2008年04月12日

警察政策委、パチャラワート本部長代行を本部長に内定

 国家警察本部政策委員会(委員長、サマック首相)は11日、不正疑惑調査の為閑職に更迭され、その後首相により解職処分が下されたセーリーピスット前本部長の後任としてパチャラワート本部長代行(副本部長)を本部長に据える人事を内定した。

 セーリーピスット前本部長の解職処分に対する国王認証を待って、今回の人事が認証処理に付される予定になっている。

 第9期軍士官学校、第25期警察士官学校卒業組のパチャラワート・ウォンスワン警察大将は、第三地区警察本部長、公安警察局局長、国家警察本部長補佐、国家警察副本部長を歴任した人物として知られ、また、実兄である元陸軍司令官のプラウィット・ウォンスワン大将は、チャワリット元首相に極めて近い人物として知られ、先のクーデター政権時代には国家立法議会議員を務めた他、防衛大臣候補として名前があがった事でも知られる。
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チャワリット元首相、憲法改正と対立激化は結びつかず

 チャワリット元首相は11日、憲法改正と対立の激化は結びつかないとの考えを示した。

 発言の中で同元首相は、タイは立憲君主制に移行して70年強の間に18回にも渡って憲法が改正され、また、憲法改正派が最も民主主義的であると指摘している1997年憲法でさえ、反対派と支持派との間で意見の対立があったとした上で、タイの社会では普通に起こり得る憲法の改正そのものが対立を煽動する元凶には為り得ないとの考えを示した。

 しかし、同時に元首相は政府に対して、現行憲法の改正に重きを置かず、国民が抱える問題の解決に最優先で取り組み、国民の期待に応える事が重要であると指摘した。
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パッタヤーの浜辺で韓国人女性2人の撲殺体、強盗殺人で捜査を開始

 11日午後、チョンブリー県パッタヤー地区のビーチ付近で25歳から30歳位と見られる韓国人と見られる2人の女性の撲殺体が発見された。

 警察側は、前日夕方頃に付近を歩いている被害者2人が目撃されていたこと、遺体発見現場付近から飲みかけのビールの缶や外国製アルコール飲料の瓶の他に、被害者のものと見られるショルダーバッグが、中身を全て持ち去られた状態で発見されたことから、2人がビーチ付近にいた際に、物盗り目的で被害者2人に近づいた2人を下らない者が、鈍器の様なもので被害者2人を殺害した上でそれぞれの所持品を盗んで逃走したと見て捜査を開始した。
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2008年04月11日

保健相が辞意表明説を否定、憲裁判断まで無償で職務継続

 サマック首相に対して辞意を表明していたと伝えられていたチャイヤー公共保険大臣は10日、辞意表明を否定した上で、あらためて憲法裁判所の判断が下るまで公共保険大臣としての職務を継続させる意向である事を明らかにした。

 同大臣は、今後はボランティア保健員と同様な立場で国民の為に無償で奉仕し、大臣報酬を始めとする職務によって得られる報酬は、全て医療サービスにより被害を受けた国民や医師を救済する為の基金に寄付する方針であると語った。

 運輸副大臣を歴任した事でも知られるチャイヤー公共保健大臣は、バンコク隣県のナコンパトム県内に強大な影響力を持ち、時にナコンパトムのゴッドファーザーと称される事もある、政治家一族のサソムサップ家のメンバーで、サマック政権誕生後に現職に就任した背景に、タイを代表する灰色政治家の一人でもあるネーウィン・チットチョープ氏による強力な働きかけがあったとされている。

 また、ナコンパトムの大物一族メンバーの出身であることを物語るように、国家汚職防止取締委員会が罷免を勧告する決定を下した直後から、県知事を始めとする県内の高級官僚や地元政治家、住民等が大挙して激励の為に同大臣のもとを訪れている。

参考
保健相が辞意を表明、後任には実兄か?
汚職取締委、保健相の罷免を勧告
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銃撃戦でRKK関係者2人を射殺、ナラーティワートで

 10日6:30過ぎ、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、集中摘発作業中だったレンジャー部隊員と人数不明の一味との間で銃撃戦が発生し、逮捕状が発行されていた30歳の男を含むRKKの構成員と見られる2人の男が射殺され、銃器1挺や銃弾多数等が押収された。

 また、銃撃戦後に行われた付近一帯の捜索により、24歳と26歳の男2人の身柄が拘束されている。

 尚、報道により、路上の警戒作業中だったレンジャー部隊員と人数不明の一味との間で銃撃戦が発生したとするものもある。

 また、同県ヂョアイローン郡内では、8日7:00前、検問作業場所に向かう途上にあったレンジャー部隊関係者を狙った爆破事件が発生し、26歳の自警レンジャー部隊員が重傷を負った。事件発生後に、付近で行われた一斉捜索により、検知器により爆発物に触れた痕跡が確認された女1人を含む3人の容疑者の身柄が拘束されている。

 パッターニー県マイゲーン郡内では、9日15:30過ぎ、私立イスラム教学校に通う女子学生運転のバイクの通過に合わせ爆発物が爆発し、女子学生が軽傷を負った。女子学生によると、路上に撒かれていた鋲を避ける為に、脇道に入ったところで爆発が発生したという。

 また、同県ヤッラン郡内では、9日7:00前、バイクで路上を走行中だった42歳の村長(イスラム教徒)が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。

 ヤッラー県県都内ラムマイ地区では、8日8:30前、路上の警戒作業中だったレンジャー部隊関係者の車列の通過に合わせ爆発物が爆発し、18歳と19歳の自警レンジャー部隊員が負傷を負った。

 一方、陸軍特殊戦闘部隊を中心にした約100人の軍関係者は、10日早朝、マレーシアとの国境線に分離主義組織の軍事訓練拠点があるとの情報に基づき、ソンクラー県サバーヨーイ郡内の国境地帯で集中摘発作業を行い、軍関係者の姿を見て逃走した不審な5人組が捨て置いていったバイク3台を押収すると共に、トラクターを使用して作られたと見られるマレーシア領内に通じる秘密路の存在を確認した。
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2008年04月10日

連合、憲法改正はタクシン支持派による静かなるクーデター

 民主主義市民連合は9日、パラン・プラチャーチョン党主導による憲法改正は、特定者の私益保護を狙ったタクシン支持派による静かなるクーデターに類するものであると指摘した上で、あらためて同党主導の憲法改正に反対すると共に、政府に対して私益の保護に奔走せず国民が抱える問題の解決に注力するよう訴える声明を発表した。

 声明の中で連合は、現行憲法は国民投票という民主主義的な手段により制定された、タイの未来に資する適切なものであるとの考えを示した上で、憲法全文の見直し・改正を進めるにあたっては、まず、国民投票により改正推進の是非を国民に問うた上で、各階層の国民の代表や学識経験者、上下院議員等で構成された専門委員会を設置し改正作業を進めるべきであると指摘した。
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保健相が辞意を表明、後任には実兄か?

 サマック首相は9日、夫人が法定限度(5%)を超えて所有していた民間企業の株式の報告を怠っていたチャイヤー公共保険大臣が、大臣を辞職する意向を伝えていた事を明らかにした。

 尚、正式な辞任の時期については、既に必要な手続きに入っていると述べるに留め具体的な時期については明らかにしなかった。

 同大臣に関しては、8日に国家汚職防止取締委員会が、夫人が法定限度を超えて所有していた民間企業の株式の報告を怠った事が憲法269条に違反しているとして、同大臣の罷免を首相に勧告する方針を決定していたが、同日時点では、同大臣側は憲法裁判所の判断まで大臣に留まる意向を表明し、また、首相側も、同大臣は誤った憲法の犠牲者であると語り擁護する発言をしていた。

 一方、ネーションの英文速報は、与党国会対策委員会委員長のチャイ・チットチョープ氏の言として、チャイヤー公共保険大臣の辞任後の後任に、同大臣の実兄でナコンパトム県選出パラン・プラチャーチョン党所属下院議員のパドゥムチャイ・サソムサップ氏が就く可能性が高いと伝えた。
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国王、スラユット前首相を枢密院評議会議員に再任命

 国王は9日、陸軍司令官、国軍最高司令官、枢密院評議会議員を歴任し、クーデター後に首相に就任したスラユット・ヂュラーノン大将等3名を枢密院評議会議員に任命した。

 今回任命されたのは、スラユット大将の他に、最高裁判所長を務めた後にスラユット政権時代に法務大臣を務めたチャーンチャイ・リキットヂッタ氏及び元最高裁判所所長のスパチャイ・プーンガーム氏の3氏。
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2008年04月09日

汚職取締委、保健相の罷免を勧告

 国家汚職防止取締委員会は8日、資産報告の際に、夫人が法定限度(5%)を超えて所有していた民間企業の株式の報告を怠っていたチャイヤー公共保険大臣の罷免を首相に対して勧告する方針を決定した。

 憲法269条では、首相、閣僚及びその配偶者や法定年齢に満たない子供が、法定限度を超える民間企業等の株式を所有している場合は、首相及び閣僚に就任した時点から30日以内に国家汚職防止取締委員会委員長に対して、その旨を報告した上で、当該人と利害関係が無い法律で定められた資産を管理する法人に、法定限度を超える株式を移転するよう義務づけているが、同委員会側は、チャイヤー大臣側が、夫人が所有する法定限度を超えた株式の期限内の報告を怠った事が憲法の条項に違反すると判断し、今回の決定を下した。

 この件に関して、チャイヤー大臣側は、憲法269条の規定が、夫人が所有する株式に対しても適用されるという事を知らなかったと主張していた。
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嫉妬男が同じ学校に通う美人の誉れ高い女子学生を射殺した上で自殺

 8日16:00過ぎ、首都圏警察本部プラカノーン署の正面で、職業実習の為に同署内で事務業務に就いていた職業訓練課程校に通う19歳の女子学生が、待ちかまえていた同じ学校に通う18歳の男に銃撃され死亡し、男も自らのこめかみを拳銃で撃ち抜き死亡するという事件が発生した。

 また、死亡した女子学生と一緒にいた、同じくプラカノーン署内で職業実習に就いていた18歳の女子学生が、銃弾一発を受け負傷負い病院に搬送された。

 警察側は、死亡した女子学生が、学校の対外PR用のキャラクターだった他、モーターショーでコンパニオンの仕事をするなど、美人で知られていたこと、また、実習を終え実習仲間の女子学生数人と一緒にプラカノーン署から出てきた女子学生と、車で迎えに現れていた男との間で口論が展開されているのが目撃されていることから、女子学生の派手な交友関係に嫉妬した、ないしは、女子学生側から別れ話を持ち出された事がきっかけで男が女子学生を殺害した上で自らも自殺を図ったと見て捜査を開始した。

 2人は恋人同士だったが、女子学生側が警察署内で職務実習について以降2人の間で喧嘩が絶えなかったという。

報道映像
http://www.nationchannel.com/xnews/index.php?news_id=13089
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ダッカ向け航空機がドーンムァンに緊急着陸、タイ当局はハイジャック絡みを否定

 8日9:30頃、マレーシアのクアラルンプールからバングラデッシュのダッカに向け飛行中だった格安航空会社FLYGLOBESPAN.COMの便がドーンムァン空港に緊急着陸した。

 尚、初期報道段階ではビーマン・バングラデッシュ航空BG042便が、緊急着陸を要請したと報じられていた。

 タイの警察筋によると、同便が離陸した直後に、マレーシアから強制送還処分を受けた23歳の乗客の男が、突然隣席の乗客に刃物を突き付けた上で、騒ぎ出したため、他の乗客の安全確保の為に同便の機長が緊急着陸を要請したとのことだが、ハイジャックの可能性に関しては同筋は否定している。

 また、同筋によると、刃物を突き付けた男は既にタイ当局により身柄を確保されているという。

 尚、初期報道段階では、同便が離陸した直後に、他の乗客や乗務員に刃物を突き付け同便の乗っ取りを図った、乗客として登場していたマレーシア人(報道により2人の乗客とするものや40歳のインド人乗客とするものも)と、乗務員との間で格闘が発生した事を受け、機長側が緊急着陸を要請したと報じられていた。

 当初、同便側は、スワンナプーム国際空港への緊急着陸を要請したが、管制側は、安全確保及び情勢掌握上の理由からドーンムァン空港への緊急着陸を指示した模様。

* 以上、8日12:00迄に確認できた報道に基づいていますが、その後の報道によると、緊急着陸をしたのは、バングラデッシュの格安航空会社のGMG042便(ボーイング737)で、機内で4インチ弱のナイフを取り出して乗客を脅迫した容疑で身柄を取り押さえられた23歳のバングラデッシュ人の男は、タイ国内で訴追されることなく、バングラデッシュに身柄を移送される予定になっているようです。尚、乗員乗客には負傷者は無く、また、8日午後早くに最終目的地に向け飛び立っているようです。
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2008年04月08日

今度は別の占い師が8月迄に憲法改正を終えないと流血の事態になると予言

 有名占い師のラック・レーカーニテート氏(占術研究所事務局長)は7日、8月迄に憲法改正を終えなかった場合は、流血の事態を招来する事になると予言した。

 予言の中でラック氏は、現行憲法は、哲学者の星である木星の位置関係が極めて悪い時期に制定された、将来に渡って政府に問題を引き起こす曰く付きのものであると指摘した上で、8月迄に憲法の改正を終えることが、これらの問題を避ける上で重要であると指摘した。

 ラック氏によると、8月までに憲法の改正を終えなかった場合は、8月から9月の間で国内に流血の事態を招来する事になるという。

 また、改正にあたっては、まず、仏教の国教化といった非政治的なトピックから入り、徐々に政治的な条項の見直しを進める、また、憲法の改正を支持する国民は、家の前や車のサイドに黄色い旗をたて支持の意思を表示する事が理想的だという。

 尚、サマック首相は、選挙期間中に行われた、高僧のプラ・パヨーム師主催のセミナーの席上で、仏教の国教化推進論者である事を認める発言をしている。

 一方、サマック首相に関しては、現在病、不満及びプレッシャーに晒される運気にあり、特に4月17日に、これらの三要素が一気に同首相に襲いかかる恐れがあるとした上で、忍耐と発言を控える事により、これらの悪運気を乗り越える事が出来れば、2年間は首相の座に留まることが出来ると予言した。

 また、タクシン元首相に関しては、王室を尊び、前言通り政界から手を洗う事が重要であると指摘した上で、仮に元首相が政治に関与するような事があれば、己の居場所を失うことに繋がる問題を引き起こす事になり、特に、如何なる理由であれ軍側にクーデターを引き起こす機会を与え、国家に損害を与えるだけでなく 国家そのものを崩壊に導くような事態を招く事を防ぐためにも、元首相は、9月から10月の間に行われる軍幹部人事に己の配下を据えるような介入はするべきではないと指摘した。
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サマック流放談、番組全体には高評価も首相の発言には不快感も

 私立バンコク大学が行う世論調査クルンテープ・ポールが、サマック首相の定例政見放送"サマック流放談"を視聴した事があると回答したバンコク在住の1,036人を対象に行った調査で、番組内容に関しては、57.7%の回答者が、どちらかと言えば適切、13.5%の回答者が、非常に適切と回答し、更に52.8%の回答者が、どちらかと言えば有益な番組であると回答し、過半数の回答者が番組自体に対して高評価を下している一方で、多くの回答者が、首相の番組内での過激な物言いや当てこすり、無礼な発言に不快感を示していた事が明らかになった。

 尚、23.1%の回答者が、どちらかと言えば番組内容は不適切であると回答し、番組内容が完全に不適切であると回答した者は、僅かに5.7%に留まった。

 また、番組内で取り上げて欲しい話題に関しては、最も多い35.9%の回答者が、景気対策や生活必需品の価格上昇問題に対する対策をあげ、以下、政府の施政方針(33.5%)、社会・教育問題(14.6%)と続く結果になった。

 一方、今後も番組の視聴を続けるかとの問に関しては、53.2%の回答者が、今後も視聴を続けると回答し、番組の視聴を止めると回答した者は、僅かに9.9%に留まった。
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情報筋、ソンクラーン期間中の南部に於ける破壊活動を警告

 安全保障当局の情報筋は7日、分離主義組織関係者が、ソンクラーンを挟んだ10日から16日の間に大規模な破壊活動が南部国境三県域内で計画されている恐れがあると警告した。

 情報筋によると、分離主義組織が影響力を持っているヤッラー県のターントー郡、ヤッハー郡及びバンナンサター郡等で、破壊活動実行に向けた武器類の移動が行われているとの情報を掴んでおり、ソンクラーン期間中だけでなく、4月が、グルーセモスク事件発生から4周年を迎える月であることを念頭に警戒を強化する必要があるという。
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ナラーティワートで電柱や携帯用電波塔が連続して爆破

 7日5:00過ぎから6:00前にかけて、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内で、電柱脇2ヶ所及び携帯電話用の電波送受信塔脇1ヶ所に仕掛けられていた爆発物が連続して爆発し、更に同日昼過ぎには、新たに電柱脇2ヶ所に仕掛けられていた爆発物が連続して爆発したが、何れも人的な被害は無かった。

 早朝に発生した連続爆発と同時に、郡内の幹線上に鋲が撒かれたり、燃えたタイヤや切り倒された立木が放置されていたことから、実行グループ側は電柱及び電波送受信塔を爆破する事により郡内への送電及び電話通信を一時遮断させた上で、新たに大規模な破壊活動を実行する計画だったと見られるが、幸い、当局側の情勢掌握が早く、新たな破壊活動が発生するという事態には至らなかった。

 尚、この連続爆破に絡んで、当局側は、検査装置により爆発物を手に取った形跡が確認された男1人の身柄を拘束し、事情聴取を行っている。

 また、同県県都内では、7日0:00過ぎ、仕事を終え帰宅の為にバイクで路上を走行中だった15歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。男性は、当局側の情報要員だった。

 一方、ヤッラー県タントー郡のスラチャイ郡長は、一部地域が事実上分離主義組織の支配下に置かれているとされる同県バンナンサター郡内で連日行われている集中摘発から逃れた組織関係者の多くが、郡内に潜伏し新たな破壊活動を計画している恐れがあるとして、仏教系住民が多く住むコミュニティーを始めとした主要箇所の警戒を強化した事を明らかにした。
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2008年04月07日

首相、クーデターを予言した占い師は嘘つき

 サマック首相は6日放送された定例政見放送の中で、先に5月にクーデターが発生すると予言した占い師の予言は信用するべきではないと指摘した。

 発言の中でサマック首相は、件の占い師が、総選挙後に民主党の党首が首相に就任すると見当違いな予言を行っていたと指摘した上で、件の占い師が、何らかの意図を持って大げさに予言していないか、または、誰かから請われてそのような予言を行ったか明確にすると共に、もし、来週放送される定例政見放送に首相が出演できるか予言を行い、外れた場合には首を吊って詫びる覚悟があるか明確にするべきであると指摘した。

 尚、問題の占いを行ったとされる、クーデター勢力に信奉者が多いことでも知られるワーリン氏に近い筋によると、氏は、実際には政権内の不協和音によりサマック首相は1年と持たないとのみ予言し、5月にクーデターが発生し、アヌポン陸軍司令官が首相に就任するというような予言は行っていないという。
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民主党、憲法全文の見直し改定を支持

 民主党のアピシット党首は6日、憲法全文の見直し改定に支持を表明した。

 これは、先にタイ・ラック・タイ党元党首代行のヂャトゥロン・チャーイセーン氏が、憲法全文の見直し改定を行い、向こう180日以内に作業を終了させるべきであると発言した事を受けたもので、アピシット党首は、ヂャトゥローン氏の発言は党の方針とも合致しているとした上で、特定の人物や組織に対する法的責任の免除を始めとする特定者への利益供与を排除して改正作業が行われる事が、国内問題の解決にも繋がるとの考えを示した。

 しかし、作業期間に関しては、上院議会内に憲法改正作業を監視する為に設置される特別委員会の決定に従うべきであるとした。

 また、与党国会対策委員会側が、237条と309条のみを改正する方向で動いている事に関しては、報復や特定者への法的責任免除を意図したもので無いことを明確に国民に説明するべきであるとした。
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水をかけたい人物、現首相より元首相に軍配

 私立アサンプション大学が青少年層を対象に行った調査で、多くの回答者がサマック首相よりもタクシン元首相に敬意を示す為のソンクラーンの水掛を行いたいと回答していた事が明らかになった。

 回答者内訳では、20歳未満の回答者の50.0%、20歳以上の回答者の37.3%が、タクシン元首相に対して水掛を行いたいと回答し、一方で、20歳未満の回答者の43.2%、20歳以上の回答者の31.4%が、サマック首相に対して水掛を行いと回答していた。

 尚、野党首班のアピシット民主党党首に対して水掛を行いたいと回答した者は、20歳未満が31.8%だった一方で、20歳以上の回答者に関しては44.7%と、サマック首相やタクシン元首相を上回る結果になった。

* 腹黒そうだけど、妙にお茶目でナーラックなところがありますからね > タクシン君
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ペーチャブーンで日産8千バレルの石油鉱脈

 ペーチャブーン県のトーンポン知事は4日、2003年から鉱脈探査の事業者免許を持つカナダ系の業者と共同で、県内の新たな石油鉱脈の探索を行った結果、新たに東ナーサヌン鉱脈で有望な鉱脈が発見され、現在一日あたり8,000バレルの石油の採掘が同鉱脈から行われている事を明らかにした。

 現在、同県内で石油の採掘が行われているのは、ウィチヤンラブリー郡及びシーテープ郡の両郡内にあるウィチヤンブリー、シーテープ、ナーサヌン及び新たに発見された東ナーサヌンの4ヶ所の油田で、4ヶ所合計で一日あたり8,000から10,000バレルの石油が採掘されているという。

 尚、国内合計では、一日あたり平均20万バレルの石油が採掘されており、内7万バレルは、海上油田で採掘されているという。

参考
ペーチャブーン県内で有望な石油の鉱脈
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RKKとの銃撃戦でレンジャー部隊員1人が負傷、ヤッラーで

 6日午前、ヤッラー県バンナンサター郡内で、RKK関係者と見られる人数不明の一味が、バイク3台に分乗し路上の警戒作業にあたっていた6人の軍関係者に向け銃を乱射し、約10分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生し、自警レンジャー部隊員1人が負傷を負った。

 パッターニー県マーヨー郡内の山間部では、6日早朝、RKKが潜伏しているとの情報に基づき行われた集中摘発により、RKKが軍事教練に使用していたと見られる拠点を発見し、軍服状の制服や自家製の銃、刃物等が押収した。一味側は既に拠点を捨て逃走した後だった。

 また、同県マイゲーン郡内では、6日未明、人数不明の一味が60歳の仏教系住民男性の家屋に向け銃を乱射した上で放火するという事件が発生したが、幸い当時家人は留守だったため、人的被害は無かった。また、ノーンヂック郡内では、6日朝、バイクで路上を走行中だった地元自治体の職員男性(45)が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。

 更に、同県コークポー郡内では、5日朝、バイクで路上を走行中だった治水灌漑局の職員男性(48)が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡し、4日17:30過ぎには、ヤッラン郡内で、軍用バスの通過に合わせ爆破が発生し、軍関係者2人(報道により1人)が負傷を負った。バスには、徴兵抽選会場での作業を終えた軍関係者が乗車していた。

 ナラーティワート県バーヂョ郡内では、3日夜半、小型トラックに乗った人数不明の一味が、警察の派出所に向け爆発物を投げつけると共に、付近に潜んでいた人数不明の一味が派出所に向け銃を乱射し、約5分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生したが、幸い人的な被害は無かった。一味側が最初に投げつけた爆発物は、目標を外れた地点で爆発したという。
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