が首相府付きの閑職に異動になった事に絡んで、異動命令を下したサマック首相側が総額約9,900万バーツ規模の搬送、作業及び人員輸送用の車両のレンタル調達に絡む不正疑惑が同本部長に持たれている事を異動の理由に掲げていたことが29日夕方までに明らかになった。

 異動命令の中でサマック首相側は、かかる特定企業への利益供与を意図したレンタル契約により国家に9,899,578,200バーツの損害を与えた恐れがあるとして、検事総長のチャイヤガセーム・ニティシリ氏を委員長とする総勢4人で構成された解明委員会に対して早急に真相の解明作業を行うよう指示している。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大地への跪きはタクシン一流のマーケティング行為

 国家立法議会議員のプラソン・スンシリ空軍少将(元憲法起草作業委員会委員長)は29日、タクシン元首相による帰国早々の大地への跪き行為は、ドラマ的な演出により己を高く見せるための同元首相一流のマーケティング行為でしかないと指摘した。

 同空軍少将によれば、仮に本心から大地に跪くのであれば、敢えてカメラや人々に取り囲まれた環境で行うような愚に出るはずが無いのだという。

 その上で同空軍少将はタクシン元首相に対して、まず己が容疑者という立場に置かれている事を充分に認識し、間違ってもパラン・プラチャーチョン党に影響を与えるような政治的な行動に出るべきではないと指摘した。

 一方、立て続けに高級官僚の更迭人事が行われている事に関しては、有能な法務省特別捜査局の局長が更迭されたように、明らかに私益優先を意図した人事が行われていると指摘すると共に、パラン・プラチャーチョン党が公約に掲げた国内和解推進・一致団結体制の創成とも矛盾する社会対立を煽動する人事であると指摘した。

 また、サマック首相とタクシン元首相との関係に関しては、大物同士として互いにそりが合っていないとの印象を受けているとした。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

セーリーピスット本部長、訴訟提訴を視野に異動理由を首相に直接質す意向

 セーリーピスット国家警察本部長は29日、首相府付きに異動になったという話を聞いていないとした上で、後日サマック首相に面会を求め今回の異動理由について直接質すと共に、首相側の回答次第では直接最高裁判所に対して異動命令の撤回を求める訴訟を提訴する意向である事を明らかにした。視察訪問先のソンクラー県内で記者団の質問に答えた。

 しかし、今回の異動の背景に政治的な思惑があるとの指摘に対してはコメントを控えた。

 尚、一連の更迭人事に関してサナン副首相は29日、チャート・タイ党枠で連立政権に参画している立場で、立て続けに行われている高級官僚の更迭人事の真意を3月4日に開かれる定例閣議の場で確認する方針であることを明らかにしている。

 一方、反タクシン派の民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は29日、一連の高級官僚に対する更迭人事を受け3月5日に幹部会を開く方針を明らかにした。

 同調整役によると、幹部会では一連の更迭人事に対する連合側の活動方針の策定及び地方傘下組織の拡大、組織の構造・活動の改革等を中心議題として協議が行われる予定で、現状では集会・デモ活動の再開までは視野に入れていないという。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシンの元師匠、介入ゲームが本格的に始まったと指摘

 タクシン元首相を政界に導き、その後袂を分かった民主主義市民連合幹部のヂャムローン・シームゥアン少将は29日、予想していた通り政府による司法手続きへの介入が本格的に開始されたとの考えを示した。

 これは、国家警察本部のパチャラワート副本部長がセーリーピスット本部長が首相府付きに異動し自身が本部長代行に据えられた事を同日午後までに確認した事を受けた発言で、ヂャムローン少将は、民主主義市民連合が予想していた通り政府による段階的な司法手続きへの介入が始まったと指摘した上で、今回の異動が公式に確認され次第今後の活動方針について連合内で協議する方針である事を明らかにした。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、タイには自分以外に首相はいないとキレる

 サマック首相は29日午前、タイ国内には自分以外に首相はいないと強調した上で、あたかもタイ国内に首相が二人いるかの様に報じるマスコミに対して強い不快感を示した。

 この発言は、タクシン元首相の帰国を機に同元首相の代理人としてのサマック首相の役割について分析・論評する動きがある事について聞かれた際に語られたもので、サマック首相は、タイに首相が二人いるような論調はマスコミ側の恥知らずなでっち上げでしかないと語り不快感を示した上で、誰が本物の首相で誰が元首相なのかという普通の事すら見極めずに、自分たちの考えを広める事だけを意図した報道を展開し社会に混乱を引き起こしているのがマスコミであると強い口調でマスコミ側を非難した。

 しかし、タクシン元首相との関係については、前夜に電話で親しく話し面会する機会を持つことで互いに考えを一つにしている事を明らかにすると共に、スラポン副首相兼財務大臣が、1997年の変動相場制移行により多額の為替差益を得ていたとの疑惑も指摘されているタクシン元首相を為替政策関連をを中心とした顧問に据える意向を示している事に対しても問題は無いとの考えを示した。

 また、サマック首相が同日朝首相官邸でアメリカのヒル国務副長官と面談した際にも同様にタイには自分以外に首相はいないと語っていた事が明らかになっている。

 同席したスパラット政府副報道官によると、クリストファー副長官側から、司法手続きに則り己に持たれている嫌疑を晴らす為にタクシン元首相が帰国した事に対して歓迎の意が表明されると共に今回の帰国がタイ国内に再度対立をもたらすことには繋がり得ないとの考えが示された際に、サマック首相側がタクシン元首相が帰国しても本物の首相は自分以外にはいないと受け答えしていたという。

 尚、今回の面談ではヒル副長官側からブッシュ大統領側がタイへの訪問を希望している旨が伝えられると共にサマック首相に対しても9月の国連総会期間を利用したアメリカ訪問の提案があり、その際にカリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツネッガー氏と面会する機会を用意する考えがある旨伝えられたという。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン型ネポティズムの再来、タクシンの義弟に道を開く警察人事

 29日朝、サマック首相が国家警察本部のセーリーピスット本部長を首相府付きに更迭し、パチャラワート副本部長を本部長代行に据える人事を承認したとの噂が俄に広がった。

 消息筋によると、表向きには警察高官の不正体質の改善を始めとした警察機構の構造改革に大きな成果を上げる事が出来なかった事を今回の更迭の理由に掲げているという。

 この件に関してサマック首相はノーコメントを貫いているが、タクシン元首相の士官学校時代の同期で元副首相のチッチャイ・ワンナサティット警察大将に近い人物としても知られるセーリーピスット本部長を更迭した背景に、先のクーデターで首相府付きに更迭されたタクシン元首相夫人のポヂャマーン女史の実弟のプライヤオパン・ダーマーポン警察大将を本部長に据えることを視野に入れた報復人事的な思惑があるとの見方が取り沙汰されている。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ファラン運転のバイクが駅の支柱に激突、落下した看板があたり同乗の女性共々死亡

 29日2:00過ぎ、バンコクのスクムウィット通りのBTS線ナーナー駅付近で、27歳のタイ人女性を後部座席に乗せ走行中だった30代前半と見られる白人男性運転のバイクが駅の支柱に激突した衝撃で支柱に取り付けられていた広告看板が2人の上に落下し、2人とも死亡するという事故が発生した。

 目撃証言によると、高速度で走行中だったバイクが道路を横断中だった男性に衝突した衝撃で駅の支柱に激突し今回の死亡事故に繋がったと見られる。尚、道路を横断中にバイクに衝突された男性は足を骨折する負傷を負っている。
posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。