これに先立ち、民主党の決定に基づき、ソムギアット氏側が同署に対してガールン氏を暴行罪で刑事告発していた。
ガールン氏側は、議会中に、民主主義市民連合のセミナーの際に汚い言葉を使用してタクシン元首相を中傷した事について問われたソムギヤット氏側が、この発言に不満がある場合は2万人の署名を集めて自分の罷免を要求してもらっても構わず、また、この問題について議会外で話し合う用意もあると発言した事について問い質すために氏のもとを訪れた際に口論になっただけで、その際に、自分の方から下品な言葉を使い相手を責めるような事は一切なかったと主張しているという。
しかし、仮にキック攻撃をしていた事が明確に証明されるなら喜んで議員を辞職すると語っているガールン氏に対してソムギヤット氏側は、仮にガールン氏側の主張が事実だったら、議会の威信を守る為に自ら議員を辞職する用意があるとした上で、あらためてガールン氏側が汚い言葉で罵りながら、顔面に向けてキックを振るってきた事を確認している。
2005年の総選挙期間中に学歴詐称で候補者資格を取り消された事でも知られているガールン氏は、暴力性向が強い人物としても知られており、2005年には、氏の暴力に耐えきれず離婚を言い渡し氏のもとを離れて行った前妻を空港内で捕まえ暴行を振るう事件を引き起こした他、2006年には閉鎖中の映画館の敷地内への入場を断った警備員に対して、「俺が誰だか知っているのか?」とすごみながら暴行を振るい、更にバンコク特別自治体議会議員だった2007年には、私服警察官に対する暴行事件を引き起こしていた事でも知られている。

