2008年06月14日

チャルゥムがASTVの放映遮断を全知事に命じる

 民主主義市民連合の集会に対する対策を首相から一任されたチャルゥム内務大臣は13日、ビデオ会議システムを利用して開かれた全国の知事との会合の席上で、バンコクのマカワーン・ランサン橋手前の路上を占拠し展開されている同連合の座り込み集会の模様をほぼ24時間体制で放映しているASTVのNews1のケーブル局を経由した放映を即日付けで遮断するよう命じた。

 同大臣は命令の中で、集会の模様を放映する行為は、最高で6年の刑が下される、一般人に誤った行為を仕向ける、ないしは誤解させる目的で宣伝・発表する行為を禁じた刑法85条に抵触しているだけでなく、刑法215条及び216条に規定された国内情勢の煽動行為に抵触する恐れがあると指摘した上で、各県知事に対して管轄内のケーブルテレビを経由した放映状況を調査した上で、同局の番組の放映を即日付けで遮断するよう命じると共に、ASTVを刑事告発するよう促した。

 同大臣によると、生中継でなく、また刑法85条に抵触する内容が放映される番組に含まれていない限りはASTV News1の放映が可能だという。

 今回の動きに対して、何人も報道の自由に介入できないとする憲法46条の規定に違反しているだけでなく、最高法規たる憲法で保障された思想・信条の自由を含む基本的人権に対する政府側の挑戦であるとの指摘や、集会に対して手をこまねいている、過去の歴史から学ぶことを知らない政府側の焦りが現れたものであるとの指摘の声もあがっている。
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首相、定例政見放送内で一般審理開会要求の受け入れの是非を明らかに

 13日、73歳の誕生日を迎えたサマック首相は記者団に対して、15日朝に放送される定例政見放送の中で、野党(民主党)側から提出された政府の職務成果・政策に関して審理する為の、議決が伴わない一般審理の開会要求の受け入れの是非に関する判断を明らかにする意向であることを明らかにした。

 首相によると、既に自分自身の裁量で一般審理の開会要求の受け入れの是非に関する判断をつけており、放送内で自分自身の口から判断に至った理由に関して説明する意向であるという。

 一方、民主党側は、議会主導による国内問題の解決を進める上で、一般審理の場で政策に関して論議を行い政策を磨くことが不可欠であると指摘した上で、議会には国内問題対策の能力が無いとの印象を国民に与えないためにも、首相は一般審理の開会に応じるべきであると指摘した。

 尚、民主党側は、一般審理の開会が拒絶された場合は、内閣不信任決議審議案を下院議会に提出する方向で検討を進めている。
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15日を中心に南部国境三県域で大規模な破壊活動が計画と警告

 情報当局は13日、パッターニー国の建国記念日とされる15日を中心に南部国境三県域内で大規模な破壊活動が計画されている恐れがあると警告した。

 この警告を受け、南部に展開する関連当局は主要地点に於ける警戒態勢を引き締めた。

 特に、ヤッラー県内では、15日に行われる県行政機構評議会議長及び議員の選出選挙にあわせた破壊活動が計画されている恐れがあるとして、投票所や投票に訪れる住民の警戒態勢を強化する方針が明らかにされた。
posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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