2008年04月26日

際だった親タクシン派の暴力指向、糞尿弾も

 25日夕方から開かれた民主主義市民連合の政府主導の憲法改正に反対する為のセミナーは、皮肉にも親タクシン派の非民主主義的な暴力指向を際だたせる結果になった。

 セミナー開始前からセミナーの会場となったタンマサート大学大講堂と道路を隔てたサナームルワン側の歩道上に陣取った、旧反独裁民主主義同盟関係団体を始めとした親タクシン派、憲法改正支持派等の反連合派が、セミナー参加者に向け石やペットボトルを投げ嫌がらせを行うと共に、セミナー会場に火を放ったり、警察車両を引っ繰り返すと脅かし、一時当局側と緊張状態になるなど、強大な権力を背景に力で言論を封殺してきたタクシンを地でいくような抗議活動を展開した。

 また、反連合派がセミナー会場への強行突破を図ろうとした際に、講堂の正門に向け糞尿弾が投げ込まれたり、連合関係者に向け石を投げたラームカムヘーン大学政治学科の学生(27)が逮捕された他、反連合派が投げたガラス瓶が顔を直撃したch7のカメラマンが負傷を負った。

 反連合派の大半を占めると見られるタクシン支持派による、暴力が伴う抗議活動は、タクシン政権時代にも頻繁に発生しており、2006年4月2日の総選挙をボイコットした民主党がチェンマイで開いた演説会の際には、タイ・ラック・タイ党の票の取りまとめ役が主催するコミュニティーラジオ局の放送で動員された住民等が、民主党幹部に石やペットボトルを投げつけ、更に演説会会場への乱入を図り、演説会を中止に追い込んだり、連合がウドンターニーで開催したセミナーの際には、タイ・ラック・タイ党所属下院議員に煽動された住民等が会場の周りを封鎖し、連合幹部に向け石や靴等を投げつけ一時幹部やセミナー参加者を会場内に軟禁状態に置くような場面も見られていた。

 連合のセミナー自体は平穏裏に終了したが、会場から出るセミナー参加者に危害を加えようとする反連合派と当局や参加者との間で小競り合いが発生した。

 しかし、その反連合派が支持している政府のマウスピースと化しているNBT(ch11)の番組に登場した論説員は、連合のセミナーは、セミナーとは呼べない、流血の事態を招くための非建設的な代物であると指摘し、連合側を非難した。

 一方、25日23:00前に終了したセミナーの中で連合側は、あらためて政府主導の特定者への利益供与を意図した憲法改正に反対する方針を確認すると共に、連立政権側が憲法改正審議案を国会に提出し次第大規模な抗議活動に打って出る方針を確認した。
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善良タクシー運転手、日本人乗客が車内に忘れた50万バーツを送り届ける

 25日未明、タクシードライバー向けFM局ソーウォーポー91内で、タクシー車内に置き忘れ去られていた約50万バーツの現金等が入ったバックが、拾い主である運転手(34)の手から持ち主の日本人ビジネスマンの男性(55)に引き渡された。

 拾い主であるタクシー運転手によると、バンコクのタニヤ通りで男性と友人の日本人を乗せ、男性をラチャダーピセーク通りにあるホテル前で降ろし、再度同乗していた友人の日本人をタニヤに送り届けた後で、車内に忘れもののバッグが置かれている事に気付き、大急ぎで男性が降りたホテルに戻ったが、男性を見つける事が出来なかった為、ソーウォーポー91に出向き、男性の捜索協力を要請したという。

 宿泊先のホテルの副支配人に伴われソーウォーポー91に現れた男性は、カバンを返却した男性に謝礼を支払うと共に、運転手の正直な対応に感謝と感動の言葉を述べた。

 空調機器関連のビジネスに関わっている男性は、仕事の関係で5ヶ月に一回の単位でタイを訪問しているという。

 一方、運転手は、カバンを忘れた人が、これで窮地に陥るのではないかと心配になり、一心になって落とし主を捜した。タイの誉れとイメージを守るためにも、同僚の運転手も、乗客の忘れ物を持ち去る事無く、持ち主に返却するよう務めて欲しいと語った。

参考
http://www.trafficbkk.com/91_Traf_fic_news_01_01/traffic_news01_viw.asp?b_id=252
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反クーデター派がプレーム公邸前で抗議活動

 25日午前、クーデターに反対する9月19日グループ関係者約10人がプレーム枢密院評議会議長公邸前に集まり、同議長を汚い言葉で罵るなどの抗議活動を展開した。

 先に、映画館内で国歌演奏中に起立しなかったとして、不敬罪で刑事告発された人物は、同グループの幹部。

 この動きに対して、チャルゥム内務大臣は、政府に損害をもたらす忌まわしい動きであると不快感を示した。

 一方、この動きに関する感想を聞かれた際に、当初は、勝手に首都圏警察本部サームセーン署に彼らを告発すればよいとだけ語り、足早に報道陣の前を立ち去っていたサマック首相は、その後、サームセーン署から、僅かに女性3人が公邸前でビラを配布していただけで、報じられているような抗議活動は展開されていなかったとの報告を受けている事を明らかにした上で、物事を誇大に報じる傾向にあるマスコミに対して強い不快感を示した。
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首相、早期解散総選挙報道はマスコミの捏造

 サマック首相は25日、憲法改正後に下院議会を解散し総選挙を行うと示唆する発言をしたとの報道を否定した。

 同首相によると、件の報道はマスコミ側が勝手に作り上げたもので、改正憲法は新政府により初めて運用される事になるとは発言したが、改正終了後に議会を解散し総選挙を行うとは一言も発言していないのだという。

 この発言に先だって、ナタウット政府副報道官は24日午後、憲法改正後に解散総選挙が行われると示唆したとする報道は、マスコミ側がサマック首相の言葉尻を誤って捉えて報じられたもので、サマック首相自身は、一貫して任期満了まで首相を勤め上げる意向を示している事を明らかにしていた。

 一方、この首相の発言に先立つ25日朝に配信されたネーション系の英字速報が、タクシン元首相が政治混乱の元凶であるとサマック首相が発言したと報じているが、同日昼過ぎまでに確認できた、同社系を含む各タイ語メディアやTPBSのニュースでは、同様な発言は報じられていない。

* 尚、私が確認した限りでは、サマック首相が憲法改正後に議会を解散し総選挙を行うと発言したと断定形で報じていたのはバンコクポストだけで、残りの紙面は、憲法改正後に解散総選挙を行う意向を示したとも取れる発言をしたと報じた上で、論評を展開していました。
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反クーデター派が連合のセミナー会場前で抗議活動

 25日昼前、反独裁民主主義同盟に合流した事でも知られる独裁に反対する土曜日の人々の関係者約20人が、同日夕方から反タクシン派の民主主義市民連合のセミナーが開かれるタンマサート大学大講堂前の道路を挟んだサナームルワン側の歩道を占拠し、同連合を批判する活動を開始した。

 連合の攻撃だけには飽きたらず、セミナー会場として大講堂を使用する事を許可したタンマサート大学の学長まで攻撃の対象になっているという。

 一方、パラン・プラチャーチョン党主導の憲法改正に反対する為の連合のセミナーが開催される事に関して聞かれたサマック首相は、憲法改正に反対を唱えているのは、6,300万人の人口の内の僅かな人数の者でしかないと切り捨てた上で、パラン・プラチャーチョン党が選挙戦の際に憲法改正を公約に掲げていた時点で、何故連合側は反対を訴えなかったのか疑問であると語った。
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飲酒中に顔を殴った男性を殺害し遺体に火を放った男を逮捕

 ナコン・ラーチャシマー県シーキウ郡の警察は25日、同郡内在住の46歳の男性を殺害した上で、遺体に火を放った容疑で、同郡内在住の20歳の男を逮捕した。

 男性の遺体は、同日早朝、同郡内を通るミトラパープ通る付近で黒こげの状態で発見されていたもので、男は警察の取り調べに対して、前日に一緒に酒を飲んでいた際に顔を殴られた事を恨んで、男性が運転するバイクの後部座席に乗って帰宅する途上で、男性を殴り殺した上で、バイクのガソリンを撒いて火を放ち逃走したと証言しているという。
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13歳の姪っ子に性的な暴行を振るった人でなし村長を逮捕

 警察は25日、13歳の姪に性的な暴行を振るった容疑で、マハーサーラカーム県パヤコック・プーミピサイ郡内の51歳の村長を逮捕した。

 少女は、逮捕された村長の妻の妹の娘にあたる。

 今回の逮捕は、学校教師でもある被害にあった少女の母親が、少女を伴い女性・児童の権利保護財団を主催するパウィーナー・ホンサグン女史に相談した事で実現したもので、母親によると、村長は、2006年6月から今年の1月にかけて複数回にわたって少女に性的な暴行を振るい続けていたという。

 しかし、逮捕された村長側は、夫を捨て他の男のところに逃げた少女の母親に代わって自分の子供と同様に少女の面倒を見てきており、また、少女の母親や養父とも長い間会っていなかったにも拘わらず、何故この様な身に覚えの無い嫌疑をかけられる事になったのか理解できないとした上で、麻薬の使用癖がある、一時期一緒に暮らしていた少女の養父を家からたたき出した事を恨んで、少女の母親と養父がグルになってこの様な嘘をでっち上げたとしか思えないと主張しているという。
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チェンマイ中心部で自家製の爆発物が回収

 25日朝、チェンマイ県県都内中心部にあるセーンファーン寺の駐車場付近で不審物が発見され、付近一帯を通行止めにすると共に、国境警備警察隊の爆発物処理班を呼んで回収作業が行われる事態になった。

 これまでの調べで、回収された不審物内には自家製の爆発物が仕込まれていた事が確認されている。

 警察側は、寺院側が民間会社に駐車場の駐車料金の回収を委託していたことから、駐車料金の回収業務委託契約を巡った係争が事件の背景にある可能性が高いと見て捜査を開始した。

 尚、初期報道段階では、ナイトバザールやワローロット市場付近で、爆発物が仕掛けられているように見せかけた不審なショルダーバッグが発見され回収作業が行われたと報じられていた。
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