2008年04月27日

民主党、プレーム議長の中傷ビラに関与している人物名を明らかに

 民主党のテープタイ幹事長補佐は26日、プレーム枢密院評議会議長の失墜を狙った、同議長を中傷するビラやCDの配布等の組織的な動きに、パッタルン県出身のチャーンナウィットという名の年齢50歳位の人物が首謀者として背後で関与している事を明らかにした上で、政府及びチャルゥム内務大臣に対して早急に必要な対応を取るよう要求した。

 テープタイ氏によると、チャーンナウィット氏は、労働組合組織と密接な非政府系団体の活動家で、最近では反クーデターを標榜した反独裁民主主義同盟に合流した際に、プレーム議長を中傷するビラを配布したとして公安警察に逮捕されていたが、その後、容疑そのものがうやむやにされていたという。

 また、チャーンナウィット氏は、チェンマイ大学時代には、元タイ・ラック・タイ党党首代行のヂャトゥロン・チャーイセーン氏と同期だったものの、旧タイ共産党の活動家として森林地帯に逃走した為卒業はしておらず、また、プレーム議長を批判した"ゴーン・グワート・ナイ・ローン・プラバート(国王の靴の中の小石)"や"ティー・トワー・サムゥー・ヂャオ(王を自称する者)"といった本の執筆にも同氏が背後で関与していたという。

 当局に投降し、その後地方開拓団組織に組み入れられた旧タイ共産党関係者は、旧タイ・ラック・タイ党の主要な支持基盤とされ、また、彼らが持つ共産主義運動時代に培われたオルグ手法が、同党の地方に於ける勢力拡大に多大な貢献をしたとされていた。

 また、投降した旧タイ共産党の関係者の多くが、投降と引き替えに開墾の為の土地を提供する事を約束した、当時首相だったプレーム議長に約束を反故にされたとの考えを持っているとされ、スラユット前首相が首相就任を引き受けた後に、真っ先に懐柔の為に旧タイ共産党関係者と会合を持っていたのも記憶に新しい。
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元首相が支持者に平穏な抗議活動を行うよう要請

 タクシン元首相は26日、支持者に対して、不安定な国内対立を煽動するような過激な抗議活動を慎み平穏を旨に活動を行うよう要請すると共に、支持者が開設したとされるhi-thaksin.netへのプレーム枢密院評議会議長を中傷するメッセージの書き込みを自粛するよう要請した。

 これは、前日行われた民主主義市民連合のセミナーの際に、大半がタクシン支持派で占められると見られる反連合派が過激な抗議活動を展開した事を受け、個人スポークスマンのポンテープ・テープガンヂャナー氏を通した伝えられたもので、ポンテープ氏によると、現在展開されている憲法改正議論に一切関与していないタクシン元首相の名前が支持派による活動の際に使用される事も元首相は望んでいないとう。
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