2008年04月01日

政府、管理売春の合法化推進を決定

 政府は31日開かれた大物・闇経済一掃政策推進に向けた協議の席上で、闇経済の主要な資金源の一つになっている管理売春を合法化する方向で検討を進める方針を確認した。

 4月1日に開かれる定例閣議の席上で方針の概要が報告される予定で、今後チャルゥム内務大臣が中心になって検討を進め、2年以内の合法化を目指す。

 今回の決定は、闇経済の資金源を絶ち新たな財源を確保すると共に、人身売買の抑止及び従来法の保護の対象外だった売春従事者の生存権の保障を視野にいれたもので、大物一掃政策を推進していたタクシン政権時代に、国家社会経済開発委員会や国家人権委員会が管理売春の合法化を視野にいれた議論を進めるよう勧告していた。

 チャルゥム内務大臣に近い筋によると、現在進められているカジノの合法化論議に管理売春の合法化案を含め検討を進める予定で、当初計画では、違法管理売春に関与していた組織や地方部に於ける詐欺まがいの売春従事者の誘い込みの実態及び公然と存在している違法売春の実態の調査を進めた上で、これらの抑止対策及び売春従事者に対する法的な保護の検討を行い、次の段階で、合法化後のビジネス形態やゾーニング等の詰めの検討を行う方針だという。

 また、同筋によると、現段階ではスワンナプーム空港周辺の遊休地を利用して開発が検討されているカジノや宿泊施設等で構成された一大エンターテイメント・ゾーン構想に管理売春合法化構想を織り込む方針で、このゾーン構想により、地域の雇用促進だけでなく、特定の観光需要の掘り起こしや空港の乗り継ぎ利用需要の喚起にも繋がる事が期待されているという。

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posted by Jean T. at 02:13| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

裏の内相が表の内相を相手取り1億バーツの名誉毀損訴訟を提訴

 民主党のステープ幹事長(影の内閣内務大臣)は31日、チャルゥム内務大臣の職権を乱用した恣意的な任務遂行により名誉を毀損されたとして、顧問弁護士を通じて、同大臣を相手取り1億バーツの損害賠償を請求する訴訟を刑事及び民事裁判所に提訴した。

 ステープ幹事長側は、チャルゥム内務大臣が、旧政権関係者や政敵の口封じを意図した国有地の不正占拠使用状況調査の一貫として、ステープ幹事長の一族系の企業がスラーッターニー県キーリーラット・ニコム郡内に所有している土地の調査を命じた事により、正当に取得し登記された土地を使用している同企業の名誉が傷つけられたとしている。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主党党首、クーデターの噂を流す前に対策を講じるべき

 民主党のアピシット党首は31日、サマック首相は再クーデターが計画されているとの情報を公にする前に、法律に則り水面下でその様な動きに対する対策を講じておくべきだったと指摘した。

 発言の中でアピシット党首は、仮に再クーデターが計画されている事を実証できる具体的な情報があるのであれば、既に法律に則り対策を講じる事が出来た筈であると指摘した上で、政界内の対立だけでなく、タイの対外信用にも影響を与え得る繊細な情報の公表は常に細心な注意を払って行うべきであると指摘した。

 更に、サマック首相が政府に対する批判に過敏になっている事に関しては、困窮している国民の救済を急ぎ成果を上げ批判に答えることが本筋であると指摘した。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パッターニーで銃撃事件現場の検証作業中に爆発、9人が負傷

 31日8:30前、パッターニー県ヤッラン郡内で、早朝発生した21歳(報道により20)のイスラム系住民が銃撃され重傷を負った事件の現場検証作業中に爆発が発生し、同日昼過ぎまでに当局関係者及び住民9人が負傷を負った。住民を銃撃する事により当局側を現場におびき寄せた上で爆発物を起爆したものと見られる。また、報道により、検証の為に現場に向かっていた当局関係車両の通過に会わせ爆発が発生したとするものもある。

 同郡内では、30日夜半、人数不明の一味が、軍の駐留地に向け銃を乱射した上で、学校前等に偽爆弾を放置したり、路上に鋲を撒くなどしながら逃走し、更に29日昼過ぎには、路上の警戒作業中だった郡警察署関係車両の通過に会わせ爆発が発生し、警察官1人が負傷を負った。尚、30日夜半に発生した銃乱射による人的な被害は確認されていない。

 更に同郡内では、27日夜半、人数不明の一味が同県トゥンヤーンデーン郡の郡長が乗った乗用車に向け銃を乱射するという事件が発生したが、幸い人的な被害は無かった。

 また、同県県都内では、28日朝、バイクで路上を走行中だった副村長が、バイク2台に分乗した4人組に銃撃され死亡した。また、銃撃された村長が応戦の為に発砲した銃弾により4人組の内の1人が重傷を負い、搬送先の病院で死亡した。死亡した男は、分離主義組織の地元幹部と見られる元イスラム教教師で、1年位前に県都内の自宅から姿をくらましていた。

 更に、同県ノーンヂック郡内では、27日10:00前、路上の警戒作業中だった軍関係車両の通過に会わせ爆発が発生し、軍関係者4人が負傷を負った。 

 ヤッラー県県都内ラムマイ地区では、29日深夜、23歳のイスラム系住民男性が、自宅前で何者かに銃撃され死亡した。死亡した男性は、地元行政機構評議会議長の息子だという。尚、報道によってはバイクで路上を走行中に何者かに銃撃されたとするものもある。また、県都内ポセーン地区内では同日夜半、28歳のイスラム系住民男性が、路上で何者かに銃撃され死亡するという事件が発生している。

 また、同県ターントー郡内では、28日昼過ぎ、人数不明の一味が、路上の警戒作業中だった郡警察署関係車両の通過に会わせ爆発物を起爆すると共に銃を乱射し、約5分間に渡って銃撃戦を展開した後に逃走するという事件は発生し、この爆破・銃撃戦により警察官4人(報道により2人)が負傷を負った。

 ナラーティワート県シーサコン郡内では、28日早朝、集中摘発作業中の軍関係者と10人以上と見られる一味との間で約10分間に渡る銃撃戦が発生した。この銃撃戦による人的被害は確認されていない。この集中摘発により、2人の身柄を拘束し、使用可能な10Kgの爆発物2発や、爆発物の製造に使用可能な部材等を押収した。

 また、同県ランゲ郡内では、27日午前、県行政機構評議会機構議員候補の男性(イスラム教徒)が、自宅に押し入った2人組に銃撃され重傷を負い、搬送先の病院で死亡した。警察側は、地元政治絡みの線を含め捜査を開始した。

 一方、ナラーティワート県の警察当局は31日、県内5郡内で一斉集中摘発を行い9人の身柄を拘束した。また、ソンクラー県サバーヨーイ郡内では、同日未明、軍・警察の合同チームが行った集中摘発により、違法滞在していたマレーシア人及び指名手配中の男1人を含む2人の男の身柄を拘束した。
posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チャチュゥンサオで倒れた広告看板が高圧電線を切断、鋼材泥棒の仕業か

 30日深夜、チャチュゥンサオ県バーンパコン郡内で、倒れた広告看板が高圧電線を切断し、付近一体が一時停電になる事態となった。

 この停電により、付近にある工業団地内の工場の操業にも影響が出たという。

 倒れた広告看板の土台部分を支えていた鉄材の一部がガスバーナーの様なもので切断され持ち去られていたことから、何者かが転売目的で鉄材を切断した影響で広告看板が強風に煽られ倒れたものと見られる。
posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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