2008年06月23日

ナラーティワート県内の線路脇で消火器爆弾が回収

 22日午後、ナラーティワート県ランゲ郡内の線路脇で15Kg重量の消火器爆弾が発見され回収され、更に50m離れた線路上に木が積まれているのが確認された。

 回収された消火器爆弾は、約100mの電線を使用した遠隔起爆式で、線路上に積まれた木により脱線した列車の処理作業中に爆破させる、ないしは走行中の列車や線路の安全確認作業にあたっている当局関係者に危害を加える目的で仕掛けたものと見られる。

 同郡内では、21日夕方、客を装って列車に乗り込んだ10人前後と見られる一味が、走行中の列車内で銃を乱射し、タイ国鉄職員3人及び鉄道警察官1人が死亡するという事件が発生していた。

 先立つ21日23:00過ぎには、パッターニー県サーイブリー郡内で、覆面をした10人前後と見られる武装した一味が、タルバン地区行政庁舎の駐車棟に火を放ち、児童送迎用バスやゴミ収集車を始めとする9台の車両が全焼した。

参考
タイ国鉄、ヤッラーからゴーロック間の運行一時休止を決定
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首都圏住民の多くが政治情勢にうんざり

 私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが首都圏在住の有権者2,837人を対象に18日から21日にかけて行った調査で、現在の政治情勢に対して、最も多い78.6%の回答者がうんざりしていると回答し、25.0%が、遺憾に思う、20.7%が、いらだちを覚える、17.8%が、ストレスを感じると回答していた事が明らかになった。

 また、民主党側が不信任審議案を提出した事に関しては、49.7%の回答者が、提出時期が早すぎると回答する一方で、22.4%が、提出時期が遅すぎる、27.9%が、適切な時期に提出したと回答し、また、民主主義市民連合側が政府打倒を活動目標に掲げた事に関しては、半数を超える54.9%の回答者が、早急すぎると回答し、21.5%が、遅すぎる、23.6%が時期的に適切であると回答していた。

 更に、民主主義市民連合の強制排除に乗り出す時期に関しては、最も多い46.3%が、力による強制排除に反対と回答し、13.5%が、まだ強制排除に乗り出す時期ではないと回答する一方で、21.8%が、強制排除に乗り出す時期を過ぎている、18.4%が、今が強制排除に乗り出す適切な時期であると回答していた。

 一方、現在の情勢下で最も希望している事に関しては、最も多い80.7%が、タイ人同士が互いを尊重し一致団結することと回答し、65.6%が、タイ人同士が国を愛すること、59.7%が、タイ人同士が思慮深く常識を心掛けること、54.4%が、タイ人同士が互いに助け合うこと等と続いたが、タイ社会全体の幸福状況に関しては、ほぼ半数に近い49.9%の回答者が、最大限に幸福な状況にあると回答し、28.0%が、中程度に幸福な状況にある、22.1%が、最低限に幸福な状況にあると回答していた。
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首相、民主党が政権を奪取した場合には連合スタイルの抗議活動を展開

 サマック首相は22日朝放送された定例政権報道の中で、仮に民主党が政権を奪取した場合には、自らの支持者を動員して民主主義市民連合と同様な抗議活動を展開すると語った。

 放送の中でサマック首相は、民主党側が首相・内閣不信任案を議会に上程した背景に、連立政権第一党であるパラン・プラチャーチョン党を連立政権内から孤立させることにより政権を奪取したいとの思惑があると指摘した上で、連立政権に参画している全ての政党が民主党側の"真の目的"を理解していることから、民主党側の思惑は失敗に終わることになると指摘した。

 尚、民主党側が提出した首相・内閣不信任案の審議は、24日から26日まで、また、上院議員が提出した国内問題討議の為の一般審理は23日に行われる予定になっている。
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首相、マスコミが連合と政府を同列に扱っていると不快感

 サマック首相は22日朝放送された定例政見放送の中で、マスコミ側が、あたかも民主主義市民連合の幹部5人と、総選挙により正当に成立した内閣とが同じ権利を持っているかのような不公正な報道を展開していると不快感を示した。

 更にサマック首相は、連合側が、タクシン元首相が一切関与していない憲法の改正に反対し、しかも、タクシン元首相が法廷に立つことに合意し、政府側が憲法改正を中止しただけでなく、ヂャクラポップ・ペンケー氏が首相府大臣を辞職したにも関わらず、抗議活動を継続している背景に、連合幹部のタクシン元首相に対する私怨があると指摘した上で、その様な輩に政府に対する抗議活動を正当化する資格は無いと指摘した。

 しかし、現在首相官邸前の路上を占拠し座り込み抗議活動を展開している連合の強制排除に乗り出す可能性に関しては、国民が現在の情勢に耐えている限りは、対策を警察側に委ね自らの権限で強制排除に乗り出す考えが無いとしたが、連合に対する国民側の堪忍袋の緒が切れた際には、それを根拠に自らの権限で対策に乗り出す可能性は否定しなかった。
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2人組、スワンナプーム空港内の銀行に押し入り200万バーツを強奪

 22日9:30頃、布やヘルメットで顔を隠した2人組の男がスワンナプーム国際空港内にあるバンコク銀行の出張所に押し入り、現金輸送担当の職員を拳銃で脅し200万バーツの現金を強奪するという事件が発生した。

 現場は、空港のシャトルバスの停留所近くで、2人組は現金強奪後に、出張所内にいた5-6人の職員を手錠で繋ぎ拘束状態に置くと共に監視カメラ映像を記録したテープを抜き取った上で逃走した。

 警察側は、緊急配備を敷いて2人組の行方を負うと共に、犯行の手口から、出張所内や現場周辺を熟知した者による犯行の可能性が高いと見て捜査を開始した。
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(更新)バイクに乗った2人組がレストランの客に向け銃を乱射し1人が死亡し5人が重傷

 22日4:00前、バンコクのバーンコーレーム区内のヂャルゥンラート通り沿いにあるレストラン"バリ2"前で、バイクに乗った2人組の若い男がレストラン前にいた客に向け銃を乱射し、21歳の男性が死亡し5人が重傷を負った。

 一部報道によると、死亡した男性の父親は首都圏警察本部バーンラック署に所属する警察官で、また、2人組が銃を乱射した際に、レストラン前にいた客の内の1人が所持していた拳銃で応戦したとの報道もある。

 警察側は、レストランを訪れていた客またはレストランが絡む何らかの係争が事件の背景にあると見て捜査を開始した。

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 その後の調べで、死亡した21歳の男性が運転するバイクの後部座席に乗っていた18歳の少年が、レストランから出てきた対立する相手グループに向け銃を乱射し、複数人に負傷を負わせ、その後、男性がバイクを急発進させ現場から逃走しようとした際に、客待ちの為に駐車中だったタクシーに追突しバイクごと転倒し、男性がバイクを起こそうとしていた際に、追いかけてきた相手グループに銃撃され死亡していた事が明らかになっている。

 死亡した男性のグループと相手側のグループとの間では、これまでにも度々パブ内で衝突が発生しており、事件発生前には、現場となったレストラン内で再度衝突が発生していたという。

 警察側は、負傷を負い病院に搬送された相手グループ関係者の内、病院から姿をくらました2人の男が男性の射殺に関与したと見て行方を追うと共に、既に逃走先が判明している最初に銃を発砲した18歳の少年に関しては、逮捕状を取得した上で取り調べの為に連行する方針を明らかにした。
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タイ国鉄、ヤッラーからゴーロック間の運行一時休止を決定

 ナラーティワート県内を走行中だった列車内で21日夕方発生した銃乱射事件により4人が死亡し1人が負傷を負った事を受け、タイ国鉄は22日までに乗客・職員の安全確保の為にヤッラー駅からスンガイゴーロック駅までの区間の列車の運行を一時休止させる方針を決定した。

 22日朝現在、運行再開の見通しはたっていない。

 尚、列車内で発生した銃乱射事件に関しては、これまでの調べで、列車に乗り込んできた軍関係者風の衣装を着込んだ10人組が、列車内にいたタイ国鉄職員や乗客等に向け銃を乱射し、その後、運転室内にいた職員を銃で脅し列車を緊急停止させた上で、逃走していった事が確認されている。

参考
乗客に扮した10人組が列車内で銃を乱射し国鉄職員等4人が死亡、ナラーで
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