2008年06月22日

乗客に扮した10人組が列車内で銃を乱射し国鉄職員等4人が死亡、ナラーで

 21日17:00頃、ナラーティワート県ランゲ郡内にあるタイ国鉄マルゥーボートック駅で、乗客を装って列車に乗り込んだ10人前後と見られる一味が、列車が駅を出発し暫くしたところで車内にいたタイ国鉄職員に向け銃を乱射し、タイ国鉄職員3人及び車両の警戒作業にあたっていた警察関係者1人を射殺し、タイ国鉄職員1人に負傷を負わせ、職員等が所持していた銃器類を強奪した上で、列車を緊急停止させ逃走するという事件が発生した。

 事件が発生した列車は、始発駅のスンガイ・ゴーロックから終点のヤッラーに向かっている途上だった。

 ヤッラー県グロンピナン郡内では、同日午前、路上の警戒作業中だった軍関係車両の通過にあわせ爆発物が爆発し、軍関係者2人及び付近にいた住民1人(報道により2人)が負傷を負い、パッターニー県マーヨー郡内では、同日午前、路上の警戒作業中だった軍関係車両の通過にあわせ爆発物が爆発し、軍関係者4人が負傷を負った。
posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野党、政治ゲーム目的で政府側が不信任審議に応じたと指摘

 野党(民主党)国会対策委員会のサーティット委員長は21日、政府側が"突然"野党側が提出した不信任審議案の審議に応じる方針を明らかにした背景に、首相官邸前の路上を占拠し座り込み集会活動を展開している民主主義市民連合を意識した己の為の政治的ゲームを国会の場で仕掛けたいとの思惑があると指摘した。

 この発言は、同日チャイ下院議長が24日から25日にかけて野党側が提出した不信任審議案の審議を行う方針を与党・野党側に伝えた事を受けたもので、サーティット委員長は、来年度予算審議の為の特別国家の終了後に招集するべき、期日の変更がきかない不信任審議の招集を突然決定した背景に、不信任審議を前倒しで実施する事により有利に審議を進めたいとの政府側の思惑があると指摘した。

 尚、民主党側が提出した首相・内閣不信任案審議は、24日の13:30から翌25日まで行われ、26日に決議が行われる見通しになっている。

 また、上院議員側が要求していた、国内問題を討議する為の一般審議は23日に行われる予定。

 一方、与党国会対策委員会のサマート委員長は、政府側が上院議員が要求していた国内問題討議の為の一般審議要求及び民主党側が要求していた不信任案審議要求の両方に応じる方針を決定した背景に、政治的問題解決の場を(民主主義市民連合ではなく)議会に委ねることにより形勢の逆転を図りたいとの政府側の思惑がある事を示唆した。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合、首相官邸目前に常設ステージを設営

 民主主義市民連合は、21日昼前までに首相官邸正面を斜めから臨むことが出来るチャマイヤムルチェート橋前に常設ステージを設営し、官邸前における本格的な座り込み集会活動を開始した。

 一方、同日午前、連合のデモ隊との間で発生した小競り合いの際に負傷を負ったとされる女性を含む警察官4人を警察病院に見舞ったサマック首相は、22日朝に放送される定例政見放送の中で、官邸前で座り込み集会活動を展開している連合に対する方針を明らかにする方針である事を明らかにした。

 尚、サマック首相によると、連合から逃げ隠れする事無く、23日も通常通り官邸に向かい執務する予定だという。

参考
http://www.manager.co.th/Politics/ViewNews.aspx?NewsID=9510000072914
上記に掲載されている衛星写真の中央付近部分にある赤い四角がステージが設置されている場所。因みに、写真の左脇中央付近にかすかに見える扇形の緑色の建物が国連ビルで、その手前のローターリー風に見える部分がマカワーン・ランサン橋。

参考までに、官邸前の路上の占拠を終了した時点での連合側のフォーメーションは以下に掲載された写真の通り。(尚、後にナーンルゥン交差点前に置かれた移動式のメインステージの他に、2つの移動小ステージが設営された)因みに、ナーンルゥン交差点で足止めを喰らった隊列は、同地で座り込みの集会活動を開始し、その後、写真左上部のミスクワン交差点の警戒線を突破した公社系労組関係者を中心にした隊列がナーン・ルゥン交差点に向け進行を開始し、同交差点手前に接近したところで阻止活動に当たっていた機動隊が自主退去し、連合による路上の占拠が完了したようです。また、マカワーン・ランサン橋手前に居残っていた残留隊が、警察の主戦力の引きつけにあたっていたようです。
http://www.manager.co.th/Politics/ViewNews.aspx?NewsID=9510000072743
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パラン党、首相に対する辞任圧力の存在を否定

 パラン・プラチャーチョン党のグテープ報道官は21日、タクシン元首相や党内からサマック首相に対する辞任圧力があるとの報道を否定した。

 また、21日付けの一部紙面が、民主主義市民連合による首相官邸前占拠の完了後に行われた緊急協議の席上で、アヌポン陸軍司令官がサマック首相に対して情勢解決の為に議会を解散するようアドバイスしたと伝えられている事に関しては、協調して国内問題解決に取り組む軍部側から首相に政治的な圧力がかけられる事はあり得ないとの考えを示した。

 更に前後して、同党所属バンコク選出下院議員のヂャトゥポン・プーロムパン氏(元反独裁民主主義同盟幹部)は、党内からサマック首相に対する辞任圧力や首相の首をすげ替える動きがあるとの報道を強く否定すると共に、民主党に対して、自らに見返りをもたらす民主主義市民連合の活動への支援を早急に中止するべきであると指摘した。

 尚、民主党側は、同党所属下院議員のソムギアット・ポンパイブーン氏(元ラーチャパット大学ナコン・ラーチャシーマー校教授)の連合への執行幹部としての参画は、党とは無関係の個人の資格で行われているものであるとの立場をとっている。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チャート・タイ党、連合の集会活動に干渉せず

 連立政権第二党のチャート・タイ党のソムサック副党首(農業・協同組合大臣)は21日、党として民主主義市民連合による首相官邸前に於ける座り込み集会活動に干渉する方針が無いことを確認した上で、同連合に対する政府としての全ての対応を首相の裁量に委ねる方針であることを明らかにした。

 しかし、連合と政府の対立が収拾不能な方向に向かった場合には、政権に参画する政党として他の連立政党との事態収拾に向けた協議に参加する可能性は否定しなかった。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

遺体の取り合いを巡る抗争? ガソリンスタンドにピンポン爆弾が投げ込まれる

 21日2:00前、バンコクのワントーンラーン区内で、バイクに乗った2人組が通り過ぎざまにガソリンスタンド内で待機中だった慈善団体の車に向けピンポン爆弾状の爆発物を投げ入れ、慈善団体関係者男性(24)、給油作業中だった女性従業員(40)及び同所に客として訪れていた男性(25)の3人が負傷を負った。

 警察側は、事件発生前の前日23:00頃に、標的にされたと見られる慈善団体関係者が首都圏警察本部フワマーク署管内で発生した交通事故の処理の為に出動した際に、現場で別の慈善団体との間で"事故処理"の取り合いを巡った衝突が発生していたこと、また、負傷を負った慈善団体関係者男性から、過去にも同じ地域を持ち場にしている別の慈善団体関係者から暴行を振るわれそうになった事が度々あったとの証言が得られていることから、事故の処理や事故・災害による負傷者の救出、遺体の処理・搬送を受け持っている慈善団体同士の持ち場を巡った対立抗争が事件の背景にあると見て捜査を開始した。
posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。