2008年03月05日

タクシン元首相、評議会を景気後退を招いた張本人と非難

 タクシン元首相が3日に行われたファイナンシャル・タイムズとのインタビューの中で、国家安全保障評議会が景気後退及び海外投資家の信頼失墜を招いた張本人であると指摘すると共にスラユット政権による政権運営の失敗がサマック政権を誕生させるきっかけになったと語っていた事が明らかになった。

 更にインタビューの中でタクシン元首相は、総選挙で誕生したサマック政権は海外投資家の信頼回復の為に困難を強いられる事になると指摘すると共に、タイの主要貿易相手国であるアメリカの景気減速がタイの経済に暗い影を落とすことになると指摘した上で、産業界はバーツ高というメリットを利用して国外の最新設備・技術の導入を進め、主要相手国の景気減速によるリスクに備えるべきであると指摘した。

 一方、スラポン副首相兼財務大臣が経済関連顧問への就任を要請している事に関しては、「自分が就任すると問題の解決よりも問題を作り出すことの方が多くなる」と語り顧問就任要請を固持する意向を示した。
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ヂャクラポップ氏、SNSサイトを緊密に監視

 ヂャクラポップ首相府大臣は4日、僧侶による不適切な利用があったとして、ソーシャル・ネットワーク・サービス"h15.com"を緊密に監視するよう情報通信技術省に要請した事を明らかにした。

 問題となった事件は、前日夜半コーンケーン県県都内で23歳の僧侶が、hi5.comを通じて約2週間前に知り合ったチャイヤプーム県内在住の15歳の少女を寺院内の僧坊に誘い出し性的な乱暴を加えた容疑で逮捕されたというもので、保護された少女は数日前から僧坊内で寝起きしていたという。

 ヂャクラポップ大臣は、仏教の権威だけでなく仏教を信仰する国民をも傷つけた極めて残念な事件であると指摘したした上で、既に情報通信技術省に対してhi5.comを緊密に監視し同様な犯行を防ぐための対策を講じるよう要請した事を明らかにした。

 尚、アクセス遮断措置を講じる可能性に関しては、遮断による効果や影響を勘案した上で検討すると語り、現状では即座に遮断措置を講じる考えが無いことを明らかにしている。
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悪名高いピーラパンが法務省次官との噂

 先に法務省特別捜査局のスナイ局長を更迭したソムポン法務大臣が今週中にも法務省次官のヂャラン・パクディタナーグン氏を首相府付きの監察官ポストに異動し、後任にタクシン政権時代に悪名を馳せたピーラパン・プレームプーティ警察少将を後任に据える人事を発令するとの憶測が俄に広がっている。

 ケンブリッジ卒業組としても知られるヂャラン氏は、最高裁判所長秘書官長だった時代に、国王発言を受けた2006年4月2日の総選挙無効判決に向けた調整作業に多大な貢献をした人物として知られ、クーデター政権時代に法務省次官に据えられると共に国家立法議会議員に任命され、新憲法の起草作業にも深く関わった人物として知られている。

 ヂャラン氏は前政権時代から裁判官の職務に復職したいとの意向を強く示していたとされ、ソムポン法務大臣側は3月中に開かれる判事委員会による復職受け入れ決定待ちの為の暫定人事との理由をつけて更迭するものと見られている。

 一方、タクシン元首相の同期としても知られ、クーデター政権により首相府付きに更迭されていたピーラパン警察少将は、資金洗浄防止取締委員会の事務局長だった時代に、当時のタクシン政権の潜在的な脅威となり得る言論人や貧民連合を始めとする市民団体関係者、市民活動家の資産調査を職権を乱用して行っていた他、タクシン政権末期には、首相府次官に据えられ放送事業者免許の剥奪及び高額の違約金の支払い命令が下される事が当時ほぼ決定的となっていたiTV問題の政治決着に向けた方策の模索を命じられていたとも指摘されていた。
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タークバイの学校内で爆発、軍関係者4人が負傷

 4日15:00前、ナラーティワート県タークバイ郡内にある学校内で爆発が発生し、教師の警護作業にあたっていた軍関係者4人が負傷を負った。

 使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式のもので、軍関係者が休憩の際に使用している石製のベンチ脇にある立木付近に仕掛けられていた。

 この事件に先立つ4日昼過ぎには同県ランゲ郡内で、路上の警戒作業中だった軍関係車両の通過にあわせ爆発が発生したが、幸い人的な被害は無かった。

 また、同じくラング郡内では、3日深夜にも路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過に会わせ爆発が発生したが、幸い人的な被害は無かった。

 パッターニー県パナーレ郡内では4日18:00過ぎ、バイクに乗った2人組が自宅前にいた同郡助役に向け発砲し、目標を外れた銃弾が付近にいた助役の母親(69、イスラム教徒)に命中し死亡するという事件が発生した、また同県ヤッリン郡内では3日朝、自宅前で食品を販売中だった23歳のイスラム系住民女性がバイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。

 ヤッラー県ラーマン郡内では4日夕方過ぎ、分離主義組織関係者の動向を調査中だった同郡ヂャグワ地区警察署所属の警察官3人と人数不明の一味との間で銃撃戦が発生し、警察官1人が死亡し2人が負傷を負った。一味側の被害状況は不明。
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