2008年06月05日

サプラン中将は実行日の18時までクーデター計画を知らず、ソンティ前議長

 2006年9月19日に発生したクーデターを首謀したとされる前国家安全保障評議会のソンティ・ブンヤラッガリン大将は、www.civilvoice.netに掲載された、インタビュー形式の告白記の第二部の中で、クーデター実行の際に重要な働きをしたとされていた、当時第三地区国軍本部長だったサプラン・ガラヤーンナミット大将(当時中将、現防衛省副次官)が、クーデターの計画策定に関与しておらず、クーデター実行当日の18:00に、同大将に対して、当時第一地区国軍本部長だったアヌポン・パオヂンダー大将(当時中将、現陸軍司令官)のクーデター実行の主力部隊に戦力を合流させるよう指示を出すまでクーデター計画の存在を認知していなかった事を明らかにした。

 また、ソンティ前議長によると、クーデターを実行に移した時点では、実権掌握後に何をするべきかまでは考えが及んでおらず、実権掌握後の政治の方向性や発令されるべき法令等に関しては有識者からのアドバイスを仰いでいたという。

参考
http://www.civilvoice.net/columnist/interview/interview51003_1.html

* 因みにソンティ前議長のこの発言は、弊ページのこの記事中の7-8ヶ月前からクーデターを計画していたとするサプラン中将の発言と矛盾しています。まぁ、実行後に計画の詳細を知って、そう発言したのかもしれませんが。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤッラーでイスラム系男性が惨殺、ナラーではサッカーの試合中に主催者・選手が射殺

 4日18:30前、ヤッラー県バンナンサター郡内で、バイクで現れた4人組(報道により2人組)が、イスラム教学校の正面(報道によりイスラム教学校の敷地内)にある運動場でサッカーに興じていた30歳のイスラム系住民男性を射殺し、遺体を路上に運び出し、首を刃物で切り殆ど切断状態にすると共に、両耳を切ったり、頭部に釘を打ち付けるなどした上で、路上に鋲を撒いたり、立木を放置するなどしながら逃走するという事件が発生した。

 一方、4日17:00過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内で開催中だった、村対抗のサッカーの試合の最中に、バイク3台に分乗して現れた6人組が、試合の主催者であるタムボン行政機構評議会議長の男性(30)と試合に参加していた25歳のイスラム系住民男性を射殺した上で逃走するという事件が発生した。
posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤッラー中心部の赤新月社のイベント会場付近で爆破、6人が死傷

 3日21:00過ぎ、ヤッラー県県都内中心部にある行政庁舎付近で爆発が発生し、行政庁舎職員の24歳の女性が死亡し、付近で開催されていた赤新月社(イスラム系の赤十字社)のイベントに参加していた住民等5人(報道により4人)が負傷を負った。

 爆発物は、赤新月社のイベントに参加する者の為に行政庁舎の敷地内に臨時で設けられていたバイクの駐輪場内で発生し、死亡した女性は駐輪場内でバイクの受け渡し・管理任務に就いていた。

 目撃証言や監視カメラ映像の解析から、バイクに乗った2人組が駐輪場にバイクを駐車し、大急ぎで現場から離れていった直後に爆発が発生した事が確認されている。また、警察によると、2人組の内1人は女性だった可能性が極めて高いという。

 一方、同県ヤッハー郡内では、4日早朝、人数不明の一味がイスラム系住民宅に押し入り、礼拝の最中だった3人に向け銃を乱射し、3人全員が死亡した。

 当局側は、事件が発生した地域一帯の住民が当局側に協力的だったことから、住民を脅迫する目的で殺害したとの見方を示した。

 パッターニー県ヤッリン郡内では、4日朝、教師の警護作業にあたっていた軍関係車両の通過にあわせ爆発物が爆発し、軍関係者2人が負傷を負った。
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ヂャトゥヂャック市場の破壊に乗り出した集団のボスが何者かに射殺

 4日1:00前、バンコクのヂャトゥヂャック区内にあるウィークエンド・マーケット内に押し入り、所内の店舗の破壊に着手していた50人(報道により20人)前後の屈強な男達のリーダー格と見られる50歳(報道により45歳)の男性が、何者かに銃撃され死亡するという事件が発生した。

 ウィークエンド・マーケットに関しては、土地の所有者であるタイ国鉄から土地の開発・使用権を得たタナサーン・ソムバット社と、同所からの立ち退きを拒絶している商店主との間で係争が発生しており、これまでにも数回タナサーン社に関係する者に雇われたと見られる集団により店舗の一部が破壊される等の嫌がらせを受けてきた。

 同日10:00迄に確認できた報道によると、マーケット関係者からの通報で警察が現場に到着した際に3発の銃声が聞かれていた事が確認されているが、誰が何処からどの様な目的を持って銃を発砲したかに関しては明らかになっていない。

 尚、銃声が聞こえると共に現場からの逃走を図った破壊に関与した集団の内13人が、駆けつけた警察により身柄を拘束されており、何れも取り調べに対して射殺された男性に200バーツから500バーツの報酬で雇われ破壊作業に関与したと証言しているが、男性の背後関係に関しては明らかになっていない。

 警察側によると、身柄を拘束した13人の内6人の何れかが銃を発砲した疑いがあるとして、硝煙反応の検査を行う予定だという。
posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合系新聞社付近で不審物、嫌がらせか?

 4日早朝、バンコク中心部にある民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏系の経済誌プーヂャッガーン紙本社ビル前で不審なカバンが発見され、付近一帯を立ち入り禁止にした上で回収処理が行われる事態になった。

 回収されたカバンの中には目覚まし時計のみが入れられていたことから、連合の活動に反対する、ないしは反感を持っているものが嫌がらせ目的で爆発物に見せかけた不審物を放置したものと見られている。
posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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