2008年06月01日

チャルゥムが強制排除中止を宣言

 チャルゥム内務大臣は31日19:00過ぎ、もはやバンコク中心部の路上を占拠し集会活動を行っている民主主義市民連合の強制排除に乗り出す必要が無くなったとして、サマック首相に代わり強制排除行動に出る方針を中止した事を明らかにすると共に、連合に対して、法律に則り活動している限りは好きなだけ集会活動を展開して構わないと語った。

 同大臣によると、サマック首相の強制排除宣言は、連合の集会に乗じ不穏な動きを計画していた第三者の動きが懸念されていた事を受けたもので、既に対策を終え懸念が払拭された今となっては強制排除に乗り出す必要が無くなったのだという。

 しかし、連合側は、同大臣の発言を信用する事が出来ないとして、引きつづき警戒体制を引き締めて集会活動に臨む方針を確認している。
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警察、31日17:00迄に集会場所から撤収するよう最後通告

 警察当局は31日午後、民主主義市民連合に対して、同日17:00迄に集会が行われているマカワーン・ランサン橋前付近の路上から撤収し明け渡すよう通告した。

 国家警察本部のヂョンラック副本部長側は、強行的な手段に依らない平穏な手段による解決を模索中であるとしているが、会場の明け渡しを拒否し、時に鬨の声を上げて士気を高めている連合側と当局側との衝突が避けられない情勢になっている。
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強硬手段を持ってしても連合の息の根を止めることは出来ない

 民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は31日午後、強硬手段に乗り出す方針を確認している警察側に屈せず、国民の権利として法律に則り集会活動を継続させる方針を再確認すると共に、仮に5人の執行幹部が逮捕された場合には、新たな執行幹部を据え活動を継続させる方針を確認した。

 報道によると、同日午後、アサウィン首都圏警察本部長は、同日中に連合を集会場所から強制退去させる為の行動に出る方針を確認しているという。また、一部報道によると、同日夕方前までに既に200人規模の機動警察隊が集会会場周辺に配置されているという。

 一方、連合側は、主要箇所に監視カメラを取り付けると共に集会会場周辺に自警要員を配置し、当局側の強硬手段に備えると共に、参加者等に護身具に転用可能なもので己の身を守ると共に平穏な手段で当局側に抵抗するよう呼びかけた。
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首相、連合が掲げた政権打倒の大義名分を全否定 - 強硬手段を強く示唆

 サマック首相は31日朝放送された特別放送の中で、タクシン体制の傀儡たるサマック政権の打倒を宣言した民主主義市民連合側の、憲法改正により共和制への移行を目指している等の指摘を全て否定すると共に、幹線を占拠し国民を困窮させ、更に対外イメージの失墜を招いている連合側の活動が、正常化へ向けた取り組みに逆行しているだけでなく、通商や投資にも影響を及ぼしている我慢の限界を超えたものであると非難した上で、「連合が集会場所を移動しないことを想定し、既に軍や警察の手配を終えている。軍や警察の行動に対しては、傀儡ではない国王の政府たる自分が全責任を負う。」と語り、マカワーン・ランサン橋付近の路上を占拠している連合を退去させる為に同日中に強硬手段を講じる可能性がある事を強く示唆した。

 一方、連合側は、サマック首相の発言は保身の為の詭弁でしかないと指摘した上で、あらためて民主主義と国民の権利を守り抜くためにサマック政権打倒を目指して活動を継続させる方針を確認した。
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